4曲目 「片田舎のロマンス」1979年作
東海道新幹線で名古屋を過ぎて西へ向かうと車窓に木曽三川の木曽川、長良川、揖斐川が矢継ぎ早に見えますね、非常に景色の良い辺り
この曲に描かれた川はその揖斐川だそう
夕暮れの揖斐川を越えるとき、膝の上に駅弁を広げながらこの歌を思い出しました
優しさって何かしら君はふと僕に聞いた
残酷なものさと僕は答えたね
とても残酷な言葉を僕は君に告げていた
いつまでも僕たち友達でいようね ♪
5曲目 「てんびん座の女」1982年作
この曲のステージでのイントロは
歪みのあるギターリードで入る
壮大なシンセサウンドで入る
ピアノで潔く短く入る
の3パターンあると記憶してますが
本日のステージではピアノで潔く短く、、でした
ダッダッダッダッと歯切れ良く刻まれるピアノと
ストレートな高音ボイス
まさに比類なき かわもとワールド
イントロもシンプルな今回のピアノパターンが好きかも
流れる時を止めたい 出会いの日に戻したい
較べる人のない 安らかなあの頃へ ♪
6曲目 「京浜賭博地帯」1988年作
本日会場でも販売されたCD 「かわもとひろのぶ All Time Selection I 」の歌詞カードにも補記されていますが
”1984-1988年は かわもとひろのぶ孤独の時代”
これは私の在学時期とほぼ重なっていて、下宿も近かったことから、果たしてその孤独の時代の貴重な生き証人なのかも知れません
かわもとさんの下宿を訪ねて行くと家賃やサラ金の取り立てが来たと勘違いされてドアをノックしてもなかなか出てこない、、それ、ほんとです
AXIA ミュージック オーディション
“最終選考にまで残ったぜ!” 喜びの声
これもほんとです
「京浜賭博地帯」
この曲は 歌詞や曲調が ではなく
かわもとひろのぶ という音楽人の中で
他曲とは全く違った位置付けの曲なんだろうなぁ
と思いながら毎回聴いています
かくいう私も日当たりの悪いボロ屋の住まい
質屋で買ったテレビだけが友達
向上心とか愛とか恋とかまどろっこしくて
とうの昔に捨ててきたのさ ♪
7曲目 「モデラート」1987年作
当時 こんなメロディがどうして次々にあの暗い四畳半の下宿部屋から生まれてくるのか
とても不思議でした
曲中でバッハのメヌエットが一見 明るく楽しげに聴こえます
淋しさの痛みを消すための味付け(強がり)だったのでしょうか?
沈む夕陽見つめて 約束した二人も
いつか時に振りほどかれてアデュー
さよならの言葉も交わさなかった ♪
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