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旧「管理人ゆるゆる音楽日記」
 

◆241108 ワンマンライブ#22『第三次成長期』御礼と次回予告 ◆241102 ワンマンライブ#22『第三次成長期』 いよいよ明後日に迫る!
◆241026 おとん葬儀ご列席の皆様、ありがとうございました  ◆241019 親父、死す 
◆240920 祭りのあと2『教祖生誕祭』在日日本人好きな曲アンケート ◆240919 祭りのあと 『教祖生誕祭』レポート
◆240831 さあ『教祖生誕祭』まであと2週間!  ◆240830 茅ヶ崎ロータリークラブ創立記念例会で歌入りスピーチ
◆240712 2024.9.15 10代に作った楽曲限定ライブ『教祖生誕祭』開催! ◆240702 横須賀でロータリーフェスに出演
◆240618 大昔の自作曲のカバーを聴く  ◆240617 さらば青春のDX-7  ◆240428 ワンマンライブ#21 アンケート結果ご報告ほか
◆240422 ワンマンライブ#21 満員御礼,ありがとうございました  ◆240419 ワンマンライブ#21 明後日に迫る
◆231021 かわもとひろのぶスペシャルワンマンライブ#20 with 重松清 終了 ◆231014 気がつけば、もう明日ライブだ
◆230923 作詞:重松清/作曲:かわもと『暦ひとめぐり』出来上がる  ◆230827 第20回特別ライブ予告
◆230725 かわもとひろのぶ第二回半地下ライブ アンケート結果
◆230716 CD『Early かわもとひろのぶU』の作成を終えて
◆230519 あるミュージシャンの訃報を聞いて =「エリカ 」の残像=
◆230419 ワンマンライブ#19『桜の花が咲く頃に,再び』満員御礼ありがとうございました
◆221029 ワンマンライブ#18『涙活始めました』 満員御礼ありがとうございました 
◆221022 気がつけば明日ライブだ(^^ゞ
◆220720 7/14 新企画「半地下ライブ」ご来場ありがとうございました ◆220710 #51 いよいよ「半地下ライブ」近づきました(^^)/
◆220530 #50 弦楽四重奏を聴きに行ってきました ◆220523 #49 7/14(木)弾き語り・少人数編成のライブやります
◆220503 #48 ライブアンケート結果と今後のこと ◆220426 #47 4月30日のライブが近づいてきました
◆220110 #46 3人編成のライブやります 2/10(木)夜7:30  ◆211129 #45 かわもとひろのぶワンマンライブ#16 御礼
◆211017 #44 ワンマンライブ告知第二弾 「会場内リアルライブ」と「配信」のハイブリット
◆211011 #43 「背番号13」女バス日本代表・町田瑠唯選手に恋をする
◆210821 #42 ワンマンライブ暫定日程と「叫び」 ◆210807 #41 もう読者は一人もいないかもしれない(涙)
◆200505 #40 只今,悶々タイム中 ◆200321 #39 かわもとひろのぶワンマンライブ#13中止のお知らせ
◆200216 #38 ロータリークラブのイベントで歌ってきました ◆200214 #37 ライバル・槇原敬之へ NG 〜二度過ちを犯した君に〜
◆200210 #36 「ポール・ハリスへの手紙」 ◆200202 #35 あけましておめでとうございます
◆191124 #34 仁多理恵ちゃんのコンサートに行ってきました ◆191122 #33 ワンマンライブ#12「59歳の微熱」 無事終了
◆190927 #32 第12回ワンマンライブ告知 ◆190915 #31 なんどきディナーライブ ご報告
◆190905 #30 なんどきディナーライブ チケット完売 ◆190712 #29 なんどき牧場ディナーライブのお知らせ
 ◆190707 #28 J:COM神奈川全県版『空から紀行』でかわもと楽曲 ◆190630 #27 陸上日本選手権直前の呟き その2
◆190617 #26 陸上日本選手権直前の呟き その1 ◆190501 #25 ライブ「それでも僕は振り返らない」満員御礼と速報
◆190419 #24 会場リハ敢行&血糖値自己新記録更新! ◆190401 #23 吹奏楽の日々
◆190324 #22 微かな希望 ◆190308 #21 ライブチケット全世界同時発売! ◆190225 #20 骨折日記その19
◆190215 #19 骨折日記その18 ヤノヨシヤライブプチレポート ◆190211 #18 骨折日記その17 ライブ告知 
◆190204 #17 骨折日記その16「さだまさしカウントダウンコンサート」プチレポート
◆181230 #16 骨折日記その15 ◆181118 #15 骨折日記その14 ◆181115 #14 骨折日記その13
◆181113 #13 骨折日記その12「ライブ速報」 ◆181110 #12 骨折日記その11 ◆181101 #11 骨折日記その10 
◆181023 #10 骨折日記その9 ◆181021 #9 骨折日記その8  ◆181013 #8 骨折日記その7 
◆181008 #7 骨折日記その6 ◆181001 #6 骨折日記その5 ◆180927 #5 骨折日記その4
◆180924 #4 骨折日記その3 ◆180922 #3 痛いんですけど(泣) ◆180921 #2 誕生日と悪夢の骨折
◆180912 #1 ご挨拶
 

 



ワンマンライブ#22『第三次成長期』御礼と次回予告
 
2024.11.08up
 
去る11月4日(振替休日)藤沢・新堀ライブ館にて、かわもとひろのぶワンマンライブ#22が開催されました。

多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。

直前の10月16日に94歳の親父が亡くなり、葬儀その他で慌ただしい中、どうにかこうにかたどり着いたライブ。

そんなわけで、今回のライブでは正面モニタースピーカー前におとんと一昨年亡くなったおかんの遺影を置かせてもらっての演奏となりました。

 
 

〜おとんとおかんへの思い〜
 

第一部のMCはたいへんに個人的なことで申し訳なかったのですが、ずっと親父(呼称名おとん)とおかんの話をさせてもらいました。

ふたりともどこか抜けているところもあって、今思うと楽しい家庭だったのかもしれません。

おとんは家族で訪れたステーキハウスで「(白いご飯でも)ガーリックライスも出来ますが、どうされますか?」とシェフに訊かれ、

「ミディアムレアで」

と答え、全員ひっくり返りそうになりました。

おかんはジュリー(沢田研二)のファンでした。

1960年代後半当時、まだ珍しかったオープンリールのテープレコーダーに、テレビに登場したジュリーの歌声を録りたかったのでしょう。

テレビのスピーカーの前にマイクを置いておけばいいものを


テレビ画面の中で動くジュリーの口のところに合わせてマイクも動かす

という荒技を見せていました。

そんな素敵な両親から生まれたことに感謝します。

 

〜マリンバ秘話〜
 

第二部、音楽的要素としては、マリンバを投入するという、ある意味暴挙に出てみたわけです。

そもそも一度も自分では触れたこともない楽器である上、楽器のサイズによって音域も変わるということすら知らずに、安易にアレンジを開始。

しかも、「マリンバと言えば速弾きでしょ」というイメージが脳内にこびりついており、アップテンポの曲でこそ栄える、と思い込んでいたわけです。

なので、ひとまず既存曲である『セブンスターの箱が空になるまで』に速弾きのオブリガート(通称オブリ)を挿入してみた次第です。

【語注】オブリガート(〈イタリア語〉obbligato)
独奏または独唱部の効果を高めるため、伴奏楽器で奏される主旋律と相競うように奏される助奏

けして悪くはないのですが、アレンジし終わって感じたのは、「これを聴き続けるのはなかなか疲れるのでは?」ということです。

一度負のループにはまると、なかなか抜け出すのが難しく、この楽器とどう向き合うのがよいのか、悩みこんでしまいました。
(時間にしてほぼ3ケ月)

で、ある日たまたまYouTubeで『マリンバによるパッヘルベルのカノン』の動画を観て、「お、マリンバにこんな弾き方があったんだ」と。

【動画リンク】パッヘルベルのカノン
https://www.youtube.com/watch?v=cH0KYPopbtA
マリンバの響きに包まれる|癒しのクラシック|カノン Canon|パッヘルベル J.Pachelbel|ヒーリングミュージック|marimba

そこからは、はじめからマリンバを入れたアレンジを脳内に描きつつ、新曲の『Strawberry Fields』『東京通信其の参』を完成させ、さらに既存曲の『キッチン馬鈴薯』『追憶』『紙飛行機のラブレター』『モデラート』へと触手を伸ばしていきました。

それらの楽曲のアレンジを考えている時間は至福でした。

「ゾーンに入る」という表現はやや陳腐かもしれませんが、まさに脳内で音が画像化するような感覚で次々フレーズが浮かび、それが悉くピタリとはまる....

私にはよくあることですが、「オレって天才?」と思ってしまいました。

そして、10月28日のゲネプロで実際のマリンバと合わせた時の衝撃は忘れられません。

もちろん、 そこには弾き手である岩岡美希の力があってこそですが。

11月4日の本番はさらによかったなぁと自画自賛しておきます(笑)
 

 

〜恒例のアンケート結果〜
 
 
最早どの曲が人気なのか、といったことはそれほど問題ではないと思うようになりました。

それでもこのアンケート(ライブ演奏曲中の好きなものを最大5曲選ぶ)には様々な重要な要素があります。

例えば、5曲まで選んでいいのに、4曲以下しか選んでいないお客さんも必ず何人かいます。

また、音楽について厳しいことを書いてくれるお客さんもいます。

「○○という曲が聴きたかったのに….」と、暗に期待したセットリストではなかったと訴える文も散見します。

そういうお客さんにとっては、もしかしてライブがそれほど刺さらなかったのかなぁと反省したりもします。

せっかく時間とお金と労力を使って会場まで来てくれているのに、申し訳ない気持ちにもなります。

その時その時でベストは尽くしているつもりですし、選曲にも意味はあるのですが、至らないこともままありますね。

もちろん、「〇〇という曲がとてもよかった」「癒されました」「泣けました」「MC面白かった」といったことを書いてもらえると、励みになりますし、やはり嬉しいものです。

さて、今回のライブのアンケート結果を発表します。
 

◆同点第5位:3曲
『セブンスターの箱が空になるまで』『追憶』『紙飛行機のラブレター』
(演奏順)
 
この中では『セブンスターの箱が空になるまで』と『紙飛行機のラブレター』がアップテンポ楽曲に初めてマリンバを入れてみた実験的なものなので、ちょっと嬉しいですね。

『追憶』もマリンバを入れての初演でしたが、自分が想像していたよりもずっときれいな音で響いてくれたように思います。

「遥かな君に届ける歌は 静かに響く 静かに響く」

という歌詞に寄り添うような音で、歌っていて、感情が込み上げるのを押さえるのに必死でした。

 
 
◆第4位  『京浜賭博地帯』
 
ライブアンケートでは一度も1位になったことはありませんが、間違いなくこの曲を聴きに来ているお客さんが一定数いますし、自分にとってのやや特別な曲でもありますので、声が出る限りは歌い続けていきたいと思っています。

この曲をちゃんと声を出して歌えるかどうかが、その日の喉の調子のバロメーターになっています。
 

  
左)「京浜賭博地帯」を熱唱するかわもと 右)おとんとおかんの遺影を抱える磯崎くん
 
◆第3位  『おかあさん』
 
実はこの曲の歌い出しのところで、客席中央にいた高校同級生の磯崎弘夫くんがおとんとおかんの遺影を自分の膝の上に乗せて、二人に聴かせようとしているのが目に入ってしまい、予期せず胸がいっぱいになって、不覚にも2小節ほど歌うことが出来なくなってしまいました。

ちなみに磯崎くんはおとんのマッサージを週2回、この10ケ月の間ずっと続けてくれていました。

ありがとね。
泣かすなよ。
 

◆第2位 『相模線旅情』
 
今回、歌の背景で流れる静止画と歌詞の見せ方を劇的に変えた曲でした。

いずれYouTubeでもこのバージョンの動画をアップしようと思います。

実は昨秋のライブから、キーをGからAに上げて歌っています

その方がきれいに聴こえていると信じたいです(^^ゞ
 
 
 
◆第1位  『キッチン馬鈴薯』

もう何度目かわからないほどこれまでにも第1位に輝いていますが、やはり客席で皆さんがペンライトを振りながら、「ラララ キッチン馬鈴薯〜」と歌うのは参加意識も上げますよね。

この曲も静止画と歌詞の見せ方を大きく変えました。

かつて、この曲を原作としたまんがが「思い出食堂」というムック本に載ったことがありましたが、そのまんがを歌の背景として流してみました

歌詞も見やすくなったのではと確信しております。

 
アンケートにお答えいただいた皆様、あらためてありがとうございました。
 

かわもとひろのぶワンマンライブ#22 『第三次成長期』セットリスト
 
【第一部】
相模線旅情/てんびん座の女/京浜賭博地帯/
No One Else/ポール・ハリスへの手紙/
淋しすぎたコンサート/風に揺れても
【第二部】
You are my musician/おかあさん/
セブンスターの箱が空になるまで
東京通信其の参/Strawberry Fields
キッチン馬鈴薯/追憶
【アンコール】
紙飛行機のラブレター/モデラート
 
 
 
 
さて、マリンバ初導入の楽しいライブも終わってしまいましたが、もう次なる挑戦へと一歩を踏み出しました。

次回ワンマンライブ#23は、今回と同じ藤沢・新堀ライブ館にて、来年4月12日(土)に開催する運びとなりました。

是非ご来場くださいませ。

新曲も仕込んでお届けする予定です。
 

 


ワンマンライブ#22『第三次成長期』 いよいよ明後日に迫る!
 
2024.11.02up
 
10/28(月)、11/4(振替休日)に開催するライブのゲネプロを会場である藤沢・新堀ライブ館楽友ホールにて敢行致しました。
 
実際にマリンバを入れての音出しは崇高な感じすらして、素敵なライブになると確信しました(あくまで自己評価ですが)(^^)/

ちなみに、通常のリハでは、マリンバの運搬が大変過ぎて、マリンバの音色をmidiキーボードで出してやってました。
 
チケットは絶賛在庫中!

よかったらご来場くださいませ(^^♪
 

今回のライブでは、先日亡くなったおとんの遺影もステージに登場してもらおうかと思っています。

お客様でおとんを知る人は、最後のお別れをしてもらえると嬉しいです。
 


おとん葬儀ご列席の皆様、ありがとうございました
 
2024.10.26up
 
10月23日、24日で亡きおとん・親秀(ちかひで)のお通夜・告別式が無事終了致しました。

BGMにはおとんとおかんのために作った『黄昏』ほか、おとんが好きだった笠置シヅコ、坂本九、オペラ「カルメン前奏曲」「こうもり序曲」を流しつつ。
 
おかんの隣に戻ってきたおとん
 
お通夜・告別式とも多数の皆様に足をお運びいただき、ありがとうございました。
おとんもきっと喜んでいたことでしょう。

最後の挨拶では、明るく見送って欲しいということと、列席された皆様の胸に去来するおとんの姿を時々は思い出して欲しいということをお話させてもらいました。

 
 
  
 
もうステージからおとんが私が歌うのに合わせて一緒に歌うのを見ることはないんだなぁと思うと、ちょっと淋しいです。

11月4日のライブでは泣かないように頑張ります。
 


親父、死す
 
2024.10.19up
 
【ご報告】
10月16日未明、94歳の親父・河本親秀(かわもとちかひで)が逝きました。

仕事とロータリークラブの活動に生きた人でした。

息子の私が言うのもアレですが、実直で、他者の悪口を言わない人でもありました。

昨年末に腎臓周囲に発生した腫瘍を切除する手術をしてから、体力をかなり削られ、なかなか食べることも難しかった時期もあり、正直そう長くはないのかな、と思ったものでした。

しかし、根性で徐々に回復して、4月に開催したライブでは、車椅子に乗りつつ来場、「キッチン馬鈴薯」ではペンライトを振ってくれました
 
また、時にはカラオケボックスで得意の笠木シズコと坂本九をヘビーローテーションで歌ったこともありました。

これは百歳まで生きるかもな、とも思ったものです。
なので、ちょっと急なんじゃないの?
というのが、正直な気持ちです。

振り返ると、私が20代の頃には、東京での音楽という名のただれた生活ぶりに親父が業を煮やして、長らく断絶していた時代もありました。

それが、親父の影響でいつのまにかロータリークラブに入り、もう28年になります。

そんなことを思い出していると、少しせつない気持ちになります。

11/4(振替休日)に藤沢・新堀ライブ館で行うライブにも来るつもりでいたのにね....

葬儀は10月23日(水)18時からお通夜、24日(木)10時から告別式
場所は湘和会堂茅ケ崎です。

なるべく明るく見送ろうと思っています。
タイミング合う方はよかったらご参加くだ さいませ。
 
 


祭りのあと2 『教祖生誕祭』 在日日本人 好きな曲アンケート ベスト5
 
2024.09.20up
 
9月15日の『教祖生誕祭』に於ける「アンケート結果」(ライブで演奏した楽曲のうち、よかったものを5曲まで選ぶ)が出ました。

今回のライブでは、高校時代に作った曲限定のセットリストという、かなり特殊な設定だったということと、鶴嶺高校フォークソング部のOBの皆さんが現役時代に聴いていた在日日本人の楽曲にもかなり左右されたかもしれませんね。

◆同点第4位

「淋しすぎたコンサート」「片田舎のロマンス」「砂上の楼閣」「背番号13」
(演奏順)

在日日本人、或いはかわもとと言えば「泣ける」ファーストみたいなところもあります。

これはひとえに、かわもとの性格が女々しいことに大きく由来するわけですが、「淋しすぎたコンサート」や「片田舎のロマンス」はある意味でかわもと的作品ですね。

それに対して、当時の心痛を吐き出すかのように激しく歌う「砂上の楼閣」や、超レアなアップテンポで明るい曲調の「背番号13」がそこに割り込むというのは、ちょっとした驚きでした。

ライブMCでもお話しましたが、高校時代はかなり振幅の大きな生活を送っており、たいていは女々しさの方に傾いていたのですが、時として激しく、時として明るく動き、それが曲調にも現れていたんでしょうね。

当時は思いつくがままに歌にしていたので、「明るい歌を作ろう」とか「激しい歌を作ろう」とは考えていませんでした。

もしや天才だったのかも(笑)
 
 
◆第3位 「メロディメーカー」

相棒の岩佐敏哉以外と初めて共作した楽曲。

まだかわもとが15歳の時の作品です。

この曲は最終的にまともな(笑)作品に昇華しましたが、当時多くの「仕上がらなかった詞」の中には“恋人が死ぬ”という悲劇を歌ったものが多かったですね。

いかんせん、リアルな恋愛経験とかにはひどく乏しかったですし(好きな女の子は常にいましたが)、 もう最後には殺してるという.....

この詞にちゃんとメロディをつけてくれた、高校同級生の長谷川勝に感謝です。
 
 
◆第2位 「瓶詰めの優しさ」 ◆第1位 「Yesterday物語」

ある意味、この2曲は鉄板だったかと。

鶴嶺高校フォークソング部信者さんたちが最もコピーし、たいへん多くの方たちから愛された曲と耳にしていたので、きっと信者さんたちにとってこの2曲こそが在日日本人であり、この日も聴きたい曲だったのではないかと想像する次第です。

実際、2曲とも最もコンサート活動をしていた1977年(高2)に作ったもので、この頃の岩佐が作るメロディラインもひどく冴えていました。

曲が出来上がると、岩佐の家で全方向性のマイクを1本立て、AIWA製のカセットデッキに何のエフェクトも掛けず、ギター2本とお互いの声だけで録音したものです。

よくよく考えてみると、信者さんたちは、こうして二人がこっそり録音したテープをダビングを重ねて聴いてくれていたのかもしれません。

たとえショボい音源でも残しておくものですね。
 

 
この『教祖生誕祭』を開催するのに、膨大な時間と労力を掛けました。

それは、自分の過去の楽曲を見つめ直し、新たな命を吹き込み、そしてある意味訣別するという儀式だったのかもしれません。

もしかすると、このセットリストのうち何曲かはこれからのライブで歌うことがあるかもしれませんが、大半は演奏されない運命だと、最初からわかってはいました。

なので、ショボくても音源を残しておこうとも考えました

よかったら、CD(今からでも買えまっせ〜)やYouTube等で聴いてやってください。

信者シンガーの皆さん、ご来場くださったお客さま、本当にありがとうございました。
 
 


祭りのあと 『教祖生誕祭』レポート
 
2024.09.19up
 
2024年9月15日、茅ヶ崎駅北口のライブハウスStudio ONEにて開催された『教祖生誕祭』というちょっと変わったライブが無事(ではないところもありましたが)終わりました。

想定外の満席のお客様、ご来場ありがとうございました。

この催しは、1976年に設立された「茅ヶ崎自己陶酔の会」という音楽サークルの始祖である「かわもとひろのぶ」(当時は「在日日本人」というフォークデュオ)と、なぜかその作品をコピーし、歌い継いできた信者・鶴嶺高校フォークソング部OBたちとが、奇蹟的な邂逅を果たし、初めて集い、それぞれが当時の楽曲を歌うというものでした。

今ほどデジタル技術や情報拡散ツールがなかった時代、彼らはまさしく「口承」によって、歌を繋ぎ続けてくれました。

なので、楽曲の一部の詞の譜割やメロディがもと歌と変化しているものもありましたが、それはむしろ伝承のなせる業だなぁと。

楽しかった〜。そして、かわもとが10代の頃に作った歌を「青春」と言ってくれて、ありがとう〜。

特別企画なので、二度目があるかどうかは疑わしいですが、それはそれということで。

それではまず、信者代表シンガー4組の皆さんを紹介します。

信者代表シンガー エントリーナンバー@片山忠嗣[鶴嶺高校6期生]
 
 
演奏楽曲は「砂上の楼閣」「僕の心の腕時計」の2曲。

片山忠嗣は鶴嶺高校6期生で、かわもとより4学年下。

そもそもかわもとは鶴嶺高校出身ではないため、2024年になるまで会ったこともなかった。

その彼が2024年4月、かわもとのライブ会場に現れてから、状況が一変。

『教祖生誕祭』が開催されるに至り、彼がトップバッターを務めた次第である。
 
演奏の映像はYouTubeにてご覧いただけます。

https://youtu.be/f1cAw5b87y8
 

信者代表シンガー エントリーナンバーA
鶴嶺最中[4期生・小林英徳&6期生・笛木 正]
 
左が小林、右が笛木

演奏楽曲は「眠れ!小さき者たち」「Yesterday物語」の2曲。

メンバーの小林英徳は鶴嶺高校4期生(かわもとの2学年下)、笛木正は6期生。

小林は高校時代の相方を亡くして、再び音楽をやるのに、後輩の笛木を誘ったという。

「マーチンD-45を買ったぜ」というのが、笛木を誘う上での殺し文句兼音楽を再開する自分へのけじめだった模様。

愛器の音色は美しかった。

演奏の映像はYouTubeにてご覧いただけます。

https://youtu.be/HWYCViKiOd8
 

信者代表シンガー エントリーナンバーB
西川敏彦[鶴嶺高校9期生]with 鶴嶺最中
 
 
 
演奏楽曲は「背番号13」(ショートバージョン)「淋しすぎたコンサート」「メロディメーカー」の3曲。

信者側3番手として登場したのは出演者の中で最も若い、9期生の西川敏彦。

アタックが強く、張りのある歌声は氷川きよしを彷彿とさせる(本人は否定(^^ゞ)。

西川は在日日本人の影響から、高校時代には既にオリジナル曲も作っていたとのこと。

彼の世代以降、「フォークソング」という言葉が次第に古び、クラブの名称も「軽音楽部」へと変わってゆく。

かわもとが大学時代に所属していた音楽サークル「抒情フォーク研究会」も1980年代後半には名称変更していた。

時代の流れではあったが、今彼らの演奏を聴いていると、雌伏の時を経て、「フォークソング」という言葉の響きも、そしてもちろんフォーク調のサウンド・楽曲も”今を生きている”と肌身でわかる。

演奏の映像はYouTubeにてご覧いただけます。

https://youtu.be/4zKtGqOchNY
 

信者代表シンガー エントリーナンバーC
芸ボーイズ[2期生・新田則男&和田正昭]

 
演奏楽曲は「友だちだから」のみの1曲入魂(新田・談)。

信者側のトリを務めたのが芸ボーイズ(2期生の新田則男&和田正昭)。

彼らはかわもと同学年であり、鶴嶺高校に「かわもと教」を広めた張本人である。

つまり、彼らがいなければ、このライブもなかったというわけだ。

新田は40年間ギターを弾いていなかったと告白するも、かわもと教宣教師としての責任から、参戦を決意。

日頃からかわもと楽団でギターを担当する和田が、かわもと楽団では見せない「コーラス担当」というのも斬新だった。

演奏楽曲はかつて茅ヶ崎自己陶酔の会で唯一のガールズデュオだったAir Mailの作品「友だちだから」。

とてもよかったと思うぞ。

演奏の映像はYouTubeにてご覧いただけます。

https://youtu.be/ulfsteISqOE
 


教祖「在日日本人」熱唱す!
 
 
そして、教祖(笑)「在日日本人」(かわもと&岩佐敏哉)はギターのマーチン(和田正昭)を加え、アンコールを含め、高校時代の作品10曲を熱唱。

今回はいつもかわもと楽団ではコーラスとカホンを担当してくれている岩佐敏哉を前面に出し、1976年作の『背中』も初披露してもらいました。

高校時代に作った曲がそれほどたくさんあるわけではないので、信者の皆さんと演奏曲はかなりかぶりましたが、同じ曲でもタッチが違うので、楽しんでもらえたのでは、と推測しています。

本編最終楽曲の『瓶詰めの優しさ』では、サビとラストで信者代表シンガーと大合唱。

楽しく、熱かった『教祖生誕祭』が終わってしまい、まさしく「祭りのあと」の淋しさを感じているところです。

 

在日日本人 セットリスト
 
淋しすぎたコンサート/メロディメーカー/片田舎のロマンス
背中/Windless City/Yesterday物語
砂上の楼閣/落葉前線/瓶詰めの優しさ(信者軍団のコーラスつき)
アンコール 背番号13
 
 


さあ『教祖生誕祭』まであと2週間!
 
2024.08.31up

9月15日の「教祖生誕祭」に向けて、新たにアレンジし直した曲は以下の通り(作成順)。

YouTubeには既にアップ致しましたので、よかったらQRコードか当ウェブの「楽曲紹介ページ」から入って聴いてみてください(^^♪

と言っても、大半の人はひとつも知らないでしょうが...(笑)

・背中(1976年作品 作詞・作曲:岩佐敏哉)
・メロディメーカー(1976年作品 作詞:かわもとひろのぶ/作曲:長谷川勝)
・淋しすぎたコンサート(1976年作品)
・Windless City(1977年作品 作詞:かわもとひろのぶ/作曲:岩佐敏哉)
・瓶詰めの優しさ(1977年作品)
・砂上の楼閣(1978年作品)
・落葉前線(1978年作品)

ライブでは上記楽曲以外の作品も演奏予定です。

鶴嶺高校フォークソング部OBの信者の皆さんも広い世代から集合してくれるようで、嬉しい限りです。

演奏するからには本気でやりますし、楽曲を知っているお客さんはもちろん、近年かわもとのライブに来るようになったという方にもインパクトを与えられるよう、頑張りますね。

ちなみに、ちらし等には「かわもとひろのぶ」という名義が記載されていますが、10代に活動していたのは「在日日本人」という、変な名前のデュオ。

聴きどころは相棒の岩佐敏哉(けして大竹まことではありません)とのハーモニーで、いつもかわと楽団でギターを弾いてくれるマーチン(本名・和田正昭)も加え、楽しくリハーサルも進行中です。

10代に作った楽曲のみをピックアップした新作CDも販売予定ですので、よかったらご購入くださいませ(^^)/

 

YouTubeチャンネルのURLは https://www.youtube.com/@user-lc6hy9ls4d です
 


茅ヶ崎ロータリークラブ創立記念例会で歌入りスピーチ
 
2024.08.30up
 
過日(8/8)所属する茅ヶ崎ロータリークラブの創立記念例会で、「我が人生とロータリー」というやや大袈裟な(笑)タイトルで歌つきのスピーチをさせてもらう機会がありました。

簡単に言うと、27年間もロータリークラブの一員であり続けているのはなぜか、というお話を、節目節目のエピソードとそれに纏わる楽曲を披露しつつ進行しました。

@京浜賭博地帯(1988年作)
ロータリークラブに入る前、若かりし頃は何をしていたのか

A覇気あれ我がクラブ(1998年作)
初めて作ったロータリーの歌
今も毎月1回は会員の皆さんが歌ってくれる最大のヒット曲??

BLet It Be(by Beatles)
2010年〜2011年にクラブ会長を務めた際、東日本大震災
あらゆることをあるがままに受け止めるということを言い聞かせ
会長年度の最終例会で歌ったのを久々に

C風に揺れても(2023年作)
昨年インターシティミーティング(通称IM)というイベントで
主催の茅ヶ崎中央クラブがテーマとして掲げた「ウクライナ避難民への支援」を
テーマに作り、ライブでも定番楽曲に

Dポール・ハリスへの手紙(2016年作)
ロータリークラブの創設者ポール・ハリスへの思慕を綴った曲
時間が30分ということもあり、1コーラスずつしか歌いませんでしたが、聴いている会員の皆さんにはどう響いたかな...

 
 
さて、いよいよ9月15日の「教祖生誕祭」が近づいてきました。

高校時代に作った楽曲限定で演奏するライブは高校時代以来だ(笑) 。

昔の楽曲を掘り起こし、アレンジし直し、曲によってはキーも変えて、新たに録音もして、セットリストも決めました。

近日中に7曲ほどYouTubeにアップする予定ですので、お楽しみに(^^)/
 


2024.9.15
10代に作った楽曲限定ライブ『教祖生誕祭』開催!
 
2024.07.12up
 
先月、高校時代に作ったかわもと楽曲を今も歌い継いでくれている「丼さん」こと片山忠詞くんのライブを聴きに行ったという話はこここでもしましたね。

そして、そう遠くない未来に「20世紀に作った楽曲だけを演奏するライブ」をやるかも、と書いたわけですが、思いがけずそれが現実に。
 
 
最早歌うこともないだろうと思っていた、高校時代に作った楽曲たち。

舌足らずであり、観念的であり、荒々しくもあり、ちょっぴり可愛らしくもあり....

そんな楽曲にフォーカスしたライブ『教祖生誕祭』を来たる9/15(日)に茅ヶ崎駅北口の半地下ライブハウスStudio ONEにて開催することとなりました。
(教祖生誕祭という名前は単にかわもとの誕生日が9/17とライブ開催日と近いという理由にほかなりません)

かわもとが平塚江南高校時代に作った楽曲を、なぜか本人の知らぬ間に同時代の鶴嶺高校フォークソングクラブのメンバーがコピー、代々後輩たちに受け継いでくれました。

このライブでは教祖かわもとと、息を潜めながらかわもと楽曲を演奏し続けた信者たちが初邂逅。

彼らとともに、若き日の作品に新たな命を吹き込むべく歌います。

信者たちは既に演奏楽曲(各組2曲)を決定、必死の練習に勤しんでいるとの報告を受けています。

もちろん、かわもと自身も演奏楽曲のセレクトに入りました 。

大学時代(抒情フォーク研究会やライブハウス)や21世紀になって復帰後がファーストコンタクトという方々にとっては、その原点を知る機会となります。

もう、ほとんどが新曲ってことですぜ(笑)

 
かわもとの高校時代の楽曲をご存じの方、リクエスト曲があればお知らせください。

出来るだけ真摯に検討してみます(^^ゞ
(出来ないものもあるとはご承知おきください)

とりあえず、どんな曲があったのか思い出すところから開始してみます(おいおいそこからか...)

では、お楽しみに。

※チケットは出演者、かわもとならびにその関係者にお尋ねください

 
 


横須賀でロータリーフェスに出演
 
2024.07.02up
 
6/29(土)横須賀にあるYounger Than Yesterdayというライブハウスにて、自分が所属する茅ヶ崎ロータリークラブの仲間たちと「ロータリーフェス」なるイベントに参加してきました。

バンド名は「茅ヶ崎ロータリークラブ“選抜”混声合唱団」

下は30代から上は70代までの「多様性」あるメンバー構成です。

最早、このイベントの趣旨が何だったか、メンバーで理解している者はいませんでしたが(笑)、ゴールデンウイーク明けあたりから、木曜日開催の茅ヶ崎ロータリークラブ例会後を中心に練習してきました。

演奏曲はかわもと作詞・作曲の『覇気あれ我がクラブ』(クラブソング)と『ポール・ハリスへの手紙』(ロータリークラブ創立の祖への思慕を歌った曲)の2曲。

他のバンドが多いところでは10曲も演奏するのに対して、たいへん慎ましやかな構成でありました。
(慎ましやかにせざるを得ない事情があったからでしたが....)

 
 
また、出演順もトップバッターにしてもらい、あとのバンドの皆さんが演奏しやすいよう、前座役に徹しました。
(前座に徹するしかない事情があったからでしたが...)

練習し始めの頃は「こりゃ出演辞退した方がいいかも...」と正直思ったものでしたが、人間意志を持って努力すれば意外にイケるものです

編成はピアノ・エレアコギター・ベース・カホン・ピアニカとボーカル・コーラス部隊4名。
そのすべてのパートがありとあらゆる問題を含んでいましたが、やるからには必死に練習して高みを目指そうというコンセプトで、最後にはフリをつけてハモるという予想だにしない地点まで昇りつめることが出来ました。

しかも、練習の時よりも本番が最もよく演奏できるという望外の結果に、急遽行われた打ち上げも大盛り上がり。

 
 
ロータリークラブというのは、所属する個人が意志を持って、仲間たちと楽しく奉仕する団体だと認識しています。
よりよい奉仕のためには、よりよい親睦・相互理解が必要ですね。

今回のフェスや同好会活動はその下支えをする上で大切なものだという思いを新たにしました。

この経験が今後の自分の音楽に何か影響を与えるかどうかはわかりませんが、日頃のアプローチとは違う切り口で自分の楽曲に触れたのは、間違いなくプラスに働くと確信しています。

フェスに参加してくれた皆さん、応援に来てくれた皆さん、運営していただいた皆さん、ありがとうございました。

 


大昔の自作曲のカバーを聴く
 
2024.06.18up
 
6/16(日)夕方、茅ヶ崎駅南口にあるすなっくめぐで開催された「ギター愛してますフェス」というイベントに出掛けてきました。

というのも、Facebookの友だちである「丼さん」という芸名(?)の片山忠嗣くんがそこに登場し、かわもとが高校時代に作った楽曲をナント5曲も演奏してくれるという予告があったからでした。

僕の心の腕時計/眠れ小さき者たち/砂上の楼閣/Yesterday物語/瓶詰めの優しさ

という曲名を聞いて、「あぁあの歌ね」と脳内で歌える人がどれほどいるでしょう...

 

かわもと楽曲を熱唱する「丼さん」こと片山忠嗣 くん
詳細は省きますが、自分が平塚江南高校時代(1976〜1979年)に作り、ライブや録音したテープ(!)を聴いた同時代の鶴嶺高校フォークソング部の人たちがコピーして、代々演奏してくれていたそうです。

実はこれまでも何人・何組かの鶴嶺フォークソング部OBが拙曲を演奏してくれているという噂(笑)は耳にしていたのですが、ナマで聴くのは初めてでした。


自作曲を自分以外の人がカバーして歌うのを聴くという経験はかなり特殊な状況でしたが、それぞれの曲を作った時の情景が色濃く思い出され、感動しました。

「割といい曲じゃね?」とか思ったり(笑)

 
かなり触発されたので、そう遠くない未来に「20世紀に作った曲だけを歌うライブ」を敢行するかも。

50年近い時を経て、こんな風に自分の楽曲を見つめ直す機会をくれた片山くん、本当にありがとうね??

彼の心の中で、拙曲がずっと色褪せないでいてくれたら嬉しいです。

 


さらば青春のDX-7
 
2024.06.17up
 
近頃楽器が増えすぎて、収拾がつかなくなってきたので、断捨離を決意。

特に鍵盤楽器はスペースもとるため、使ってくれそうな人に譲ろうと思っていたら、買い取りに来てくれるという業者があったので、ローランドのショルダーキーボードAX-Edgeとヤマハの大ヒットデジタルシンセDX-7を売ることにしました。

AX-Edgeはスタンディングで歌いながら演奏しようと思って購入したのですが、その重さに右肩の神経痛が耐えられず、断念

結局ステージでは一度も使わないまま、ほぼ新品未使用品として別れを告げました。

買取価格は3万5千円

もうちょっと高くてもいいかなぁと思いましたが、あまり欲をかいてもね(^^ゞ
 
 
そして、DX-7。

これは1980年代に一世を風靡したシンセで、オープンリールテープでの多重録音で活躍してくれました。

現在でもその音源が売買されていたりするので、意外に高値で売れるかも、と思っていましたが、買取価格はナント千円!

業者の方が言いづらそうに曰く「DX-7は人気はあるのですが、数多く出回っていますので、値段がほぼ付かない状況です」とのこと。

おそらくAX-Edgeがなければ、引き取ってくれなかったかも....

これで1980年代に多重録音で使っていた録音機器やデジタル楽器のほとんどは手元からいなくなりました。

当時、『おしゃれ童子』という曲の中でこんな歌詞を歌ってました。

「新しいもの全ていつか古くなるのさ 世界は回り続けてるよ」


ちょっとした感傷もありますが、これからかわもと史上最高の楽曲を作るという希望に燃えてもいます。
新曲をお楽しみに。
 
 
 
ちなみに、業者の方曰く「実は当時のアナログシンセがあれば、壊れていても20万円以上で引き取りますよ」とのこと。

売り先は海外だそうなので、古いアナログシンセをお持ちの方はご検討してみては?
 
 


ワンマンライブ#21 アンケート結果ご報告ほか
 
2024.04.27up
 
ご来場の皆様、ライブ運営をお手伝いいただいたStudio ONEスタッフの皆様、あらためましてありがとうございました。

下は4歳から上は94歳まで、幅広い年齢層の方々にご来場いただきました。

今回のライブを企画するにあたり、いくつかチャレンジングなことを考えていました。

@2回公演
A要介護の親父を客として連れてくる
B歌詞カードを見ずに歌う

 
  
いつもながら心強い楽団メンバー。バイオリン・仁多理恵、ギター・和田正昭(通称マーチン)、ピアノ・河本充代
 
       
お花をはじめ、たくさんの差し入れをありがとうございました。お菓子類はメンバー・スタッフでおいしくいただきました
 
@2回公演について

会場のサイズから一度に入ってもらえるお客様の数がMAX40名ほどだということも鑑み、2回に分けた方がよさそうという結論となりました。
そして、2回公演をやるなら、一部MCの内容を変えて、アンケート(演奏された曲から好きな曲の最大5つ選ぶ形式)に影響が出るかどうかもトライしてみようと。

結果として、1回目の公演(お昼の部)と2回目(夕刻の部)では、やや雰囲気も違い、アンケート結果にも影響があったかと推測されます。
(アンケート結果は後述)

A要介護の親父を客として連れてくる

これはそもそも、今回のライブそのものが開催できるのかどうか、という原因になった案件ではありました。

甚だ個人的なことではありますが、親父は昨年12月に左腎臓周囲に出来た腫瘍を切除する手術を受け、その影響から、体力を相当奪われてしまいました。
12/29に実家に戻った親父は口から食べ物を摂取するのが困難で、年末年始は妹の充代(かわもと楽団ピアニスト)と私とで毎日救急外来で点滴をしてもらわざるを得ない状況でした。

正直、もう長くはないのでは…と思うほどだったわけです。
そういう事情もあり、ライブそのものを開催できるのか、という根幹からの問題が生じていたわけです。

その後少しずつ食事が出来るようになり、短い距離なら自力で歩けるようになったこともあって、かわもと家ではついに親父を連れていこうという結論に至りました。
そこには、2021年秋のライブに、余命宣告をされていた母親を連れてくることが出来なかったという悔恨もありました。

長らく座った姿勢でいると、頭がくらくらするという症状があるので、上記写真のように、リクライニング機能のついた車椅子を特別にレンタルし、店に置かせてもらいました。
また、親父は誰かに体を触っていてもらわないと落ち着かない(不安になる)ということもあるので、いつも実家にマッサージをしに来てくれる高校時代の同級生・磯崎弘夫くんにライブ中は介助してもらいました。

半地下にあるStudio ONEへの階段の昇り降りも他のお客様にも手伝ってもらい、どうにかたどり着いたわけです。

ステージ側から見ていても、かなり心配になり、時々「おとん、聴いてる?」と声を掛けると、気丈にも手を挙げて応え、「キッチン馬鈴薯」の際はずっとペンライトを振ってくれていました。

帰宅後、「もりもりウンコが出たんや」と語る親父。
「あれが公演中やったら、大惨事になってたわ」….

ま、とりあえず、聴いてもらえてよかった。

B歌詞カードを見ないで歌う

歌っている最中に目線が落ちるのを避けるため、以前から考えてはいたことですが、2〜3曲ならともかく、10曲を超えるステージで、楽器を演奏しつつ、歌詞を間違えないで歌いきるということに、高い壁を感じていました。
それを難なくやっている他の歌い手の皆さんを尊敬します。

自作曲なのに?と時々訊かれるのですが、置いておかないと不安で….

今回は歌詞を映し出すスクリーンのない会場なので、歌詞を間違ってもバレにくい(笑)ということでチャレンジしてみた次第です。

結論から言うと、自覚のある箇所だけで7回ほど歌詞を間違え、夕刻の部の「風に揺れても」に至っては1コーラス目のBメロに入るところで完全に歌詞を忘却。
頭から歌い直すという荒業を披露するハメになってしまいました。

さらなる修行を積んで、11月4日(振替休日)のライブでは歌詞を映す巨大スクリーンのある藤沢・新堀ライブでのスリリングな演奏を楽しもうと思います。

 
◆恒例のアンケート結果発表◆

 
お昼の部と夕刻の部では場内の空気感や客層も違うことから、それがアンケート結果の違いにも表れたかもしれません。

アンケート結果その1 来場回数・性別・年齢

・お昼の部 未記入・未回答 5名

【これまでかわもとライブを聴きに来た回数】
@初めて 12人 A2〜4回 4名 B5〜10回 10人 C10回超 6人

【性別】
男性 12人 女性 20人

【年齢】
@30歳未満 2人 A30歳代 0人 B40歳代 3人 C50歳代 7人 D60歳以上 20人

・夕刻の部 未記入・未回答 6名

【これまでかわもとライブを聴きに来た回数】

@初めて 0人 A2〜4回 11人 B5〜10回 13人 C10回超 5人

【性別】
男性 16人 女性 13人

【年齢】
@30歳未満 1人 A30歳代 3人 B40歳代 5人 C50歳代 8人 D60歳以上 12人


総じて言うと、お昼の部は初めて来たというお客様が12名もいらっしゃったことで、雰囲気がやや硬め(笑)。
かわもと楽曲を本当の意味で初めて聴く人も多くいらっしゃったかと。
そういう方が今後は予習復習に勤しみ、リピーターとなってくださることを切望いたします。

夕刻の部では、初参戦の人はゼロ。
お酒だけでなく、つまみもガッツリ頼んで、ライブを楽しもうという気迫に満ちている方が多いように感じました。

また、あらためて数字を見ると、何度もリピートして来てくれている人がとてもたくさんいらっしゃることがわかります。
10回以上来ているという人も相当数。
本当にありがたいです。
多少は期待して来てくれているのでしょうから、それを裏切らないようにしたいものです。

ちなみに、お昼の部の好きな楽曲アンケートでは
1. おかあさん、約束の歌 3. キッチン馬鈴薯 4. 京浜賭博地帯 5. 相模線旅情

夕刻の部では
1. キッチン馬鈴薯 2. 相模線旅情 3. おかあさん、モデラート 5. 追憶

と、かなり違うことにちょっと驚きました。

2回公演の集計結果(総計74票)は以下の通りです。
1位 キッチン馬鈴薯 40票
2位 おかあさん 37票
3位 相模線旅情 35票
4位 約束の歌、モデラート ※同数 28票
6位 京浜賭博地帯、追憶 ※同数 27票

アンケートへのご協力ありがとうございました。
励みや反省になります。
次回以降に向けて、更に精進いたします。

 
今回の最年少オーディエンス(4歳)の書いてくれたアンケート。懲りずにまた来てネ(^^♪
 

かわもとひろのぶワンマンライブ#21 セットリスト
 
@You are my musician Aおかあさん B相模線旅情 C黄昏〜僕等の日々〜

D京浜賭博地帯 EMarigold ※コーラス 黒木ちひろ F風に揺れても G約束の歌

Hモデラート Iキッチン馬鈴薯 J追憶 アンコール:僕等について

 
 
◆蛇足◆

Facebookをお読みになった方は既知のことですが、実はライブ前日夜の会場リハ後、自宅に持ち帰ったウィンドシンセのマウスピースが、保護用のキャップを外そうとしたら、一緒に取れてしまい、一時は演奏不能なのではと焦りまくりました。

多くの方から「熱湯に漬けるとよいのでは?」というご意見を頂き、トライしてみたのですが、どうしても取れず、最後は当日朝、ギターのマーチンに手伝ってもらい、キャップを破壊。
どうにか演奏に漕ぎ着けました。

かわもとの性なのか、ライブが近づくと様々なアクシデントが勃発します。
次回はそうならないよう、気をつけますネ(^^ゞ

 
 

 


ワンマンライブ#21 満員御礼,ありがとうございました
 
2024.04.22up
 
4月21日(日)かわもとひろのぶワンマンライブ#21 @Studio ONE

いろんな意味で無事とは言えませんが(汗)、どうにか終了しました。
ありがとうございました。

お昼の部・夕刻の部ともに満席となりました。
ご来場の皆様、お楽しみいただけたなら幸いです。

また、拙曲「Marigold」でコーラス参加してくれた黒木ちひろちゃんもありがとうございました

夕刻の部には94歳、要介護状態の親父がたくさんの人に支えられて来場。
「キッチン馬鈴薯」では必死にペンライトを振って応えてくれました。

ライブ詳細、ファンクラブ会長のライブレポートなどは追ってご報告いたします。

これに懲りず、またのご来場をお待ちしています。
 

 
 


ワンマンライブ#21 明後日に迫る
 
2024.04.19up
 
重松清を招いてのライブから早半年。

恒例の春のワンマンライブが明後日に迫りました。

驚いたことにお昼の部・夕刻の部ともにチケットは完売。
ちょっと人口密度高めですが、ご容赦ください(^^♪

ご予約された方、忘れずに(笑)ご来場ください。

今回は四十数年ぶりに演奏する曲を、5月6日(振替休日)に茅ケ崎市民文化会館でワンマンライブを敢行する黒木ちひろちゃんをフィーチャーしてお届けしますので、是非お楽しみに!
 

2018年にゲストで登場黒木ちひろちゃん。ちょっと解像度低くてゴメン



かわもとひろのぶスペシャルワンマンライブ#20 with 重松清 終了
 
多数のご来場ありがとうございました
 
2023.10.21up
 
10/15のライブにはたいへん多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。

ステージ衣装のズボンを忘れる間奏を弾き忘れるウィンドシンセのスイッチを入れ忘れるなど、アクシデントもありましたが、少なくとも自分自身は楽しくやらせてもらいました。

配信を行ってくれた茅ヶ崎テレビの皆さん、取材にお越しいただいたJCOMスタッフの皆さん、受付・撮影・歌詞投影に携わってくれた皆さん、そしてもちろん「かわもと楽団」の皆さん、本当にありがとうございました。

ファンクラブ会長のタメちゃん執筆「渾身のライブレポート」はこちらからどうぞ。
kawamotohironobu.com/231015live-report.html

ようやく少し落ち着きました。
 
 
右は当日販売された「かわもとひろのぶAll Time Selection」。30曲入り。完売御礼申し上げます。
 
さて、今回は20回という節目でもあり、旧友の直木賞作家・重松清氏にゲストとしてご登場願ったわけですが、それだけでなく、作詞:重松清/作曲:かわもとひろのぶ という最初にしておそらく最後の共作曲を披露するというミッションもありました。

その楽曲『暦ひとめぐり』が出来上がるまでの数か月、みぞおちがいつでもチクチク痛み、もやもやした感じも続きました。

それだけに、出来上がった時の達成感、ライブでそれを歌った時の高揚感は半端なく絶大なものでした。

音楽を続ける醍醐味のひとつは間違いなく、苦悩から高揚という振り幅にありますね。
 
 
 
また、今回ライブの開演前や終演後、そこかしこで「同窓会」的な雰囲気が醸し出されていることに気づきました。

それは微力ながら、私や楽団メンバーが核になって、同じ根っこを持つ人たちが繋がっていったということであり、音楽をやり続けているからこそ成し得たことでしょう。
(ただの偶然かもしれませんが…..)

音楽は「hub」にもなれるわけですね。
 
 
 


ライブアンケート最終結果報告
 
では、恒例の「ライブ演奏曲(全18曲)の中でよかった楽曲を5つまで選ぶ」というアンケートの結果(今回は上位8曲)を発表致します。

※当初10/17に集計、その後追加で集まったものを10/21再集計しました。有効投票数は96票

第8位 桜の花が咲く頃に[31票]
第7位 モデラート[32票]
第6位 僕等について[33票]
第5位 キッチン馬鈴薯[34票]
第4位 相模線旅情[36票]
第3位 おかあさん[37票]
第2位 約束の歌[39票]
と、ここまではいつものように僅差だったのですが.......


栄光の第1位は、ぶっちぎりの54票を集めた『暦ひとめぐり』でした。
 
 
この数値はアンケートに投票してくれた人たちの過半数であり、驚きを禁じ得ません。

もちろん、アンケートというのはこれまでもMCの内容に左右されるということもありました。

今回もゲストにこの楽曲の作詞者でもある重松清が来て、歌の成り立ちやそこに至る20世紀のつき合いといった話も出ましたから、なんとかベスト5くらいには入るかと思ってはいました。

しかし、これほどの大差をつけて第1位とは.....

これ、いい曲なんですかね?
 
実は9月以降、この曲の詞を編集し、メロディを作り、アレンジをし、録音をするという作業を果てしなく繰り返してきたせいで、この曲に対する感覚がすっかり麻痺してしまいまして….

ひとまず、この機に動画をYouTubeにアップさせてもらいますので、よかったら聴いてください。

暦ひとめぐり

かわもとひろのぶスペシャルワンマンライブ#20 with 重松清 セットリスト
 
【第一部 20世紀楽曲+『暦ひとめぐり』】

 僕等について/Yesterday 物語/港で歌う子守唄/片田舎のロマンス/

 てんびん座の女/京浜賭博地帯/モデラート/暦ひとめぐり
 
【第二部 21世紀楽曲(ライブアンケート歴代1位獲得曲)】

 相模線旅情/約束の歌/父娘日和/Hotel Immoral/
 
 風に揺れても/おかあさん/キッチン馬鈴薯/桜の花が咲く頃に
 
【アンコール】

 紙飛行機のラブレター/追憶
 
 
次回ライブの日時・詳細は現時点では未定です。

たぶん“桜の花が咲く頃に”開催するのではないかとは思っています。

その時は新たなかわもとひろのぶを聴いていただけるよう、適切に頑張ります。

引き続き応援よろしくお願い致します(^^♪
 
 


気がつけば、もう明日ライブだ
 
2023.10.14up
 
もうね、ここしばらくはこのライブのために走り回っていたわけですよ。

もうね、息切れしまくりなわけですよ。

でもね、けして苦しいだけではなく、結構ね、楽しかったんです。

それがもう明日には終わっちまうのかと思うと、既に淋しいです。

明日のライブは頑張ります。

皆さん、お楽しみに(^^)/
 


 
10/12に行われたゲネプロの風景です
 


作詞:重松清/作曲:かわもと 『暦ひとめぐり』 出来上がる
 
2023.09.23up
 
10/15(日)ライブでの特別企画「作詞:重松清/作曲:かわもとひろのぶ」初共作『暦ひとめぐり』、9月17日の63歳の誕生日終日を自宅音楽部屋に引き籠り、ついに出来上がりました

最早、重松清の詞を朗読してお茶を濁そうという逃げの作戦も真剣に考慮していましたが...... (^^ゞ

ただ、様々な事情から、重松清の原作をあろうことか8割ほど変更(^^ゞ

どんな作品になったのかは、いずれご視聴いただけるように頑張ります。

また、予告動画第二弾も出来上がりました。
よかったらご覧ください。

予告動画第二弾はこちら

チケットはもちろん絶賛在庫中!
ご来場希望の方はご一報くださいませ(^^)/
 
 


かわもとひろのぶ 第20回スペシャルワンマンライブ予告

10月15日(日) 藤沢・新堀ライブ館 <特別ゲスト>直木賞作家 重松 清
 

2023.08.27up
 

20回という節目を迎えるかわもとひろのぶワンマンライブ。

2014年春に長き雌伏を経て、「加齢なる復活」を果たしましたが、その集大成としての演奏会にしたいと考えています。

特別ゲストに直木賞作家である重松 清を迎え、トークショーを繰り広げるほか、重松渾身の書き下ろしの詞に、かわもとが曲をつけてその日初披露の予定です。

何かの拍子にかわもと楽曲を聴くようになってしまった人、重松 清作品のファンの人、是非是非ご来場くださいませ。

 

【かわもとひろのぶ 第20回スペシャルワンマンライブ】

・2023年10月15日(日)14:15開場/15:00開演

・藤沢駅北口 新堀ライブ館 TEL 0466-29-8309

・チケット 前売:4,000円/当日:4,500円
 
 
 
ちなみに、なぜ重松 清がゲストとして登場するのか、ということについては、話が長くなるので、以下のURLをお訪ねください。

kawamotohironobu.com/shigematsu.html

未完の大作(笑) 「出てこい!重松清」にジャンプします

問題が1つあるとすれば、重松 清が書いた詞に、今現在曲がついていないことだけです......

進捗状況はまたご報告させていただきます。

 


かわもとひろのぶ第二回半地下ライブ@STUDIO ONE アンケート結果
 
2023.07.24up
 
あらためまして、半地下ライブへご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

会場となったSTUDIO ONEは雰囲気のある薄暗い照明で、かつてかわもとが出没していたライブハウスと空気感がよく似ていて、とても親近感を覚えます。

またここでやらせてもらおうと思いますので、その際は是非足を運んでくださいね。

さて、恒例の「ライブ演奏曲の中でよかった曲を5つまで選ぶ」という形式のアンケートの結果が出ましたので、ご報告致します。

 
 
 
同率第4位
「ローゼンダール」「モデラート」「僕等について」


この3曲は偶然にも1980年代後半に、音を出すことが許されない4畳半の部屋の中で作成したものです。

1980年代後半に日々感じていた“淋しさだけが僕の友だち”という今回のライブテーマから選曲したもので、こうした楽曲が訴求力を持っているというのを知って、嬉しく思います。

特にアンコールの「僕等について」はかなり久しぶりにライブで歌いましたが、2014年4月に江の島虎丸座で25年ぶりのライブを開催した際のオープニング曲だったのを思い出しました。

ご支持いただいた皆さん、励みになりました。 ありがとうございます。
 
 
 
 
 
第3位
「おかあさん

冒頭のウィンドシンセ(母が生前買ってくれた)をちゃんと吹けたのは初めてかも...(^^ゞ

ステージから何人かのお客さんが泣いているのが見えて、演奏中なのに思わずこっちももらい泣きしそうで困りました。

自分でも、昨年1月に亡くなった母親のことを思い出しながら歌っていますが、感極まると涙がこぼれそうになり、声もかなりヤバくなることもあります。

聴く人のそれぞれのおかあさんを偲んでもらえければ幸いです。
 
 
 
同率第1位
「相模線旅情」「キッチン馬鈴薯」

「相模線旅情」が第1位になるのは相当久しぶりかと思います。
(記録を見ると2019年に行った“なんどき牧場ライブ”以来5年ぶりとのこと)

今回はMCでJR東日本のCMになぜ起用されないのかという疑問を呈しつつ、客席にいたJR社員をいじったりしたせいかもしれませんが(笑)
いつもは6人で演奏している曲なので、3人での音が薄く感じられるかもと懸念しておりましたが、致命傷には至らなかったようです。

「キッチン馬鈴薯」は初登場以来、常にトップ争いをしています。
もちろん、最近はペンライトを振りながらお客さんと一緒に歌うというイベントがあるので、その力もかなりあるとは思っています。
これからも末永く歌っていくつもりですので、よろしくお願いいたします。

 

本日のセットリスト
 
【トリオ】
相模線旅情/京浜賭博地帯

【ピアノ弾き語り】
ローゼンダール/東京通信其の壱

【ギターデュオ】
東京通信其の弐

【ピアノ弾き語り】
異国の友/風に揺れても

【トリオ】
おかあさん/No One Else/キッチン馬鈴薯/モデラート

アンコール
【ピアノ弾き語り】
僕等について
 

 
写真は2018年開催の第10回ワンマンライブのものです
 
というわけで、どうにか半地下ライブも無事終了し、次なるイベントは10月15日(日)に催される「第20回特別ワンマンライブ」(藤沢ライブ館)ということになります。

直木賞作家の重松清氏(1980年代、かわもとライブに足繁く通うコアファンでした)をゲストに招いて、トークショー等も企画されていますが、最大の呼び物は「重松清作詞・かわもとひろのぶ作曲の新曲、世界初披露」です。

現在、重松氏からの詞は既に届いており、これからその詞に曲をつけていくという段階ですが、様々な問題も山積しており、それをどう解決してゆくか、自分でも楽しみです。
(正しくは半分以上は「悩み」です)

では、また進捗状況を報告させてもらいますね。

 


CD『Early かわもとひろのぶU 孤独の時代』(1983〜1988年セレクト集)の作成を終えて
 
2023.07.16up
 
誰に頼まれたというわけでもないのですが、標記CDを作ってみました。

CDに収録できる時間(Max 80分)の関係で、以下の15曲しか入れられませんでした。

あの娘に横恋慕/異国の友/宴の前夜/Oh My Friend/京浜賭博地帯/賢者の贈りもの/Just an only love song/心象風景/スゥスゥ/東京通信其の壱/僕等について/みゆき/モデラート/You are my musician/ローゼンダール
[五十音順]

歌詞カードにはこう記しました。

 
 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 

 このCDをご購入くださった皆様へ、厚く御礼申し上げます。

 『孤独の時代』というサブタイトルからも何となくわかるかと思いますが、これまでの人生の中で1980年代後半(正確には1984〜1988年)ほど孤独を感じながら過ごした時期は他に見当たりません。そこにはいくつかの要素がありますが、最大の要因は音楽を練習・発表する場として、また精神的にも頼りにしていた高田馬場のライブハウス「いとでんわ」が1983年の年末に経営不振で終焉したことでした。

 そして、そのライブハウスに歩いてでも行けるよう、地下鉄早稲田駅近くに借りていた、前住人が部屋で病死するという事故物件に訪ねて来る人もほぼいなくなったということも、孤独に拍車をかけるものでした。早稲田大学に1980年に入学(もちろん卒業には及ばず)しましたが、同期の友人たちは当然の如く就職し、私を訪ねようという余裕もなかったということもあるでしょう。

 私自身にもっと強さがあれば、その逆境もチャンスに出来たのでしょうが、ある意味で弱い自分に酔っているところもあったのかもしれません。致し方なくバイトをし、その僅かな給料の大半はパチンコや麻雀といったギャンブルに費やされ、お金がなくなればサラ金にまで手を出し、返済は滞り、家賃の支払いもままならず.....。時々強く叩けば壊れてしまいそうな引き戸式の木製の玄関を、本当に壊れるのではないかと思うほど強く叩くサラ金の取り立て屋さんがいらっしゃるので、部屋の中にいても生きた心地はしませんでした。慣れてくると、建付けがあまりよいとは言えない廊下を歩いてくる音で「取り立て屋が来たな」ということを察知し、部屋の中でひたすら息を殺すという術も身につけたものでした。

 そんな恐怖を抱え、隣人がオナラをしたら、その音が漏れ聞こえるという環境で、唯一自分を支えてくれていたのが楽曲制作でした。当然、楽器を弾いて作るということは出来なかったので、ヘッドフォンで音を聞くことのできる、安物の鍵盤楽器(のちに直木賞作家となる重松清が強引に3000円で売りつけたもので、2オクターブしか音域がなかった)でかろうじて作曲していたわけです。

 なので、この時期に作った楽曲への愛おしさはひとしおです。振り返ってみると、あの環境でよくこれだけのバラエティある楽曲群を作ったなぁと感心します。「自分には才能がある」と根拠もなく、頑なに信じていました。この才能をどう世の中に喧伝すればよいのか、それがよくわかりませんでした。

 20代の終りに一度だけ、自分の才能が商業的に通じるのかどうかを試そうと、「京浜賭博地帯」でAXIA MUSIC AUDITIONというコンテストに応募。1万を超える応募曲の中から全国大会にまでたどり着いて、もうグランプリはもらったという気持ちでいましたが、そこに立ちはだかったのが槇原敬之でした。彼の「NG」という曲の最初の8小節にやられました。それでも私を打ち負かせてくれたのが槇原敬之でよかったと思いますし、商業音楽から一旦離れる踏ん切りもつきました。

 あれから30数年、今また音楽に回帰して10年が過ぎようとしています。あの頃よりも声の張りやコントロールが出来るようになったのは、自分でも驚きです。早稲田の部屋で音も出せずに作った楽曲も愛でながら歌いたいと思います。このCDはこの時代に作った楽曲を何らかの形に残し、新たな命を吹き込めたらと願って作りました。1曲でも突き刺さるといいなぁ...

★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 
 
 
これまでにもライブのMC等で話してきた内容ともかぶりますが、1980年代後半というのは、本当に苦しい時期でした。
ですが、振り返ってみると、この時期に産み落とした楽曲たちはバラエティに富んでいて、全曲を録音し直す中で、新たに愛しさが湧くのでした。

逆に、CDの収録時間が最大で80分しかないので、この時期に作って、ライブで演奏した楽曲のうち、幾ばくかは泣く泣くラインナップから漏れることになりました。
(どれほどの人がこれらの楽曲をご存じかというのは置いといて...)

「勇気ある船出」「食前のトレーニング愛妻家編」「B side Love」「ひとり寝のメリークリスマス」「Yes, I will」「夜明け前」「感傷海岸」「袋小路」「Farewell to our tiny happiness」「正しい休暇の過ごし方」「波打ち際のアルペジオ」「SA・YA・KA」「鉛の靴と銀の夢」「帰らざる夏」「Right Hand Job」「FOOL ON THE ROOF」「おしゃれ童子」「恋する下心」「傷だらけの履歴書」「バイバイミセスマンデー」「Mary Lou!」.....

楽曲を録音するという行為は、もちろんその曲を人様に聴いていただくため、というのが第一義でしょうが、少なくとも「Early かわもとひろのぶ」収録曲について言えば、40年近い歳月を経て、「もう一度この曲に命を吹き込んで、ライブも含めて歌ってみよう」というものと、「この録音がこの曲を演奏・歌唱する最終回」という位置づけのものがあります。

ラインナップから漏れた楽曲の大半は、その最後の機会さえ失ったかもしれません。
そのことを思うと、やや感傷的になりますね。

 
 
そんなこんなで、7月22日(土)の「第二回半地下ライブ」(@STUDIO ONE)が近づいてきました。

今回はセットリストの中にも1980年代後半作成の楽曲を多めに入れてみました。

と言っても、多くの人にとっては「新曲」に聴こえるとは思いますが(笑)

ご来場予定の方は是非お楽しみに。
よかったら『Early かわもとひろのぶU』(2,000円)と、新曲を収録したCD『淋しさだけが僕の友だち』(「風に揺れても」「東京通信其の弐」など4曲。1,000円)もお買い上げくださいませ。

では、STUDIO ONEでお会いしましょう(^^♪

 
 
 
 


あるミュージシャンの訃報を聞いて
 
=「エリカ」の残像=
 
2023.05.19up
 
なぜ「エリカ」というグループ名だったのかはわからない。

しかし、その男性デュオの楽曲と演奏は孤独な青年期を迎えていた私には、ひどく響いたものだ。

早稲田通りに面した、わずか5坪ほどのライブハウス「いとでんわ」は雑居ビルの2階に1981年オープンし、2年半ほどの期間しか営業していない。

その期間のほとんどを、私はある時はミュージシャン、ある時は客、またある時はスタッフとして、ほぼ居候していた。

途中からはライブのブッキングもやらせてもらっていた。

とは言っても、当時のブッキングというのは、出演時に「次回は〇月×日でどうっすか?」と大雑把な予定を訊いたのち、ぴあとかシティーロードといった雑誌に告知を出して、出演者がそれを見て参加するという過激なものだったが、混乱が起こったという記憶はない。

インターネットのなかった時代はやはり大らかだった(笑)

ま、いずれにしろ、数多いる出演者の中で最も輝きを放っていたのが、「エリカ」であった。

中学の同級生による、アコースティックギター2本のフォークデュオで、当時としてはよくあるスタイルと言えた。

楽曲を作っていたのが鈴木康志さん

この人は「いとでんわ」で出会った中で、間違いなく最高のメロディメーカーかつギタリストだった。

歌詞の抒情性も相俟って、曲の完成度が高く、演奏もめちゃめちゃしっかりしている上、相方の高橋佳生さんのMCがすげぇ面白い。

特に『僕の知らない君』『サンセット』『ダンシングドール』『Darlin' Love Me More』といった曲が好きだった。

このデュオが20人も入れば窒息しそうな、しけたライブハウスで熱演していること自体が奇蹟だと感じていた。
(ちなみに会場はいつも満員だった)

そして彼らは「SCREEN」というグループ名に変更し、ほどなくメジャーデビューを果たした。
(その途中経過は実はあまりよく知らないけど...)
 
  
 
デビュー曲は彼ら自身の作ではなく、正直期待外れだったが、2曲目が前述した『サンセット』だったので、レコード(!)を買ってみた。

黄昏の海を舞台に始まった恋が終わるという抒情的な楽曲で、自分の作る曲と世界観が似ていて、シンパシーを感じていたものだった。

あれから40年近く、よくぞ捨てずに置いてあったそのレコードに久しぶりに針を落としてみた。
(針を落とすという表現も今世紀になって初めて使った)

Aメロを高橋さん、Bメロを鈴木さん、そしてサビは二人のデュオ。

あまりの懐かしさに泣けた。
 
 
なぜこのレコードを聴くことになったのかと言えば、Facebookで友達になっている高橋さんの投稿で鈴木さんが5月7日に急逝されたことを知ったからであった。

バブル前の熱き時代を走った仲間(と言っていいんだと思う)がまた一人いなくなってしまった。

大きな喪失感とともに、「自分は音楽を続けていてもいいのかなぁ...」と、やや疑心暗鬼にもなる。
(と言いつつも、たぶんやり続けるんだろうけど)

でね、レコードジャケットの裏面を見て、ある種のノスタルジーを感じた。

レコードジャケットの裏面と言えば、もちろん歌詞が掲載されているのだが、隅っこに1st アルバム発売予告があり、そこに「LP, CT 各\2,800 CD \3,200」の文字が。
(写真を拡大して見てください)
 
 
 
当時は音楽CDが市場に出回り始めた時期で、LP(Long Player)とCT(Cassette Tape)とCD(Compact Disc)の3種類が同時に発売されていたわけだ。

混沌の時代だったけど、レコードやカセットテープはあっという間に消えゆく運命だった。

しかし、その後のテクノロジーの進化はさらに激しく、今となってはCDプレーヤーを持っている若者はかなり少数派で、ほぼほぼ皆がスマホやタブレットかパソコンでしか音楽を聴かないようだ。

時代は変わっても、根源的に変わらないものもあると確信している。

「エリカ」が残した作品は今聴いても色褪せてはいない。


私も鈴木さんが聴いたら「いい曲だね」と言ってくれるような楽曲を作りたいと願っている。

ご冥福をお祈り申し上げます。
 
 
※YouTubeで「サンセット」を聴くことができます。


こちら
 


ワンマンライブ#19『桜の花が咲く頃に,再び』 満員御礼ありがとうございました
 
アンケート第一位は新作『風に揺れても』
 
2023.04.19up
 
気が付いてみると、前回のワンマンライブ終了報告以来、半年間未更新という事態になっていました。

ま、そのことを誰からも指摘されなかったので、少なくとも未更新だから怒っているという人もいなさそうですが、それはそれで問題かもしれません(^^ゞ

あらためて、ライブにお越しいただいた皆様、配信動画をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。

ライブ会場の出口で投票いただいた恒例のアンケート(演奏曲のうち、好きな楽曲を最大5つ選ぶという形式)の集計が終わりましたので、厳かに(笑)発表させていただきます。
 


5位 桜の花が咲く頃に

中学入学から50年ということで、今回はライブタイトルが『桜の花が咲く頃に,再び』となりました。

ご来場の皆さんもそれぞれの桜にまつわるエピソードを思い出しながら聴いてくれたのかもしれません。

「明日また会おう そう言って いつも別れたね」


という歌詞にも込めた気持ちですが、大人になるとは、あらゆるものに永遠はない、ということを思い知らされるということと同義ですね。
 

4位 おかあさん

昨年4月と7月のライブで堂々アンケート第一位となったこの曲。

かわもとライブにウィンドシンセが登場するようになったきっかけは、母親がそれを買ってくれたことでした。

還暦を過ぎて、親に何かを買ってもらうことに恥ずかしさもありましたが、死期が近づいていることを感じていた彼女が「あっちにお金は持って行けないから」と言って、購入費を出してくれたのでした。
(けして私から「くれ」と言ったわけではありませんぞ。念のため(^^ゞ)

そして、そのウィンドシンセがステージでちゃんと吹けたことがほとんどない、という笑えない事実を次回こそは解消しないと...
 

3位 約束の歌

我が家でのリハーサルの際、この曲のエンディングでの仁多理恵ちゃんのバイオリンを超間近で聴けるのはこの上なく至福の時間でした。

おそらく聴かれた皆さんも彼女のバイオリンの音色に惹きつけられたことと思います。

引き続き、かわもと楽団で艶のある音を聴かせてもらいたいと切望しています。

歌の内容としては、かわもとワールド満開の女々しさ。
そのくせサビの部分は力強く歌うという二律背反作品
ではあります。
 

2位 キッチン馬鈴薯

最強のラス前ソングとして、すっかり定着したこの曲。

もとはと言えば、大学時代にアルバイトとしてお世話になった学生相手の定食屋・キッチン馬鈴薯のマスターとママさんへのお礼を言いたくて、でも既にどこにいらっしゃるのかわからなくなって長い時間が経過してしまったのを悔やんで作った歌でした。

平凡な日々こそ大切にしなければ...ということを肌で知る端緒でもありました。

最後の晩餐にはキッチン馬鈴薯のジンギスカン定食を食べたいです。
あの味を知っている人たちの一定数は同じことを考えているのでは...。
 

1位 風に揺れても

詞が最後にぴたりと嵌るまで、これほど悩んだことはありませんでした。

特定の人、特定のシチュエーションに憑依して歌の世界観を作り上げてゆくのは、得意な方だと自負していましたが、ロシア軍のウクライナ侵攻という重いテーマですし、細部を何度も何度も書き換え、タイトルも二転三転どころか7回も変更するという新記録でした。

ただ、静かで地味な曲でもありますし、この曲が1位になるとは想像もしていなかったので、かなり驚いている次第です。

アンケートには多くの人から、歌詞の様々な箇所を引用した上で「心に響いた」というメッセージを頂いて、たいへん光栄です。
 
毎回のことですが、ライブアンケート結果をまとめると、「あー終わっちまったか」という気持ちになります。

そして、次なる作品の創作、次なるライブへの構想が始まります。

7月22日(土)開催の「第二回半地下ライブ」、10月15日(日)開催の「かわもとひろのぶワンマンライブ#20 特別リサイタル」の準備も着々と進めていきますので、ご期待くださいませ。

では、また会える日を楽しみにしてますネ(^^♪

 

〜 LIVE#19 セットリスト 〜
 

〜第一部〜
桜の花が咲く頃に
京浜賭博地帯
B side love
愛の定理
追憶
風に揺れても
You are my musician

〜第二部〜
おかあさん
No One Else
Oh My Friend
約束の歌
キッチン馬鈴薯
モデラート

アンコール-〜
相模線旅情
みゆき



 
 


ワンマンライブ#18『涙活始めました』 満員御礼ありがとうございました
 
2022.10.29up
 
10/23のライブ『涙活始めました』から早1週間。
ようやく慌ただしさも鎮まってきました。

恒例のアンケート(ライブ演奏曲のうちよかった楽曲を5つまで選ぶ)の結果集計が出ましたので、ご報告致します。

 
同率5位 「オフェリア」(2022年作) 「希望の船出」(2005年作)

「オフェリア」はフルメンバーで演奏するのは初めて。

しかも何の説明もない、第一部第一曲ということで、聴いている人たちが憶えているかどうかは気にはなっていました。

7/14の“木曜夜の半地下ライブ”で初披露した時にも予想外の2位と大健闘でした。

もしかして、いい曲なのか...(笑)

「希望の船出」は調べてみると、2016年以来の演奏。

歌い方をかなり変え、頭サビのところもかなり抑え目にしてみました。

今回この曲がよかったとアンケートに書いてくれた人も数名。

激しく歌うことも、時に心を揺さぶるのでしょうが、抑制することで歌の世界観をより伝えられるとも思って、実行してみました。
  
 
第4位 「てんびん座の女」(1982年作)

制作後40年を経て、今もアンケート上位の常連。

この曲はサビの解放感が命ですが、それをより引き立てるように、Aメロは抑え気味で歌っています。

まだ歌い続けていくかと思いますので、あらためてよろしくお願い致します。
 
第3位 「相模線旅情」(2017年作)

やらなければならないような義務感のある曲(笑)
ほんと、そろそろJRさんにもこの曲を茅ヶ崎駅相模原発着のメロディとして採用しなさいと言いたいです(^^♪
JR関係者の方、是非よろしくお願いします

第2位 「おかあさん」(2019年作)

自分の中では、この曲こそが世界一の母親ソングだと思っています。

会場で聴いている人たちにはバレているかもしれませんが、歌うたびに、3コーラスめの「♪〜あなたの子に生まれたこと ずっと誇りにしてたんだ 言葉にすればよかったな 言葉にすればよかったな〜♪」という歌詞のところで感情移入しすぎるせいか、泣きそうになってしまいます。

4/30のライブでこの曲の冒頭のサックスを激しく吹き間違えたことがトラウマになっていましたが、どうやら今回は大丈夫でした(^^)/

第1位 「キッチン馬鈴薯」(2015年作)

この曲が1位になるのは、サイリウム(ペンライト)を持って、お客さんたちにも一緒に歌ってもらうというイベント性もあるのかと。

あまり涙とは関係なさそうな曲ではありますが、自分の中では『涙活始めました』というテーマとも親和性があると思って歌っています。

この曲を作るきっかけとなった、早稲田大隈通りに存在したキッチン馬鈴薯のマスターとママさん。
生きているなら、ものすごく会いたいです。

 
  
 
今回もたくさんのお客さんにお越しいただき、ありがとうございました。

まだしばらくは頑張って歌を作り、歌ってゆく所存です。

どうか変わらぬ応援をよろしくお願い致します。
 

=かわもとひろのぶワンマンライブ#18『涙活始めました』セットリスト=
 
【第一部】
オフェリア[2022年]
京浜賭博地帯[1988年]
てんびん座の女[1982年]
紙飛行機のラブレター[1983年]
港で歌う子守唄[1981年]
Goodbye Mr. スローバラード[1982年]
大いなる坂道[1982年]

【第二部】
相模線旅情[2017年]
希望の船出[2005年]
黄昏[2022年]
No One Else[2022年]
キッチン馬鈴薯[2015年]
おかあさん[2019年]

【アンコール】
追憶[2019年]
父娘日和[2017年]
 
 
次回ワンマンライブは2023年4月16日(日) スタディオベルソーにて開催予定です。

是非ご来場くださいませ(^^♪
 


気がつけば明日ライブだ(^^ゞ
 
2022.10.22up
 
慌ただしい日々が続き、気がついてみれば明日(10/23)は18回目のワンマンライブです。

慌ただしかった理由は主に2つ。

(1)CD作成に時間・労力を取られていた

明日のライブに合わせてリリースしようと決心していた作品集が2つあり、その録音・ミキシング・マスタリング・聴感確認という一連の作業に膨大な時間と労力が必要でした。

それも今日、やっと出来上がって、ひと安心です。

明日、ご来場の方は是非開場でお求めくださいませ(^^♪

『Early かわもとひろのぶT』(1977〜1983年セレクト作品集)
 てんびん座の女/片田舎のロマンス/叫び/港で歌う子守唄 他15曲


『着地点未定U』
(2018〜2022年作品集)
 おかあさん/黄昏/No One Else/追憶 他11曲

通販もやりまっせ〜

是非お声掛けください!
 
 
 
(2)いろんなものが壊れた

仕事で使っていたパソコン・スマホ(iPhone 5)・車(トヨタカムリ) ・マッサージ機・給湯器など、次々に逝ってしまいました...(泣)

何もこんなに続けざま壊れなくても、と思いながら、「泣きっ面に蜂」というのは本当だなぁと感心する呑気さも持ち合わせていてよかったと思う今日この頃です(笑)

おかげで、新しいものを注文したり、設置したり、工事に立ち会ったり、モノを取りに行ったり...

その忙しさも尋常ではありませんでした。

ま、音楽に直接大きな影響がなくて、不幸中の幸いではありました。
 
真夏の車中に10分置いていただけで、子持ちししゃもの腹のように膨らんでしまったiPhone5(使用歴8年)
 
  

左)トヨタ・カムリ(使用歴17年)  中)マッサージ機(使用歴15年)  右)給湯器(使用歴25年)
次々に天命を全うされた方々。合掌.......
 

というわけで、どうにか明日を迎えられそうです。

素敵な時間にするよう、鋭意努力致しますので、ご来場の方、配信視聴の方、是非お楽しみに(^^)/
 
 


7/14 新企画「半地下ライブ」ご来場ありがとうございました
 

★★★次回ライブは 10/23(日)@スタディオベルソー の予定です★★★
 
2022.07.20up
 
7/14(木)の「かわもとひろのぶ 半地下ライブ@STUDIO ONE」にご来場の皆様、ありがとうございました

また、STUDIO ONEのスタッフの皆様、PAを担当してくれた松永さん、感謝申し上げます。

30名限定とはいえ、販売開始直後にSOLD OUTするという快挙


本当に聴きたいと思ってくれた人たちが購入してくれたのかなぁと、身が引き締まる思いで本番に臨みました。

ホールでの演奏と何が最も違うかと言えば、お客さんたちとの距離ですね。
それゆえ、お客さんを適度にいじりながら(笑)、MCが楽しく進められました。

今回は1980年代作品を多めにチョイス。
若かりし頃のかわもとを知る人には懐かしく、それを知らない人にはすべてが新曲のように聴こえたかもしれませんね。

特に1979年作品である「片田舎のロマンス」は、かなり久しぶりの演奏だったので、多くの人にとってはほぼ新品だったのかなぁと思います。

どうしても、新曲を作って、世に(というか、実際には聴いてくれる一人一人に)問いかける作業を優先させてしまいがちですが、時には懐かしい楽曲も演奏して、今だからこそ新しい命を吹き込めたらと思います。

そして、今回初演となった「No One Else」「オフェリア」もまずまずの好評を頂いたようで、胸を撫で下ろしているところです(^^ゞ
自分自身、とても楽しく演奏することができました。

必ず、またこのタイプのライブをやりますので、是非お楽しみに!
 

 

★★★セットリスト★★★
 
【ピアノの弾き語り】
1. Goodbye Mr. スローバラード/ 2. You are my musician
3. 異国の友/ 4. 食前のトレーニング

【ギターデュオ】
5. 片田舎のロマンス/ 6. 古いラブソングは似合わない

【超新曲(ピアノの弾き語り)】
7. No One Else/ 8. オフェリア

【トリオ】
9. 京浜賭博地帯/10. おかあさん
11. 黄昏/12. モデラート
アンコール キッチン馬鈴薯
 

 
 

=アンケート結果=
 
恒例のライブのアンケート結果は以下の通りとなりました。

5位(同数で3曲。演奏順)
・Goodbye Mr. スローバラード[1982年作]


この曲は40年間、一貫して「中森明菜のために作った」と言い続けていますが、もちろん一切連絡はありません(笑)

ホント、一度でいいから彼女に歌って欲しいなぁ...

願えば叶うのだろうか...

・食前のトレーニング[1987年作]

この曲がランク入りするとは....(驚)

かつて体重が生涯最高値である77.7kgに到達した際、7が揃って嬉しいような、「どんだけスボンを買い替えなきゃいけないんだよ」という諦念のような気持ちになったことが忘れられません。

ある意味、重くなりがちなライブでの空気を変える曲として歌うことが多いですが、歌うことで、自分への戒めをちょっとだけする歌とも言えます。

・キッチン馬鈴薯[2015年作]

いつもはライブ最終曲直前の1曲として歌われ、しばしばアンケートでもトップとなりますが、今回はアンコール曲ということもあって、このポジション落ち着いたのかと思います。

毎回、お客さんたちがペンライトを振るのを、ステージ側から撮影したい気持ちに駆られます。
今度やってみます(キッパリ)

4位 
・No One Else[2022年作]

長らく連れ添った妻を喪った男の茫然自失。いつ癒えるとも知れぬ喪失感。ふたりで暮らした部屋はそのまま。それでも生きてゆく道を模索する現在地。(当日配布プログラムより)

歌の中に余白を作るのに苦心した作品でした。
自分では今最も気に入っている曲です。

3位
・片田舎のロマンス[1979年作]

母方の祖父母が住んでいた岐阜に流れる揖斐川。
大学受験にあえなく失敗し、川を虚ろに見ていたら、その視界に入ってきた地元高校生と思しきカップル。

もう何だか疎ましく、「お前らの恋は最後、こうやって終わるんだぜ」という予言のような歌を作ってみた次第です。

2位
・オフェリア[2022年作]

それほど貞淑とは言えない女性・オフェリアに恋して、ほぼ予定調和の如くフラれてしまう僕。
そして、そうされることがそれほど嫌ではないM気質...

女々しさ満開の楽曲ですが、一度は作ってみたかった「明るい失恋ソング」です。
ドラム・ヘース・ブラスつきのフルバンドで演奏してみたいですね。

1位
・おかあさん[2019年作]

ぶっちぎりのトップでした。
(ちなみに、4/30のライブでも「キッチン馬鈴薯」と並んでトップ)

実は、この曲はYouTubeでの再生回数は全く振るいません(泣)
もちろん、ライブアンケートの結果はMCの内容とか雰囲気にも左右されるとは思いますが、このギャップは何だろうかと...
録音し直してみようかと思う今日この頃です。
 



とにかくね、楽しかったです(^^♪

次回ライブは10/23(日)茅ヶ崎駅南口「スタディオベルソー」にて予定しています。
詳しい内容は追って告知させていただきますね(^^)/
 


#51 いよいよ「半地下ライブ」近づきました(^^)/
 
2022.07.10up
 
7/14(木)「平日夜の半地下ライブ」も近づいてきました。

私の場合、ライブが近づいてくる、ということは、たいてい「新曲を作って録音する」ということに等しいわけです。

というのも、「新しい楽曲を作ること」と「既存楽曲に新たな命を吹き込むこと」は、音楽をやっている証だと考えているからです。

なので、さして頻度の高くないライブ開催に対して、何か1つでもいいから、痕跡を残そうとするのでしょうね。

もはや、これは性(さが)と言えるでしょう。

今回のライブは、かなり久しぶりに弾き語りを中心にお届けするということで、以前にも書きましたが、2つの目標を持って臨む決意をしていました。
 
@20代の頃に作った楽曲に、還暦を過ぎた今、新しい命を吹き込めることができるかどうか

A新しい世界観による、新しい作品を初披露して、受け入れてもらえるかどうか
 
@で言えば、中森明菜のために作ったと公言してきた(笑)「Goodbye Mr. スローバラード」をはじめ、主に1980年代に作った楽曲を演奏するに当たって、作った当時以上のパフォーマンスをすることへの挑戦です。

かわもとひろのぶのベースになっている1980年代楽曲を、還暦を過ぎたかわもとひろのぶが新しい感性で表現する。
聴く人を歌の世界観の中にいかに誘うか....

頑張りますね。


そして、Aですが、「オフェリア」「No One Else」という2曲を初演致します。

既にYouTubeにはアップされていますが、背景音も相当入っているので、それを聴いた人に対して、ピアノの弾き語りでどこまで伝えられるか....

ここであまりウケがよくないと、二度と演奏されることなくお蔵入りとなる可能性もありますし....

頑張りますね。(オイオイ)

では、ご来場予定の皆様、会場で会えるのを楽しみにしております(^^♪

コロナがまたぞろ流行り出しているようですので、マスク着用・検温・手指消毒にご協力をお願いします。
 
 
 


#50 弦楽四重奏を聴きに行ってきました
 
 
2022.05.30up
 
昨日(5/29)は、かわもと楽団のバイオリニスト・仁多理恵(じんだりえ)ちゃんが所属する「茅ヶ崎弦楽四重奏団」の定期演奏会。

いつも自分がライブをやっている茅ヶ崎駅南口の「スタディオベルソー」に聴きに行ってきました。

客席から他の人の演奏を聴くというのは、ちょっと変な感じではありました(^^ゞ

弦楽四重奏では、バイオリンではなく、ひと回り大きいビオラ(確か現天皇陛下が学習院のオーケストラで担当していた楽器かと)の担当。

1曲目、モーツァルトの「ディヴェルティメント第3番 ヘ長調 KV138」

と聞いて、どんな曲だか想像がつく人はスゴイ!
 
 
ウィキペディアによると

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ディヴェルティメント(伊: divertimento)は、18世紀中頃に現れた器楽組曲である。
語源はイタリア語の「divertire(楽しい、面白い、気晴らし)」に持ち、明るく軽妙で楽しく、深刻さや暗い雰囲気は避けた曲風である。
フランス語ではディヴェルティスマン(divertissement)。
日本語では嬉遊曲(喜遊曲、きゆうきょく)とも訳される。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

この難解な解説を読んでも、もちろんわからないわけなんだけど...(笑)

さらに、「KV138」も意味不明。

ブリタニカ国際大百科事典によると、これはどうやら

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
L.ケッヘル (1800〜77) が作成したモーツァルトの全作品の年代順による目録"Chronologisch-thematisches Verzeichnis samtlicher Tonwerke Wolfgang Amade Mozarts" (1862) につけられた通し番号で,今日モーツァルトの作品番号として通用。
P.ウァルダーゼーが 1905年 (第2版) に,A.アインシュタインが 37年 (第3版) にこれを改訂。
現在第8版 (1983,第6版のリプリント) が使われている。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

というものらしい。
 
クラシック音楽をやっている人たちは、これらの難解な用語を使いこなしているわけなんだと、あらためて感心した次第です。

でもね、そういった知識とかは、「ないよりはあった方がいい」程度のことなのだと感じます。

上質の音楽は、そうした些末なうんちくなど蹴散らしてしまうものですね。

聴きながら、たくさんの弦楽器で伴奏してもらって歌ったら、気持ちいいだろうなぁと夢想しておりました。

2曲目、ハイドン「弦楽四重奏曲 第78番 変ロ長調「日の出」op.76-4」

3曲目、ベートーヴェン「弦楽四重奏曲 第15番 イ長調 op.132」


 
もちろん、解説不能ですが(笑)、結局音楽というのは聴く人がその良し悪しを決めるものだということを再認識した一日でした??

理恵ちゃんはじめ、茅ヶ崎弦楽四重奏団の皆様、お疲れ様&ありがとうございました。

P.S.
演奏会中、やや大きい(と私が感じた)地震が来たので、「あぁ人生ここで終了か...」と思いましたが、演奏者の皆さんは演奏を止めることなく、少なくとも見た目は平然と演奏されていました。

それがタイタニック号が沈む寸前の弦楽団とかぶりました(笑)

今、その時の茅ヶ崎市の震度を確認したら、ナント「震度1」!!!

自分がどんだけ地震に弱いのかをあたらめて知った一日でもありました(^^ゞ
 


#49 7/14(木)弾き語り・少人数編成のライブ“Oldies & Very New”やります
 
2022.05.23up
 
どうしてもやってみたかったんです。
弾き語り中心でやや小さな箱のライブ。

それはシンガーソングライターかわもとひろのぶの原点、始まりの形でもあったわけです。

春秋に開催している恒例のワンマンライブも先日17回目を終えたところですが、このところずっと悩んでいることがありました。

それは、2014年に活動を再開して以来、作った楽曲も相当な数となり、年に2回のライブの演奏では吸収しきれなくなってきたということです。

歌いたいけど、セットリストからこぼれていった曲がどれほどあったか...

4/30の第17回ワンマンライブで言えば、20世紀に作った歌はもちろん、『父娘日和』『ひまわり通信』『禁じられた距離(ディスタンス)』『スタートライン』『乙女たちの伝言』『HOTEL IMMORAL』といった21世紀になって作った楽曲も多数セットリストから漏れ落ちていったのでした。

自分の中では、かなりフラストレーションが溜まっている状態で、これを解除する方法はライブの回数を増やすしかないという結論に達したわけです。

 
ということで、7/14(木)19時より、茅ヶ崎駅北口STUDIO ONEにて初の試みとして“Oldies & Very New”ライブをやることとなりました。

このSTUDIO ONEは以前は「湘南スタジオ」という名前で、エメロード沿い(と言っても、茅ヶ崎地元民しかわからないでしょうが...)にあり、2018年には第9回のワンマンライブを開催させてもらったこともありました。

あれから4年の歳月を経て、縁あって再びライブをやらせてもらうことに感謝したいと思います。

現時点ではセットリストは未定ですが、このライブを開催するにあたって

@20代の頃に作った楽曲に、還暦を過ぎた今、新しい命を吹き込めることができるかどうか

A新しい世界観による、新しい作品を初披露して、受け入れてもらえるかどうか

の2つを目指そうと考えています。

なので、古きかわもとをご存じの方にとっては、「おぉ、あの曲か...」といった懐かしさを、ご存じない方にとっては、「おぉ、そんな曲があったんだ」という驚きを持ってもらえるよう。

初披露の新曲も歌おうと思っていますので、「間違いなくかわもと作品だけど、新しい」と感じてもらえるよう。

適切に頑張りますので、よかったらご来場くださいませ。

 
 


#48 ライブアンケート結果と今後のこと
 
2022.05.03up
 

2022年4月30日ライブ「春に,沁みる歌」アンケート結果のご報告と今後のこと
 

ご来場いただいた皆さんや配信で視聴された方々には、既に丸わかりのことですが、ライブ冒頭で「ウィンドシンセ(アルトサックス風の音色)の音が激しく外れる」「電子ピアノの音が出ない」という2大スーパーアクシデントが勃発

いきなり先行き不安になる開始となってしまいました...

気が遠くなるのを必死に堪え、どうにか1曲目の『おかあさん』を歌い終わった頃に落ち着きを取り戻しました。

ただ、口にこそ出しませんでしたが、「こりゃ人生最悪のライブになっちまうなぁ...」と思っていたのも事実です。

見ていて、聴いていて、どんな風に映っていたのかはもちろんわかりませんが、ライブ冒頭で『おかあさん』のイントロ8小節をウィンドシンセでソロを取るという決意をしてからの1ケ月少々、毎日何度も吹いて、どれほどの緊張の中でも勝手に指が動いてくれるように鍛えてきたわけです。

しかし、単に実力不足だったのでしょうね...あんなに外すなんて...。
自ら蒔いた種によって、自分が精神的に追い込まれていきました。

でも、お客さんもたくさん来てもらってるし、メンバーやスタッフにもいろいろ負担掛けてるし、せっかくだから、自分も楽しんでやろうと切り替えました。

『おかあさん』を歌いながら、そんなことを考えていたんですよ(^^ゞ

ちなみに、今回のテーマ「愛と死」「平和」は歌や衣装から伝わったでしょうか...

ピアノ弾き語りで歌った『異国の友』はその象徴だったわけです。

「一人ひとりは優しいくせに なぜ戦うのだろう 平和のために争うなんて 少しおかしいね」

という歌詞はこの曲を作った当時も、今も変わらない思いです。
 


 

恒例の「この曲がよかった」アンケート結果発表
 

同点第5位  『約束の歌』『京浜賭博地帯』『モデラート』(演奏順)

久しぶりに演奏した『モデラート』でしたが、この歌を歌う時の脳裏には、極めて貧しかった20代半ばの自分が浮かびます。
音を立てることもできない、壁の薄い4畳半の部屋の中...

のちに直木賞作家となる重松清に3千円で売りつけられた2オクターブしか音の出ない粗末な電子キーボードの音を、これまた粗末なヘッドフォン(パチンコの景品)で聴いて、楽曲を完成させることのほかには達成感を得られるものが何もない日々。

それでも、いや、だからこそ、数少ない完成作品は自分にとって宝物でした。
特にこの『モデラート』は「3拍子の曲を作る」という明確な意図で初めて作った曲だったので、特に記憶に残っています。

第4位 『黄昏』

この3月、初めて自分の父親を意識して作った作品でした。
1月亡くなった母と、最後にどんな会話をしていたのか...

「もっと二人で話せばよかった もっと抱き寄せれば」

という歌詞に見送る側の悔恨も滲むのですが、その思いも含めて、きっと普通の、さして特別なことではない話をしていたのではないかと想像しています。
 
第3位 『相模線旅情』

21世紀になって目覚めた“紙芝居的作品群”の1つ。

乗ったことのある人には伝わると思いますが、「ドアを手で開ける」「単線」「町中を縫うように走る」といった情緒溢れる相模線は、そこだけが慌ただしさと隔離された時空間のようです。

物思いに耽りたい人にはお薦めです。
 

 
 

同点第1位に『おかあさん』と『キッチン馬鈴薯』
 
 
同点第1位  『おかあさん』『キッチン馬鈴薯』(演奏順)

冒頭で述べたように、ウィンドシンセであれほど大失敗した『おかあさん』が初めて1位となったことに、ちょっとした衝撃と喜びがあります。

実はあのウィンドシンセ、母親が買ってくれたものだったのです。

もう少し正確には、昨年12月、私が買って「次のライブではこれで『おかあさん』を吹くよ」と病床の母に言うと、母が「お金出してあげる」と突然...

母曰く「あんたが中学生の頃、ギターを欲しがっていたのに、不良になると思ったから、買ってあげなかった。そのことを後悔している。今はあげられるものがお金くらいしかないから」

この歳になって、まさか母親に楽器を買ってもらうとは...
だからこそ、もっとちゃんと演奏したかったなぁ...

『キッチン馬鈴薯』は会場の皆さんと一緒に歌うので、一体感がありますね。

私も楽しいです(^^)/

そして、この曲は一度もフィナーレの曲にはなったことがありませんが、最強の“ラス前ソング”として定着した感があります。

一緒に歌うということもあって、しばしばアンケートでも第1位に輝きます。
(これで通算4回目)

長らく歌っていきますので、今後ともよろしくお願いします。

【ファンクラブ会長渾身のライブレポート】は「こちら」からどうぞ
 

 
 
 

2022.4.30 かわもとひろのぶワンマンライブ#17 セットリスト
 
【セットリスト】

*第一部
おかあさん/モザイクの町/てんびん座の女/約束の歌/セブンスターの箱が空になるまで/異国の友/かわいいおんな

*第二部
相模線旅情/黄昏/桜の花が咲く頃に/京浜賭博地帯/キッチン馬鈴薯/モデラート

*アンコール
紙飛行機のラブレター/追憶


上記楽曲は全てYouTubeでご視聴可能です。
気が向いたら、以下のURLにアクセスいただき、気に入ったらチャンネル登録をお願いします。

かわもとひろのぶチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCZXD94KKH_ZA5P1FtkT4fUg
 

★☆★☆★☆★☆★☆今後のこと★☆★☆★☆★☆★☆
 
 
ライブが終わってみると、ちょっとした高揚感と虚脱感が毎度訪れます。

特に#10を超えたあたりから、「新しい曲を作れば作るほど、ライブでのセットリスト構成が難しくなるなぁ」と思うようになりました。

現在、YouTubeにアップされた楽曲だけで45曲。

もちろん、それ以外にも作品そのものは作成済だけど、未録音(または録音済だけど、様々な理由からアップしてない)のものも相当数あるので、年2回だけのワンマンライブでは吸収できなくなってきたわけです。

そこで、今後は力の続く限り、20世紀に作成した“オールディーズ”中心の弾き語りメインのライブも敢行しつつ、新旧楽曲の録音も進めていこうと思います。

会場はホールというより、やや小ぶりなライブハウスで、お酒とかコーヒー飲みながら聴いてもらえたらなぁと...

今しばらく頑張りますので、応援をよろしくお願い致します。

 


#47 4月30日のライブが近づいてきました(^^♪
 
2022.04.26up
 
かわもとひろのぶワンマンライブ#17 開催迫る
 

21日(木)に本番会場であるスタディオベルソーでゲネプロ敢行。
あと足りないのは実力とお客さんだけという状況となりました。

テーマは「愛と死」「平和」。
今回もかわもとらしく、いじましく女々しい歌を中心にお届けします。

行くかどうか迷っている人、告知に気づいてなかった人。
まだ遅くない!今からでも十分間に合いますよ!

◆かわもとひろのぶワンマンライブ#17「春に,沁みる歌」
◆4/30(土)13:30開場/14:00開演
◆スタディオベルソー(茅ヶ崎駅南口徒歩2分)
◆前売:3,000円/当日:3,500円

アーカイブ視聴も可能な配信もありますので、よかったらご検討ください。

万万万が一、来場・配信視聴を希望される方は、ご一報くださいませ。
悪いようにはしませんよ(笑)

なんだか寒暖差で調子がおかしくなりそうな日々が続きますので、御身お大事に(^^)/

 
 
 
4/21に実施したゲネプロでの写真。赤いウィンドシンセを吹きますよ(^^)/
 


#46 3人編成のライブやります 2/10(木)夜7:30
 
2022.01.10up
 
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
ライブの告知をさせていただきます。

【木曜夜の半地下ライブ Vol. 01】

★日時 2022.2.10(木)18:30開場 19:30開演
★場所 STUDIO ONE

(茅ヶ崎駅北口徒歩4分。焼肉ざんまい地下1F)
★料金 ライブチャージ2,000円+ドリンク500円
(ドリンク2杯目以降は現金精算でお願いします)


今回のライブは春・秋に開催している恒例のワンマンライブとは違い、ちょっと小さめなライブハウスで、少人数編成(最大3人の予定)でやろうかと思います。

かわもとライブの原点とも言える弾き語りも含め、「あなたの心に突き刺さる歌」をお届け致します。

座席数が限られていますので、ご来場ご希望の方は何らかの手段でご一報くださいませ。
優先的にお席を確保させていただきます。

ちなみに、このライブに向けて、本日(1/9)初めてリハーサルをしました。
私が鍵盤ハーモニカに替えて、ウィンドシンセ(エアロフォン)で参加した曲はガチャガチャ...(泣)

なんとかあとひと月頑張って、お客さんの前で演奏するのに相応しいエアロフォニスト(今作った言葉ですけど)となって登場する予定です。

お楽しみに(^^)/

尚、4/30(土)には春のワンマンライブをスタディオベルソーにて開催予定です。

近頃またしてもコロナでざわついてきましたが、何とかとライブが出来ることを願っています。

皆様もお気をつけて。
 


#45 かわもとひろのぶワンマンライブ#16 御礼
 
2021.11.29up
 
既にライブが行われてから2週間。
その後のあまりの慌ただしさに、まとまった振り返りもままならず、失礼しておりました。

あらためまして、会場にお越しいただいた皆様、配信でご視聴いただいた皆様、本当にありがとうございました。

恒例の春秋のワンマンライブですが、2020年春以来、会場を確保してはキャンセル、という状況が3度続いたため、今回もコロナの感染者数や医療機関の逼迫度を横目で気にしながら、本当に開催出来るのか、疑心暗鬼にもなっていました。
(度重なるキャンセルにも関わらず、キャンセル料を一切支払わずに済んだのは、会場であるスタディオベルソーさんの度量の大きさのお陰です)

我が家でやっているリハーサルも、全員がマスク着用、個別の飛沫防止シートを立てた上、エアコンと空気清浄機をフル稼働
さらには、バイオリンの仁多理恵ちゃんが持ってきたCO2測定器で二酸化炭素濃度を測りつつ(1,000ppmを超えると即換気)、かなり物々しく...
でも、とても楽しかった。

ライブで初めて演奏する曲は「背番号13」「乙女たちの伝言」「禁じられた距離(ディスタンス)」の3つ。

かわもと楽団では、初演の曲は私が作詞・作曲・編曲をしたのち、パソコンを使って録音して(俗に言うDesk Top Musicですね)、その音源をメンバーに聴いてもらい、イメージを掴んでもらった上、リハーサルに臨むのが慣わしです。

今回、「背番号13」と「禁じられた距離(ディスタンス)」はYouTubeにアップする前提でアレンジしたということもあり、相当凝ったものになり、ライブでの再現性が心配もされました。
でも、最終的には“録音とライブは別物だし”という合意で、ライブ独自の演奏させてもらいました。

当日は丸2年ぶりのライブということで、ただならぬ緊張・興奮・高揚感がありました。
目覚まし時計より5時間も早く!!!目覚めてしまい(笑)、脳内でステージの始まりから終りまで、MCを含めて3回ほどシミュレーションしちゃいました。

ま、そうした諸々のアクシデントもある程度受け止められるようにもなってきました。
ライブが始まって2曲目の「乙女たちの伝言」では既に左手の薬指がつってましたし(笑)

神奈川・東京はもちろん、埼玉、千葉、そしてなんと福岡からも来場してくれた、心篤い人もいて、もうそれだけで胸がいっぱいになりました。

それから、個人的なことではありますが、病気療養中の母親がこのライブを楽しみにしていて、私も何とか来て欲しいと思っていたのですが(そんなこともあって、最終曲を「おかあさん」にしていたわけです)、体調が優れず、残念ながら来場出来ませんでした。
歌いながら、様々な感情が錯綜して、一部ちゃんと歌えなかった箇所がありましたが、寛容の精神でお赦しください。

今回、コロナ禍ということもあり、初めて「配信」にもチャレンジしてみました。
茅ヶ崎テレビのクルーの方々がゲネプロから配信テストに参加してくださり、当日もそこだけは不安なくやれました。
本当にありがとうございました。

「会場に行くより配信の方がよくね?」
という声も頂き、ちょっと複雑な心境にもなりましたが(笑)

 
 
アンケート結果発表
 
では、恒例の「ライブ楽曲のうちよかった曲を5つ挙げてください」というアンケートの結果を発表します。

同率5位 てんびん座の女 / おかあさん 

「てんびん座の女」はもう40年近く歌い続けていますが、今でも訴求力があるのかと、自分でも驚きです。
歌の舞台背景となったパシフィックホテルがなくなってどれくらい経ちますか...
この歌を歌うたびに、砂浜に置かれた小さな漁船にもたれかかって、かじかむ手に息を吹きかけた冬の日の情景を思い出します。

「おかあさん」は自分の中では“世界一の母親ソング”を作ろうと思って作りましたし、実際にそうなんだと信じております(あくまで自己評価)。
今後はなるべく、感情移入し過ぎないで歌おうと誓っています(^^ゞ

同率3位 京浜賭博地帯 / ひまわり通信

「京浜賭博地帯」を語る時、AXIA MUSIC AUDITION 1989での槇原敬之との対決にしばしば触れますが、活動を休止していた彼もどうやら本格的に活動再開をするとのこと。
ホント、どこかで一度、彼と音楽で相まみえたいと願っています。
そのためにも、自分が音楽を続けていないとね。

「ひまわり通信」の歌詞を作るのに七転八倒したのが昨日のことのようです。
長年の連れ合いを亡くし、話し相手もほとんどいない老人の心境はもちろん実感は出来ず、部屋の窓からの情景を描くことで、あとは聴いてくれる人に託すという手法を採ることにしました。
♪部屋の窓からは 木洩れ日越しに 子どもたちの姿 悪くはない場所だよ♪

2位 相模線旅情

本当は今年、相模線開通百周年だったので、その記念碑を作って、この曲の1番の歌詞をそこに刻むか、茅ヶ崎駅の相模線ホームの曲を「相模線旅情」にしたいと思っていましたが、敢え無く頓挫。
その座を加山雄三さんに奪われました...
茅ヶ崎にはその加山さんやサザンオールスターズの桑田佳祐さんといった超ビッグネームが存在する関係で、なかなかその壁を突き破れませんが、けして諦めてはいませんぞ(笑)

1位 キッチン馬鈴薯

今回の第1位「キッチン馬鈴薯」は2017年秋・2019年春に続き、これで3回目の栄冠
ライブのラストナンバーが「モデラート」「宴の前夜」「父娘日和」「おかあさん」と変遷しても、この「キッチン馬鈴薯」はずーっとその直前に陣取る“不動のラス前ソング”であり続けています。
今回は飛沫防止の観点から ♪ラララ キッチン馬鈴薯♪ の箇所のご唱和中止を呼び掛けたのですが、有志の方々が大勢自発的に歌われていました。
ヤバイような嬉しいような...
次回は皆で思い切り歌いたいものですネ。

 

2021.11.13 かわもとひろのぶワンマンライブ#16 「一人称複数」 セットリスト
 

【第一部】
@背番号13  A乙女たちの伝言  Bてんびん座の女
C約束の歌  Dポール・ハリスへの手紙  E京浜賭博地帯

【第二部】
F叫び  G古いラブソングは似合わない  Hひまわり通信

【第三部】
I相模線旅情  Jセブンスターの箱が空になるまで  K禁じられた距離
Lキッチン馬鈴薯  Mおかあさん

【アンコール】
N紙飛行機のラブレター  O追憶
 

 
今後につきまして
 
さて、かわもと楽団による春秋のライブは気力・体力が続く限り、継続していきたいと思いますが、新しい楽曲を作れば作るほど、限られた時間のワンマンライブでの演奏曲決めに悩みます。

そこで、今後はもう少しこじんまりした会場で、少しリラックスしてやれるライブもと考えています
お客さんもお酒やコーヒーを呑みながら聴けるやつね。
弾き語りに毛が生えている感じでやりたいなぁと。

早ければ2022年1月か2月にはスタートしようと思います。
決まり次第、このサイトやFacebook等でお知らせしますので、よかったらお越しください。

そうした場を借りて、新曲を聴いてもらって、その感触とかも確かめられたらいいなぁと夢想しています。

還暦だった1年(2020年9月〜2021年9月)ほぼ身動きが取れなかった反動で、今はとても歌いたい気持ちに溢れています。
どうか、付き合ってもらえればと願っています。

乞うご期待!

 


かわもとひろのぶワンマンライブ#16 告知第二弾

#44 「会場内リアルライブ」と「配信」のハイブリットでお届けします!

 
2021.10.17up
 
2年ぶりのライブまであと1ケ月。

チラシとチケットの印刷も終わり、あと足りないのはお客さんだけ(笑)、という状況にようやくたどり着きました。

ライブに向けての本格的なリハーサルも既に始まっています。

コロナも現在はやや鎮まってはいますが、メンバーの年齢や基礎疾患を考えると、罹ったらかなりヤバいということもあって、リハーサル会場である「スタジオ我が家」(平たく言うと私の家)では、飛沫防止シートを張り巡らし、二酸化炭素測定器で逐次測り、エアコンと空気清浄機は回しっぱなしでやっています。

それでも2曲も演奏すると、二酸化炭素の濃度が危険領域とされる1,000ppmを超えるため、たびたび換気もしています。

 
  
 
 
今回のライブは、当日のコロナウィルスの感染状況が全く読めないということもあり、用意出来る客席数も確定できず、どうしたものかと思いあぐねておりました。

そこで、茅ヶ崎テレビの総帥・藤川忠彦さんにお願いして、YouTubeでのライブ配信を実施して頂くことになりました。
(ライブ配信について、詳しくはhttps://j.mp/2021-hk-liveでご確認ください)

遠隔地で会場まで足を運べないといった人や、ライブには行きたいけど、まだコロナの感染も恐いといった人に、ご視聴いただければと願っています。

と言っても、なにぶん未経験のことですから、いろいろとバタバタするかとは思います。
でも、初めてのことをやるというのは、不安とともに楽しみもありますね。
適切に頑張りますので、何卒よろしくお願い致します。

 


#43 「背番号13」女バス日本代表・町田瑠唯選手に恋をする
 
2021.10.11up
 
 

【やや長編です】

こんなことは久しぶりなんだよ。

この夏、東京オリンピックはほとんど見ていなかったんだけど、最終盤に来て、女子バスケットが快進撃と聞いて、たまたまタイミングが合ったこともあって、準決勝の対フランス戦を観た。

でね、ポイントガードの「背番号13」町田瑠唯選手のプレーにいっぺんに恋に堕ちた…

今まで誰も訊いてくれなかったので、語る機会を喪失していたんだけど、実は中学時代バスケット部に所属し、ポイントガードをやっていた。

そんなこともあって、バスケを観る時はどうしてもポイントガードに肩入れしてしまう。

中学2年の春(1974年)、顧問の先生の計らいで、当時平塚にあった体育館に日本リーグ(懐かしい呼び名だ!!)の試合をチーム全員で観戦することになった。

そこに登場したのが共同石油(現ENEOSサンフラワーズ)の女子バスケチーム。
今でこそWリーグの名門だが、あの頃は2部でもがいていたのだ。

女子の試合だしなぁと、ちょっとテンションも下がり気味だったのだが、試合が始まると、共同石油のポイントガードに釘付け。

小さな体躯で、当時の私が見たこともない、膝の間を通すドリブル(たぶん「レッグスルー」と呼ばれているやつ)や、右手で持ったボールを背中側を通して自分の左前方にいる選手にパス(たぶん「バックビハインドパス」と呼ばれているやつ)を試合の中でいとも簡単にやってのけるとは…。

もちろん、自分のバスケットのプレー経験も見る経験も浅いとはいえ、彼女のプレーは13歳の少年かわもとにとっては衝撃的であったのは間違いない。

彼女の名は荒竹弘子
私にとっては忘れ得ぬ名前なのだが、今となってはネットで検索してもほとんど出てこない。

ヒットしてわかったことは、長崎県にある鶴鳴学園長崎女子高校(現長崎女子高等学校)の1971年度の卒業生ということ。
計算上、私の7歳お姉さんということになる。
(これは今日初めてわかったことだ)

ちなみに身長156センチということも「バスケットボール選手名鑑」というデータベースで確認できた。

共同石油の相手がどこで、勝ったか負けたかすらも覚えていないのだが、試合終了と同時に脱兎の如く、観客席から飛び出して、彼女を追いかけた。

どうしても話を聞きたくて、そしてサインをもらいたくて。

あんなに必死に走ったのは、その後の人生であっかなぁと思うほどの全力疾走(一応高校では陸上部だったけど(^^ゞ)だった。

目ざとく彼女のうしろ姿を発見した時、勇気を振り絞って、名前を呼んだ。

ハァハァ、荒竹さん、すみません。ハァハァ、あなたのプレーを見て感動しました。ハァハァ、サインを下さい!!」

振り返った彼女は、ちょっと戸惑ったようだが、すぐに優しい笑顔で「君は何年生?バスケットやっているの?」と声を掛けてくれた。

舞い上がってしまった私は、声をひっくり返しながら「ハイ、かわもとひろのぶです」と訊かれてもいない名前を答えるというありさまだった。

そして、サインしてもらえそうなものはないかと、自分の持ち物の中から必死に思いついた生徒手帳の余白のページを開き、友達に借りた鉛筆とともに差し出して、サインをお願いした。

彼女は快くサインをしてくれて、「バスケット頑張ってネ」と言ってくれた。

初めて女バスポイントガードに恋をした瞬間だった。

その日から2週間くらいは、彼女のことが脳裏を離れず、「いつの日か弘子をお嫁さんにする」という妄想に取り憑かれていた(笑)。

その時の生徒手帳は実家のどこかに埋もれているはずだ。
今度帰ったら、探してみよう。

もちろん、その淡い恋に続きがあるとは思っていなかった。

ところが、冒頭で述べたように46年の歳月を経て、再び女バス・ポイントガードに恋することになってしまったのだ。
 


町田瑠唯選手は東京オリンピック前までは日本代表ガード陣の中では三番手という位置に長らく止まっていたらしい。
その辺の詳しい経緯はNumber Webをご参照あれ。

https://number.bunshun.jp/articles/-/849423
 
 

時の流れはバスケットボールというスポーツを劇的に進化させたとは言え、彼女の動きは尋常ではなかった。

荒竹弘子選手を彷彿させる、小さな体躯で、パサーとしてだけではなく、ディフェンスを切り裂くようなペネトレーション。

本当に久しぶりに恋する血が沸騰した。

これからも頑張れ、背番号13。

というわけで、町田瑠唯選手を称える意味も込めて、11/13のライブでは、1977年以来44年振りに拙曲『背番号13』をお届けしようかと。

この楽曲、そもそもは高2の頃に恋をしていた1級下の女の子が、バスケット部で背番号13をつけて試合に出ていたのを見て、居ても立ってもいられない気持ちで作ったものだった。

可愛かったなぁ、ケイコちゃん。

女バス選手恋愛遍歴。
町田瑠唯選手で最後になるかどうか...それは保証の限りではない(笑)

YouTubeにもアップしたので、よかったらご視聴下さい。

 
 

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#42 かわもとひろのぶワンマンライブVol. 16 11/13(土)にやります。たぶん...


副題 YouTube「叫び」なぜか再生回数5,000回超え

 
2021.08.21up
 
YouTubeかわもとひろのぶチャンネルで私の楽曲を聴くことのない人には、ほぼ関心はないことでしょうが、昨年11月にアップした『叫び』という楽曲の再生回数が、他の楽曲を圧して再生回数5,000回に到達しました。

理由は...わかりません。

前回にも書きましたが、多くの楽曲の再生回数が200〜700回であり、どうして『叫び』だけがこれほど突出して聴かれるのか、わかる人がいたら教えて下さい(^^ゞ

今後のYouTube戦略の参考とさせていただきます。
(まるで今まで戦略があったみたいな言い方で申し訳ありません)

『叫び』YouTubeでのURL

21世紀になってからのライブでも一度しか披露したことのない曲ですが、次回ライブでは久しぶりに『叫び』をセットリストに入れることを決意致しました。

 
 
で、次回ライブですが、メンバーやお客さんのワクチン接種の時期を考慮して、11/13(土)茅ヶ崎駅南口スタディオベルソーで、ということは6月には決まっておりました。

問題は新型コロナウィルスの感染状況ですね。

昨春からワンマンライブが3回連続で、企画しては中止となっていて、今回こそはと願っていますが、今やデルタ株とやらが爆発的感染を引き起こしているので、なかなか先が読めません。

開場・開演時間など詳細が決まりましたら、またこのサイトやFacebook等で連絡させていただきます。
(おそらくライブ後に飲みに行ける時間帯を設定予定)

何とか開催できるよう、適切に頑張りますね(^^)/

 


#41 久しぶりすぎて、もう読者は一人もいないかもしれない(涙)
 
2021.08.07up
 
昨年のゴールデンウイーク以来でしたか....

さすがにこのペースでは、今世紀中にあと50回程度しか更新出来ないので、もとから限りなくゼロに近かった読者がさらに減っていることでしょう(^^ゞ

ま、何しろ暑中お見舞い申し上げます。

東京オリンピックとコロナ感染爆発が同時に起こっていて、しかもそのどちらとも距離を置いたところにいる自分。
さらにその自分を俯瞰する別の自分。

絶好の世界観形成のチャンスだとは思います。
新しい楽曲のいくつかが、今まさに臨月状態。

出来上がるのをお楽しみに(^^)/

さて、YouTubeに作品をアップし始めて10ケ月が経過。
チャンネル登録者はものすごーくゆっくり増えて、8月6日現在86人!!!

そして、ごくたまに、どの楽曲が何回くらい聴いてもらっているのかを確認してみますに、だいたいの楽曲が200〜700回程度。

で、その確認作業をすると、たいてい「おすすめの動画」といった感じで出てくるのがあいみょん「マリーゴールド」
再生回数“3.2億回”........

この差は何だ....

実は私にも「マリーゴールド」という拙曲があります
(ちょうど40年前の作品ですが)

拙曲だと謙遜してはいますが、それは「いやいや、オレの曲の方がいいよ」と思っている証にほかなりません。

今度是非とも動画を作って勝負を挑もうと画策しているところです。

アップしたらお知らせしますので、チャンネル登録されている方はノルマとして、一人につき400万回ずつ再生していただけましょうか。

一応、これでいい勝負になるはずです。
(これを世間では「机上の空論」とも呼んでいるようです)

 

◆かわもとひろのぶYouTubeチャンネル登録はこちらから◆

 
 


#40 只今,悶々タイム中
 
2020.05.04up
 
気がつけば、ワンマンライブ中止の告知をしてからひと月半くらい、このページの更新を怠っていた。

とりあえず、生きてはいます。

このところ、ずっと気持ちがふわふわして落ち着かない。

最初は4月29日に開催予定だった「ワンマンライブ#13」が新型コロナウィルスの影響で中止になったから、とも思っていた。

人は目の前にある小さな目標を失うと、ちょっと凹んだり、力が抜けたりもするしね。

ところが、その4月29日を過ぎても、落ち着きのなさは収まるどころか、一層その度合いを増しているように感じる。

そして、この落ち着かない心理状態の根源が、新しい楽曲の世界観が確定しない時のそれと同じだと、ようやく気づいた次第である。

つまり、今、かわもとの脳内では「生まれる寸前」の楽曲の素がぐつぐつ煮立ちつつあるというわけだ。

もちろん、その楽曲の素は昨今のコロナウィルスにまつわる社会的出来事と無関係ではいられない。

ワンマンライブの中止を決めた頃から、この状況は間違いなく歴史の転換点であり、これを何らかの形で楽曲創作に取り入れない表現者はあり得ないと考えていた。

ただ、それをどう表現するのかが問題だ。

まだ情勢は不確定要素も多く、どういう切り口から作るのか、自分でも捉えきれていないからこそのふわふわ感なのだ。

 
 

左)2月15日のロータリークラブのイベントに出演。JCOMさんが映像流してくれました
右)茅ヶ崎テレビさんの「コロナに負けるな」動画用に『スタートライン』の動画を作りました
 ※動画はこちら 
 ※茅ヶ崎テレビ制作の動画(YouTube版)はこちら 14曲中14番目に出てきます(^^♪

 
 
さらに、私の場合、楽曲を作る(出来る?)際、たいていの場合は歌詞のごく一部とその歌詞を乗せるメロディが同時に生まれ、その後はそれに肉付けしてゆくという手順になっている。
(意図してそうしているというわけではなく、必然そうなってしまうんだけど)

ふわふわした気持ちになるのは、通常時でも決まって歌の一部の歌詞とその部分のメロディが決まり、さらには残りのメロディもほぼ作り終えたあたりからである。
(つまり、詞の細部が最後に残っている段階)

あらゆる歌詞が”降りてくる”というわけではなく、ほぼ全曲、かなり試行錯誤してようやく最終形に近づいてゆくわけなんだよ。

そこに行き着くまでの過程はなかなかつらく、険しく、疲れる。

今、ライブで歌う機会の多い『相模線旅情』『約束の歌』『ひまわり通信』『父娘日和』といった楽曲は2017年の春先、全て同時進行で手掛けていたのだが、ピアノやパソコンの前で何時間も身動きひとつも出来ずに佇んでいる時間がどれほど長かったことか。

とにかく、その歌の世界観が定まるまでに膨大な時間が掛かることに加えて、世界観が定まったにせよ、それをちゃんとメロディに嵌まるように言葉の音数を揃えた上、あざとすぎないような、ちょっとした文学的仕掛けもしないと気が済まないから質(たち)が悪い。

なので、若い頃からあまり多くの作品を仕上げられるような能力には欠けていたと言えよう。

逆に言えば、世界観の構築に至らず、世に出ることなく儚く消えた楽曲も相当数ある。

何にせよ、とにかく今かわもと脳内楽曲制作工房はひじょうに効率悪く稼働中である。
(これまで一度も効率よく稼働したことはないんだけどね)

苦しいんだけど、意外に楽しくもある。

だって、すごい名曲が生まれる(たぶん)寸前に立ち会っているわけだからね。

何とか近々仕上げて、聴いてもらえたらと願っている。

ライブはいつになったら開催出来るか、現時点では未知数ではあるけど、当然出来上がった曲はセットリスト入りするかと。

お楽しみに。

 


#39 かわもとひろのぶワンマンライブ#13中止のお知らせ
 
2020.03.21up
 
4/29[水・昭和の日]に開催が予定されていました標記ライブですが、残念ながら中止させて頂くことになりました。

あらゆるイベントが「自粛」を余儀なくされる状況を苦々しく思っております。

その流れに抗いたい気持ちも強く抱いていますが、皆様ご存じのように、かわもとひろのぶライブはお客さんの年齢層が若干(?)高いということもあり、万一新型コロナウィルスに感染された場合、重篤な症状となることが懸念されます。

ご来場頂いたことのある方ならおわかりでしょうが、けして濃厚接触状態で飛沫が飛び交うようなライブではありませんし、感染の可能性は極めて低いとは思います。

それでもこの苦渋の決断をしたのは、「あんまり楽しくない」ということに尽きます。

つまらない心配をしながらだと、演奏する側もお客さんたちも心からは楽しめないですし、そもそも消毒して検温して、マスクしてもらって座席も隣と1メートル離して...というのは、お客さんやスタッフの中に感染者がいるという前提ですもんね。

今回は還暦前最後のワンマンライブということで、還暦ライブへの布石としたかったので、チラシ・ポスターもこれまでとは違うタッチで作ったりという経緯もあり、もちろんとても残念です。

しかし、生きて創作活動をしているタイミングでこの未曾有の状況に出くわしたからには、それを楽曲に昇華させないという選択肢はありません。

必ずや新しい世界観で『コロナソング』を作って、次回ライブでお届け致します。

今後しばらくの間は楽曲制作と録音作業を中心に頑張ります。

ウェブサイトやFacebook等で進捗状況もアップしますので、お楽しみに(^^♪

尚、既にチケットを購入された方は、払戻しを致しますので、個別にご連絡させて頂きます。

末筆ではありますが、皆様のご健康とご多幸を祈念致します。

 
2020年3月21日 かわもとひろのぶ
 
 
 


#38 ロータリークラブのイベントで歌ってきました
 
2020.02.16up
 
槇原ショックも覚めやらぬ昨日(2/15)。
茅ヶ崎市役所分庁舎コミュニティホールにて。

ロータリークラブのIMというイベントにゲストシンガーとしてお呼び頂き(自分もロータリークラブの会員ではありますが)、「相模線旅情」「おかあさん」「ポール・ハリスへの手紙」の3曲を歌ってきました。

ロータリー関係者の皆様、温かいお言葉もありがとうございました
 
 
2021年は相模線開通100周年とのことで、是非「相模線旅情」をテーマソングに使って頂きたいなぁ...

JRさん、考えてみても損はありませんよ(^^)/

そして、「ポール・ハリスへの手紙」を国際ロータリーの公式ソングとして頂けるよう、どなたかインフルエンサーの方、何卒よろしくお願い致します(笑)
 

 
 ※※※緊急寄稿

#37 ライバル・槇原敬之へ 『NG』 〜二度過ちを犯した君に〜
 
2020.02.14up
 
本当にどう言ってよいのか...

1990年春、AXIA MUSIC AUDITION全国大会決戦。

拙曲『京浜賭博地帯』と槇原敬之の歌う『NG』(のちの彼のデビュー曲)が相まみえ、結果彼にグランプリを持って行かれたことをきっかけに、私は商業音楽から一旦撤退することを決めた。
(詳細はこちら

その終生のライバル(あくまで私の中では、という意味ですが)であるシンガーソングライター槇原敬之が覚醒剤取締法違反で1999年に続き、2月13日、2度目の逮捕をされてしまった。

彼のやったことは、まさしくNGであり、言い訳は出来ない。

思い起こせば30年前のあの日、コンテストの打ち上げで言葉を交わした槇原は見てくれもまさしく「普通の」風貌で、ファッションセンスも感じられない(人のことは言えないということは自覚してるけど)純朴な青年だった。

「今、二浪してるんですよぉ」と大阪訛りで語る口調も、私も大阪出身ということもあるのだろうが、好感を持てた。

その後『どんなときも』が大ヒットしたのに端を発して、自分で歌うだけでなく、他のシンガーに楽曲提供するなど、大活躍したのは私が言うまでもない。

1999年覚醒剤取締法で逮捕されたことは私には衝撃だったし、槇原が音楽に行き詰っているのかとも想像してはいた。

しかし、どうにか立ち直って2003年に『世界に一つだけの花』(歌唱はSMAP)を世に送り出すなど、類稀な才能は本当に輝いていた。

私は2010年、武道館に彼のデビュー20周年コンサートを聴きに行った。

そこで20年ぶりに聴いた『NG』に号泣した。

コンテストの日から20年。

私もなかなか激しい20年を送ってきたが、彼の20年も一筋縄ではいかないものだったに違いあるまい、と感じたのは、1999年の逮捕によるところでもあった。
 

 

 AXIAMUSICAUDITION '89[オーディションデモテープ]

 【収録曲目】
  1. Route299
  2. ハッピーバースデイ 
  3. CALL
  4. 河よりも長くゆるやかに
  5. 京浜賭博地帯(かわもとひろのぶ)
  6. 天使のふる街
  7. 白のペイジ
  8. Mr John is dead
  9. 絶頂!
 10.ABSTRACT
 11.バカンス
 12.NG(槇原敬之)
 13.ROOM225
 14.Something blue
 15.GOLD

あのコンテスト出場者の楽曲を収録したカセットテープ。今となっては槇原敬之と私を結ぶ唯一のものかもしれない...
 
今から遡ること10年前のあの日、私は彼に再び音楽をやるよう背中を押されたのであった。

だからこそ、先程、槇原逮捕の報を耳にして、「嘘だろ...」と声に出てしまった。

私はいつか彼とともに歌える日を目指して音楽を続けているのだ。

なんてことをしてくれたんだ...

悲しいという気持ちももちろんあるが、憤りを感じているのかもしれない。

「本当に、君のやったことはNGだ」

ただ...願わくば、この逮捕によって、彼の作った楽曲までをゴミのようには扱わないで欲しい。

今、メディアに対してはそれだけが願いである。

槇原には彼自身が作った『遠く遠く』という曲を静かな気持ちで聴いて欲しい。

あの曲の歌詞に出てくる望郷の気持ちを思い出して欲しい。

なぁ、もう一度立ち直れないか?

 


#36 「ポール・ハリスへの手紙」
 
2020.02.10up
 
ポール・ハリスという名前は知る人ぞ知る、というところでしょうね。

ロータリークラブ(詳しくはこちらを)という組織を立ち上げた人です。

アメリカ社会が荒んでいた1905年のことです。

今や世界に120万人の会員が在籍する巨大組織ではありますが、はじめはシカゴの片隅にたったの4人で集まって、つつましやかに昼食をともにして、友好を温めるというものだったそうです。

私は世界に3万3千も存在するクラブのうちの一つである茅ヶ崎ロータリークラブに1997年から所属しています。

以来20数年に亘り、けして安くはない会費を払い続け、毎週行われる例会に足を運び、本当に微力ではありますが、地域社会や貧困地域への奉仕もしてきたのは、その始まり方への敬愛があったからと言えるでしょう。

ニューイングランドの田舎町からシカゴという大都市に出てきて、おそらく傷つき、孤独にもなったポールが一大決心の末(というか、淋しいから自然の成り行きで、という方が正しいのかも)友を集め、志を持って「何かをやろう」として、それを実現させたことに対して、私は憧憬の念を持っています。

異論のある方もいらっしゃるでしょうが、ロータリークラブの根幹には奉仕団体という以前に、ポール・ハリスが発した「誰か僕の友だちになって」というせつない願いがあるのだと考えています。

そのことも織り込んで、いつかポール・ハリスのことを歌にしたいと思っていましたが、出来上がったのは2016年のことでした。
(以下がその歌詞です)

 

 
 
 
左)黎明期のロータリークラブ 右)2016年に行われた茅ヶ崎ロータリークラブ創立55周年式典での「ポール・ハリスへの手紙」熱唱
 
この歌を日頃のライブのお客さんや自クラブの会員以外のロータリアンに広く聴いてもらえる機会を得ることが出来ました。

そのイベントは2月15日(土)茅ヶ崎市役所分庁舎「コミュニティホール」にて開催されるIntercity Meeting(通称IM)というものです。
(残念ながら、一般の方々は入場出来ませんが...)

簡単に言うと、茅ヶ崎・寒川・綾瀬のロータリークラブが年に一度、一堂に会してテーマに則った講演があったり、議論があったりするというもので、今回は「つながり」というテーマとなっています。

ロータリークラブに所属するシンガーソングライターで、ロータリー精神を歌にしたという「つながり」でお呼ばれしたのかと思います。

せっかくの機会ですから、ポール・ハリスの気持ちを代弁して歌おうと思っています。

当日イベントに参加される方は、動画で予習して、是非一緒に口ずさんで下さい(^^)/

  ↑をクリックすると動画にジャンプします
 
「楽曲紹介ページ」に同内容の記事があります。ご了承下さい
  


#35 あけましておめでとうございます(おせーよ)

〜春のワンマンライブ告知〜
 
4/29(昭和の日)@スタディオベルソー

 
2020.02.02up
おっ、0と2ばっかりだ
 
年末年始、諸々わさわさしておりました。

ちょっとだけ落ち着いたので、春のワンマンライブの告知をさせて頂きますね。

日程は昨年のうちに決まっていましたが、ようやくチラシも出来上がりましたので、軽くお知らせさせて下さい。

第13回かわもとひろのぶワンマンライブ

◆日時:2020年4月29日(水・昭和の日) 
 午後4時20分開場/午後5時開演
 ※終演は午後7時頃を予定しています

◆場所:JR茅ヶ崎駅南口徒歩3分 スタディオベルソー

◆予価:前売3,000円 当日3,500円 ※税込

◆テーマ:「59歳。涙活始めました」

 
 
 
 
上の写真は昨秋、大学時代に所属していた「抒情フォーク研究会」(今思えば実にロックなネーミングだ)の集まりが早稲田であり、31年ぶりに訪ねてみた時に立ち寄った、かつての棲み処です。

私が住んでいた頃でさえ、相当な築年数だったはずのボロ屋。

直前の住人が部屋の中で病死、四畳半ひと間でもちろん風呂なし、和式の共同トイレ。

あまりに壁が薄く、おならをしたら隣人に間違いなく聞かれてしまうような安普請で、歌うことも楽器を弾くことも能わず、この環境でどうやって曲を作っていたのか、我ながら素敵(ポッ)...

なんてことをちらしウラ面に書かせてもらいました。
(次回掲載致します)

よかったらライブにもお越し下さい。

あの頃作った歌も含め、「涙活始めました」というテーマに恥じない世界観を満喫してもらえるよう、適切に頑張ります。
 
 


#34 かわもと楽団バイオリニスト・仁多理恵ちゃんのコンサートに行ってきました
 
2019.11.24up
 
仁多理恵&飯田俊明
「秋のきままなコンサート」
@茅ヶ崎ハスキーズギャラリー

聴いてきました!
 
11/23(土)我がかわもと楽団のバイオリニスト・仁多理恵ちゃんが毎年秋に開催しているコンサートにお邪魔してきました。

一昨年に続いて2回目の訪問になります。

かわもと楽団に不可欠なピースである理恵ちゃんはもちろんですが、ピアノの飯田俊明さんもめちゃめちゃ芸達者。

左手に鈴をつけてピアノ低音部を弾きつつ、右手でピアニカを吹いて演奏しつつ、時々動物の鳴き声を発するとか...

楽しく、豊かな気持ちにさせてくれる癒しのひとときでした。
(そしてお二人の身長差もかなりウケました)
 
 
 
たくさんいい曲がプログラムされていましたが、アンコールで演奏してくれた「ジブリ版カントリーロード」「アメージンググレイス」は特に痺れました(^^♪

皆さん、機会あらば、是非仁多理恵ちゃんの演奏会にも足をお運び下さいね(^^)/
 

 

#33 ワンマンライブ#12「59歳の微熱」 無事終了しました
 
 
2019.11.22up
 
今回もたくさんのお客さんにおいで頂き、ありがとうございました。

前回から実験的に始めた「スクリーンに全歌詞を写し出す作戦」が好評でしたので、今回も、より見えやすいようにグレードアップしてお届けしました。

あれ、実は結構プレッシャーなんです...

歌詞を間違えると丸わかりですもんね。
(間違えなければいいだけなんですけど(^^♪)

 
 
お越し頂いた皆さんにはプログラムで読んで頂いた通りですが、今回のライブは追憶』『おかあさんという新曲2つをどう聴いてもらうかに腐心してセットリストを決めました。

『追憶』は娘を亡くした親の、『おかあさん』は母親を亡くした息子の目線で作った楽曲で、どちらも人が死ぬことをモチーフにしているので、あまり重たくならないように、でも最大限繊細に歌いたいと願っていました。

もちろん、どう響くかはお客さん一人一人、違っていてよいとも思います。

アンコールの最後に『ひまわり通信』をやりましたが、あの曲は連れ合いを亡くした男の歌ということで、一応大きな流れを作ってみたつもりでした。

 
 
 
 
さあ、既に気持ちは次回ライブ、そしてさらなる新曲作成へと向かっています。

この夏、茅ヶ崎テレビの総帥・藤川忠彦さんとの約束で日々1曲(実際には多くの場合、1フレーズでしたが)作って、録音したものを藤川さんに送って聴いてもらうという作業を50日間続けました。

肉体的にも精神的にもツラい日はありましたが、基本的には楽しく、めちゃめちゃ充実した時間を過ごせました。

その中から生まれて、今回のライブで演奏されたのは『おかあさん』の1曲のみでしたが(『追憶』は全く別口で作ったものです)、たくさんの萌芽があり、新たな世界観の歌が生まれる予感満載です。

新曲の完成や次回ライブの詳細が決まりましたら、またこのサイトやFacebookでご紹介させて頂きますね。

是非、お楽しみに!

 

かわもとひろのぶワンマンライブ#12 『59歳の微熱』セットリスト
 
プレステージ
港で歌う子守唄/Yesterday物語

本編
@てんびん座の女/Aセブンスターの箱が空になるまで/B追憶
C相模線旅情/D約束の歌/ETwenty One
F午後六時の空/G桜の花が咲く頃に/Hキッチン馬鈴薯
I京浜賭博地帯/Jおかあさん/K父娘日和

アンコール
紙飛行機のラブレター/ひまわり通信

 
 
「好きな歌を5つまで選んで下さい」アンケート結果
 
1位 父娘日和
2位 おかあさん
3位 キッチン馬鈴薯
4位 相模線旅情
5位 追憶
 
毎度のことながら、大接戦ではありましたが、今回は「父娘日和」が初の第1位となりました。

ちなみに、この「好きな曲アンケート」は2017年4月のライブより始まりましたが、変遷を辿ると...

2017年4月[江の島・虎丸座] 第1位 桜の花が咲く頃に
2017年11月[茅ヶ崎・スタディオベルソー] 第1位 キッチン馬鈴薯
2018年4月[茅ヶ崎・湘南スタジオ] 第1位 約束の歌
2018年11月[藤沢・ライブ館] 第1位 HOTEL IMMORAL
2019年4月[茅ヶ崎・スタディオベルソー] 第1位 キッチン馬鈴薯
2019年9月[茅ヶ崎・なんどき牧場] 第1位 相模線旅情
2019年11月[茅ヶ崎・スタディオベルソー] 第1位 父娘日和

「キッチン馬鈴薯」が2回トップになったほかは、毎回入れ替わっているということをあらためて知った次第です。

選んでもらった楽曲を、これからも丁寧に歌っていきたいというのはもちろん、新しい曲が上位にランクされるよう、曲作りにも真摯に励みたいと思います。

 

ライブの模様が 11/19 J:COM「デイリーニュース」で放映されました
 
 
ライブ当日の模様が11/19(火)のJ:COM湘南「デイリーニュース」で放映されました。

開演前の慌ただしいインタビュー、ライブ中の「セブンスターの箱が空になるまで」「キッチン馬鈴薯」「おかあさん」「父娘日和」といった歌も一部ずつではありますが、収録されていますので、よかったらご覧下さいませ。

JCOM動画

 
 
おいで頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

これからがかわもとひろのぶの全盛期ですし、次に作る曲が最高傑作になる予定です。

59歳という年齢ではありますが、これからの自分に期待しています(^^♪

陳腐ではありますが、頑張ります。

 
 


#32 第12回ワンマンライブ告知
 
2019.09.27up
 
◆11/17(日) 15:20開場 16:00開演
◆@スタディオベルソー[茅ヶ崎駅南口徒歩3分]
◆前売 3,000円 当日 3,500円

ドリンク類の販売はございませんので、予めご了承ください

スタディオベルソー ホームページへリンク TEL:0467−38−8133

万一、ご来場を希望される場合は電話・メール・LINE・Facebook・立ち話などでかわもとまでご一報頂くか、会場であるスタディオベルソーにご一報下さいませ。

メールアドレス ticket@kawamotohironobu.com
 
 
渾身の新曲もお届けする予定です。

詳細はこのサイトやFacebookにて今後紹介させて頂きますので、是非お楽しみに!
 


#31 なんどきディナーライブ ご報告
 
2019.09.15up
 
9月12日(木)19時半より、なんどき牧場ディナーライブを敢行させて頂きました。

この日は偶然にもなんどきの横山貢社長の誕生日に当たるため、サプライズ演出でバースディソング『ふたりのなんどき物語』(笑)という曲を作った上、本人の前で歌うという、過剰なまでのサービスぶりでした(^^♪
 

=ふたりのなんどき物語=

今日はあなたの誕生日 心を込めて歌うから

いつも元気で過ごしてね 私のことを愛してね

出会って 恋をして 物語は続く

この場所で明日も 穏やかに暮らそう
 

なんどき横山貢社長は中学時代の同級生。

それが縁でこのライブ開催となった次第です。

先日もJ:COM「デイリーニュース」で共演させてもらいました。
(司会はDJハギーさん)

詞は美人の奥様に憑依して、横山社長をMAXよく歌にするとすれば...という視点で作ってみました。

ま、おふたりの記念になればよかったなぁと(^^)/
 
 
 
次があるかどうかはわかりませんが、自分も楽しんでやらせてもらいました。

初めて来たお客さんが1つでも心に残る曲があったならよかったですが...

次回ライブは11月17日(日)茅ヶ崎駅南口スタディオベルソーにて第12回ワンマンライブとなります。

是非お越し下さいね。
 

なんどきディナーライブ セットリスト

・相模線旅情  ・約束の歌  ・ひまわり通信  ・HOTEL IMMORAL

・大いなる坂道  ・ふたりのなんどき物語  ・古いラブソングは似合わない    

・キッチン馬鈴薯  ・モデラート  ・京浜賭博地帯  ・父娘日和

アンコール  ・紙飛行機のラブレター
 
 
ちなみに、恒例の「好きな曲アンケート」では、大接戦の末、『相模線旅情』が初の第1位をゲットしました。

アンケートへのご協力ありがとうございました。

皆さんから頂く言葉で、励まされ、また頑張ろうと思います。

次回は新曲もお楽しみに(^^)/
 


#30 なんどきディナーライブ チケット完売
 
2019.09.05up
 
タイトル通り、9月12日(木)開催予定のなんどき牧場ディナーライブは、心温かい皆様のご予約を頂戴して、完売となりました。

ありがとうございました(^^♪
 
 
当日は適切に頑張りますので、なんどき牧場の美味しいお食事とともに、かわもとソングもお楽しみ下さい。

当日は午後7時半開演

午後5時よりお食事可能


開演前に食べ終わらない方には、お弁当にしてお持ち帰り頂けるそうです(^^♪

1週間後に迫っているにも関わらず、様々なことにあたふたしており、セットリストも未定という状況ですが(^^ゞ、ここから何とかするのが私の真骨頂ですから(笑)

今回は残念ながらおいで頂けなかった方は、11月17日(日)に第12回ワンマンライブが茅ヶ崎「スタディオベルソー」にて開催される予定ですので、そちらに是非お越し下さいませ。

取り急ぎ、お礼まで
 


#29 なんどき牧場 平日ディナーライブのお知らせ
 
2019.9.12(木) 19:30開演予定
 
2019.07.12up
 
2015年10月以来、4年ぶりに「肉の聖地」なんどき牧場にて、ディナーライブを開催する運びとなりました。

ホールライブとはまたひと味違ったかわもとステージを是非お楽しみ下さい。


【ディナーライブ概要】

日時:2019年9月12日(木) 19:30開演
料金:4,000円 食事・ライブチャージ・消費税込
完全予約制[当日は貸切となります] 

 ※ドリンクは別途となりますのでご了承下さい
 ※お料理は肉系または魚系のいずれかを予約段階でお伝え下さい
 ※お食事は18:30より可能です。19:30までに食べ終わらない方はお包み致します
 ※ご予約が予定数に達した場合、募集終了とさせて頂きますのでご了承下さいませ

お問合せ
 なんどき牧場 0467-83-2775
 かわもと宛てメール ticket@kawamotohironobu.com

 その他、かわもとFacebook・メッセンジャー・直電などでも結構です
 
平日ですので、遠方でお勤めの方、遠方にお住まいの方はなかなか参加されづらいかもしれませんね(-_-;)

申し訳ありません。

今回難しいという方も、11月17日(日)にはスタディオベルソーにてホールのワンマンライブも行う予定ですので、 是非そちらにお出かけ下さいませ(^^)/

ご連絡お待ちしています。
 
 
写真は2015年のなんどきライブの模様です
 


#28 J:COM神奈川全県版『空から紀行』でかわもと楽曲

 
2019.07.07up
 
告知遅れました(^-^;
この7月1日より、J:COM『空から紀行』にてかわもとひろのぶの楽曲が流れています。
(おそらく月末まで)

番組は30分近くありますが、全篇かわもとソングというのは、相変わらずJ:COMさんの勝負師としての底知れぬ器の大きさを感じずにはいられません。

今回は「スタートライン」「約束の歌」「キッチン馬鈴薯」「相模線旅情」「父娘日和」の5曲をチョイスして頂きました。

どういう理由でこの5曲になったのかは謎ですが、選曲の途中で「相模線旅情のイントロの効果音(茅ヶ崎駅での駅員の声と列車の到着音)があると流せません...」という経緯があり、効果音を削るという作業があったことをご報告致します(笑)

それにしても、それぞれの楽曲はけして明るいとは言えないものですが、湘南・横浜の空撮動画とともに聴くと、何となくいい感じです(^^♪
 

 
陸上の日本選手権は無事終了しました。

大方の予想通り、100・200ともにサニブラウン・ハキーム選手が勝ちました。

メディアによっては「サニブラウン1強時代」と表現したところもありますが、実際にはそうではないのだと思います。

特に小池選手に期待しています。

そして秋に行われる世界陸上での彼らの活躍を楽しみに待ちたいと思います。
 

 


#27 陸上日本選手権直前の呟き その2
 
2019.06.30up
 
※注 以下の文章は6月28日午前1時に書いたものです。ご了承下さい

現在、6月28日(金)午前1時。

陸上日本選手権男子100メートルの準決勝が終わり、決勝進出者が決まったという段階です。
(大方の予想通り、サニブラウン・桐生・小池・多田・ケンブリッジといった選手たちは皆、決勝まで残っています。それだけでも大したものです)

ただ、私は100メートルというより、かねてよりこの大会の男子走り幅跳びと200メートルにも熱視線を送っていました。

幅跳びには橋岡優輝という偉大なDNAを持つ若者が登場し、彼がこれまでの日本記録(その記録保持者が現在コーチを受ける森長正樹氏。その記録8m25cmは1992年に出され、以降27年間破られていない)を大幅に更新するのではないかという期待感に溢れています。

そして男子200メートルには、100メトールで日本新記録を出したサニブラウン・ハキーム選手に加えて、この大会私が最も注目している小池祐貴選手がいるからです。

小池選手は昨年のアジア大会200メートルで激しい競り合いを制して優勝して、「この人はなかなかやるなぁ」と感心して見ていたのですが、この小池選手のコーチが臼井淳一氏だと知り、仰天したわけです。

詳細はこのスペースでは語り切れませんが、臼井氏は私の中では唯一人のアイドルなのです。
 
 
彼は森長氏の前の走り幅跳び日本記録(8m10cm)保持者であり、ロサンゼルスオリンピック7位入賞という実績もすごいですが、それ以前の高校1年時から走り高跳び・五種競技・走り幅跳び・400メートル・三段跳びと種目を変えながら、全てでインターハイ入賞(3年次には三段跳びで優勝)するという、常人にはあり得ない快挙を成し遂げています。

私は一度だけ、試合会場(確か神奈川県選手権の走り幅跳び)でお会いしたことがありますが、私が記録を測ってすらもらえない(レベルの高い大会のフィールド競技では、進行を速めるため、上位に入りそうもない人の記録は計測もしないという残酷さがあります)のに対して、彼が軽く助走して跳ぶと、同じ人間とは思えないようなジャンプで、私を奈落の底へ叩き落すと同時に、猛烈な憧れを抱かせるのに十分なほどのパフォーマンスを見せてくれたのでした。

1978年9月25日、旧国立競技場で行われた「第1回8か国対抗陸上」(おそらく数回で打ち切りになったと記憶している)の最終種目で、彼が颯爽と現れ、1600メートルリレー走者として日本新記録(当時)を出すのも目の当たりにして、「この人のスーパーアスリートぶりはどこまで突き抜けるんだ...」思わずにはいられなかったものです。

その雄姿を40年ぶりに小池選手の特集番組で見て、涙が出そうでした。

彼が陸上競技に携わっていたことすら知らなかったことを恥じ入りました。

200メートルは小池選手はもちろん、サニブラウン選手も19秒台を狙ってくるでしょうから、楽しみです。
(個人的には100メートルの9秒台より、200メートルの19秒台の方が気持ちが動きます(^^)/)

ひとまず今夜、100メートル決勝ですね。

今の勢いを見ていると、もしかすると100メートルでもサニブラウン選手と小池選手のトップ争いかもしれませんね。

そこへ桐生選手が意地を見せるのか...はたまた...

それぞれがそれぞれの物語を背負っての闘い。

楽しみは尽きません。

6/30(日)の最終日に200メートルと走り幅跳びの決勝が行われます。

出場の栄誉を得た選手の皆さん、怪我しないよう、その闘いを楽しんでもらいたいと願います。
 

 
6/28に行われた100M決勝は大方の予想通りサニブラウン・ハキーム選手が優勝。向い風だったにも関わらず10秒02の大会新記録。200Mの優位も動かないでしょうね...
 


#26 陸上日本選手権直前の呟き その1
 
2019.06.17up
 
6月27日(木)に開幕する陸上競技の日本選手権。

もちろん男子100メートルも楽しみではありますが、私が最も注目しているのは男子走り幅跳びです。

そこに登場する橋岡優輝選手はまだ20歳の学生(日本大学)ですが、そのDNAがスゴイ。

ご存じの方の多いでしょうが、お父さんは棒高跳び元日本記録保持者の橋岡利行氏。

日本選手権で5連覇を含む7回優勝。

お母さんはインターハイの100メートルハードルで3連覇した城島直美さん。

100メートルハードルの元日本記録保持者でもあり、日本選手権も100メートルハードルで2回、三段跳びでも3回優勝している。
(今、その優勝記録を調べてみますに13m23cm。かわもとの自己記録を上回っており、女子としては尋常ではありません)

そして、この人はめちゃめちゃ可愛かったので、かわもとの脳裏に鮮やかに記憶が残っています(笑)

夫婦揃って日本記録保持者という、その両親から生まれた優輝くんは4月に行われたアジア選手権で8m22cmで優勝。

この記録はかわもとのこれまでの自己記録(って、これから更新するつもりか?)をピッタリ2メートル上回っている。

ま、だからどうだというわけでは全くありません。

幅跳びというのは、一発引っ掛かればとてつもない記録が出るというのは、古くは1931年に南部忠平選手が7m98cmという、当時としては破格の記録を出したこと(この記録は今もまだ日本の歴代24位!)や、1968年メキシコオリンピックでアメリカのボブ・ビーモン選手が8m90cmという当時の世界記録を一気に35センチ更新するという驚異の記録を打ち立てたことでも証明されております。
(ちなみにこの記録は現在も世界歴代2位!)

橋岡優輝くんが、いきなり現日本記録の8m25cmを大きく上回るジャンプを見せてくれるのではないかと期待している次第です。

そうなれば、一躍東京オリンピックのメダル候補にも挙げられることになるでしょう。

楽しみです(^^♪

ちなみに、現在新曲を鋭意制作・録音中ではありますが、遅々として進まず...

新曲が出来上がりましたら、また報告させて頂きます。

 
 
左)往年の五輪金メダリスト・南部忠平さん 右)メキシコオリンピックで8m90cmの大ジャンプを見せたボブ・ビーモン
 


かわもとひろのぶワンマンライブ#11 「それでも僕は振り返らない」
満員御礼と速報

 
2019.05.01up
 
 
平成最後の大型連休中、本当に大勢の人にお集まり頂き、ありがとうございました。

予想を超える方々がご来場頂けるとこととなり、消防法に違反しないギリギリの範囲で椅子を並べさせてもらった関係上、会場内がやや窮屈な感じだったかもしれません。

お許し下さい(^^ゞ

前回10回目という一つの大きな節目を超えて、今回のライブはちょっと冒険もしようと思い、全楽曲の歌詞をステージ中央上部に投射するという試みをしてみました。

また、ライブ前にFacebookとこの「かわもとひろのぶ.com」を通じて“予習”(歌詞つき動画の視聴)してもらう機会も設けてみました。

かわもとライブは初めて、という人にも何とか親しみをもってライブを楽しんでもらいたいという気持ちが強くあったためです。

そして何より「かわもと楽曲の世界観」を聴く人それぞれがイメージしてもらえれば、という願いがありました。

それがよかったのかどうかは、わからないところもあります。

いきなり出会う楽しみもあるとも思いますし。

いずれにしても、変らない部分を大切にしつつ、少しずつ変わってゆくことも意識はしようと思っています

次回ライブの際には、その何か小さな変化もお楽しみに!

これからはしばらく楽曲作成と録音に時間を割いてゆきたく存じます。

では、また(^^)/
 

  
 

恒例のアンケート結果発表
 
毎回、ライブで演奏した楽曲の中からお客さんに「好きな曲を5つまで」選んで頂くアンケートの結果を速報致します。
※今回の母数(=アンケート回収数)は70です

第5位 京浜賭博地帯・ひまわり通信 27票
極めて対照的な2曲が同数の第5位でした。

この2曲ともをチョイスした人が12名いらっしゃいました。

曲調や世界観がこれほど違っていても、受け入れて頂くアンテナを持つ人もいるというのは新たな発見でもありました。

第4位 相模線旅情 31票
MCでは全くこの楽曲に触れませんでした(幕開けの曲でしかもその後連続で演奏したため)が、多くの人にご支持頂き、いよいよJRとのタイアップを真剣に検討してみようと密かに決意しました(笑)

第2位 桜の花が咲く頃に・父娘日和 33票
両曲とも紙芝居風で、尺がやや長い(6分)ため、クイーンの『ボヘミアンラプソディー』同様(と言ったらクイーンのファンに殴られそうですが)、全コーラスを流すにはメディアの腰が引ける楽曲です。

特に『父娘日和』は途中の一部を抽出すると意味もわからないという性質の曲なので、テレビはもちろん、ラジオでも流してもらうには厳しいかと我ながら思う次第です。

なので、ライブで歌い続けたいと思います。

第1位 キッチン馬鈴薯 40票
今回はペンライト(サイリウム)という小道具も使って、お客さんと一緒に盛り上がったという経緯もありますので、「参加感」から推して頂いた方もいるのかもしれません。

いずれにしても、ずっとMCでも語っているように、若き頃にひとかたならぬお世話になったキッチン馬鈴薯のマスターご夫妻にお会いして、この歌を歌いたいというのが、音楽を続ける原動力の1つでもあります。

今後とも歌い続けられればと願っています。
 

 

花束等の差し入れありがとうございました。ライブ中はなかなかご紹介できず申し訳ありません(^^ゞ
 

かわもとひろのぶライブ#11「それでも僕は振り返らない」セットリスト
 
@相模線旅情 A約束の歌 Bひまわり通信
C桜の花が咲く頃に DOh My Friend E僕たちの船
Fローゼンダール Gスゥスゥ H京浜賭博地帯
I賢者の贈りもの Jあの娘に横恋慕 KHOTEL IMMORAL
Lキッチン馬鈴薯 M父娘日和
〜アンコール〜
紙飛行機のラブレター/You are my musician

 

5/2(木)JCOM湘南「デイリーニュース」にてこのライブの模様が放映されます
 
このライブの模様を5月2日放送JCOM湘南「デイリーニュース」(17時より放映)で扱って頂けるそうです。

よかったらご覧下さいませ。

21時以降の再放送もありますし、「ドローカル」というアプリを使うと1週間のあいだはご視聴頂けるとのことですので、重ねてよろしくお願い致します(^^♪
 

 


#24 会場リハ敢行&血糖値自己新記録更新!
 
2019.04.20up
 
いよいよあと10日ほどに迫ったかわもとひろのぶワンマンライブ#11

4月18日は本番会場のスタディオベルソーにて、音響・照明も本番モードで全曲通しのリハーサル。

心地よく疲れました(^^)/

4/29のライブに来られる方、お会い出来るのを心待ちにしていますね。

その日、どうしようもなく暇だ、という人は今からでももちろん間に合いますよ(^^♪
 
今回はこれまでの最大人数の7名にてお届けする予定です
 
 
リハーサル動画『HOTEL IMMORAL』 
背徳の歌を淡々と歌います...途中歌詞を間違えていますが(^^ゞ
 ※ちょっとファイルサイズが大きいので、ご了承ください

リハーサル動画『紙飛行機のラブレター』 
かわもとが新兵器Wave Drumを叩きながら絶叫します(笑)
 
 
そして4月19日夜、空腹時血糖値が96mg/dlを記録!

ちょうど1ケ月前に98という自己新記録を出して以来、ずっと100〜110台を推移していて、なかなか100を着ることがありませんでしたが、ついに自己ベストを更新しました。

高校時代、陸上で自己新記録が出たら、それが他の人と較べてどうこうということはさておき、嬉しいものでしたが、それに近い感覚です。

まあ、血糖値だけでは判断できないものもありますが、それでも身近な目標としての数値なので、励みになります。

今後も適切に頑張ります(^^♪
 
 


#23 吹奏楽の日々
 
2019.04.01up
 
3/23(土)茅ヶ崎北陵高校 @茅ヶ崎市民文化会館
3/30(土)藤沢西高校 @藤沢市民会館
3/31(日)鶴嶺高校 @茅ヶ崎市民文化会館

ここ数日、それぞれの学校の出演者に教え子がいるということもあって、上記高校の吹奏楽部の定期演奏会に一聴衆として行ってきました。

各校それぞれの色を出した演奏会で、素晴らしかったと思います。

感動しました。
 

写真は上から茅ヶ崎北陵高校・藤沢西高校・鶴嶺高校
 
ご存じかどうかわかりませんが、私・かわもとひろのぶは2003年から長きに亘って、湘南地区の高校の部活動を応援する「部活ネット」というウェブサイトを運営してきました。

きっかけは、学習塾で見ている生徒たちの、塾で見せる一面とは違う顔を見てみたいという好奇心でした。

やがて、それは毎年顔ぶれが変わるという宿命の部活動を根気強く支える指導者の皆さんへの支援へと形を変え、細々とこれまで続いてきました。

もちろん全てがボランティアで、自分で取れる時間にも制約がありましたので、あらゆる学校のあらゆる部活を見られたわけではありませんし、エリアも茅ヶ崎を中心に、せいぜい藤沢や平塚といった範囲でしたが、有り体に言えば懸命にやってきたわけです。

特定の時期に取材が重なったりする関係で、肉体的につらいこともありましたが、基本的には指導者の皆さんとの信頼関係の中で楽しくやってきました。

そんな中、数年前、とても悲しく、ある意味屈辱的な出来事がありました。

しかも、たいへん厚い信頼関係があると思っていた部活でのことでした。

詳細は語ることが出来ませんし、断腸の思いではありますが、今静かに「部活ネット」の終焉をどう迎えるかを考えているところです。

ただ、本当にその役割を終えるまでは、これまでよりもさらに細々とではありましょうが、真摯に継続してゆく所存です。

まあ、それほど悲しむべき事態ではないかとも思います。

自らが表現者であることは変わりませんし、若者や彼らを支える人たちへの支援も変わることはありませんので。

これから4/29のライブに向けて、やや頻繁に発信してゆく所存ですので、是非お付き合い下さいませ(^^♪

 
 


#22 微かな希望 
副題 58歳にして初めて100を切りました

 
2019.03.24up
 
嬉しい報告です。

100を切りました。

と言っても、ゴルフのスコアではありません。

...昨年9月20日未明の右上腕骨折からまる半年。

患部周囲の痛みや違和感は完全に払拭することはなかなか叶いません。

現在、右上腕骨折だけでなく、様々な箇所にガタがきていて、自分の体の中でまともなところを探す方が難しいくらいですが(笑)、そんな私にちょっとした奇跡が...

写真を見て、その意味がわかる人は、おそらく同じ悩みを持っている人かと思われますが、実は21世紀になって初めて空腹時血糖値が100mg/dl(ミリグラム・パー・デシリットルと読むらしい)を切るという出来事が起こりました。
 
30代になって健康診断を定期的に受けるようになって以来、常に血糖値について「高めですね。注意しましょう」「んー、これはもはや立派な糖尿病の領域ですね」「今日、すぐに入院出来ますか?」「インシュリンの注射を打つことをお勧めします」といった、かなり恐ろしい言葉を言われ続けてきた私の空腹時血糖値は、最大にひどい時では560mg/dl、かなり頑張って食事制限をした時でも120mg/dl前後でした。
(ちなみに正常値は110mg/dl以内とされているようです)

今年になってからも、行きつけのクリニックで「このままだとインシュリンの注射を打ってもらうことになりますよ」と脅されたばかり。

そんなことも重なって、ライブをなるべくまともな状態で迎えようと一念発起して、この1ケ月、食事のカロリーを減らし、野菜をたくさん食べるようにし、さらにはその効果がどれほどあるのかを日々自宅の血糖値測定器で測ってみることにしました。

毎日数値を見るというのは、なかなか効果的で「昨日のボクと勝負する」という感覚が芽生えてくると、意外に帰宅するのが楽しみでもあります。
(ややマゾヒスティックですが)

にしても、空腹時血糖値が98mg/dlというのは、58歳にして自己新記録です(^^♪

「自分を褒めてあげたい」(by 有森裕子)
 
 


#21 ワンマンライブ#11 チケット全世界同時発売!
 
2019.03.08up
 
お待ンたせ致しました(^^♪

4月29日(月曜・昭和の日)に華々しく開催される予定の“かわもとひろのぶワンマンライブ#11『それでも僕は振り返らない』”のチケットが3月7日、全世界同時発売されました。

◆4月29日(祝日)15:20開場/16:00開演〜18:00頃終演予定
◆会場:スタディオベルソー(茅ヶ崎駅南口徒歩2分)
 http://studioberceau.akibare.ne.jp/
◆チケット:前売り3,000円/当日3,500 全席自由
 会場での飲食とピンヒール・ローラーシューズでの来場は固く禁じられておりますので、ご了承を(笑)
 

 
前回ライブでは右上腕骨折の影響で叶わなかったギター演奏も含め、適切に頑張りますので、チケットご購入よろしくお願い致します。

今のところ、もちろん絶賛在庫中です(^^ゞ

行ってやろうじゃないかという心意気ある方は、この投稿へのコメントとか電話とかメールとかLINEとかメッセンジャーとか道端で襲撃とか...

ま、何しろご一報下さいませ(^^)/
 

 
また、今回は多くの人のご要望にお応えする形で、バックスクリーン(ホントはただの白い壁ですが)に楽曲のイメージに合う絵と歌詞を映写(写真のようなイメージです)しての演奏となる予定です。

かわもと楽曲の詞を音楽に乗せて堪能して頂ければと願う次第です。

ただ、まだ実際の会場で試していないので、本当に出来るかどうかは現時点では不明だということを告白しておきます。

ちゃんと出来るといいなぁ...
 



#20 骨折日記その19
 
2019.02.25up
 
右上腕骨折後158日。

消えない患部周囲の痛み

レントゲンやMRIでは問題ないと言われ...

でもね、痛いんだよね(泣)

様々な医療機関、数々の治療法や薬を薦めてくれる人も多数いて、ありがたいと感謝しつつも、自分でもどうしてよいのかわからない日々でもありました。

今、決意したことは「自力で出来ることをまずやってみる」ということです。
(言葉にすると著しく陳腐ですが)

リハビリ用のゴム(写真左のやつ)とかをうまく使えていないこともあり、初心に戻って、インナーマッスルを地道に鍛えつつ、可動域を広げられるように、体を温めてからリハビリをしようと。

決意後、2日間やってみました。

まだ劇的な改善は自覚されておりませんが、しばらくは続けてみます。

この方法を親身に説いてくれた、友人であり人体ケアの専門家であるIくんに感謝。
 
 
 
そして、自らを励まし、鼓舞する意味もあって、新しい楽器を購入しました(^^♪

Roland AX-Edgeという俗称「ショルダーキーボード」というやつです(写真右)。

AXというだけあって、見てくれは斧のようです。

鍵盤の数が49鍵(4オクターブ分)ある上、1オクターブずつ高低に移動可能なので、私のテクニックはともかく、大概の楽曲には対応できそうです。

まだほんの少ししか触っていないので、何とも言えないところもありますが、ライブではもちろんのこと、MIDIキーボードとして録音でも使えるかなぁと。

横置きにして、ピアノ弾き語りも可能です。

ピアノのプリセット音はなかなか素敵。

4/29ライブでも数曲はこのAX-Edgeを使って演奏しようかと思います。

もう少し使い込んでみて、またの機会にさらなる感想をお伝えします。
 
 


#19 骨折日記その18

 
ヤノヨシヤライブ「どこまでも続く道」 プチレポート
 
2019.02.15up
 
2月1日(金)ヤノヨシヤライブ@茅ヶ崎市民文化会館小ホール

ちょっと時間が経ってしまいましたが...

音楽仲間であるヤノちゃんのライブを文化会館で聴くのはこれで3回目。

いやぁ、いつものことながら演奏陣が豪華!

特にギターの古澤衛さんは、ヤノちゃんのライブを通じて、そのどこまでも冷静な演奏ぶりを知り、拙曲『スタートライン』のアレンジをお願いした経緯もあり、久しぶりにその雄姿を拝ませて頂き、とても嬉しかったです。

そして、会場スタッフもたくさんいて、毎回のことですが、そこにヤノちゃんの誠実な人柄が象徴されていました。

彼の書く曲も、その人柄が滲むような優しくせつない詞と、その言葉を殺さないメロディで構成されていると言えましょう。

以前のライブレポートでも「パステルの水性絵具を使いつつ、余白も残す」と書いたことがありましたが、それは今回唯一(たぶん)の新しい曲である『どこまでも続く道』でも健在でした。
 


どこまでも続く道

どこまでも続く道...

小さな町での僕等の日々 見えない明日に不安抱えて
二人で歩いた夏の日々 途切れることなく話し続けた
どこまでも続く道 走り続けるその日々が
青い春 緑の空 いつか大切な輝く思い出になる

君が生まれた春の日のこと 一人立ち上がる姿を忘れない
季節が廻れば 旅立ってゆく 一緒に過ごすかけがえのない時
どこまでも続く道 夢見ているよ 君の姿を
桜舞う 駆け抜けてく いつの日にか僕等も大人になる頃

早い秋が終わる頃 冷たい風が吹く
厳しい冬も乗り越えて

どこまでも続く道 流した涙も君との別れを
桜咲く どこまでも いつか大切な輝く場所になる

どこまでもどこまでも... 

 
こっそりスマホで録音してました。
聴き間違えていたらごめんなさい。

この曲を演奏する直前のMCで、彼の御子息が北海道の農業高校へ進学して、仔馬の出産から生後の面倒までもみるという話をしていたこともあり、曲を聴きながら、あらん限りの想像力を掻き立てて、絵を思い浮かべていました。

こうやって文字に起こしてみると、仔馬の世話をする息子さん目線で書かれているのかなぁと。

ライブ会場で聴いていた時は「二人・僕等」というのが誰なのか、「一人・君」というのが誰なのか判然としませんでしたが、おそらく「一人・君」の方は仔馬であり、「二人・僕等」の方はそれを見守る高校生カップルということなのでしょう。

しかし、そんなことはあとで何となくわかればよいことですね。

その場に居て、心地よければ。

バッキングは1コーラスめがピアノのみ、2コーラスめからはすごく音量を抑えたドラム・ベース・ギターも加わり、彩りの変化も楽しかったです。

当たり前ですが、アレンジってめちゃめちゃ重要ですね。

演奏陣が芸達者で、楽曲のよさを引き出していました。

もうね、羨ましいという気持ちで聴いてました(^^♪

ヤノヨシヤのさらなる新曲にも期待していますネ。

お疲れ様でした

 
ヤノヨシヤライブ セットリスト

オトでつながるキミとボク/夏服/Winter Melody/
ただ会いたくて/君を強く抱きしめて/Next Stage
いちご白雪をもう一度[バンバン]/Lemon[米津玄師]/Progress[スガシカオ]
Aloha from Chigasaki/100年先には/どこまでも続く道/信じるままに/
世界は終わらない/明日をつかめ/Happy Birthday
※アンコール 今 君に/君が好き

 



 


#18 骨折日記その17

  ライブ告知:4/29 「それでも僕は振り返らない」
 
2019.02.11up
 
2019.4.29(平成最後の昭和の日)16時開演
@スタディオベルソー[茅ヶ崎駅南口徒歩3分]
予価 前売り¥3,000/当日¥3,500


アルコール類の取り扱いはございませんので、ご了承を
 
 
右上腕骨折後ほぼ5ケ月...

右肩近辺の痛みがなかなか引かず、さらには柔軟体操をしていたらギックリ腰を併発(泣)

多くの人にご心配頂き、感謝の念に堪えません。

あまりテンションが上がらない状況ですが、どんな曲を歌おうか、とか、アレンジどうするか、とか考えるとちょっと嬉しいです(^^♪

今回はゲストもなく、シンプルに歴代かわもとソングを歌いまくろうかと思います。

また、新旧楽曲でまだ録音していないものも、鋭意収録してゆく予定です。

4月29日。平成最後の昭和の日

陳腐な表現ですが、平成最後のかわもとライブということになります。

ゴールデンウィーク中ですが、スケジュール調整頂けるとありがたいです。

ライブ会場でお会い出来ることを楽しみに、そしてリハビリの励みにして適切に頑張る所存です。

よろしくお願い致します。

また追って詳細をお伝えしますね。
 
 


#17 骨折日記その16

 
「さだまさしカウントダウンコンサート〜年の初めはさだまさし」
(2018.12.31〜2019.1.1)
プチレポート
 
2019.02.04up
 
超遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

今年もどうにか頑張っていきたいと思う次第ですが...

右上腕骨折後、既に丸4ケ月を経過...

右肩の痛みは消えず、かなりの覚悟をしてからでないとアコースティックギターを弾くことは難しいというのが現状です。

何とかして治したいと切望しているのですが、痛みを我慢しつつ、患部のリハビリに励むも、なかなかよくなりません。

で、その痛みの原因を突き止めるべく、いよいよ明日(2/5)MRIで撮影することとなりました。

このままではあまりにツラいです...
 
何とか努力のしかたや方向性がわかればなぁと願っています。

さて、タイトルの通り、2018年12月31日、「さだまさしカウントダウンコンサート+年の初めはさだまさし」を聴きに、両国国技館へと出掛けて参りました。

以下、そのプチレポートです。
ちょっと長編ですが、覚悟してお読みあれ(笑)
 

人生初の国技館。

「向こう正面」という言葉が実在すると知り、それだけでも行った甲斐があったというものです。

壁に沿って歴代の大相撲優勝力士の巨大な写真が飾られています。

そのほとんどが白鵬だったりしますが、我が座席のすぐうしろには1回しか優勝していない照ノ富士の額が...

彼は2015年夏場所で優勝し、大関に昇進、その若さ(今でもまだ27歳)と勢いから横綱も間近と期待されていたし、私もそうなるものと期待していましたが、右膝の前十次靭帯損傷と外側半月板損傷の大怪我を負って休場。

さらには糖尿病を患い、十両からも陥落し、2019年初場所時点では三段目八十八枚目であり、今場所も全休したので、3月場所では序二段で相撲を取ることになるでしょう。

元大関が幕下以下に陥落して現役を引退しなかった例は皆無だそうで、そんなことをさだまさしのお陰で(?)思い出していました。

照ノ富士には頑張ってもらいたいと切望しています。
(私も血糖値が高いので、余計そう思います...)

 
さて、さだまさしカウントダウンコンサート。

そもそもカウントダウンイベントなど参加したこともなく、無縁のものだとも思っていましたが、大学(卒業には至っておりませんが)の後輩がチケットがダブッて当選したため、譲ってくれたという流れで、初体験。

さだまさしについては、以前も少し書きましたが、中3の頃に聴いた『僕にまかせてください』(歌はクラフトというグループ)がひどく印象に残っていて、あの曲がシンガーソングライターかわもとひろのぶに与えた影響は少なからずあったかと。


特にサビの「両手を合わせた傍らに 揺れてるれんげ草 あなたの大事な人を僕にまかせてください」という歌詞は、その後に続く彼の作品を予告するかのような、絶妙と言える“絵の切り取り方”だったと思います。

 

以来、さだまさしの存在は私の中では絶対無視できないソングライターとなっています。
(同時期に流行った『精霊流し』は佳い曲だとは思いつつ、言葉が濡れている感じがして、あまり好きにはなれなかった記憶があります)

早稲田大学に入り、音楽サークルを探していた時に、「さだまさし研究会」なるものがあって、そこに入ろうかとちょっと心が動いたということを告白しておきます。

入らなかった理由は至って簡単で、「オレはさだまさしのコピーをやりたいわけではない」というものでした。
その結果、「抒情フォーク研究会」というライバルサークル(但し、抒情フォーク研究会の創始者はバリバリのさだまさし信者でしたが...)に入ったわけですが、そのサークル名は既に存在していません。

ま、世間的に“フォークソング”という言葉の威信が80年代初期には失われていましたし、部員を集めようと思えば、ちょっと新しめのネーミングに改めようというのは十分理解は出来ます。

一方「さだまさし研究会」(通称「さだ研」)はその名のまま生きながらえ、このカウントダウンコンサートでは国技館の外に幟(のぼり)は立てるわ、中ではコンサート関連のグッズ販売の手伝いや「風に立つライオン基金」という、国内外の僻地医療や大規模災害の復旧現場などにおいて奉仕活動をする個人や団体に対し、物心両面からの支援を提供するための基金(ウェブサイトからのコピー)への協力もしているようで、その存在感を示していました。

だからどうだということではありません。
名前や組織というのは、長く続けばよいというものでもありませんし。

 
 
 
様々な感情や記憶とともに、さだまさしのコンサートを聴きました。

トークのキレも錆びつくことなく、めちゃめちゃ面白かったです。

大ヒット曲である『雨宿り』の歌の途中、「前歯から右に4本目に虫歯がありまして」という箇所で、突然歌が止まり、「歯医者の学会に呼ばれた時に、その歯は何というのですか?」と質問したら、「小臼歯(しょうきゅうし)」と言われたというオチで、客席は大爆笑。

そこかしこに笑いを散りばめつつ、もちろんちゃんと泣ける歌もあり、おそらく長きに亘ってさだまさしを応援している人たちにとっては、とても心地よく、コンサートに続くNHKの生番組「年の初めはさだまさし(通称「生さだ」)」も大いに楽しめました。

特に第一部の終りでのヒット曲メドレー(精霊流し、無縁坂、秋桜、案山子、北の国から)はファンには堪えられないものだったでしょう。

正直、私はのめり込むほどのファンではありませんが(と言ったら叱られてしまうかもしれませんが)、少年時代のかわもとに影響を与えたその人が今もこうやってクオリティの高い作品を作り続けて頑張っているという事実に胸が衝き動かされます。

思い起こせば「さだ研」に入らず、「抒情フォーク研究会」に入った頃(1981年。入学は1980年でしたが、最初の1年間は麻雀ばかりしていた気がします)、さだまさしは『長江』という中国に材を取ったドキュメンタリー映画で大コケして35億円の借金を負ったと報じられていました。

しかし、それで潰れてしまうことなく、4,000回に及ぶコンサートで返済したというエピソードには、畏敬の念を抱きます。

私が言うようなことではありませんが、これからも是非頑張って欲しいと切望致します。

そして、ミュージシャン目線で思ったことは、さだまさしもいろいろ悩みながら曲作りをしているのかなぁということでした。

彼自身が歌った大ヒット曲、他のシンガーに書いた名曲も多々あり、そうした楽曲を回しているだけでも絶対に客は集まるし、むしろそうした方がオールドファンは喜ぶかもしれません。

しかし、彼は試行錯誤しながら新しい曲(実際は新しくないのかもしれませんが、少なくとも私が初めて耳にする曲)を作り続けています。

すげぇ...

だから、きっとコンサートでどの曲を演奏するかを決めるのが大変だろうと推測します。

膨大な楽曲のうち、その日演奏出来るものは極々限られているからです。

スケールは格段に違いますが、この私でさえ、ライブで演奏出来る曲数の少なさに毎回思い悩みますから...
 

ちなみに、カウントダウンコンサート後の生さだ(年の初めはさだまさし)が終了したのは午前3時近く。

元日特別列車がちょっと動いているとはいえ、両国から茅ヶ崎まで帰ってくるにはかなりの時間暇つぶしをする必要がありました。

ひとまず、両国駅前の松屋で今年初の食事(プレミアム牛肉入りカレー。590円)をし、3時39分発の総武線各駅停車に乗り、秋葉原下車。

そこから山手線で品川に行き、品川始発の4時35分発の東海道線下りの始発列車に乗って帰ってきたわけですが、驚いたことがありました。
 

東海道線のドアに開閉用のボタンが付いていました。

確かに冬や夏は始発駅のドアが開きっ放しだと、エアコンの効きが悪いですから、ナイスアイデアだと思いましたが、我が相模線以外でも開閉ボタンとは...

ところが、ネットで調べてみると、この開閉ボタン、既に2013年8月から実施されているそうです。

いかに自分が日頃電車に乗っていないかを思い知った東京遠征でした(笑)(^^ゞ

 
 

<予告>
 
これからしばらくの間、今年に入ってから聴きに行ったライプ・コンサートのプチレポートと恒例の春のかわもとひろのぶワンマンライブの予告をお届けしていきます。

おつき合いよろしくお願い致します(^^♪
 


#16 骨折日記その15
 
2018.12.30up