ご意見・リクエストなどは mail@kawamotohironobu.com 宛にお送りください
 


旧「管理人ゆるゆる音楽日記」
 

◆240419 ワンマンライブ#21 明後日に迫る
◆231021
かわもとひろのぶスペシャルワンマンライブ#20 with 重松清 終了 ◆231014 気がつけば、もう明日ライブだ
◆230923 作詞:重松清/作曲:かわもと『暦ひとめぐり』出来上がる  ◆230827 第20回特別ライブ予告
◆230725 かわもとひろのぶ第二回半地下ライブ アンケート結果
◆230716 CD『Early かわもとひろのぶU』の作成を終えて
◆230519 あるミュージシャンの訃報を聞いて =「エリカ 」の残像=
◆230419 ワンマンライブ#19『桜の花が咲く頃に,再び』満員御礼ありがとうございました
◆221029 ワンマンライブ#18『涙活始めました』 満員御礼ありがとうございました 
◆221022 気がつけば明日ライブだ(^^ゞ
◆220720 7/14 新企画「半地下ライブ」ご来場ありがとうございました ◆220710 #51 いよいよ「半地下ライブ」近づきました(^^)/
◆220530 #50 弦楽四重奏を聴きに行ってきました ◆220523 #49 7/14(木)弾き語り・少人数編成のライブやります
◆220503 #48 ライブアンケート結果と今後のこと ◆220426 #47 4月30日のライブが近づいてきました
◆220110 #46 3人編成のライブやります 2/10(木)夜7:30  ◆211129 #45 かわもとひろのぶワンマンライブ#16 御礼
◆211017 #44 ワンマンライブ告知第二弾 「会場内リアルライブ」と「配信」のハイブリット
◆211011 #43 「背番号13」女バス日本代表・町田瑠唯選手に恋をする
◆210821 #42 ワンマンライブ暫定日程と「叫び」 ◆210807 #41 もう読者は一人もいないかもしれない(涙)
◆200505 #40 只今,悶々タイム中 ◆200321 #39 かわもとひろのぶワンマンライブ#13中止のお知らせ
◆200216 #38 ロータリークラブのイベントで歌ってきました ◆200214 #37 ライバル・槇原敬之へ NG 〜二度過ちを犯した君に〜
◆200210 #36 「ポール・ハリスへの手紙」 ◆200202 #35 あけましておめでとうございます
◆191124 #34 仁多理恵ちゃんのコンサートに行ってきました ◆191122 #33 ワンマンライブ#12「59歳の微熱」 無事終了
◆190927 #32 第12回ワンマンライブ告知 ◆190915 #31 なんどきディナーライブ ご報告
◆190905 #30 なんどきディナーライブ チケット完売 ◆190712 #29 なんどき牧場ディナーライブのお知らせ
 ◆190707 #28 J:COM神奈川全県版『空から紀行』でかわもと楽曲 ◆190630 #27 陸上日本選手権直前の呟き その2
◆190617 #26 陸上日本選手権直前の呟き その1 ◆190501 #25 ライブ「それでも僕は振り返らない」満員御礼と速報
◆190419 #24 会場リハ敢行&血糖値自己新記録更新! ◆190401 #23 吹奏楽の日々
◆190324 #22 微かな希望 ◆190308 #21 ライブチケット全世界同時発売! ◆190225 #20 骨折日記その19
◆190215 #19 骨折日記その18 ヤノヨシヤライブプチレポート ◆190211 #18 骨折日記その17 ライブ告知 
◆190204 #17 骨折日記その16「さだまさしカウントダウンコンサート」プチレポート
◆181230 #16 骨折日記その15 ◆181118 #15 骨折日記その14 ◆181115 #14 骨折日記その13
◆181113 #13 骨折日記その12「ライブ速報」 ◆181110 #12 骨折日記その11 ◆181101 #11 骨折日記その10 
◆181023 #10 骨折日記その9 ◆181021 #9 骨折日記その8  ◆181013 #8 骨折日記その7 
◆181008 #7 骨折日記その6 ◆181001 #6 骨折日記その5 ◆180927 #5 骨折日記その4
◆180924 #4 骨折日記その3 ◆180922 #3 痛いんですけど(泣) ◆180921 #2 誕生日と悪夢の骨折
◆180912 #1 ご挨拶
 

 



ワンマンライブ#21 明後日に迫る
 
2024.04.19up
 
重松清を招いてのライブから早半年。

恒例の春のワンマンライブが明後日に迫りました。

驚いたことにお昼の部・夕刻の部ともにチケットは完売。
ちょっと人口密度高めですが、ご容赦ください(^^♪

ご予約された方、忘れずに(笑)ご来場ください。

今回は四十数年ぶりに演奏する曲を、5月6日(振替休日)に茅ケ崎市民文化会館でワンマンライブを敢行する黒木ちひろちゃんをフィーチャーしてお届けしますので、是非お楽しみに!
 

2018年にゲストで登場黒木ちひろちゃん。ちょっと解像度低くてゴメン



かわもとひろのぶスペシャルワンマンライブ#20 with 重松清 終了
 
多数のご来場ありがとうございました
 
2023.10.21up
 
10/15のライブにはたいへん多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。

ステージ衣装のズボンを忘れる間奏を弾き忘れるウィンドシンセのスイッチを入れ忘れるなど、アクシデントもありましたが、少なくとも自分自身は楽しくやらせてもらいました。

配信を行ってくれた茅ヶ崎テレビの皆さん、取材にお越しいただいたJCOMスタッフの皆さん、受付・撮影・歌詞投影に携わってくれた皆さん、そしてもちろん「かわもと楽団」の皆さん、本当にありがとうございました。

ファンクラブ会長のタメちゃん執筆「渾身のライブレポート」はこちらからどうぞ。
kawamotohironobu.com/231015live-report.html

ようやく少し落ち着きました。
 
 
右は当日販売された「かわもとひろのぶAll Time Selection」。30曲入り。完売御礼申し上げます。
 
さて、今回は20回という節目でもあり、旧友の直木賞作家・重松清氏にゲストとしてご登場願ったわけですが、それだけでなく、作詞:重松清/作曲:かわもとひろのぶ という最初にしておそらく最後の共作曲を披露するというミッションもありました。

その楽曲『暦ひとめぐり』が出来上がるまでの数か月、みぞおちがいつでもチクチク痛み、もやもやした感じも続きました。

それだけに、出来上がった時の達成感、ライブでそれを歌った時の高揚感は半端なく絶大なものでした。

音楽を続ける醍醐味のひとつは間違いなく、苦悩から高揚という振り幅にありますね。
 
 
 
また、今回ライブの開演前や終演後、そこかしこで「同窓会」的な雰囲気が醸し出されていることに気づきました。

それは微力ながら、私や楽団メンバーが核になって、同じ根っこを持つ人たちが繋がっていったということであり、音楽をやり続けているからこそ成し得たことでしょう。
(ただの偶然かもしれませんが…..)

音楽は「hub」にもなれるわけですね。
 
 
 


ライブアンケート最終結果報告
 
では、恒例の「ライブ演奏曲(全18曲)の中でよかった楽曲を5つまで選ぶ」というアンケートの結果(今回は上位8曲)を発表致します。

※当初10/17に集計、その後追加で集まったものを10/21再集計しました。有効投票数は96票

第8位 桜の花が咲く頃に[31票]
第7位 モデラート[32票]
第6位 僕等について[33票]
第5位 キッチン馬鈴薯[34票]
第4位 相模線旅情[36票]
第3位 おかあさん[37票]
第2位 約束の歌[39票]
と、ここまではいつものように僅差だったのですが.......


栄光の第1位は、ぶっちぎりの54票を集めた『暦ひとめぐり』でした。
 
 
この数値はアンケートに投票してくれた人たちの過半数であり、驚きを禁じ得ません。

もちろん、アンケートというのはこれまでもMCの内容に左右されるということもありました。

今回もゲストにこの楽曲の作詞者でもある重松清が来て、歌の成り立ちやそこに至る20世紀のつき合いといった話も出ましたから、なんとかベスト5くらいには入るかと思ってはいました。

しかし、これほどの大差をつけて第1位とは.....

これ、いい曲なんですかね?
 
実は9月以降、この曲の詞を編集し、メロディを作り、アレンジをし、録音をするという作業を果てしなく繰り返してきたせいで、この曲に対する感覚がすっかり麻痺してしまいまして….

ひとまず、この機に動画をYouTubeにアップさせてもらいますので、よかったら聴いてください。

暦ひとめぐり

かわもとひろのぶスペシャルワンマンライブ#20 with 重松清 セットリスト
 
【第一部 20世紀楽曲+『暦ひとめぐり』】

 僕等について/Yesterday 物語/港で歌う子守唄/片田舎のロマンス/

 てんびん座の女/京浜賭博地帯/モデラート/暦ひとめぐり
 
【第二部 21世紀楽曲(ライブアンケート歴代1位獲得曲)】

 相模線旅情/約束の歌/父娘日和/Hotel Immoral/
 
 風に揺れても/おかあさん/キッチン馬鈴薯/桜の花が咲く頃に
 
【アンコール】

 紙飛行機のラブレター/追憶
 
 
次回ライブの日時・詳細は現時点では未定です。

たぶん“桜の花が咲く頃に”開催するのではないかとは思っています。

その時は新たなかわもとひろのぶを聴いていただけるよう、適切に頑張ります。

引き続き応援よろしくお願い致します(^^♪
 
 


気がつけば、もう明日ライブだ
 
2023.10.14up
 
もうね、ここしばらくはこのライブのために走り回っていたわけですよ。

もうね、息切れしまくりなわけですよ。

でもね、けして苦しいだけではなく、結構ね、楽しかったんです。

それがもう明日には終わっちまうのかと思うと、既に淋しいです。

明日のライブは頑張ります。

皆さん、お楽しみに(^^)/
 


 
10/12に行われたゲネプロの風景です
 


作詞:重松清/作曲:かわもと 『暦ひとめぐり』 出来上がる
 
2023.09.23up
 
10/15(日)ライブでの特別企画「作詞:重松清/作曲:かわもとひろのぶ」初共作『暦ひとめぐり』、9月17日の63歳の誕生日終日を自宅音楽部屋に引き籠り、ついに出来上がりました

最早、重松清の詞を朗読してお茶を濁そうという逃げの作戦も真剣に考慮していましたが...... (^^ゞ

ただ、様々な事情から、重松清の原作をあろうことか8割ほど変更(^^ゞ

どんな作品になったのかは、いずれご視聴いただけるように頑張ります。

また、予告動画第二弾も出来上がりました。
よかったらご覧ください。

予告動画第二弾はこちら

チケットはもちろん絶賛在庫中!
ご来場希望の方はご一報くださいませ(^^)/
 
 


かわもとひろのぶ 第20回スペシャルワンマンライブ予告

10月15日(日) 藤沢・新堀ライブ館 <特別ゲスト>直木賞作家 重松 清
 

2023.08.27up
 

20回という節目を迎えるかわもとひろのぶワンマンライブ。

2014年春に長き雌伏を経て、「加齢なる復活」を果たしましたが、その集大成としての演奏会にしたいと考えています。

特別ゲストに直木賞作家である重松 清を迎え、トークショーを繰り広げるほか、重松渾身の書き下ろしの詞に、かわもとが曲をつけてその日初披露の予定です。

何かの拍子にかわもと楽曲を聴くようになってしまった人、重松 清作品のファンの人、是非是非ご来場くださいませ。

 

【かわもとひろのぶ 第20回スペシャルワンマンライブ】

・2023年10月15日(日)14:15開場/15:00開演

・藤沢駅北口 新堀ライブ館 TEL 0466-29-8309

・チケット 前売:4,000円/当日:4,500円
 
 
 
ちなみに、なぜ重松 清がゲストとして登場するのか、ということについては、話が長くなるので、以下のURLをお訪ねください。

kawamotohironobu.com/shigematsu.html

未完の大作(笑) 「出てこい!重松清」にジャンプします

問題が1つあるとすれば、重松 清が書いた詞に、今現在曲がついていないことだけです......

進捗状況はまたご報告させていただきます。

 


かわもとひろのぶ第二回半地下ライブ@STUDIO ONE アンケート結果
 
2023.07.24up
 
あらためまして、半地下ライブへご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

会場となったSTUDIO ONEは雰囲気のある薄暗い照明で、かつてかわもとが出没していたライブハウスと空気感がよく似ていて、とても親近感を覚えます。

またここでやらせてもらおうと思いますので、その際は是非足を運んでくださいね。

さて、恒例の「ライブ演奏曲の中でよかった曲を5つまで選ぶ」という形式のアンケートの結果が出ましたので、ご報告致します。

 
 
 
同率第4位
「ローゼンダール」「モデラート」「僕等について」


この3曲は偶然にも1980年代後半に、音を出すことが許されない4畳半の部屋の中で作成したものです。

1980年代後半に日々感じていた“淋しさだけが僕の友だち”という今回のライブテーマから選曲したもので、こうした楽曲が訴求力を持っているというのを知って、嬉しく思います。

特にアンコールの「僕等について」はかなり久しぶりにライブで歌いましたが、2014年4月に江の島虎丸座で25年ぶりのライブを開催した際のオープニング曲だったのを思い出しました。

ご支持いただいた皆さん、励みになりました。 ありがとうございます。
 
 
 
 
 
第3位
「おかあさん

冒頭のウィンドシンセ(母が生前買ってくれた)をちゃんと吹けたのは初めてかも...(^^ゞ

ステージから何人かのお客さんが泣いているのが見えて、演奏中なのに思わずこっちももらい泣きしそうで困りました。

自分でも、昨年1月に亡くなった母親のことを思い出しながら歌っていますが、感極まると涙がこぼれそうになり、声もかなりヤバくなることもあります。

聴く人のそれぞれのおかあさんを偲んでもらえければ幸いです。
 
 
 
同率第1位
「相模線旅情」「キッチン馬鈴薯」

「相模線旅情」が第1位になるのは相当久しぶりかと思います。
(記録を見ると2019年に行った“なんどき牧場ライブ”以来5年ぶりとのこと)

今回はMCでJR東日本のCMになぜ起用されないのかという疑問を呈しつつ、客席にいたJR社員をいじったりしたせいかもしれませんが(笑)
いつもは6人で演奏している曲なので、3人での音が薄く感じられるかもと懸念しておりましたが、致命傷には至らなかったようです。

「キッチン馬鈴薯」は初登場以来、常にトップ争いをしています。
もちろん、最近はペンライトを振りながらお客さんと一緒に歌うというイベントがあるので、その力もかなりあるとは思っています。
これからも末永く歌っていくつもりですので、よろしくお願いいたします。

 

本日のセットリスト
 
【トリオ】
相模線旅情/京浜賭博地帯

【ピアノ弾き語り】
ローゼンダール/東京通信其の壱

【ギターデュオ】
東京通信其の弐

【ピアノ弾き語り】
異国の友/風に揺れても

【トリオ】
おかあさん/No One Else/キッチン馬鈴薯/モデラート

アンコール
【ピアノ弾き語り】
僕等について
 

 
写真は2018年開催の第10回ワンマンライブのものです
 
というわけで、どうにか半地下ライブも無事終了し、次なるイベントは10月15日(日)に催される「第20回特別ワンマンライブ」(藤沢ライブ館)ということになります。

直木賞作家の重松清氏(1980年代、かわもとライブに足繁く通うコアファンでした)をゲストに招いて、トークショー等も企画されていますが、最大の呼び物は「重松清作詞・かわもとひろのぶ作曲の新曲、世界初披露」です。

現在、重松氏からの詞は既に届いており、これからその詞に曲をつけていくという段階ですが、様々な問題も山積しており、それをどう解決してゆくか、自分でも楽しみです。
(正しくは半分以上は「悩み」です)

では、また進捗状況を報告させてもらいますね。

 


CD『Early かわもとひろのぶU 孤独の時代』(1983〜1988年セレクト集)の作成を終えて
 
2023.07.16up
 
誰に頼まれたというわけでもないのですが、標記CDを作ってみました。

CDに収録できる時間(Max 80分)の関係で、以下の15曲しか入れられませんでした。

あの娘に横恋慕/異国の友/宴の前夜/Oh My Friend/京浜賭博地帯/賢者の贈りもの/Just an only love song/心象風景/スゥスゥ/東京通信其の壱/僕等について/みゆき/モデラート/You are my musician/ローゼンダール
[五十音順]

歌詞カードにはこう記しました。

 
 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 

 このCDをご購入くださった皆様へ、厚く御礼申し上げます。

 『孤独の時代』というサブタイトルからも何となくわかるかと思いますが、これまでの人生の中で1980年代後半(正確には1984〜1988年)ほど孤独を感じながら過ごした時期は他に見当たりません。そこにはいくつかの要素がありますが、最大の要因は音楽を練習・発表する場として、また精神的にも頼りにしていた高田馬場のライブハウス「いとでんわ」が1983年の年末に経営不振で終焉したことでした。

 そして、そのライブハウスに歩いてでも行けるよう、地下鉄早稲田駅近くに借りていた、前住人が部屋で病死するという事故物件に訪ねて来る人もほぼいなくなったということも、孤独に拍車をかけるものでした。早稲田大学に1980年に入学(もちろん卒業には及ばず)しましたが、同期の友人たちは当然の如く就職し、私を訪ねようという余裕もなかったということもあるでしょう。

 私自身にもっと強さがあれば、その逆境もチャンスに出来たのでしょうが、ある意味で弱い自分に酔っているところもあったのかもしれません。致し方なくバイトをし、その僅かな給料の大半はパチンコや麻雀といったギャンブルに費やされ、お金がなくなればサラ金にまで手を出し、返済は滞り、家賃の支払いもままならず.....。時々強く叩けば壊れてしまいそうな引き戸式の木製の玄関を、本当に壊れるのではないかと思うほど強く叩くサラ金の取り立て屋さんがいらっしゃるので、部屋の中にいても生きた心地はしませんでした。慣れてくると、建付けがあまりよいとは言えない廊下を歩いてくる音で「取り立て屋が来たな」ということを察知し、部屋の中でひたすら息を殺すという術も身につけたものでした。

 そんな恐怖を抱え、隣人がオナラをしたら、その音が漏れ聞こえるという環境で、唯一自分を支えてくれていたのが楽曲制作でした。当然、楽器を弾いて作るということは出来なかったので、ヘッドフォンで音を聞くことのできる、安物の鍵盤楽器(のちに直木賞作家となる重松清が強引に3000円で売りつけたもので、2オクターブしか音域がなかった)でかろうじて作曲していたわけです。

 なので、この時期に作った楽曲への愛おしさはひとしおです。振り返ってみると、あの環境でよくこれだけのバラエティある楽曲群を作ったなぁと感心します。「自分には才能がある」と根拠もなく、頑なに信じていました。この才能をどう世の中に喧伝すればよいのか、それがよくわかりませんでした。

 20代の終りに一度だけ、自分の才能が商業的に通じるのかどうかを試そうと、「京浜賭博地帯」でAXIA MUSIC AUDITIONというコンテストに応募。1万を超える応募曲の中から全国大会にまでたどり着いて、もうグランプリはもらったという気持ちでいましたが、そこに立ちはだかったのが槇原敬之でした。彼の「NG」という曲の最初の8小節にやられました。それでも私を打ち負かせてくれたのが槇原敬之でよかったと思いますし、商業音楽から一旦離れる踏ん切りもつきました。

 あれから30数年、今また音楽に回帰して10年が過ぎようとしています。あの頃よりも声の張りやコントロールが出来るようになったのは、自分でも驚きです。早稲田の部屋で音も出せずに作った楽曲も愛でながら歌いたいと思います。このCDはこの時代に作った楽曲を何らかの形に残し、新たな命を吹き込めたらと願って作りました。1曲でも突き刺さるといいなぁ...

★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 
 
 
これまでにもライブのMC等で話してきた内容ともかぶりますが、1980年代後半というのは、本当に苦しい時期でした。
ですが、振り返ってみると、この時期に産み落とした楽曲たちはバラエティに富んでいて、全曲を録音し直す中で、新たに愛しさが湧くのでした。

逆に、CDの収録時間が最大で80分しかないので、この時期に作って、ライブで演奏した楽曲のうち、幾ばくかは泣く泣くラインナップから漏れることになりました。
(どれほどの人がこれらの楽曲をご存じかというのは置いといて...)

「勇気ある船出」「食前のトレーニング愛妻家編」「B side Love」「ひとり寝のメリークリスマス」「Yes, I will」「夜明け前」「感傷海岸」「袋小路」「Farewell to our tiny happiness」「正しい休暇の過ごし方」「波打ち際のアルペジオ」「SA・YA・KA」「鉛の靴と銀の夢」「帰らざる夏」「Right Hand Job」「FOOL ON THE ROOF」「おしゃれ童子」「恋する下心」「傷だらけの履歴書」「バイバイミセスマンデー」「Mary Lou!」.....

楽曲を録音するという行為は、もちろんその曲を人様に聴いていただくため、というのが第一義でしょうが、少なくとも「Early かわもとひろのぶ」収録曲について言えば、40年近い歳月を経て、「もう一度この曲に命を吹き込んで、ライブも含めて歌ってみよう」というものと、「この録音がこの曲を演奏・歌唱する最終回」という位置づけのものがあります。

ラインナップから漏れた楽曲の大半は、その最後の機会さえ失ったかもしれません。
そのことを思うと、やや感傷的になりますね。

 
 
そんなこんなで、7月22日(土)の「第二回半地下ライブ」(@STUDIO ONE)が近づいてきました。

今回はセットリストの中にも1980年代後半作成の楽曲を多めに入れてみました。

と言っても、多くの人にとっては「新曲」に聴こえるとは思いますが(笑)

ご来場予定の方は是非お楽しみに。
よかったら『Early かわもとひろのぶU』(2,000円)と、新曲を収録したCD『淋しさだけが僕の友だち』(「風に揺れても」「東京通信其の弐」など4曲。1,000円)もお買い上げくださいませ。

では、STUDIO ONEでお会いしましょう(^^♪

 
 
 
 


あるミュージシャンの訃報を聞いて
 
=「エリカ」の残像=
 
2023.05.19up
 
なぜ「エリカ」というグループ名だったのかはわからない。

しかし、その男性デュオの楽曲と演奏は孤独な青年期を迎えていた私には、ひどく響いたものだ。

早稲田通りに面した、わずか5坪ほどのライブハウス「いとでんわ」は雑居ビルの2階に1981年オープンし、2年半ほどの期間しか営業していない。

その期間のほとんどを、私はある時はミュージシャン、ある時は客、またある時はスタッフとして、ほぼ居候していた。

途中からはライブのブッキングもやらせてもらっていた。

とは言っても、当時のブッキングというのは、出演時に「次回は〇月×日でどうっすか?」と大雑把な予定を訊いたのち、ぴあとかシティーロードといった雑誌に告知を出して、出演者がそれを見て参加するという過激なものだったが、混乱が起こったという記憶はない。

インターネットのなかった時代はやはり大らかだった(笑)

ま、いずれにしろ、数多いる出演者の中で最も輝きを放っていたのが、「エリカ」であった。

中学の同級生による、アコースティックギター2本のフォークデュオで、当時としてはよくあるスタイルと言えた。

楽曲を作っていたのが鈴木康志さん

この人は「いとでんわ」で出会った中で、間違いなく最高のメロディメーカーかつギタリストだった。

歌詞の抒情性も相俟って、曲の完成度が高く、演奏もめちゃめちゃしっかりしている上、相方の高橋佳生さんのMCがすげぇ面白い。

特に『僕の知らない君』『サンセット』『ダンシングドール』『Darlin' Love Me More』といった曲が好きだった。

このデュオが20人も入れば窒息しそうな、しけたライブハウスで熱演していること自体が奇蹟だと感じていた。
(ちなみに会場はいつも満員だった)

そして彼らは「SCREEN」というグループ名に変更し、ほどなくメジャーデビューを果たした。
(その途中経過は実はあまりよく知らないけど...)
 
  
 
デビュー曲は彼ら自身の作ではなく、正直期待外れだったが、2曲目が前述した『サンセット』だったので、レコード(!)を買ってみた。

黄昏の海を舞台に始まった恋が終わるという抒情的な楽曲で、自分の作る曲と世界観が似ていて、シンパシーを感じていたものだった。

あれから40年近く、よくぞ捨てずに置いてあったそのレコードに久しぶりに針を落としてみた。
(針を落とすという表現も今世紀になって初めて使った)

Aメロを高橋さん、Bメロを鈴木さん、そしてサビは二人のデュオ。

あまりの懐かしさに泣けた。
 
 
なぜこのレコードを聴くことになったのかと言えば、Facebookで友達になっている高橋さんの投稿で鈴木さんが5月7日に急逝されたことを知ったからであった。

バブル前の熱き時代を走った仲間(と言っていいんだと思う)がまた一人いなくなってしまった。

大きな喪失感とともに、「自分は音楽を続けていてもいいのかなぁ...」と、やや疑心暗鬼にもなる。
(と言いつつも、たぶんやり続けるんだろうけど)

でね、レコードジャケットの裏面を見て、ある種のノスタルジーを感じた。

レコードジャケットの裏面と言えば、もちろん歌詞が掲載されているのだが、隅っこに1st アルバム発売予告があり、そこに「LP, CT 各\2,800 CD \3,200」の文字が。
(写真を拡大して見てください)
 
 
 
当時は音楽CDが市場に出回り始めた時期で、LP(Long Player)とCT(Cassette Tape)とCD(Compact Disc)の3種類が同時に発売されていたわけだ。

混沌の時代だったけど、レコードやカセットテープはあっという間に消えゆく運命だった。

しかし、その後のテクノロジーの進化はさらに激しく、今となってはCDプレーヤーを持っている若者はかなり少数派で、ほぼほぼ皆がスマホやタブレットかパソコンでしか音楽を聴かないようだ。

時代は変わっても、根源的に変わらないものもあると確信している。

「エリカ」が残した作品は今聴いても色褪せてはいない。


私も鈴木さんが聴いたら「いい曲だね」と言ってくれるような楽曲を作りたいと願っている。

ご冥福をお祈り申し上げます。
 
 
※YouTubeで「サンセット」を聴くことができます。


こちら
 


ワンマンライブ#19『桜の花が咲く頃に,再び』 満員御礼ありがとうございました
 
アンケート第一位は新作『風に揺れても』
 
2023.04.19up
 
気が付いてみると、前回のワンマンライブ終了報告以来、半年間未更新という事態になっていました。

ま、そのことを誰からも指摘されなかったので、少なくとも未更新だから怒っているという人もいなさそうですが、それはそれで問題かもしれません(^^ゞ

あらためて、ライブにお越しいただいた皆様、配信動画をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。

ライブ会場の出口で投票いただいた恒例のアンケート(演奏曲のうち、好きな楽曲を最大5つ選ぶという形式)の集計が終わりましたので、厳かに(笑)発表させていただきます。
 


5位 桜の花が咲く頃に

中学入学から50年ということで、今回はライブタイトルが『桜の花が咲く頃に,再び』となりました。

ご来場の皆さんもそれぞれの桜にまつわるエピソードを思い出しながら聴いてくれたのかもしれません。

「明日また会おう そう言って いつも別れたね」


という歌詞にも込めた気持ちですが、大人になるとは、あらゆるものに永遠はない、ということを思い知らされるということと同義ですね。
 

4位 おかあさん

昨年4月と7月のライブで堂々アンケート第一位となったこの曲。

かわもとライブにウィンドシンセが登場するようになったきっかけは、母親がそれを買ってくれたことでした。

還暦を過ぎて、親に何かを買ってもらうことに恥ずかしさもありましたが、死期が近づいていることを感じていた彼女が「あっちにお金は持って行けないから」と言って、購入費を出してくれたのでした。
(けして私から「くれ」と言ったわけではありませんぞ。念のため(^^ゞ)

そして、そのウィンドシンセがステージでちゃんと吹けたことがほとんどない、という笑えない事実を次回こそは解消しないと...
 

3位 約束の歌

我が家でのリハーサルの際、この曲のエンディングでの仁多理恵ちゃんのバイオリンを超間近で聴けるのはこの上なく至福の時間でした。

おそらく聴かれた皆さんも彼女のバイオリンの音色に惹きつけられたことと思います。

引き続き、かわもと楽団で艶のある音を聴かせてもらいたいと切望しています。

歌の内容としては、かわもとワールド満開の女々しさ。
そのくせサビの部分は力強く歌うという二律背反作品
ではあります。
 

2位 キッチン馬鈴薯

最強のラス前ソングとして、すっかり定着したこの曲。

もとはと言えば、大学時代にアルバイトとしてお世話になった学生相手の定食屋・キッチン馬鈴薯のマスターとママさんへのお礼を言いたくて、でも既にどこにいらっしゃるのかわからなくなって長い時間が経過してしまったのを悔やんで作った歌でした。

平凡な日々こそ大切にしなければ...ということを肌で知る端緒でもありました。

最後の晩餐にはキッチン馬鈴薯のジンギスカン定食を食べたいです。
あの味を知っている人たちの一定数は同じことを考えているのでは...。
 

1位 風に揺れても

詞が最後にぴたりと嵌るまで、これほど悩んだことはありませんでした。

特定の人、特定のシチュエーションに憑依して歌の世界観を作り上げてゆくのは、得意な方だと自負していましたが、ロシア軍のウクライナ侵攻という重いテーマですし、細部を何度も何度も書き換え、タイトルも二転三転どころか7回も変更するという新記録でした。

ただ、静かで地味な曲でもありますし、この曲が1位になるとは想像もしていなかったので、かなり驚いている次第です。

アンケートには多くの人から、歌詞の様々な箇所を引用した上で「心に響いた」というメッセージを頂いて、たいへん光栄です。
 
毎回のことですが、ライブアンケート結果をまとめると、「あー終わっちまったか」という気持ちになります。

そして、次なる作品の創作、次なるライブへの構想が始まります。

7月22日(土)開催の「第二回半地下ライブ」、10月15日(日)開催の「かわもとひろのぶワンマンライブ#20 特別リサイタル」の準備も着々と進めていきますので、ご期待くださいませ。

では、また会える日を楽しみにしてますネ(^^♪

 

〜 LIVE#19 セットリスト 〜
 

〜第一部〜
桜の花が咲く頃に
京浜賭博地帯
B side love
愛の定理
追憶
風に揺れても
You are my musician

〜第二部〜
おかあさん
No One Else
Oh My Friend
約束の歌
キッチン馬鈴薯
モデラート

アンコール-〜
相模線旅情
みゆき



 
 


ワンマンライブ#18『涙活始めました』 満員御礼ありがとうございました
 
2022.10.29up
 
10/23のライブ『涙活始めました』から早1週間。
ようやく慌ただしさも鎮まってきました。

恒例のアンケート(ライブ演奏曲のうちよかった楽曲を5つまで選ぶ)の結果集計が出ましたので、ご報告致します。

 
同率5位 「オフェリア」(2022年作) 「希望の船出」(2005年作)

「オフェリア」はフルメンバーで演奏するのは初めて。

しかも何の説明もない、第一部第一曲ということで、聴いている人たちが憶えているかどうかは気にはなっていました。

7/14の“木曜夜の半地下ライブ”で初披露した時にも予想外の2位と大健闘でした。

もしかして、いい曲なのか...(笑)

「希望の船出」は調べてみると、2016年以来の演奏。

歌い方をかなり変え、頭サビのところもかなり抑え目にしてみました。

今回この曲がよかったとアンケートに書いてくれた人も数名。

激しく歌うことも、時に心を揺さぶるのでしょうが、抑制することで歌の世界観をより伝えられるとも思って、実行してみました。
  
 
第4位 「てんびん座の女」(1982年作)

制作後40年を経て、今もアンケート上位の常連。

この曲はサビの解放感が命ですが、それをより引き立てるように、Aメロは抑え気味で歌っています。

まだ歌い続けていくかと思いますので、あらためてよろしくお願い致します。
 
第3位 「相模線旅情」(2017年作)

やらなければならないような義務感のある曲(笑)
ほんと、そろそろJRさんにもこの曲を茅ヶ崎駅相模原発着のメロディとして採用しなさいと言いたいです(^^♪
JR関係者の方、是非よろしくお願いします

第2位 「おかあさん」(2019年作)

自分の中では、この曲こそが世界一の母親ソングだと思っています。

会場で聴いている人たちにはバレているかもしれませんが、歌うたびに、3コーラスめの「♪〜あなたの子に生まれたこと ずっと誇りにしてたんだ 言葉にすればよかったな 言葉にすればよかったな〜♪」という歌詞のところで感情移入しすぎるせいか、泣きそうになってしまいます。

4/30のライブでこの曲の冒頭のサックスを激しく吹き間違えたことがトラウマになっていましたが、どうやら今回は大丈夫でした(^^)/

第1位 「キッチン馬鈴薯」(2015年作)

この曲が1位になるのは、サイリウム(ペンライト)を持って、お客さんたちにも一緒に歌ってもらうというイベント性もあるのかと。

あまり涙とは関係なさそうな曲ではありますが、自分の中では『涙活始めました』というテーマとも親和性があると思って歌っています。

この曲を作るきっかけとなった、早稲田大隈通りに存在したキッチン馬鈴薯のマスターとママさん。
生きているなら、ものすごく会いたいです。

 
  
 
今回もたくさんのお客さんにお越しいただき、ありがとうございました。

まだしばらくは頑張って歌を作り、歌ってゆく所存です。

どうか変わらぬ応援をよろしくお願い致します。
 

=かわもとひろのぶワンマンライブ#18『涙活始めました』セットリスト=
 
【第一部】
オフェリア[2022年]
京浜賭博地帯[1988年]
てんびん座の女[1982年]
紙飛行機のラブレター[1983年]
港で歌う子守唄[1981年]
Goodbye Mr. スローバラード[1982年]
大いなる坂道[1982年]

【第二部】
相模線旅情[2017年]
希望の船出[2005年]
黄昏[2022年]
No One Else[2022年]
キッチン馬鈴薯[2015年]
おかあさん[2019年]

【アンコール】
追憶[2019年]
父娘日和[2017年]
 
 
次回ワンマンライブは2023年4月16日(日) スタディオベルソーにて開催予定です。

是非ご来場くださいませ(^^♪
 


気がつけば明日ライブだ(^^ゞ
 
2022.10.22up
 
慌ただしい日々が続き、気がついてみれば明日(10/23)は18回目のワンマンライブです。

慌ただしかった理由は主に2つ。

(1)CD作成に時間・労力を取られていた

明日のライブに合わせてリリースしようと決心していた作品集が2つあり、その録音・ミキシング・マスタリング・聴感確認という一連の作業に膨大な時間と労力が必要でした。

それも今日、やっと出来上がって、ひと安心です。

明日、ご来場の方は是非開場でお求めくださいませ(^^♪

『Early かわもとひろのぶT』(1977〜1983年セレクト作品集)
 てんびん座の女/片田舎のロマンス/叫び/港で歌う子守唄 他15曲


『着地点未定U』
(2018〜2022年作品集)
 おかあさん/黄昏/No One Else/追憶 他11曲

通販もやりまっせ〜

是非お声掛けください!
 
 
 
(2)いろんなものが壊れた

仕事で使っていたパソコン・スマホ(iPhone 5)・車(トヨタカムリ) ・マッサージ機・給湯器など、次々に逝ってしまいました...(泣)

何もこんなに続けざま壊れなくても、と思いながら、「泣きっ面に蜂」というのは本当だなぁと感心する呑気さも持ち合わせていてよかったと思う今日この頃です(笑)

おかげで、新しいものを注文したり、設置したり、工事に立ち会ったり、モノを取りに行ったり...

その忙しさも尋常ではありませんでした。

ま、音楽に直接大きな影響がなくて、不幸中の幸いではありました。
 
真夏の車中に10分置いていただけで、子持ちししゃもの腹のように膨らんでしまったiPhone5(使用歴8年)
 
  

左)トヨタ・カムリ(使用歴17年)  中)マッサージ機(使用歴15年)  右)給湯器(使用歴25年)
次々に天命を全うされた方々。合掌.......
 

というわけで、どうにか明日を迎えられそうです。

素敵な時間にするよう、鋭意努力致しますので、ご来場の方、配信視聴の方、是非お楽しみに(^^)/
 
 


7/14 新企画「半地下ライブ」ご来場ありがとうございました
 

★★★次回ライブは 10/23(日)@スタディオベルソー の予定です★★★
 
2022.07.20up
 
7/14(木)の「かわもとひろのぶ 半地下ライブ@STUDIO ONE」にご来場の皆様、ありがとうございました

また、STUDIO ONEのスタッフの皆様、PAを担当してくれた松永さん、感謝申し上げます。

30名限定とはいえ、販売開始直後にSOLD OUTするという快挙


本当に聴きたいと思ってくれた人たちが購入してくれたのかなぁと、身が引き締まる思いで本番に臨みました。

ホールでの演奏と何が最も違うかと言えば、お客さんたちとの距離ですね。
それゆえ、お客さんを適度にいじりながら(笑)、MCが楽しく進められました。

今回は1980年代作品を多めにチョイス。
若かりし頃のかわもとを知る人には懐かしく、それを知らない人にはすべてが新曲のように聴こえたかもしれませんね。

特に1979年作品である「片田舎のロマンス」は、かなり久しぶりの演奏だったので、多くの人にとってはほぼ新品だったのかなぁと思います。

どうしても、新曲を作って、世に(というか、実際には聴いてくれる一人一人に)問いかける作業を優先させてしまいがちですが、時には懐かしい楽曲も演奏して、今だからこそ新しい命を吹き込めたらと思います。

そして、今回初演となった「No One Else」「オフェリア」もまずまずの好評を頂いたようで、胸を撫で下ろしているところです(^^ゞ
自分自身、とても楽しく演奏することができました。

必ず、またこのタイプのライブをやりますので、是非お楽しみに!
 

 

★★★セットリスト★★★
 
【ピアノの弾き語り】
1. Goodbye Mr. スローバラード/ 2. You are my musician
3. 異国の友/ 4. 食前のトレーニング

【ギターデュオ】
5. 片田舎のロマンス/ 6. 古いラブソングは似合わない

【超新曲(ピアノの弾き語り)】
7. No One Else/ 8. オフェリア

【トリオ】
9. 京浜賭博地帯/10. おかあさん
11. 黄昏/12. モデラート
アンコール キッチン馬鈴薯
 

 
 

=アンケート結果=
 
恒例のライブのアンケート結果は以下の通りとなりました。

5位(同数で3曲。演奏順)
・Goodbye Mr. スローバラード[1982年作]


この曲は40年間、一貫して「中森明菜のために作った」と言い続けていますが、もちろん一切連絡はありません(笑)

ホント、一度でいいから彼女に歌って欲しいなぁ...

願えば叶うのだろうか...

・食前のトレーニング[1987年作]

この曲がランク入りするとは....(驚)

かつて体重が生涯最高値である77.7kgに到達した際、7が揃って嬉しいような、「どんだけスボンを買い替えなきゃいけないんだよ」という諦念のような気持ちになったことが忘れられません。

ある意味、重くなりがちなライブでの空気を変える曲として歌うことが多いですが、歌うことで、自分への戒めをちょっとだけする歌とも言えます。

・キッチン馬鈴薯[2015年作]

いつもはライブ最終曲直前の1曲として歌われ、しばしばアンケートでもトップとなりますが、今回はアンコール曲ということもあって、このポジション落ち着いたのかと思います。

毎回、お客さんたちがペンライトを振るのを、ステージ側から撮影したい気持ちに駆られます。
今度やってみます(キッパリ)

4位 
・No One Else[2022年作]

長らく連れ添った妻を喪った男の茫然自失。いつ癒えるとも知れぬ喪失感。ふたりで暮らした部屋はそのまま。それでも生きてゆく道を模索する現在地。(当日配布プログラムより)

歌の中に余白を作るのに苦心した作品でした。
自分では今最も気に入っている曲です。

3位
・片田舎のロマンス[1979年作]

母方の祖父母が住んでいた岐阜に流れる揖斐川。
大学受験にあえなく失敗し、川を虚ろに見ていたら、その視界に入ってきた地元高校生と思しきカップル。

もう何だか疎ましく、「お前らの恋は最後、こうやって終わるんだぜ」という予言のような歌を作ってみた次第です。

2位
・オフェリア[2022年作]

それほど貞淑とは言えない女性・オフェリアに恋して、ほぼ予定調和の如くフラれてしまう僕。
そして、そうされることがそれほど嫌ではないM気質...

女々しさ満開の楽曲ですが、一度は作ってみたかった「明るい失恋ソング」です。
ドラム・ヘース・ブラスつきのフルバンドで演奏してみたいですね。

1位
・おかあさん[2019年作]

ぶっちぎりのトップでした。
(ちなみに、4/30のライブでも「キッチン馬鈴薯」と並んでトップ)

実は、この曲はYouTubeでの再生回数は全く振るいません(泣)
もちろん、ライブアンケートの結果はMCの内容とか雰囲気にも左右されるとは思いますが、このギャップは何だろうかと...
録音し直してみようかと思う今日この頃です。
 



とにかくね、楽しかったです(^^♪

次回ライブは10/23(日)茅ヶ崎駅南口「スタディオベルソー」にて予定しています。
詳しい内容は追って告知させていただきますね(^^)/
 


#51 いよいよ「半地下ライブ」近づきました(^^)/
 
2022.07.10up
 
7/14(木)「平日夜の半地下ライブ」も近づいてきました。

私の場合、ライブが近づいてくる、ということは、たいてい「新曲を作って録音する」ということに等しいわけです。

というのも、「新しい楽曲を作ること」と「既存楽曲に新たな命を吹き込むこと」は、音楽をやっている証だと考えているからです。

なので、さして頻度の高くないライブ開催に対して、何か1つでもいいから、痕跡を残そうとするのでしょうね。

もはや、これは性(さが)と言えるでしょう。

今回のライブは、かなり久しぶりに弾き語りを中心にお届けするということで、以前にも書きましたが、2つの目標を持って臨む決意をしていました。
 
@20代の頃に作った楽曲に、還暦を過ぎた今、新しい命を吹き込めることができるかどうか

A新しい世界観による、新しい作品を初披露して、受け入れてもらえるかどうか
 
@で言えば、中森明菜のために作ったと公言してきた(笑)「Goodbye Mr. スローバラード」をはじめ、主に1980年代に作った楽曲を演奏するに当たって、作った当時以上のパフォーマンスをすることへの挑戦です。

かわもとひろのぶのベースになっている1980年代楽曲を、還暦を過ぎたかわもとひろのぶが新しい感性で表現する。
聴く人を歌の世界観の中にいかに誘うか....

頑張りますね。


そして、Aですが、「オフェリア」「No One Else」という2曲を初演致します。

既にYouTubeにはアップされていますが、背景音も相当入っているので、それを聴いた人に対して、ピアノの弾き語りでどこまで伝えられるか....

ここであまりウケがよくないと、二度と演奏されることなくお蔵入りとなる可能性もありますし....

頑張りますね。(オイオイ)

では、ご来場予定の皆様、会場で会えるのを楽しみにしております(^^♪

コロナがまたぞろ流行り出しているようですので、マスク着用・検温・手指消毒にご協力をお願いします。
 
 
 


#50 弦楽四重奏を聴きに行ってきました
 
 
2022.05.30up
 
昨日(5/29)は、かわもと楽団のバイオリニスト・仁多理恵(じんだりえ)ちゃんが所属する「茅ヶ崎弦楽四重奏団」の定期演奏会。

いつも自分がライブをやっている茅ヶ崎駅南口の「スタディオベルソー」に聴きに行ってきました。

客席から他の人の演奏を聴くというのは、ちょっと変な感じではありました(^^ゞ

弦楽四重奏では、バイオリンではなく、ひと回り大きいビオラ(確か現天皇陛下が学習院のオーケストラで担当していた楽器かと)の担当。

1曲目、モーツァルトの「ディヴェルティメント第3番 ヘ長調 KV138」

と聞いて、どんな曲だか想像がつく人はスゴイ!
 
 
ウィキペディアによると

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ディヴェルティメント(伊: divertimento)は、18世紀中頃に現れた器楽組曲である。
語源はイタリア語の「divertire(楽しい、面白い、気晴らし)」に持ち、明るく軽妙で楽しく、深刻さや暗い雰囲気は避けた曲風である。
フランス語ではディヴェルティスマン(divertissement)。
日本語では嬉遊曲(喜遊曲、きゆうきょく)とも訳される。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

この難解な解説を読んでも、もちろんわからないわけなんだけど...(笑)

さらに、「KV138」も意味不明。

ブリタニカ国際大百科事典によると、これはどうやら

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
L.ケッヘル (1800〜77) が作成したモーツァルトの全作品の年代順による目録"Chronologisch-thematisches Verzeichnis samtlicher Tonwerke Wolfgang Amade Mozarts" (1862) につけられた通し番号で,今日モーツァルトの作品番号として通用。
P.ウァルダーゼーが 1905年 (第2版) に,A.アインシュタインが 37年 (第3版) にこれを改訂。
現在第8版 (1983,第6版のリプリント) が使われている。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

というものらしい。
 
クラシック音楽をやっている人たちは、これらの難解な用語を使いこなしているわけなんだと、あらためて感心した次第です。

でもね、そういった知識とかは、「ないよりはあった方がいい」程度のことなのだと感じます。

上質の音楽は、そうした些末なうんちくなど蹴散らしてしまうものですね。

聴きながら、たくさんの弦楽器で伴奏してもらって歌ったら、気持ちいいだろうなぁと夢想しておりました。

2曲目、ハイドン「弦楽四重奏曲 第78番 変ロ長調「日の出」op.76-4」

3曲目、ベートーヴェン「弦楽四重奏曲 第15番 イ長調 op.132」


 
もちろん、解説不能ですが(笑)、結局音楽というのは聴く人がその良し悪しを決めるものだということを再認識した一日でした??

理恵ちゃんはじめ、茅ヶ崎弦楽四重奏団の皆様、お疲れ様&ありがとうございました。

P.S.
演奏会中、やや大きい(と私が感じた)地震が来たので、「あぁ人生ここで終了か...」と思いましたが、演奏者の皆さんは演奏を止めることなく、少なくとも見た目は平然と演奏されていました。

それがタイタニック号が沈む寸前の弦楽団とかぶりました(笑)

今、その時の茅ヶ崎市の震度を確認したら、ナント「震度1」!!!

自分がどんだけ地震に弱いのかをあたらめて知った一日でもありました(^^ゞ
 


#49 7/14(木)弾き語り・少人数編成のライブ“Oldies & Very New”やります
 
2022.05.23up
 
どうしてもやってみたかったんです。
弾き語り中心でやや小さな箱のライブ。

それはシンガーソングライターかわもとひろのぶの原点、始まりの形でもあったわけです。

春秋に開催している恒例のワンマンライブも先日17回目を終えたところですが、このところずっと悩んでいることがありました。

それは、2014年に活動を再開して以来、作った楽曲も相当な数となり、年に2回のライブの演奏では吸収しきれなくなってきたということです。

歌いたいけど、セットリストからこぼれていった曲がどれほどあったか...

4/30の第17回ワンマンライブで言えば、20世紀に作った歌はもちろん、『父娘日和』『ひまわり通信』『禁じられた距離(ディスタンス)』『スタートライン』『乙女たちの伝言』『HOTEL IMMORAL』といった21世紀になって作った楽曲も多数セットリストから漏れ落ちていったのでした。

自分の中では、かなりフラストレーションが溜まっている状態で、これを解除する方法はライブの回数を増やすしかないという結論に達したわけです。

 
ということで、7/14(木)19時より、茅ヶ崎駅北口STUDIO ONEにて初の試みとして“Oldies & Very New”ライブをやることとなりました。

このSTUDIO ONEは以前は「湘南スタジオ」という名前で、エメロード沿い(と言っても、茅ヶ崎地元民しかわからないでしょうが...)にあり、2018年には第9回のワンマンライブを開催させてもらったこともありました。

あれから4年の歳月を経て、縁あって再びライブをやらせてもらうことに感謝したいと思います。

現時点ではセットリストは未定ですが、このライブを開催するにあたって

@20代の頃に作った楽曲に、還暦を過ぎた今、新しい命を吹き込めることができるかどうか

A新しい世界観による、新しい作品を初披露して、受け入れてもらえるかどうか

の2つを目指そうと考えています。

なので、古きかわもとをご存じの方にとっては、「おぉ、あの曲か...」といった懐かしさを、ご存じない方にとっては、「おぉ、そんな曲があったんだ」という驚きを持ってもらえるよう。

初披露の新曲も歌おうと思っていますので、「間違いなくかわもと作品だけど、新しい」と感じてもらえるよう。

適切に頑張りますので、よかったらご来場くださいませ。

 
 


#48 ライブアンケート結果と今後のこと
 
2022.05.03up
 

2022年4月30日ライブ「春に,沁みる歌」アンケート結果のご報告と今後のこと
 

ご来場いただいた皆さんや配信で視聴された方々には、既に丸わかりのことですが、ライブ冒頭で「ウィンドシンセ(アルトサックス風の音色)の音が激しく外れる」「電子ピアノの音が出ない」という2大スーパーアクシデントが勃発

いきなり先行き不安になる開始となってしまいました...

気が遠くなるのを必死に堪え、どうにか1曲目の『おかあさん』を歌い終わった頃に落ち着きを取り戻しました。

ただ、口にこそ出しませんでしたが、「こりゃ人生最悪のライブになっちまうなぁ...」と思っていたのも事実です。

見ていて、聴いていて、どんな風に映っていたのかはもちろんわかりませんが、ライブ冒頭で『おかあさん』のイントロ8小節をウィンドシンセでソロを取るという決意をしてからの1ケ月少々、毎日何度も吹いて、どれほどの緊張の中でも勝手に指が動いてくれるように鍛えてきたわけです。

しかし、単に実力不足だったのでしょうね...あんなに外すなんて...。
自ら蒔いた種によって、自分が精神的に追い込まれていきました。

でも、お客さんもたくさん来てもらってるし、メンバーやスタッフにもいろいろ負担掛けてるし、せっかくだから、自分も楽しんでやろうと切り替えました。

『おかあさん』を歌いながら、そんなことを考えていたんですよ(^^ゞ

ちなみに、今回のテーマ「愛と死」「平和」は歌や衣装から伝わったでしょうか...

ピアノ弾き語りで歌った『異国の友』はその象徴だったわけです。

「一人ひとりは優しいくせに なぜ戦うのだろう 平和のために争うなんて 少しおかしいね」

という歌詞はこの曲を作った当時も、今も変わらない思いです。
 


 

恒例の「この曲がよかった」アンケート結果発表
 

同点第5位  『約束の歌』『京浜賭博地帯』『モデラート』(演奏順)

久しぶりに演奏した『モデラート』でしたが、この歌を歌う時の脳裏には、極めて貧しかった20代半ばの自分が浮かびます。
音を立てることもできない、壁の薄い4畳半の部屋の中...

のちに直木賞作家となる重松清に3千円で売りつけられた2オクターブしか音の出ない粗末な電子キーボードの音を、これまた粗末なヘッドフォン(パチンコの景品)で聴いて、楽曲を完成させることのほかには達成感を得られるものが何もない日々。

それでも、いや、だからこそ、数少ない完成作品は自分にとって宝物でした。
特にこの『モデラート』は「3拍子の曲を作る」という明確な意図で初めて作った曲だったので、特に記憶に残っています。

第4位 『黄昏』

この3月、初めて自分の父親を意識して作った作品でした。
1月亡くなった母と、最後にどんな会話をしていたのか...

「もっと二人で話せばよかった もっと抱き寄せれば」

という歌詞に見送る側の悔恨も滲むのですが、その思いも含めて、きっと普通の、さして特別なことではない話をしていたのではないかと想像しています。
 
第3位 『相模線旅情』

21世紀になって目覚めた“紙芝居的作品群”の1つ。

乗ったことのある人には伝わると思いますが、「ドアを手で開ける」「単線」「町中を縫うように走る」といった情緒溢れる相模線は、そこだけが慌ただしさと隔離された時空間のようです。

物思いに耽りたい人にはお薦めです。
 

 
 

同点第1位に『おかあさん』と『キッチン馬鈴薯』
 
 
同点第1位  『おかあさん』『キッチン馬鈴薯』(演奏順)

冒頭で述べたように、ウィンドシンセであれほど大失敗した『おかあさん』が初めて1位となったことに、ちょっとした衝撃と喜びがあります。

実はあのウィンドシンセ、母親が買ってくれたものだったのです。

もう少し正確には、昨年12月、私が買って「次のライブではこれで『おかあさん』を吹くよ」と病床の母に言うと、母が「お金出してあげる」と突然...

母曰く「あんたが中学生の頃、ギターを欲しがっていたのに、不良になると思ったから、買ってあげなかった。そのことを後悔している。今はあげられるものがお金くらいしかないから」

この歳になって、まさか母親に楽器を買ってもらうとは...
だからこそ、もっとちゃんと演奏したかったなぁ...

『キッチン馬鈴薯』は会場の皆さんと一緒に歌うので、一体感がありますね。

私も楽しいです(^^)/

そして、この曲は一度もフィナーレの曲にはなったことがありませんが、最強の“ラス前ソング”として定着した感があります。

一緒に歌うということもあって、しばしばアンケートでも第1位に輝きます。
(これで通算4回目)

長らく歌っていきますので、今後ともよろしくお願いします。

【ファンクラブ会長渾身のライブレポート】は「こちら」からどうぞ
 

 
 
 

2022.4.30 かわもとひろのぶワンマンライブ#17 セットリスト
 
【セットリスト】

*第一部
おかあさん/モザイクの町/てんびん座の女/約束の歌/セブンスターの箱が空になるまで/異国の友/かわいいおんな

*第二部
相模線旅情/黄昏/桜の花が咲く頃に/京浜賭博地帯/キッチン馬鈴薯/モデラート

*アンコール
紙飛行機のラブレター/追憶


上記楽曲は全てYouTubeでご視聴可能です。
気が向いたら、以下のURLにアクセスいただき、気に入ったらチャンネル登録をお願いします。

かわもとひろのぶチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCZXD94KKH_ZA5P1FtkT4fUg
 

★☆★☆★☆★☆★☆今後のこと★☆★☆★☆★☆★☆
 
 
ライブが終わってみると、ちょっとした高揚感と虚脱感が毎度訪れます。

特に#10を超えたあたりから、「新しい曲を作れば作るほど、ライブでのセットリスト構成が難しくなるなぁ」と思うようになりました。

現在、YouTubeにアップされた楽曲だけで45曲。

もちろん、それ以外にも作品そのものは作成済だけど、未録音(または録音済だけど、様々な理由からアップしてない)のものも相当数あるので、年2回だけのワンマンライブでは吸収できなくなってきたわけです。

そこで、今後は力の続く限り、20世紀に作成した“オールディーズ”中心の弾き語りメインのライブも敢行しつつ、新旧楽曲の録音も進めていこうと思います。

会場はホールというより、やや小ぶりなライブハウスで、お酒とかコーヒー飲みながら聴いてもらえたらなぁと...

今しばらく頑張りますので、応援をよろしくお願い致します。

 


#47 4月30日のライブが近づいてきました(^^♪
 
2022.04.26up
 
かわもとひろのぶワンマンライブ#17 開催迫る
 

21日(木)に本番会場であるスタディオベルソーでゲネプロ敢行。
あと足りないのは実力とお客さんだけという状況となりました。

テーマは「愛と死」「平和」。
今回もかわもとらしく、いじましく女々しい歌を中心にお届けします。

行くかどうか迷っている人、告知に気づいてなかった人。
まだ遅くない!今からでも十分間に合いますよ!

◆かわもとひろのぶワンマンライブ#17「春に,沁みる歌」
◆4/30(土)13:30開場/14:00開演
◆スタディオベルソー(茅ヶ崎駅南口徒歩2分)
◆前売:3,000円/当日:3,500円

アーカイブ視聴も可能な配信もありますので、よかったらご検討ください。

万万万が一、来場・配信視聴を希望される方は、ご一報くださいませ。
悪いようにはしませんよ(笑)

なんだか寒暖差で調子がおかしくなりそうな日々が続きますので、御身お大事に(^^)/

 
 
 
4/21に実施したゲネプロでの写真。赤いウィンドシンセを吹きますよ(^^)/
 


#46 3人編成のライブやります 2/10(木)夜7:30
 
2022.01.10up
 
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
ライブの告知をさせていただきます。

【木曜夜の半地下ライブ Vol. 01】

★日時 2022.2.10(木)18:30開場 19:30開演
★場所 STUDIO ONE

(茅ヶ崎駅北口徒歩4分。焼肉ざんまい地下1F)
★料金 ライブチャージ2,000円+ドリンク500円
(ドリンク2杯目以降は現金精算でお願いします)


今回のライブは春・秋に開催している恒例のワンマンライブとは違い、ちょっと小さめなライブハウスで、少人数編成(最大3人の予定)でやろうかと思います。

かわもとライブの原点とも言える弾き語りも含め、「あなたの心に突き刺さる歌」をお届け致します。

座席数が限られていますので、ご来場ご希望の方は何らかの手段でご一報くださいませ。
優先的にお席を確保させていただきます。

ちなみに、このライブに向けて、本日(1/9)初めてリハーサルをしました。
私が鍵盤ハーモニカに替えて、ウィンドシンセ(エアロフォン)で参加した曲はガチャガチャ...(泣)

なんとかあとひと月頑張って、お客さんの前で演奏するのに相応しいエアロフォニスト(今作った言葉ですけど)となって登場する予定です。

お楽しみに(^^)/

尚、4/30(土)には春のワンマンライブをスタディオベルソーにて開催予定です。

近頃またしてもコロナでざわついてきましたが、何とかとライブが出来ることを願っています。

皆様もお気をつけて。
 


#45 かわもとひろのぶワンマンライブ#16 御礼
 
2021.11.29up
 
既にライブが行われてから2週間。
その後のあまりの慌ただしさに、まとまった振り返りもままならず、失礼しておりました。

あらためまして、会場にお越しいただいた皆様、配信でご視聴いただいた皆様、本当にありがとうございました。

恒例の春秋のワンマンライブですが、2020年春以来、会場を確保してはキャンセル、という状況が3度続いたため、今回もコロナの感染者数や医療機関の逼迫度を横目で気にしながら、本当に開催出来るのか、疑心暗鬼にもなっていました。
(度重なるキャンセルにも関わらず、キャンセル料を一切支払わずに済んだのは、会場であるスタディオベルソーさんの度量の大きさのお陰です)

我が家でやっているリハーサルも、全員がマスク着用、個別の飛沫防止シートを立てた上、エアコンと空気清浄機をフル稼働
さらには、バイオリンの仁多理恵ちゃんが持ってきたCO2測定器で二酸化炭素濃度を測りつつ(1,000ppmを超えると即換気)、かなり物々しく...
でも、とても楽しかった。

ライブで初めて演奏する曲は「背番号13」「乙女たちの伝言」「禁じられた距離(ディスタンス)」の3つ。

かわもと楽団では、初演の曲は私が作詞・作曲・編曲をしたのち、パソコンを使って録音して(俗に言うDesk Top Musicですね)、その音源をメンバーに聴いてもらい、イメージを掴んでもらった上、リハーサルに臨むのが慣わしです。

今回、「背番号13」と「禁じられた距離(ディスタンス)」はYouTubeにアップする前提でアレンジしたということもあり、相当凝ったものになり、ライブでの再現性が心配もされました。
でも、最終的には“録音とライブは別物だし”という合意で、ライブ独自の演奏させてもらいました。

当日は丸2年ぶりのライブということで、ただならぬ緊張・興奮・高揚感がありました。
目覚まし時計より5時間も早く!!!目覚めてしまい(笑)、脳内でステージの始まりから終りまで、MCを含めて3回ほどシミュレーションしちゃいました。

ま、そうした諸々のアクシデントもある程度受け止められるようにもなってきました。
ライブが始まって2曲目の「乙女たちの伝言」では既に左手の薬指がつってましたし(笑)

神奈川・東京はもちろん、埼玉、千葉、そしてなんと福岡からも来場してくれた、心篤い人もいて、もうそれだけで胸がいっぱいになりました。

それから、個人的なことではありますが、病気療養中の母親がこのライブを楽しみにしていて、私も何とか来て欲しいと思っていたのですが(そんなこともあって、最終曲を「おかあさん」にしていたわけです)、体調が優れず、残念ながら来場出来ませんでした。
歌いながら、様々な感情が錯綜して、一部ちゃんと歌えなかった箇所がありましたが、寛容の精神でお赦しください。

今回、コロナ禍ということもあり、初めて「配信」にもチャレンジしてみました。
茅ヶ崎テレビのクルーの方々がゲネプロから配信テストに参加してくださり、当日もそこだけは不安なくやれました。
本当にありがとうございました。

「会場に行くより配信の方がよくね?」
という声も頂き、ちょっと複雑な心境にもなりましたが(笑)

 
 
アンケート結果発表
 
では、恒例の「ライブ楽曲のうちよかった曲を5つ挙げてください」というアンケートの結果を発表します。

同率5位 てんびん座の女 / おかあさん 

「てんびん座の女」はもう40年近く歌い続けていますが、今でも訴求力があるのかと、自分でも驚きです。
歌の舞台背景となったパシフィックホテルがなくなってどれくらい経ちますか...
この歌を歌うたびに、砂浜に置かれた小さな漁船にもたれかかって、かじかむ手に息を吹きかけた冬の日の情景を思い出します。

「おかあさん」は自分の中では“世界一の母親ソング”を作ろうと思って作りましたし、実際にそうなんだと信じております(あくまで自己評価)。
今後はなるべく、感情移入し過ぎないで歌おうと誓っています(^^ゞ

同率3位 京浜賭博地帯 / ひまわり通信

「京浜賭博地帯」を語る時、AXIA MUSIC AUDITION 1989での槇原敬之との対決にしばしば触れますが、活動を休止していた彼もどうやら本格的に活動再開をするとのこと。
ホント、どこかで一度、彼と音楽で相まみえたいと願っています。
そのためにも、自分が音楽を続けていないとね。

「ひまわり通信」の歌詞を作るのに七転八倒したのが昨日のことのようです。
長年の連れ合いを亡くし、話し相手もほとんどいない老人の心境はもちろん実感は出来ず、部屋の窓からの情景を描くことで、あとは聴いてくれる人に託すという手法を採ることにしました。
♪部屋の窓からは 木洩れ日越しに 子どもたちの姿 悪くはない場所だよ♪

2位 相模線旅情

本当は今年、相模線開通百周年だったので、その記念碑を作って、この曲の1番の歌詞をそこに刻むか、茅ヶ崎駅の相模線ホームの曲を「相模線旅情」にしたいと思っていましたが、敢え無く頓挫。
その座を加山雄三さんに奪われました...
茅ヶ崎にはその加山さんやサザンオールスターズの桑田佳祐さんといった超ビッグネームが存在する関係で、なかなかその壁を突き破れませんが、けして諦めてはいませんぞ(笑)

1位 キッチン馬鈴薯

今回の第1位「キッチン馬鈴薯」は2017年秋・2019年春に続き、これで3回目の栄冠
ライブのラストナンバーが「モデラート」「宴の前夜」「父娘日和」「おかあさん」と変遷しても、この「キッチン馬鈴薯」はずーっとその直前に陣取る“不動のラス前ソング”であり続けています。
今回は飛沫防止の観点から ♪ラララ キッチン馬鈴薯♪ の箇所のご唱和中止を呼び掛けたのですが、有志の方々が大勢自発的に歌われていました。
ヤバイような嬉しいような...
次回は皆で思い切り歌いたいものですネ。

 

2021.11.13 かわもとひろのぶワンマンライブ#16 「一人称複数」 セットリスト
 

【第一部】
@背番号13  A乙女たちの伝言  Bてんびん座の女
C約束の歌  Dポール・ハリスへの手紙  E京浜賭博地帯

【第二部】
F叫び  G古いラブソングは似合わない  Hひまわり通信

【第三部】
I相模線旅情  Jセブンスターの箱が空になるまで  K禁じられた距離
Lキッチン馬鈴薯  Mおかあさん

【アンコール】
N紙飛行機のラブレター  O追憶
 

 
今後につきまして
 
さて、かわもと楽団による春秋のライブは気力・体力が続く限り、継続していきたいと思いますが、新しい楽曲を作れば作るほど、限られた時間のワンマンライブでの演奏曲決めに悩みます。

そこで、今後はもう少しこじんまりした会場で、少しリラックスしてやれるライブもと考えています
お客さんもお酒やコーヒーを呑みながら聴けるやつね。
弾き語りに毛が生えている感じでやりたいなぁと。

早ければ2022年1月か2月にはスタートしようと思います。
決まり次第、このサイトやFacebook等でお知らせしますので、よかったらお越しください。

そうした場を借りて、新曲を聴いてもらって、その感触とかも確かめられたらいいなぁと夢想しています。

還暦だった1年(2020年9月〜2021年9月)ほぼ身動きが取れなかった反動で、今はとても歌いたい気持ちに溢れています。
どうか、付き合ってもらえればと願っています。

乞うご期待!

 


かわもとひろのぶワンマンライブ#16 告知第二弾

#44 「会場内リアルライブ」と「配信」のハイブリットでお届けします!

 
2021.10.17up
 
2年ぶりのライブまであと1ケ月。

チラシとチケットの印刷も終わり、あと足りないのはお客さんだけ(笑)、という状況にようやくたどり着きました。

ライブに向けての本格的なリハーサルも既に始まっています。

コロナも現在はやや鎮まってはいますが、メンバーの年齢や基礎疾患を考えると、罹ったらかなりヤバいということもあって、リハーサル会場である「スタジオ我が家」(平たく言うと私の家)では、飛沫防止シートを張り巡らし、二酸化炭素測定器で逐次測り、エアコンと空気清浄機は回しっぱなしでやっています。

それでも2曲も演奏すると、二酸化炭素の濃度が危険領域とされる1,000ppmを超えるため、たびたび換気もしています。

 
  
 
 
今回のライブは、当日のコロナウィルスの感染状況が全く読めないということもあり、用意出来る客席数も確定できず、どうしたものかと思いあぐねておりました。

そこで、茅ヶ崎テレビの総帥・藤川忠彦さんにお願いして、YouTubeでのライブ配信を実施して頂くことになりました。
(ライブ配信について、詳しくはhttps://j.mp/2021-hk-liveでご確認ください)

遠隔地で会場まで足を運べないといった人や、ライブには行きたいけど、まだコロナの感染も恐いといった人に、ご視聴いただければと願っています。

と言っても、なにぶん未経験のことですから、いろいろとバタバタするかとは思います。
でも、初めてのことをやるというのは、不安とともに楽しみもありますね。
適切に頑張りますので、何卒よろしくお願い致します。

 


#43 「背番号13」女バス日本代表・町田瑠唯選手に恋をする
 
2021.10.11up
 
 

【やや長編です】

こんなことは久しぶりなんだよ。

この夏、東京オリンピックはほとんど見ていなかったんだけど、最終盤に来て、女子バスケットが快進撃と聞いて、たまたまタイミングが合ったこともあって、準決勝の対フランス戦を観た。

でね、ポイントガードの「背番号13」町田瑠唯選手のプレーにいっぺんに恋に堕ちた…

今まで誰も訊いてくれなかったので、語る機会を喪失していたんだけど、実は中学時代バスケット部に所属し、ポイントガードをやっていた。

そんなこともあって、バスケを観る時はどうしてもポイントガードに肩入れしてしまう。

中学2年の春(1974年)、顧問の先生の計らいで、当時平塚にあった体育館に日本リーグ(懐かしい呼び名だ!!)の試合をチーム全員で観戦することになった。

そこに登場したのが共同石油(現ENEOSサンフラワーズ)の女子バスケチーム。
今でこそWリーグの名門だが、あの頃は2部でもがいていたのだ。

女子の試合だしなぁと、ちょっとテンションも下がり気味だったのだが、試合が始まると、共同石油のポイントガードに釘付け。

小さな体躯で、当時の私が見たこともない、膝の間を通すドリブル(たぶん「レッグスルー」と呼ばれているやつ)や、右手で持ったボールを背中側を通して自分の左前方にいる選手にパス(たぶん「バックビハインドパス」と呼ばれているやつ)を試合の中でいとも簡単にやってのけるとは…。

もちろん、自分のバスケットのプレー経験も見る経験も浅いとはいえ、彼女のプレーは13歳の少年かわもとにとっては衝撃的であったのは間違いない。

彼女の名は荒竹弘子
私にとっては忘れ得ぬ名前なのだが、今となってはネットで検索してもほとんど出てこない。

ヒットしてわかったことは、長崎県にある鶴鳴学園長崎女子高校(現長崎女子高等学校)の1971年度の卒業生ということ。
計算上、私の7歳お姉さんということになる。
(これは今日初めてわかったことだ)

ちなみに身長156センチということも「バスケットボール選手名鑑」というデータベースで確認できた。

共同石油の相手がどこで、勝ったか負けたかすらも覚えていないのだが、試合終了と同時に脱兎の如く、観客席から飛び出して、彼女を追いかけた。

どうしても話を聞きたくて、そしてサインをもらいたくて。

あんなに必死に走ったのは、その後の人生であっかなぁと思うほどの全力疾走(一応高校では陸上部だったけど(^^ゞ)だった。

目ざとく彼女のうしろ姿を発見した時、勇気を振り絞って、名前を呼んだ。

ハァハァ、荒竹さん、すみません。ハァハァ、あなたのプレーを見て感動しました。ハァハァ、サインを下さい!!」

振り返った彼女は、ちょっと戸惑ったようだが、すぐに優しい笑顔で「君は何年生?バスケットやっているの?」と声を掛けてくれた。

舞い上がってしまった私は、声をひっくり返しながら「ハイ、かわもとひろのぶです」と訊かれてもいない名前を答えるというありさまだった。

そして、サインしてもらえそうなものはないかと、自分の持ち物の中から必死に思いついた生徒手帳の余白のページを開き、友達に借りた鉛筆とともに差し出して、サインをお願いした。

彼女は快くサインをしてくれて、「バスケット頑張ってネ」と言ってくれた。

初めて女バスポイントガードに恋をした瞬間だった。

その日から2週間くらいは、彼女のことが脳裏を離れず、「いつの日か弘子をお嫁さんにする」という妄想に取り憑かれていた(笑)。

その時の生徒手帳は実家のどこかに埋もれているはずだ。
今度帰ったら、探してみよう。

もちろん、その淡い恋に続きがあるとは思っていなかった。

ところが、冒頭で述べたように46年の歳月を経て、再び女バス・ポイントガードに恋することになってしまったのだ。
 


町田瑠唯選手は東京オリンピック前までは日本代表ガード陣の中では三番手という位置に長らく止まっていたらしい。
その辺の詳しい経緯はNumber Webをご参照あれ。

https://number.bunshun.jp/articles/-/849423
 
 

時の流れはバスケットボールというスポーツを劇的に進化させたとは言え、彼女の動きは尋常ではなかった。

荒竹弘子選手を彷彿させる、小さな体躯で、パサーとしてだけではなく、ディフェンスを切り裂くようなペネトレーション。

本当に久しぶりに恋する血が沸騰した。

これからも頑張れ、背番号13。

というわけで、町田瑠唯選手を称える意味も込めて、11/13のライブでは、1977年以来44年振りに拙曲『背番号13』をお届けしようかと。

この楽曲、そもそもは高2の頃に恋をしていた1級下の女の子が、バスケット部で背番号13をつけて試合に出ていたのを見て、居ても立ってもいられない気持ちで作ったものだった。

可愛かったなぁ、ケイコちゃん。

女バス選手恋愛遍歴。
町田瑠唯選手で最後になるかどうか...それは保証の限りではない(笑)

YouTubeにもアップしたので、よかったらご視聴下さい。

 
 

◆かわもとひろのぶYouTubeチャンネル登録はこちらから◆

 
 


#42 かわもとひろのぶワンマンライブVol. 16 11/13(土)にやります。たぶん...


副題 YouTube「叫び」なぜか再生回数5,000回超え

 
2021.08.21up
 
YouTubeかわもとひろのぶチャンネルで私の楽曲を聴くことのない人には、ほぼ関心はないことでしょうが、昨年11月にアップした『叫び』という楽曲の再生回数が、他の楽曲を圧して再生回数5,000回に到達しました。

理由は...わかりません。

前回にも書きましたが、多くの楽曲の再生回数が200〜700回であり、どうして『叫び』だけがこれほど突出して聴かれるのか、わかる人がいたら教えて下さい(^^ゞ

今後のYouTube戦略の参考とさせていただきます。
(まるで今まで戦略があったみたいな言い方で申し訳ありません)

『叫び』YouTubeでのURL

21世紀になってからのライブでも一度しか披露したことのない曲ですが、次回ライブでは久しぶりに『叫び』をセットリストに入れることを決意致しました。

 
 
で、次回ライブですが、メンバーやお客さんのワクチン接種の時期を考慮して、11/13(土)茅ヶ崎駅南口スタディオベルソーで、ということは6月には決まっておりました。

問題は新型コロナウィルスの感染状況ですね。

昨春からワンマンライブが3回連続で、企画しては中止となっていて、今回こそはと願っていますが、今やデルタ株とやらが爆発的感染を引き起こしているので、なかなか先が読めません。

開場・開演時間など詳細が決まりましたら、またこのサイトやFacebook等で連絡させていただきます。
(おそらくライブ後に飲みに行ける時間帯を設定予定)

何とか開催できるよう、適切に頑張りますね(^^)/

 


#41 久しぶりすぎて、もう読者は一人もいないかもしれない(涙)
 
2021.08.07up
 
昨年のゴールデンウイーク以来でしたか....

さすがにこのペースでは、今世紀中にあと50回程度しか更新出来ないので、もとから限りなくゼロに近かった読者がさらに減っていることでしょう(^^ゞ

ま、何しろ暑中お見舞い申し上げます。

東京オリンピックとコロナ感染爆発が同時に起こっていて、しかもそのどちらとも距離を置いたところにいる自分。
さらにその自分を俯瞰する別の自分。

絶好の世界観形成のチャンスだとは思います。
新しい楽曲のいくつかが、今まさに臨月状態。

出来上がるのをお楽しみに(^^)/

さて、YouTubeに作品をアップし始めて10ケ月が経過。
チャンネル登録者はものすごーくゆっくり増えて、8月6日現在86人!!!

そして、ごくたまに、どの楽曲が何回くらい聴いてもらっているのかを確認してみますに、だいたいの楽曲が200〜700回程度。

で、その確認作業をすると、たいてい「おすすめの動画」といった感じで出てくるのがあいみょん「マリーゴールド」
再生回数“3.2億回”........

この差は何だ....

実は私にも「マリーゴールド」という拙曲があります
(ちょうど40年前の作品ですが)

拙曲だと謙遜してはいますが、それは「いやいや、オレの曲の方がいいよ」と思っている証にほかなりません。

今度是非とも動画を作って勝負を挑もうと画策しているところです。

アップしたらお知らせしますので、チャンネル登録されている方はノルマとして、一人につき400万回ずつ再生していただけましょうか。

一応、これでいい勝負になるはずです。
(これを世間では「机上の空論」とも呼んでいるようです)

 

◆かわもとひろのぶYouTubeチャンネル登録はこちらから◆

 
 


#40 只今,悶々タイム中
 
2020.05.04up
 
気がつけば、ワンマンライブ中止の告知をしてからひと月半くらい、このページの更新を怠っていた。

とりあえず、生きてはいます。

このところ、ずっと気持ちがふわふわして落ち着かない。

最初は4月29日に開催予定だった「ワンマンライブ#13」が新型コロナウィルスの影響で中止になったから、とも思っていた。

人は目の前にある小さな目標を失うと、ちょっと凹んだり、力が抜けたりもするしね。

ところが、その4月29日を過ぎても、落ち着きのなさは収まるどころか、一層その度合いを増しているように感じる。

そして、この落ち着かない心理状態の根源が、新しい楽曲の世界観が確定しない時のそれと同じだと、ようやく気づいた次第である。

つまり、今、かわもとの脳内では「生まれる寸前」の楽曲の素がぐつぐつ煮立ちつつあるというわけだ。

もちろん、その楽曲の素は昨今のコロナウィルスにまつわる社会的出来事と無関係ではいられない。

ワンマンライブの中止を決めた頃から、この状況は間違いなく歴史の転換点であり、これを何らかの形で楽曲創作に取り入れない表現者はあり得ないと考えていた。

ただ、それをどう表現するのかが問題だ。

まだ情勢は不確定要素も多く、どういう切り口から作るのか、自分でも捉えきれていないからこそのふわふわ感なのだ。

 
 

左)2月15日のロータリークラブのイベントに出演。JCOMさんが映像流してくれました
右)茅ヶ崎テレビさんの「コロナに負けるな」動画用に『スタートライン』の動画を作りました
 ※動画はこちら 
 ※茅ヶ崎テレビ制作の動画(YouTube版)はこちら 14曲中14番目に出てきます(^^♪

 
 
さらに、私の場合、楽曲を作る(出来る?)際、たいていの場合は歌詞のごく一部とその歌詞を乗せるメロディが同時に生まれ、その後はそれに肉付けしてゆくという手順になっている。
(意図してそうしているというわけではなく、必然そうなってしまうんだけど)

ふわふわした気持ちになるのは、通常時でも決まって歌の一部の歌詞とその部分のメロディが決まり、さらには残りのメロディもほぼ作り終えたあたりからである。
(つまり、詞の細部が最後に残っている段階)

あらゆる歌詞が”降りてくる”というわけではなく、ほぼ全曲、かなり試行錯誤してようやく最終形に近づいてゆくわけなんだよ。

そこに行き着くまでの過程はなかなかつらく、険しく、疲れる。

今、ライブで歌う機会の多い『相模線旅情』『約束の歌』『ひまわり通信』『父娘日和』といった楽曲は2017年の春先、全て同時進行で手掛けていたのだが、ピアノやパソコンの前で何時間も身動きひとつも出来ずに佇んでいる時間がどれほど長かったことか。

とにかく、その歌の世界観が定まるまでに膨大な時間が掛かることに加えて、世界観が定まったにせよ、それをちゃんとメロディに嵌まるように言葉の音数を揃えた上、あざとすぎないような、ちょっとした文学的仕掛けもしないと気が済まないから質(たち)が悪い。

なので、若い頃からあまり多くの作品を仕上げられるような能力には欠けていたと言えよう。

逆に言えば、世界観の構築に至らず、世に出ることなく儚く消えた楽曲も相当数ある。

何にせよ、とにかく今かわもと脳内楽曲制作工房はひじょうに効率悪く稼働中である。
(これまで一度も効率よく稼働したことはないんだけどね)

苦しいんだけど、意外に楽しくもある。

だって、すごい名曲が生まれる(たぶん)寸前に立ち会っているわけだからね。

何とか近々仕上げて、聴いてもらえたらと願っている。

ライブはいつになったら開催出来るか、現時点では未知数ではあるけど、当然出来上がった曲はセットリスト入りするかと。

お楽しみに。

 


#39 かわもとひろのぶワンマンライブ#13中止のお知らせ
 
2020.03.21up
 
4/29[水・昭和の日]に開催が予定されていました標記ライブですが、残念ながら中止させて頂くことになりました。

あらゆるイベントが「自粛」を余儀なくされる状況を苦々しく思っております。

その流れに抗いたい気持ちも強く抱いていますが、皆様ご存じのように、かわもとひろのぶライブはお客さんの年齢層が若干(?)高いということもあり、万一新型コロナウィルスに感染された場合、重篤な症状となることが懸念されます。

ご来場頂いたことのある方ならおわかりでしょうが、けして濃厚接触状態で飛沫が飛び交うようなライブではありませんし、感染の可能性は極めて低いとは思います。

それでもこの苦渋の決断をしたのは、「あんまり楽しくない」ということに尽きます。

つまらない心配をしながらだと、演奏する側もお客さんたちも心からは楽しめないですし、そもそも消毒して検温して、マスクしてもらって座席も隣と1メートル離して...というのは、お客さんやスタッフの中に感染者がいるという前提ですもんね。

今回は還暦前最後のワンマンライブということで、還暦ライブへの布石としたかったので、チラシ・ポスターもこれまでとは違うタッチで作ったりという経緯もあり、もちろんとても残念です。

しかし、生きて創作活動をしているタイミングでこの未曾有の状況に出くわしたからには、それを楽曲に昇華させないという選択肢はありません。

必ずや新しい世界観で『コロナソング』を作って、次回ライブでお届け致します。

今後しばらくの間は楽曲制作と録音作業を中心に頑張ります。

ウェブサイトやFacebook等で進捗状況もアップしますので、お楽しみに(^^♪

尚、既にチケットを購入された方は、払戻しを致しますので、個別にご連絡させて頂きます。

末筆ではありますが、皆様のご健康とご多幸を祈念致します。

 
2020年3月21日 かわもとひろのぶ
 
 
 


#38 ロータリークラブのイベントで歌ってきました
 
2020.02.16up
 
槇原ショックも覚めやらぬ昨日(2/15)。
茅ヶ崎市役所分庁舎コミュニティホールにて。

ロータリークラブのIMというイベントにゲストシンガーとしてお呼び頂き(自分もロータリークラブの会員ではありますが)、「相模線旅情」「おかあさん」「ポール・ハリスへの手紙」の3曲を歌ってきました。

ロータリー関係者の皆様、温かいお言葉もありがとうございました
 
 
2021年は相模線開通100周年とのことで、是非「相模線旅情」をテーマソングに使って頂きたいなぁ...

JRさん、考えてみても損はありませんよ(^^)/

そして、「ポール・ハリスへの手紙」を国際ロータリーの公式ソングとして頂けるよう、どなたかインフルエンサーの方、何卒よろしくお願い致します(笑)
 

 
 ※※※緊急寄稿

#37 ライバル・槇原敬之へ 『NG』 〜二度過ちを犯した君に〜
 
2020.02.14up
 
本当にどう言ってよいのか...

1990年春、AXIA MUSIC AUDITION全国大会決戦。

拙曲『京浜賭博地帯』と槇原敬之の歌う『NG』(のちの彼のデビュー曲)が相まみえ、結果彼にグランプリを持って行かれたことをきっかけに、私は商業音楽から一旦撤退することを決めた。
(詳細はこちら

その終生のライバル(あくまで私の中では、という意味ですが)であるシンガーソングライター槇原敬之が覚醒剤取締法違反で1999年に続き、2月13日、2度目の逮捕をされてしまった。

彼のやったことは、まさしくNGであり、言い訳は出来ない。

思い起こせば30年前のあの日、コンテストの打ち上げで言葉を交わした槇原は見てくれもまさしく「普通の」風貌で、ファッションセンスも感じられない(人のことは言えないということは自覚してるけど)純朴な青年だった。

「今、二浪してるんですよぉ」と大阪訛りで語る口調も、私も大阪出身ということもあるのだろうが、好感を持てた。

その後『どんなときも』が大ヒットしたのに端を発して、自分で歌うだけでなく、他のシンガーに楽曲提供するなど、大活躍したのは私が言うまでもない。

1999年覚醒剤取締法で逮捕されたことは私には衝撃だったし、槇原が音楽に行き詰っているのかとも想像してはいた。

しかし、どうにか立ち直って2003年に『世界に一つだけの花』(歌唱はSMAP)を世に送り出すなど、類稀な才能は本当に輝いていた。

私は2010年、武道館に彼のデビュー20周年コンサートを聴きに行った。

そこで20年ぶりに聴いた『NG』に号泣した。

コンテストの日から20年。

私もなかなか激しい20年を送ってきたが、彼の20年も一筋縄ではいかないものだったに違いあるまい、と感じたのは、1999年の逮捕によるところでもあった。
 

 

 AXIAMUSICAUDITION '89[オーディションデモテープ]

 【収録曲目】
  1. Route299
  2. ハッピーバースデイ 
  3. CALL
  4. 河よりも長くゆるやかに
  5. 京浜賭博地帯(かわもとひろのぶ)
  6. 天使のふる街
  7. 白のペイジ
  8. Mr John is dead
  9. 絶頂!
 10.ABSTRACT
 11.バカンス
 12.NG(槇原敬之)
 13.ROOM225
 14.Something blue
 15.GOLD

あのコンテスト出場者の楽曲を収録したカセットテープ。今となっては槇原敬之と私を結ぶ唯一のものかもしれない...
 
今から遡ること10年前のあの日、私は彼に再び音楽をやるよう背中を押されたのであった。

だからこそ、先程、槇原逮捕の報を耳にして、「嘘だろ...」と声に出てしまった。

私はいつか彼とともに歌える日を目指して音楽を続けているのだ。

なんてことをしてくれたんだ...

悲しいという気持ちももちろんあるが、憤りを感じているのかもしれない。

「本当に、君のやったことはNGだ」

ただ...願わくば、この逮捕によって、彼の作った楽曲までをゴミのようには扱わないで欲しい。

今、メディアに対してはそれだけが願いである。

槇原には彼自身が作った『遠く遠く』という曲を静かな気持ちで聴いて欲しい。

あの曲の歌詞に出てくる望郷の気持ちを思い出して欲しい。

なぁ、もう一度立ち直れないか?

 


#36 「ポール・ハリスへの手紙」
 
2020.02.10up
 
ポール・ハリスという名前は知る人ぞ知る、というところでしょうね。

ロータリークラブ(詳しくはこちらを)という組織を立ち上げた人です。

アメリカ社会が荒んでいた1905年のことです。

今や世界に120万人の会員が在籍する巨大組織ではありますが、はじめはシカゴの片隅にたったの4人で集まって、つつましやかに昼食をともにして、友好を温めるというものだったそうです。

私は世界に3万3千も存在するクラブのうちの一つである茅ヶ崎ロータリークラブに1997年から所属しています。

以来20数年に亘り、けして安くはない会費を払い続け、毎週行われる例会に足を運び、本当に微力ではありますが、地域社会や貧困地域への奉仕もしてきたのは、その始まり方への敬愛があったからと言えるでしょう。

ニューイングランドの田舎町からシカゴという大都市に出てきて、おそらく傷つき、孤独にもなったポールが一大決心の末(というか、淋しいから自然の成り行きで、という方が正しいのかも)友を集め、志を持って「何かをやろう」として、それを実現させたことに対して、私は憧憬の念を持っています。

異論のある方もいらっしゃるでしょうが、ロータリークラブの根幹には奉仕団体という以前に、ポール・ハリスが発した「誰か僕の友だちになって」というせつない願いがあるのだと考えています。

そのことも織り込んで、いつかポール・ハリスのことを歌にしたいと思っていましたが、出来上がったのは2016年のことでした。
(以下がその歌詞です)

 

 
 
 
左)黎明期のロータリークラブ 右)2016年に行われた茅ヶ崎ロータリークラブ創立55周年式典での「ポール・ハリスへの手紙」熱唱
 
この歌を日頃のライブのお客さんや自クラブの会員以外のロータリアンに広く聴いてもらえる機会を得ることが出来ました。

そのイベントは2月15日(土)茅ヶ崎市役所分庁舎「コミュニティホール」にて開催されるIntercity Meeting(通称IM)というものです。
(残念ながら、一般の方々は入場出来ませんが...)

簡単に言うと、茅ヶ崎・寒川・綾瀬のロータリークラブが年に一度、一堂に会してテーマに則った講演があったり、議論があったりするというもので、今回は「つながり」というテーマとなっています。

ロータリークラブに所属するシンガーソングライターで、ロータリー精神を歌にしたという「つながり」でお呼ばれしたのかと思います。

せっかくの機会ですから、ポール・ハリスの気持ちを代弁して歌おうと思っています。

当日イベントに参加される方は、動画で予習して、是非一緒に口ずさんで下さい(^^)/

  ↑をクリックすると動画にジャンプします
 
「楽曲紹介ページ」に同内容の記事があります。ご了承下さい
  


#35 あけましておめでとうございます(おせーよ)

〜春のワンマンライブ告知〜
 
4/29(昭和の日)@スタディオベルソー

 
2020.02.02up
おっ、0と2ばっかりだ
 
年末年始、諸々わさわさしておりました。

ちょっとだけ落ち着いたので、春のワンマンライブの告知をさせて頂きますね。

日程は昨年のうちに決まっていましたが、ようやくチラシも出来上がりましたので、軽くお知らせさせて下さい。

第13回かわもとひろのぶワンマンライブ

◆日時:2020年4月29日(水・昭和の日) 
 午後4時20分開場/午後5時開演
 ※終演は午後7時頃を予定しています

◆場所:JR茅ヶ崎駅南口徒歩3分 スタディオベルソー

◆予価:前売3,000円 当日3,500円 ※税込

◆テーマ:「59歳。涙活始めました」

 
 
 
 
上の写真は昨秋、大学時代に所属していた「抒情フォーク研究会」(今思えば実にロックなネーミングだ)の集まりが早稲田であり、31年ぶりに訪ねてみた時に立ち寄った、かつての棲み処です。

私が住んでいた頃でさえ、相当な築年数だったはずのボロ屋。

直前の住人が部屋の中で病死、四畳半ひと間でもちろん風呂なし、和式の共同トイレ。

あまりに壁が薄く、おならをしたら隣人に間違いなく聞かれてしまうような安普請で、歌うことも楽器を弾くことも能わず、この環境でどうやって曲を作っていたのか、我ながら素敵(ポッ)...

なんてことをちらしウラ面に書かせてもらいました。
(次回掲載致します)

よかったらライブにもお越し下さい。

あの頃作った歌も含め、「涙活始めました」というテーマに恥じない世界観を満喫してもらえるよう、適切に頑張ります。
 
 


#34 かわもと楽団バイオリニスト・仁多理恵ちゃんのコンサートに行ってきました
 
2019.11.24up
 
仁多理恵&飯田俊明
「秋のきままなコンサート」
@茅ヶ崎ハスキーズギャラリー

聴いてきました!
 
11/23(土)我がかわもと楽団のバイオリニスト・仁多理恵ちゃんが毎年秋に開催しているコンサートにお邪魔してきました。

一昨年に続いて2回目の訪問になります。

かわもと楽団に不可欠なピースである理恵ちゃんはもちろんですが、ピアノの飯田俊明さんもめちゃめちゃ芸達者。

左手に鈴をつけてピアノ低音部を弾きつつ、右手でピアニカを吹いて演奏しつつ、時々動物の鳴き声を発するとか...

楽しく、豊かな気持ちにさせてくれる癒しのひとときでした。
(そしてお二人の身長差もかなりウケました)
 
 
 
たくさんいい曲がプログラムされていましたが、アンコールで演奏してくれた「ジブリ版カントリーロード」「アメージンググレイス」は特に痺れました(^^♪

皆さん、機会あらば、是非仁多理恵ちゃんの演奏会にも足をお運び下さいね(^^)/
 

 

#33 ワンマンライブ#12「59歳の微熱」 無事終了しました
 
 
2019.11.22up
 
今回もたくさんのお客さんにおいで頂き、ありがとうございました。

前回から実験的に始めた「スクリーンに全歌詞を写し出す作戦」が好評でしたので、今回も、より見えやすいようにグレードアップしてお届けしました。

あれ、実は結構プレッシャーなんです...

歌詞を間違えると丸わかりですもんね。
(間違えなければいいだけなんですけど(^^♪)

 
 
お越し頂いた皆さんにはプログラムで読んで頂いた通りですが、今回のライブは追憶』『おかあさんという新曲2つをどう聴いてもらうかに腐心してセットリストを決めました。

『追憶』は娘を亡くした親の、『おかあさん』は母親を亡くした息子の目線で作った楽曲で、どちらも人が死ぬことをモチーフにしているので、あまり重たくならないように、でも最大限繊細に歌いたいと願っていました。

もちろん、どう響くかはお客さん一人一人、違っていてよいとも思います。

アンコールの最後に『ひまわり通信』をやりましたが、あの曲は連れ合いを亡くした男の歌ということで、一応大きな流れを作ってみたつもりでした。

 
 
 
 
さあ、既に気持ちは次回ライブ、そしてさらなる新曲作成へと向かっています。

この夏、茅ヶ崎テレビの総帥・藤川忠彦さんとの約束で日々1曲(実際には多くの場合、1フレーズでしたが)作って、録音したものを藤川さんに送って聴いてもらうという作業を50日間続けました。

肉体的にも精神的にもツラい日はありましたが、基本的には楽しく、めちゃめちゃ充実した時間を過ごせました。

その中から生まれて、今回のライブで演奏されたのは『おかあさん』の1曲のみでしたが(『追憶』は全く別口で作ったものです)、たくさんの萌芽があり、新たな世界観の歌が生まれる予感満載です。

新曲の完成や次回ライブの詳細が決まりましたら、またこのサイトやFacebookでご紹介させて頂きますね。

是非、お楽しみに!

 

かわもとひろのぶワンマンライブ#12 『59歳の微熱』セットリスト
 
プレステージ
港で歌う子守唄/Yesterday物語

本編
@てんびん座の女/Aセブンスターの箱が空になるまで/B追憶
C相模線旅情/D約束の歌/ETwenty One
F午後六時の空/G桜の花が咲く頃に/Hキッチン馬鈴薯
I京浜賭博地帯/Jおかあさん/K父娘日和

アンコール
紙飛行機のラブレター/ひまわり通信

 
 
「好きな歌を5つまで選んで下さい」アンケート結果
 
1位 父娘日和
2位 おかあさん
3位 キッチン馬鈴薯
4位 相模線旅情
5位 追憶
 
毎度のことながら、大接戦ではありましたが、今回は「父娘日和」が初の第1位となりました。

ちなみに、この「好きな曲アンケート」は2017年4月のライブより始まりましたが、変遷を辿ると...

2017年4月[江の島・虎丸座] 第1位 桜の花が咲く頃に
2017年11月[茅ヶ崎・スタディオベルソー] 第1位 キッチン馬鈴薯
2018年4月[茅ヶ崎・湘南スタジオ] 第1位 約束の歌
2018年11月[藤沢・ライブ館] 第1位 HOTEL IMMORAL
2019年4月[茅ヶ崎・スタディオベルソー] 第1位 キッチン馬鈴薯
2019年9月[茅ヶ崎・なんどき牧場] 第1位 相模線旅情
2019年11月[茅ヶ崎・スタディオベルソー] 第1位 父娘日和

「キッチン馬鈴薯」が2回トップになったほかは、毎回入れ替わっているということをあらためて知った次第です。

選んでもらった楽曲を、これからも丁寧に歌っていきたいというのはもちろん、新しい曲が上位にランクされるよう、曲作りにも真摯に励みたいと思います。

 

ライブの模様が 11/19 J:COM「デイリーニュース」で放映されました
 
 
ライブ当日の模様が11/19(火)のJ:COM湘南「デイリーニュース」で放映されました。

開演前の慌ただしいインタビュー、ライブ中の「セブンスターの箱が空になるまで」「キッチン馬鈴薯」「おかあさん」「父娘日和」といった歌も一部ずつではありますが、収録されていますので、よかったらご覧下さいませ。

JCOM動画

 
 
おいで頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

これからがかわもとひろのぶの全盛期ですし、次に作る曲が最高傑作になる予定です。

59歳という年齢ではありますが、これからの自分に期待しています(^^♪

陳腐ではありますが、頑張ります。

 
 


#32 第12回ワンマンライブ告知
 
2019.09.27up
 
◆11/17(日) 15:20開場 16:00開演
◆@スタディオベルソー[茅ヶ崎駅南口徒歩3分]
◆前売 3,000円 当日 3,500円

ドリンク類の販売はございませんので、予めご了承ください

スタディオベルソー ホームページへリンク TEL:0467−38−8133

万一、ご来場を希望される場合は電話・メール・LINE・Facebook・立ち話などでかわもとまでご一報頂くか、会場であるスタディオベルソーにご一報下さいませ。

メールアドレス ticket@kawamotohironobu.com
 
 
渾身の新曲もお届けする予定です。

詳細はこのサイトやFacebookにて今後紹介させて頂きますので、是非お楽しみに!
 


#31 なんどきディナーライブ ご報告
 
2019.09.15up
 
9月12日(木)19時半より、なんどき牧場ディナーライブを敢行させて頂きました。

この日は偶然にもなんどきの横山貢社長の誕生日に当たるため、サプライズ演出でバースディソング『ふたりのなんどき物語』(笑)という曲を作った上、本人の前で歌うという、過剰なまでのサービスぶりでした(^^♪
 

=ふたりのなんどき物語=

今日はあなたの誕生日 心を込めて歌うから

いつも元気で過ごしてね 私のことを愛してね

出会って 恋をして 物語は続く

この場所で明日も 穏やかに暮らそう
 

なんどき横山貢社長は中学時代の同級生。

それが縁でこのライブ開催となった次第です。

先日もJ:COM「デイリーニュース」で共演させてもらいました。
(司会はDJハギーさん)

詞は美人の奥様に憑依して、横山社長をMAXよく歌にするとすれば...という視点で作ってみました。

ま、おふたりの記念になればよかったなぁと(^^)/
 
 
 
次があるかどうかはわかりませんが、自分も楽しんでやらせてもらいました。

初めて来たお客さんが1つでも心に残る曲があったならよかったですが...

次回ライブは11月17日(日)茅ヶ崎駅南口スタディオベルソーにて第12回ワンマンライブとなります。

是非お越し下さいね。
 

なんどきディナーライブ セットリスト

・相模線旅情  ・約束の歌  ・ひまわり通信  ・HOTEL IMMORAL

・大いなる坂道  ・ふたりのなんどき物語  ・古いラブソングは似合わない    

・キッチン馬鈴薯  ・モデラート  ・京浜賭博地帯  ・父娘日和

アンコール  ・紙飛行機のラブレター
 
 
ちなみに、恒例の「好きな曲アンケート」では、大接戦の末、『相模線旅情』が初の第1位をゲットしました。

アンケートへのご協力ありがとうございました。

皆さんから頂く言葉で、励まされ、また頑張ろうと思います。

次回は新曲もお楽しみに(^^)/
 


#30 なんどきディナーライブ チケット完売
 
2019.09.05up
 
タイトル通り、9月12日(木)開催予定のなんどき牧場ディナーライブは、心温かい皆様のご予約を頂戴して、完売となりました。

ありがとうございました(^^♪
 
 
当日は適切に頑張りますので、なんどき牧場の美味しいお食事とともに、かわもとソングもお楽しみ下さい。

当日は午後7時半開演

午後5時よりお食事可能


開演前に食べ終わらない方には、お弁当にしてお持ち帰り頂けるそうです(^^♪

1週間後に迫っているにも関わらず、様々なことにあたふたしており、セットリストも未定という状況ですが(^^ゞ、ここから何とかするのが私の真骨頂ですから(笑)

今回は残念ながらおいで頂けなかった方は、11月17日(日)に第12回ワンマンライブが茅ヶ崎「スタディオベルソー」にて開催される予定ですので、そちらに是非お越し下さいませ。

取り急ぎ、お礼まで
 


#29 なんどき牧場 平日ディナーライブのお知らせ
 
2019.9.12(木) 19:30開演予定
 
2019.07.12up
 
2015年10月以来、4年ぶりに「肉の聖地」なんどき牧場にて、ディナーライブを開催する運びとなりました。

ホールライブとはまたひと味違ったかわもとステージを是非お楽しみ下さい。


【ディナーライブ概要】

日時:2019年9月12日(木) 19:30開演
料金:4,000円 食事・ライブチャージ・消費税込
完全予約制[当日は貸切となります] 

 ※ドリンクは別途となりますのでご了承下さい
 ※お料理は肉系または魚系のいずれかを予約段階でお伝え下さい
 ※お食事は18:30より可能です。19:30までに食べ終わらない方はお包み致します
 ※ご予約が予定数に達した場合、募集終了とさせて頂きますのでご了承下さいませ

お問合せ
 なんどき牧場 0467-83-2775
 かわもと宛てメール ticket@kawamotohironobu.com

 その他、かわもとFacebook・メッセンジャー・直電などでも結構です
 
平日ですので、遠方でお勤めの方、遠方にお住まいの方はなかなか参加されづらいかもしれませんね(-_-;)

申し訳ありません。

今回難しいという方も、11月17日(日)にはスタディオベルソーにてホールのワンマンライブも行う予定ですので、 是非そちらにお出かけ下さいませ(^^)/

ご連絡お待ちしています。
 
 
写真は2015年のなんどきライブの模様です
 


#28 J:COM神奈川全県版『空から紀行』でかわもと楽曲

 
2019.07.07up
 
告知遅れました(^-^;
この7月1日より、J:COM『空から紀行』にてかわもとひろのぶの楽曲が流れています。
(おそらく月末まで)

番組は30分近くありますが、全篇かわもとソングというのは、相変わらずJ:COMさんの勝負師としての底知れぬ器の大きさを感じずにはいられません。

今回は「スタートライン」「約束の歌」「キッチン馬鈴薯」「相模線旅情」「父娘日和」の5曲をチョイスして頂きました。

どういう理由でこの5曲になったのかは謎ですが、選曲の途中で「相模線旅情のイントロの効果音(茅ヶ崎駅での駅員の声と列車の到着音)があると流せません...」という経緯があり、効果音を削るという作業があったことをご報告致します(笑)

それにしても、それぞれの楽曲はけして明るいとは言えないものですが、湘南・横浜の空撮動画とともに聴くと、何となくいい感じです(^^♪
 

 
陸上の日本選手権は無事終了しました。

大方の予想通り、100・200ともにサニブラウン・ハキーム選手が勝ちました。

メディアによっては「サニブラウン1強時代」と表現したところもありますが、実際にはそうではないのだと思います。

特に小池選手に期待しています。

そして秋に行われる世界陸上での彼らの活躍を楽しみに待ちたいと思います。
 

 


#27 陸上日本選手権直前の呟き その2
 
2019.06.30up
 
※注 以下の文章は6月28日午前1時に書いたものです。ご了承下さい

現在、6月28日(金)午前1時。

陸上日本選手権男子100メートルの準決勝が終わり、決勝進出者が決まったという段階です。
(大方の予想通り、サニブラウン・桐生・小池・多田・ケンブリッジといった選手たちは皆、決勝まで残っています。それだけでも大したものです)

ただ、私は100メートルというより、かねてよりこの大会の男子走り幅跳びと200メートルにも熱視線を送っていました。

幅跳びには橋岡優輝という偉大なDNAを持つ若者が登場し、彼がこれまでの日本記録(その記録保持者が現在コーチを受ける森長正樹氏。その記録8m25cmは1992年に出され、以降27年間破られていない)を大幅に更新するのではないかという期待感に溢れています。

そして男子200メートルには、100メトールで日本新記録を出したサニブラウン・ハキーム選手に加えて、この大会私が最も注目している小池祐貴選手がいるからです。

小池選手は昨年のアジア大会200メートルで激しい競り合いを制して優勝して、「この人はなかなかやるなぁ」と感心して見ていたのですが、この小池選手のコーチが臼井淳一氏だと知り、仰天したわけです。

詳細はこのスペースでは語り切れませんが、臼井氏は私の中では唯一人のアイドルなのです。
 
 
彼は森長氏の前の走り幅跳び日本記録(8m10cm)保持者であり、ロサンゼルスオリンピック7位入賞という実績もすごいですが、それ以前の高校1年時から走り高跳び・五種競技・走り幅跳び・400メートル・三段跳びと種目を変えながら、全てでインターハイ入賞(3年次には三段跳びで優勝)するという、常人にはあり得ない快挙を成し遂げています。

私は一度だけ、試合会場(確か神奈川県選手権の走り幅跳び)でお会いしたことがありますが、私が記録を測ってすらもらえない(レベルの高い大会のフィールド競技では、進行を速めるため、上位に入りそうもない人の記録は計測もしないという残酷さがあります)のに対して、彼が軽く助走して跳ぶと、同じ人間とは思えないようなジャンプで、私を奈落の底へ叩き落すと同時に、猛烈な憧れを抱かせるのに十分なほどのパフォーマンスを見せてくれたのでした。

1978年9月25日、旧国立競技場で行われた「第1回8か国対抗陸上」(おそらく数回で打ち切りになったと記憶している)の最終種目で、彼が颯爽と現れ、1600メートルリレー走者として日本新記録(当時)を出すのも目の当たりにして、「この人のスーパーアスリートぶりはどこまで突き抜けるんだ...」思わずにはいられなかったものです。

その雄姿を40年ぶりに小池選手の特集番組で見て、涙が出そうでした。

彼が陸上競技に携わっていたことすら知らなかったことを恥じ入りました。

200メートルは小池選手はもちろん、サニブラウン選手も19秒台を狙ってくるでしょうから、楽しみです。
(個人的には100メートルの9秒台より、200メートルの19秒台の方が気持ちが動きます(^^)/)

ひとまず今夜、100メートル決勝ですね。

今の勢いを見ていると、もしかすると100メートルでもサニブラウン選手と小池選手のトップ争いかもしれませんね。

そこへ桐生選手が意地を見せるのか...はたまた...

それぞれがそれぞれの物語を背負っての闘い。

楽しみは尽きません。

6/30(日)の最終日に200メートルと走り幅跳びの決勝が行われます。

出場の栄誉を得た選手の皆さん、怪我しないよう、その闘いを楽しんでもらいたいと願います。
 

 
6/28に行われた100M決勝は大方の予想通りサニブラウン・ハキーム選手が優勝。向い風だったにも関わらず10秒02の大会新記録。200Mの優位も動かないでしょうね...
 


#26 陸上日本選手権直前の呟き その1
 
2019.06.17up
 
6月27日(木)に開幕する陸上競技の日本選手権。

もちろん男子100メートルも楽しみではありますが、私が最も注目しているのは男子走り幅跳びです。

そこに登場する橋岡優輝選手はまだ20歳の学生(日本大学)ですが、そのDNAがスゴイ。

ご存じの方の多いでしょうが、お父さんは棒高跳び元日本記録保持者の橋岡利行氏。

日本選手権で5連覇を含む7回優勝。

お母さんはインターハイの100メートルハードルで3連覇した城島直美さん。

100メートルハードルの元日本記録保持者でもあり、日本選手権も100メートルハードルで2回、三段跳びでも3回優勝している。
(今、その優勝記録を調べてみますに13m23cm。かわもとの自己記録を上回っており、女子としては尋常ではありません)

そして、この人はめちゃめちゃ可愛かったので、かわもとの脳裏に鮮やかに記憶が残っています(笑)

夫婦揃って日本記録保持者という、その両親から生まれた優輝くんは4月に行われたアジア選手権で8m22cmで優勝。

この記録はかわもとのこれまでの自己記録(って、これから更新するつもりか?)をピッタリ2メートル上回っている。

ま、だからどうだというわけでは全くありません。

幅跳びというのは、一発引っ掛かればとてつもない記録が出るというのは、古くは1931年に南部忠平選手が7m98cmという、当時としては破格の記録を出したこと(この記録は今もまだ日本の歴代24位!)や、1968年メキシコオリンピックでアメリカのボブ・ビーモン選手が8m90cmという当時の世界記録を一気に35センチ更新するという驚異の記録を打ち立てたことでも証明されております。
(ちなみにこの記録は現在も世界歴代2位!)

橋岡優輝くんが、いきなり現日本記録の8m25cmを大きく上回るジャンプを見せてくれるのではないかと期待している次第です。

そうなれば、一躍東京オリンピックのメダル候補にも挙げられることになるでしょう。

楽しみです(^^♪

ちなみに、現在新曲を鋭意制作・録音中ではありますが、遅々として進まず...

新曲が出来上がりましたら、また報告させて頂きます。

 
 
左)往年の五輪金メダリスト・南部忠平さん 右)メキシコオリンピックで8m90cmの大ジャンプを見せたボブ・ビーモン
 


かわもとひろのぶワンマンライブ#11 「それでも僕は振り返らない」
満員御礼と速報

 
2019.05.01up
 
 
平成最後の大型連休中、本当に大勢の人にお集まり頂き、ありがとうございました。

予想を超える方々がご来場頂けるとこととなり、消防法に違反しないギリギリの範囲で椅子を並べさせてもらった関係上、会場内がやや窮屈な感じだったかもしれません。

お許し下さい(^^ゞ

前回10回目という一つの大きな節目を超えて、今回のライブはちょっと冒険もしようと思い、全楽曲の歌詞をステージ中央上部に投射するという試みをしてみました。

また、ライブ前にFacebookとこの「かわもとひろのぶ.com」を通じて“予習”(歌詞つき動画の視聴)してもらう機会も設けてみました。

かわもとライブは初めて、という人にも何とか親しみをもってライブを楽しんでもらいたいという気持ちが強くあったためです。

そして何より「かわもと楽曲の世界観」を聴く人それぞれがイメージしてもらえれば、という願いがありました。

それがよかったのかどうかは、わからないところもあります。

いきなり出会う楽しみもあるとも思いますし。

いずれにしても、変らない部分を大切にしつつ、少しずつ変わってゆくことも意識はしようと思っています

次回ライブの際には、その何か小さな変化もお楽しみに!

これからはしばらく楽曲作成と録音に時間を割いてゆきたく存じます。

では、また(^^)/
 

  
 

恒例のアンケート結果発表
 
毎回、ライブで演奏した楽曲の中からお客さんに「好きな曲を5つまで」選んで頂くアンケートの結果を速報致します。
※今回の母数(=アンケート回収数)は70です

第5位 京浜賭博地帯・ひまわり通信 27票
極めて対照的な2曲が同数の第5位でした。

この2曲ともをチョイスした人が12名いらっしゃいました。

曲調や世界観がこれほど違っていても、受け入れて頂くアンテナを持つ人もいるというのは新たな発見でもありました。

第4位 相模線旅情 31票
MCでは全くこの楽曲に触れませんでした(幕開けの曲でしかもその後連続で演奏したため)が、多くの人にご支持頂き、いよいよJRとのタイアップを真剣に検討してみようと密かに決意しました(笑)

第2位 桜の花が咲く頃に・父娘日和 33票
両曲とも紙芝居風で、尺がやや長い(6分)ため、クイーンの『ボヘミアンラプソディー』同様(と言ったらクイーンのファンに殴られそうですが)、全コーラスを流すにはメディアの腰が引ける楽曲です。

特に『父娘日和』は途中の一部を抽出すると意味もわからないという性質の曲なので、テレビはもちろん、ラジオでも流してもらうには厳しいかと我ながら思う次第です。

なので、ライブで歌い続けたいと思います。

第1位 キッチン馬鈴薯 40票
今回はペンライト(サイリウム)という小道具も使って、お客さんと一緒に盛り上がったという経緯もありますので、「参加感」から推して頂いた方もいるのかもしれません。

いずれにしても、ずっとMCでも語っているように、若き頃にひとかたならぬお世話になったキッチン馬鈴薯のマスターご夫妻にお会いして、この歌を歌いたいというのが、音楽を続ける原動力の1つでもあります。

今後とも歌い続けられればと願っています。
 

 

花束等の差し入れありがとうございました。ライブ中はなかなかご紹介できず申し訳ありません(^^ゞ
 

かわもとひろのぶライブ#11「それでも僕は振り返らない」セットリスト
 
@相模線旅情 A約束の歌 Bひまわり通信
C桜の花が咲く頃に DOh My Friend E僕たちの船
Fローゼンダール Gスゥスゥ H京浜賭博地帯
I賢者の贈りもの Jあの娘に横恋慕 KHOTEL IMMORAL
Lキッチン馬鈴薯 M父娘日和
〜アンコール〜
紙飛行機のラブレター/You are my musician

 

5/2(木)JCOM湘南「デイリーニュース」にてこのライブの模様が放映されます
 
このライブの模様を5月2日放送JCOM湘南「デイリーニュース」(17時より放映)で扱って頂けるそうです。

よかったらご覧下さいませ。

21時以降の再放送もありますし、「ドローカル」というアプリを使うと1週間のあいだはご視聴頂けるとのことですので、重ねてよろしくお願い致します(^^♪
 

 


#24 会場リハ敢行&血糖値自己新記録更新!
 
2019.04.20up
 
いよいよあと10日ほどに迫ったかわもとひろのぶワンマンライブ#11

4月18日は本番会場のスタディオベルソーにて、音響・照明も本番モードで全曲通しのリハーサル。

心地よく疲れました(^^)/

4/29のライブに来られる方、お会い出来るのを心待ちにしていますね。

その日、どうしようもなく暇だ、という人は今からでももちろん間に合いますよ(^^♪
 
今回はこれまでの最大人数の7名にてお届けする予定です
 
 
リハーサル動画『HOTEL IMMORAL』 
背徳の歌を淡々と歌います...途中歌詞を間違えていますが(^^ゞ
 ※ちょっとファイルサイズが大きいので、ご了承ください

リハーサル動画『紙飛行機のラブレター』 
かわもとが新兵器Wave Drumを叩きながら絶叫します(笑)
 
 
そして4月19日夜、空腹時血糖値が96mg/dlを記録!

ちょうど1ケ月前に98という自己新記録を出して以来、ずっと100〜110台を推移していて、なかなか100を着ることがありませんでしたが、ついに自己ベストを更新しました。

高校時代、陸上で自己新記録が出たら、それが他の人と較べてどうこうということはさておき、嬉しいものでしたが、それに近い感覚です。

まあ、血糖値だけでは判断できないものもありますが、それでも身近な目標としての数値なので、励みになります。

今後も適切に頑張ります(^^♪
 
 


#23 吹奏楽の日々
 
2019.04.01up
 
3/23(土)茅ヶ崎北陵高校 @茅ヶ崎市民文化会館
3/30(土)藤沢西高校 @藤沢市民会館
3/31(日)鶴嶺高校 @茅ヶ崎市民文化会館

ここ数日、それぞれの学校の出演者に教え子がいるということもあって、上記高校の吹奏楽部の定期演奏会に一聴衆として行ってきました。

各校それぞれの色を出した演奏会で、素晴らしかったと思います。

感動しました。
 

写真は上から茅ヶ崎北陵高校・藤沢西高校・鶴嶺高校
 
ご存じかどうかわかりませんが、私・かわもとひろのぶは2003年から長きに亘って、湘南地区の高校の部活動を応援する「部活ネット」というウェブサイトを運営してきました。

きっかけは、学習塾で見ている生徒たちの、塾で見せる一面とは違う顔を見てみたいという好奇心でした。

やがて、それは毎年顔ぶれが変わるという宿命の部活動を根気強く支える指導者の皆さんへの支援へと形を変え、細々とこれまで続いてきました。

もちろん全てがボランティアで、自分で取れる時間にも制約がありましたので、あらゆる学校のあらゆる部活を見られたわけではありませんし、エリアも茅ヶ崎を中心に、せいぜい藤沢や平塚といった範囲でしたが、有り体に言えば懸命にやってきたわけです。

特定の時期に取材が重なったりする関係で、肉体的につらいこともありましたが、基本的には指導者の皆さんとの信頼関係の中で楽しくやってきました。

そんな中、数年前、とても悲しく、ある意味屈辱的な出来事がありました。

しかも、たいへん厚い信頼関係があると思っていた部活でのことでした。

詳細は語ることが出来ませんし、断腸の思いではありますが、今静かに「部活ネット」の終焉をどう迎えるかを考えているところです。

ただ、本当にその役割を終えるまでは、これまでよりもさらに細々とではありましょうが、真摯に継続してゆく所存です。

まあ、それほど悲しむべき事態ではないかとも思います。

自らが表現者であることは変わりませんし、若者や彼らを支える人たちへの支援も変わることはありませんので。

これから4/29のライブに向けて、やや頻繁に発信してゆく所存ですので、是非お付き合い下さいませ(^^♪

 
 


#22 微かな希望 
副題 58歳にして初めて100を切りました

 
2019.03.24up
 
嬉しい報告です。

100を切りました。

と言っても、ゴルフのスコアではありません。

...昨年9月20日未明の右上腕骨折からまる半年。

患部周囲の痛みや違和感は完全に払拭することはなかなか叶いません。

現在、右上腕骨折だけでなく、様々な箇所にガタがきていて、自分の体の中でまともなところを探す方が難しいくらいですが(笑)、そんな私にちょっとした奇跡が...

写真を見て、その意味がわかる人は、おそらく同じ悩みを持っている人かと思われますが、実は21世紀になって初めて空腹時血糖値が100mg/dl(ミリグラム・パー・デシリットルと読むらしい)を切るという出来事が起こりました。
 
30代になって健康診断を定期的に受けるようになって以来、常に血糖値について「高めですね。注意しましょう」「んー、これはもはや立派な糖尿病の領域ですね」「今日、すぐに入院出来ますか?」「インシュリンの注射を打つことをお勧めします」といった、かなり恐ろしい言葉を言われ続けてきた私の空腹時血糖値は、最大にひどい時では560mg/dl、かなり頑張って食事制限をした時でも120mg/dl前後でした。
(ちなみに正常値は110mg/dl以内とされているようです)

今年になってからも、行きつけのクリニックで「このままだとインシュリンの注射を打ってもらうことになりますよ」と脅されたばかり。

そんなことも重なって、ライブをなるべくまともな状態で迎えようと一念発起して、この1ケ月、食事のカロリーを減らし、野菜をたくさん食べるようにし、さらにはその効果がどれほどあるのかを日々自宅の血糖値測定器で測ってみることにしました。

毎日数値を見るというのは、なかなか効果的で「昨日のボクと勝負する」という感覚が芽生えてくると、意外に帰宅するのが楽しみでもあります。
(ややマゾヒスティックですが)

にしても、空腹時血糖値が98mg/dlというのは、58歳にして自己新記録です(^^♪

「自分を褒めてあげたい」(by 有森裕子)
 
 


#21 ワンマンライブ#11 チケット全世界同時発売!
 
2019.03.08up
 
お待ンたせ致しました(^^♪

4月29日(月曜・昭和の日)に華々しく開催される予定の“かわもとひろのぶワンマンライブ#11『それでも僕は振り返らない』”のチケットが3月7日、全世界同時発売されました。

◆4月29日(祝日)15:20開場/16:00開演〜18:00頃終演予定
◆会場:スタディオベルソー(茅ヶ崎駅南口徒歩2分)
 http://studioberceau.akibare.ne.jp/
◆チケット:前売り3,000円/当日3,500 全席自由
 会場での飲食とピンヒール・ローラーシューズでの来場は固く禁じられておりますので、ご了承を(笑)
 

 
前回ライブでは右上腕骨折の影響で叶わなかったギター演奏も含め、適切に頑張りますので、チケットご購入よろしくお願い致します。

今のところ、もちろん絶賛在庫中です(^^ゞ

行ってやろうじゃないかという心意気ある方は、この投稿へのコメントとか電話とかメールとかLINEとかメッセンジャーとか道端で襲撃とか...

ま、何しろご一報下さいませ(^^)/
 

 
また、今回は多くの人のご要望にお応えする形で、バックスクリーン(ホントはただの白い壁ですが)に楽曲のイメージに合う絵と歌詞を映写(写真のようなイメージです)しての演奏となる予定です。

かわもと楽曲の詞を音楽に乗せて堪能して頂ければと願う次第です。

ただ、まだ実際の会場で試していないので、本当に出来るかどうかは現時点では不明だということを告白しておきます。

ちゃんと出来るといいなぁ...
 



#20 骨折日記その19
 
2019.02.25up
 
右上腕骨折後158日。

消えない患部周囲の痛み

レントゲンやMRIでは問題ないと言われ...

でもね、痛いんだよね(泣)

様々な医療機関、数々の治療法や薬を薦めてくれる人も多数いて、ありがたいと感謝しつつも、自分でもどうしてよいのかわからない日々でもありました。

今、決意したことは「自力で出来ることをまずやってみる」ということです。
(言葉にすると著しく陳腐ですが)

リハビリ用のゴム(写真左のやつ)とかをうまく使えていないこともあり、初心に戻って、インナーマッスルを地道に鍛えつつ、可動域を広げられるように、体を温めてからリハビリをしようと。

決意後、2日間やってみました。

まだ劇的な改善は自覚されておりませんが、しばらくは続けてみます。

この方法を親身に説いてくれた、友人であり人体ケアの専門家であるIくんに感謝。
 
 
 
そして、自らを励まし、鼓舞する意味もあって、新しい楽器を購入しました(^^♪

Roland AX-Edgeという俗称「ショルダーキーボード」というやつです(写真右)。

AXというだけあって、見てくれは斧のようです。

鍵盤の数が49鍵(4オクターブ分)ある上、1オクターブずつ高低に移動可能なので、私のテクニックはともかく、大概の楽曲には対応できそうです。

まだほんの少ししか触っていないので、何とも言えないところもありますが、ライブではもちろんのこと、MIDIキーボードとして録音でも使えるかなぁと。

横置きにして、ピアノ弾き語りも可能です。

ピアノのプリセット音はなかなか素敵。

4/29ライブでも数曲はこのAX-Edgeを使って演奏しようかと思います。

もう少し使い込んでみて、またの機会にさらなる感想をお伝えします。
 
 


#19 骨折日記その18

 
ヤノヨシヤライブ「どこまでも続く道」 プチレポート
 
2019.02.15up
 
2月1日(金)ヤノヨシヤライブ@茅ヶ崎市民文化会館小ホール

ちょっと時間が経ってしまいましたが...

音楽仲間であるヤノちゃんのライブを文化会館で聴くのはこれで3回目。

いやぁ、いつものことながら演奏陣が豪華!

特にギターの古澤衛さんは、ヤノちゃんのライブを通じて、そのどこまでも冷静な演奏ぶりを知り、拙曲『スタートライン』のアレンジをお願いした経緯もあり、久しぶりにその雄姿を拝ませて頂き、とても嬉しかったです。

そして、会場スタッフもたくさんいて、毎回のことですが、そこにヤノちゃんの誠実な人柄が象徴されていました。

彼の書く曲も、その人柄が滲むような優しくせつない詞と、その言葉を殺さないメロディで構成されていると言えましょう。

以前のライブレポートでも「パステルの水性絵具を使いつつ、余白も残す」と書いたことがありましたが、それは今回唯一(たぶん)の新しい曲である『どこまでも続く道』でも健在でした。
 


どこまでも続く道

どこまでも続く道...

小さな町での僕等の日々 見えない明日に不安抱えて
二人で歩いた夏の日々 途切れることなく話し続けた
どこまでも続く道 走り続けるその日々が
青い春 緑の空 いつか大切な輝く思い出になる

君が生まれた春の日のこと 一人立ち上がる姿を忘れない
季節が廻れば 旅立ってゆく 一緒に過ごすかけがえのない時
どこまでも続く道 夢見ているよ 君の姿を
桜舞う 駆け抜けてく いつの日にか僕等も大人になる頃

早い秋が終わる頃 冷たい風が吹く
厳しい冬も乗り越えて

どこまでも続く道 流した涙も君との別れを
桜咲く どこまでも いつか大切な輝く場所になる

どこまでもどこまでも... 

 
こっそりスマホで録音してました。
聴き間違えていたらごめんなさい。

この曲を演奏する直前のMCで、彼の御子息が北海道の農業高校へ進学して、仔馬の出産から生後の面倒までもみるという話をしていたこともあり、曲を聴きながら、あらん限りの想像力を掻き立てて、絵を思い浮かべていました。

こうやって文字に起こしてみると、仔馬の世話をする息子さん目線で書かれているのかなぁと。

ライブ会場で聴いていた時は「二人・僕等」というのが誰なのか、「一人・君」というのが誰なのか判然としませんでしたが、おそらく「一人・君」の方は仔馬であり、「二人・僕等」の方はそれを見守る高校生カップルということなのでしょう。

しかし、そんなことはあとで何となくわかればよいことですね。

その場に居て、心地よければ。

バッキングは1コーラスめがピアノのみ、2コーラスめからはすごく音量を抑えたドラム・ベース・ギターも加わり、彩りの変化も楽しかったです。

当たり前ですが、アレンジってめちゃめちゃ重要ですね。

演奏陣が芸達者で、楽曲のよさを引き出していました。

もうね、羨ましいという気持ちで聴いてました(^^♪

ヤノヨシヤのさらなる新曲にも期待していますネ。

お疲れ様でした

 
ヤノヨシヤライブ セットリスト

オトでつながるキミとボク/夏服/Winter Melody/
ただ会いたくて/君を強く抱きしめて/Next Stage
いちご白雪をもう一度[バンバン]/Lemon[米津玄師]/Progress[スガシカオ]
Aloha from Chigasaki/100年先には/どこまでも続く道/信じるままに/
世界は終わらない/明日をつかめ/Happy Birthday
※アンコール 今 君に/君が好き

 



 


#18 骨折日記その17

  ライブ告知:4/29 「それでも僕は振り返らない」
 
2019.02.11up
 
2019.4.29(平成最後の昭和の日)16時開演
@スタディオベルソー[茅ヶ崎駅南口徒歩3分]
予価 前売り¥3,000/当日¥3,500


アルコール類の取り扱いはございませんので、ご了承を
 
 
右上腕骨折後ほぼ5ケ月...

右肩近辺の痛みがなかなか引かず、さらには柔軟体操をしていたらギックリ腰を併発(泣)

多くの人にご心配頂き、感謝の念に堪えません。

あまりテンションが上がらない状況ですが、どんな曲を歌おうか、とか、アレンジどうするか、とか考えるとちょっと嬉しいです(^^♪

今回はゲストもなく、シンプルに歴代かわもとソングを歌いまくろうかと思います。

また、新旧楽曲でまだ録音していないものも、鋭意収録してゆく予定です。

4月29日。平成最後の昭和の日

陳腐な表現ですが、平成最後のかわもとライブということになります。

ゴールデンウィーク中ですが、スケジュール調整頂けるとありがたいです。

ライブ会場でお会い出来ることを楽しみに、そしてリハビリの励みにして適切に頑張る所存です。

よろしくお願い致します。

また追って詳細をお伝えしますね。
 
 


#17 骨折日記その16

 
「さだまさしカウントダウンコンサート〜年の初めはさだまさし」
(2018.12.31〜2019.1.1)
プチレポート
 
2019.02.04up
 
超遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

今年もどうにか頑張っていきたいと思う次第ですが...

右上腕骨折後、既に丸4ケ月を経過...

右肩の痛みは消えず、かなりの覚悟をしてからでないとアコースティックギターを弾くことは難しいというのが現状です。

何とかして治したいと切望しているのですが、痛みを我慢しつつ、患部のリハビリに励むも、なかなかよくなりません。

で、その痛みの原因を突き止めるべく、いよいよ明日(2/5)MRIで撮影することとなりました。

このままではあまりにツラいです...
 
何とか努力のしかたや方向性がわかればなぁと願っています。

さて、タイトルの通り、2018年12月31日、「さだまさしカウントダウンコンサート+年の初めはさだまさし」を聴きに、両国国技館へと出掛けて参りました。

以下、そのプチレポートです。
ちょっと長編ですが、覚悟してお読みあれ(笑)
 

人生初の国技館。

「向こう正面」という言葉が実在すると知り、それだけでも行った甲斐があったというものです。

壁に沿って歴代の大相撲優勝力士の巨大な写真が飾られています。

そのほとんどが白鵬だったりしますが、我が座席のすぐうしろには1回しか優勝していない照ノ富士の額が...

彼は2015年夏場所で優勝し、大関に昇進、その若さ(今でもまだ27歳)と勢いから横綱も間近と期待されていたし、私もそうなるものと期待していましたが、右膝の前十次靭帯損傷と外側半月板損傷の大怪我を負って休場。

さらには糖尿病を患い、十両からも陥落し、2019年初場所時点では三段目八十八枚目であり、今場所も全休したので、3月場所では序二段で相撲を取ることになるでしょう。

元大関が幕下以下に陥落して現役を引退しなかった例は皆無だそうで、そんなことをさだまさしのお陰で(?)思い出していました。

照ノ富士には頑張ってもらいたいと切望しています。
(私も血糖値が高いので、余計そう思います...)

 
さて、さだまさしカウントダウンコンサート。

そもそもカウントダウンイベントなど参加したこともなく、無縁のものだとも思っていましたが、大学(卒業には至っておりませんが)の後輩がチケットがダブッて当選したため、譲ってくれたという流れで、初体験。

さだまさしについては、以前も少し書きましたが、中3の頃に聴いた『僕にまかせてください』(歌はクラフトというグループ)がひどく印象に残っていて、あの曲がシンガーソングライターかわもとひろのぶに与えた影響は少なからずあったかと。


特にサビの「両手を合わせた傍らに 揺れてるれんげ草 あなたの大事な人を僕にまかせてください」という歌詞は、その後に続く彼の作品を予告するかのような、絶妙と言える“絵の切り取り方”だったと思います。

 

以来、さだまさしの存在は私の中では絶対無視できないソングライターとなっています。
(同時期に流行った『精霊流し』は佳い曲だとは思いつつ、言葉が濡れている感じがして、あまり好きにはなれなかった記憶があります)

早稲田大学に入り、音楽サークルを探していた時に、「さだまさし研究会」なるものがあって、そこに入ろうかとちょっと心が動いたということを告白しておきます。

入らなかった理由は至って簡単で、「オレはさだまさしのコピーをやりたいわけではない」というものでした。
その結果、「抒情フォーク研究会」というライバルサークル(但し、抒情フォーク研究会の創始者はバリバリのさだまさし信者でしたが...)に入ったわけですが、そのサークル名は既に存在していません。

ま、世間的に“フォークソング”という言葉の威信が80年代初期には失われていましたし、部員を集めようと思えば、ちょっと新しめのネーミングに改めようというのは十分理解は出来ます。

一方「さだまさし研究会」(通称「さだ研」)はその名のまま生きながらえ、このカウントダウンコンサートでは国技館の外に幟(のぼり)は立てるわ、中ではコンサート関連のグッズ販売の手伝いや「風に立つライオン基金」という、国内外の僻地医療や大規模災害の復旧現場などにおいて奉仕活動をする個人や団体に対し、物心両面からの支援を提供するための基金(ウェブサイトからのコピー)への協力もしているようで、その存在感を示していました。

だからどうだということではありません。
名前や組織というのは、長く続けばよいというものでもありませんし。

 
 
 
様々な感情や記憶とともに、さだまさしのコンサートを聴きました。

トークのキレも錆びつくことなく、めちゃめちゃ面白かったです。

大ヒット曲である『雨宿り』の歌の途中、「前歯から右に4本目に虫歯がありまして」という箇所で、突然歌が止まり、「歯医者の学会に呼ばれた時に、その歯は何というのですか?」と質問したら、「小臼歯(しょうきゅうし)」と言われたというオチで、客席は大爆笑。

そこかしこに笑いを散りばめつつ、もちろんちゃんと泣ける歌もあり、おそらく長きに亘ってさだまさしを応援している人たちにとっては、とても心地よく、コンサートに続くNHKの生番組「年の初めはさだまさし(通称「生さだ」)」も大いに楽しめました。

特に第一部の終りでのヒット曲メドレー(精霊流し、無縁坂、秋桜、案山子、北の国から)はファンには堪えられないものだったでしょう。

正直、私はのめり込むほどのファンではありませんが(と言ったら叱られてしまうかもしれませんが)、少年時代のかわもとに影響を与えたその人が今もこうやってクオリティの高い作品を作り続けて頑張っているという事実に胸が衝き動かされます。

思い起こせば「さだ研」に入らず、「抒情フォーク研究会」に入った頃(1981年。入学は1980年でしたが、最初の1年間は麻雀ばかりしていた気がします)、さだまさしは『長江』という中国に材を取ったドキュメンタリー映画で大コケして35億円の借金を負ったと報じられていました。

しかし、それで潰れてしまうことなく、4,000回に及ぶコンサートで返済したというエピソードには、畏敬の念を抱きます。

私が言うようなことではありませんが、これからも是非頑張って欲しいと切望致します。

そして、ミュージシャン目線で思ったことは、さだまさしもいろいろ悩みながら曲作りをしているのかなぁということでした。

彼自身が歌った大ヒット曲、他のシンガーに書いた名曲も多々あり、そうした楽曲を回しているだけでも絶対に客は集まるし、むしろそうした方がオールドファンは喜ぶかもしれません。

しかし、彼は試行錯誤しながら新しい曲(実際は新しくないのかもしれませんが、少なくとも私が初めて耳にする曲)を作り続けています。

すげぇ...

だから、きっとコンサートでどの曲を演奏するかを決めるのが大変だろうと推測します。

膨大な楽曲のうち、その日演奏出来るものは極々限られているからです。

スケールは格段に違いますが、この私でさえ、ライブで演奏出来る曲数の少なさに毎回思い悩みますから...
 

ちなみに、カウントダウンコンサート後の生さだ(年の初めはさだまさし)が終了したのは午前3時近く。

元日特別列車がちょっと動いているとはいえ、両国から茅ヶ崎まで帰ってくるにはかなりの時間暇つぶしをする必要がありました。

ひとまず、両国駅前の松屋で今年初の食事(プレミアム牛肉入りカレー。590円)をし、3時39分発の総武線各駅停車に乗り、秋葉原下車。

そこから山手線で品川に行き、品川始発の4時35分発の東海道線下りの始発列車に乗って帰ってきたわけですが、驚いたことがありました。
 

東海道線のドアに開閉用のボタンが付いていました。

確かに冬や夏は始発駅のドアが開きっ放しだと、エアコンの効きが悪いですから、ナイスアイデアだと思いましたが、我が相模線以外でも開閉ボタンとは...

ところが、ネットで調べてみると、この開閉ボタン、既に2013年8月から実施されているそうです。

いかに自分が日頃電車に乗っていないかを思い知った東京遠征でした(笑)(^^ゞ

 
 

<予告>
 
これからしばらくの間、今年に入ってから聴きに行ったライプ・コンサートのプチレポートと恒例の春のかわもとひろのぶワンマンライブの予告をお届けしていきます。

おつき合いよろしくお願い致します(^^♪
 


#16 骨折日記その15
 
2018.12.30up
右上腕骨折後100日

通院及び自宅でのリハビリで、日々マゾヒスティックな痛みに耐えていますが、まだアコースティックギターを抱えて演奏すると、正直相当痛む次第です...

ま、そんな中ですが、12/22(土)桜木町で執り行われた、かつての教え子で現在は職場の同僚(新郎)の結婚式に出席してきました。

結婚式に出れば、私の場合は必然「歌つき」となりますが、今回もご多分に漏れず、結ばれる二人のために『第三章 僕たちの船』という新しい楽曲を作り、演奏(ピアノ弾き語り)してきました。

『第三章「僕たちの船」』  ※試聴可能です

 
 
新郎・新婦の誠実な人柄が出た素敵な結婚式でした
 
新郎・新婦両方に出会いや経過について、ものすごく綿密にいろいろと取材したにも関わらず、それが直接的な言葉になったのはほんの少し。

それでも作り始めてからおそらく数十回に亘って歌詞を書き直し、メロディを訂正し、ようやく出来上がった曲なので、思い入れもあります。

Bメロから出来るという、自分としては大変珍しいプロセスでしたが、彼ら二人の馴れ初めから今に至るまでを祝し、そしてこれからの未来を幸あれかしと願って、渾身の作品となってくれました。

で、歌い終わったあと、数名の方がビールを注ぎに来てくれました。
その時の会話が...

その1)
初老男性「高い声が小田和正みたいで、失礼ながら、もっと若い人が歌っているのかと思いました」
かわもと「時々言われます。ありがとうございます」

その2)
初老女性「財津一郎さんみたいでカッコよかったですよ」
かわもと「はぁ、時々言われます。ありがとうございます」

たぶん、財津和夫のことですよね(笑)

もし、本当に財津一郎だとしたら「ひじょーにきびしー」

 
話は変わりますが、大晦日の夜は両国国技館でさだまさしのカウントダウンコンサートを拝聴し、その流れでNHKの生番組「年の初めはさだまさし」にも参加してきます。

私は中3の時、彼が作詞作曲した『僕にまかせてください』(歌唱は「クラフト」というグループだった)という歌に甚く心動かされ、文化祭で歌いました。
(ちなみに、その時の観客動員数が今以って私のライブ自己最多観客数であるという事実がせつない...)

まさかこの年齢になるまで彼が活動を続けていようとは思いもよらなかったし、だいたい自分が音楽をやっているとも想像がつかなったですが、初めてさだまさしの生歌を聴く機会に恵まれました。

きっと勉強することばかりでしょうが、まずは楽しんで来ようかと。

さて、今年は重要な時期に利き腕を骨折するというアクシデントもありましたが、ある意味そのおかげで自分の音楽というものを見直すことも出来た、有意義な一年だったと思います。

新たに知り合った方々、長い年月を経て再会した方々。

皆さん、ありがとうございました。

来年は新たな切り口からも、音楽を見つめていきたいと思っています。

また、ライブのお知らせ等もさせてもらいますので、よろしくお願い致します。

皆さんに佳き年が訪れますように。

 


#15 骨折日記その14

ライブアンケート結果の発表 ぶっちぎりの第1位は新作『Hotel Immoral』
 
2018.11.18up
 
右上腕骨折後2か月

ライブ#10後1週間

その間、かわもとライブに関する多数の投稿、たくさんの称賛の言葉(笑)をありがとうございました。

特に「ギターを持たない方がボーカルに集中して、声の通りがよかった」というご意見を多数頂き、いいのか悪いのか、正直戸惑っています...

ま、いっか(-_-;)

また、先日茅ヶ崎テレビさんから「タウンニュース茅ヶ崎版のかわもとさんのライブ紹介の記事(11/2号)、まだよく読まれている記事ランキングで2位を保ってますよ」と教えて頂きましたが、先程何気なく見てみると、その後2回の発行がされているタウンニュース茅ヶ崎のランキングで、何と今もまだベスト5に入っているという、驚愕の事実を知りました。
[←写真左]

タウンニュースを読んで会場に来て下さった方もいて、ありがたい限りです(^^)/

 

15日(木)にはライブ当日取材に来て頂いたJCOM湘南さんの映像が「デイリーニュース」で結構長い尺で放映されました。

『Hotel Immoral』の歌唱の一部と、重松清氏のライブ後のインタビューが中心でした。

興が乗ったら、録画したテレビ映像もFacebookでご紹介したいところですが、その方法がよくわからないので、只今勉強中です(^^ゞ

しばしお待ちを

 
 
さて、過日のライブで行わせて頂いた恒例のアンケート(ライブで演奏された16楽曲のうち好きな曲を5つまで選んでネ形式)の結果が判明致しました。

これがアンケート史上かつてないほどのぶっちぎりで、第1位に今年の新作『Hotel Immoral』が輝きました。
(回収76票のうち46票にこの楽曲が記されていました。その率61%)

ライブの目玉企画でもあった「重松清&かわもとトークショー」で、重松氏がこの楽曲を強く推したということと、その直後に楽曲の演奏があったという演出の為せる業でもあるでしょうが、かわもと楽曲の新しい世界観をたいへん多くの人たちに支持して頂けたというのは、素直に嬉しかったです。

ちなみに、第2位は「桜の花が咲く頃に」、さらに1票差の第3位に「スタートライン」「相模線旅情」「キッチン馬鈴薯」「父娘日和」(演奏順)の4曲が並ぶという、これも史上初の結果となりました。

前回1位だった「約束の歌」は「Goodbye Mr. スローバラード」「京浜賭博地帯」「モデラート」と同数の7位へ追いやられるという、なかなかのサバイバルとなりました。

この場を借りて、アンケートへのご協力を頂いた皆様に御礼申し上げます。

また、複数の方からアンケートのメッセージ欄や個人宛てのメール、メッセンジャー等に「もっと20世紀楽曲も聴きたい」というご意見も頂きました。

来年はそういう声にお応えすべく、1980年代を中心とする楽曲のみをお届けするライブ「かわもとオールディーズ」も計画しようかと考えていますので、お楽しみに(^^)/

 
 


#14 骨折日記その13

【プチ告知】
★ライブ映像が11/15(木)JCOM湘南「デイリーニュース」にて放映されます★

 
2018.11.15up
 
右上腕骨折後55日

今日(11/13)ライブ後初めての診察とリハビリに行ってきました。

骨折後、いろいろな制約があり、様々不自由な思いもありましたが、車の運転が出来ないことと、寝返りが出来ないことが、間違いなく「2大苦痛」でした。

寝返りを打てない、というのは、寝ている間も無意識に体が右側に回らないようにコントロールするということですから、猛烈にストレスが掛かります。
 
それが本日のレントゲン撮影の結果、骨はしっかり形成された模様で、ついに主治医の先生より「寝返り打ってももう大丈夫」というお墨付きをもらい、ひどく嬉しかったです。

人間というのは、こんなちっぽけなことにも感動出来るのだということを実感。

これに勢いを得て、リハビリでも「腕に負荷を掛ける運動」というのを開始しました。
(リハビリ用の薄手のゴムを一方の端は足で踏んづけ、もう一方の端を右手で掴んで引っ張るというだけですが...)

必ずや腕の機能を戻し、あわよくば、骨折前よりも強化したいともくろんでおります。

ちゃんと治れば、今回は泣く泣くカットしたギターも再び弾けるようになるとは思いますが、そもそもの演奏テクニックに多々問題があるため、ギターを弾けないフリをし続けるかどうかを検討中です(笑)??

さて、過日のライブをJCOM湘南さんが取材して下さった映像が

11/15(木)18:00からの『デイリーニュース』

で放送されるとのことです。

おそらく重松氏とのトークショーが中心になるとは思いますが、ライブ会場にお越し頂けなかった方も、よかったらご覧下さいね。

何となく雰囲気は伝わるかもしれません(^^♪
 
 


#13 骨折日記その12 満員御礼。ライブ速報
 
「ライブへお越しの皆様,ありがとうございました」

 
2018.11.13up
 
右上腕骨折後8週間。

ついにライブの日を迎えました。

正直、骨折したせいで、失ったものもたくさんありましたが、自分を見つめ直し、自分にとって音楽とは一体何か、ということにも向き合うことの出来る時間を得ることにもなりました。

ライブの中身はどうだったでしょう...

自分ではよくわからないところもありますし、足りない点も多々あったとは思いますが、現時点でやれることはやらせてもらいました。

聴いてくれた人が、それぞれ感じてもらえばよいのかと思います。

100名を超えるお客さんに来て頂き、本当に嬉しかったです。

満員御礼、ありがとうございました。

メンバー・スタッフの皆、会場であるライブ館の方々、楽曲のリメイクのみならず、今回はVideo Jockey(通称VJ。音楽の背景の画像を作って操作する人)まで務めて頂いた茅ヶ崎テレビの総帥・藤川忠彦さん、取材に来て頂いたJCOMスタッフの皆様、そして友でありライバルでもあるゲストの重松清氏。

どれか、誰かが欠けても成立しないライブだったのだと実感しています。


ありがとうございました。

明日からは作りかけている10数曲を仕上げることに力を注ぎたいと思います。

そして、これからの音楽活動をどうするのかということについても、今一度じっくり考えたいと思います。

ライブは続けていきます。

またどこかで皆さんに会えるといいなぁ(^^♪

ライブアンケート結果等は、近日中にご報告致しますね。
 

かわもとひろのぶライブ#10「オールドルーキー」セットリスト

【第一部】
ひまわり通信/Goodbye Mr.スローバラード
セブンスターの箱が空になるまで
桜の花が咲く頃に/勇気ある船出/Hotel Immoral

【第二部】
スタートライン/てんびん座の女/約束の歌/相模線旅情
京浜賭博地帯/キッチン馬鈴薯/父娘日和/モデラート

【アンコール】
紙飛行機のラブレター/You are my musician
 
 
 
 


#12 骨折日記その11
 
2018.11.10up
 
右上腕骨折後50日。

いよいよ「かわもとひろのぶライブ#10 オールドルーキー」が明日に迫りました。

いつものことながら、たいへん慌ただしいことになりつつあります。

会場やメンバー・スタッフとのやり取り、ゲストの重松清氏とのやり取り、お客さん関係のやり取り...

肝心の音楽がおざなりになってはいけないと、8日夜、心して最終リハーサルに臨みました。

これまでに幾度となく合奏してきた曲であっても、細かなチェックをし、やれる限りの調整はしてみました。

それにしても、悪夢の骨折から50日、本当にライブを開催することが出来るのか、という自問自答を繰り返す日々でした。

なぜそんなに悩んでいたかと言えば、それだけこのライブに期するものがあったということでしょう。

区切りの10回目であり、スケジュールがタイトな重松清氏をゲストに迎える手筈を整え、会場もこれまでより大きく、設備もハイグレードな藤沢ライブ館を確保し、自分にプレッシャーも掛けていたわけです。

途中、折れたのが腕であるにも拘わらず、発熱で思うように声が出なかったり、思考能力や覇気までが失われ、様々なことが停滞したこともありました。

それでもどうにかここまで辿り着けたのは、励ましてくれる人や叱ってくれる人がいたからだと、ほんの少しだけですが(笑)謙虚になれた気がします(^^ゞ

ライブに来て頂ける方、本当にありがとうございます。

休日の夕方をかわもとライブに割こうというのは、ただならぬ決意だと存じます。

楽しんでもらえるよう、ベストを尽くす所存です。

まだどうしようかと迷っているあなた、是非お越しあれかし(^^♪

◆2018.11.11(日)16:20開場/17:00開演
◆藤沢ライブ館[JR藤沢駅北口徒歩4分] livehall.jp
◆4,000円[税込。ワンドリンク付き]
◆全席自由[前方はテーブル席、後方は映画館風の固定座席]
◆トークゲスト:重松清氏(直木賞作家)


当日会場では渾身の新作CD2枚

「着地点未定」 21世紀作品の選りすぐり14曲入り2,500円
「オールドルーキー」 新収録4曲入り1,000円

と、ライブで演奏された曲のうち、上記2枚のCDに入らなかった
「寄せ集め音源」(6曲入り1,000円)

というCDを販売させてもらいますので、かわもとを助けようという心篤き方は是非お買い上げ下さいませ。

2枚以上お買い上げ頂くと、500円割引させて頂きます(^^)/

では、ライブ会場でお待ちしています
 
 


#11 骨折日記その10
 
2018.11.02up
 
右上腕骨折後40日。そしてライブ#10まで残すところ10日。

利き腕にどれほど依存して生きて来たかを思い知らされる日々でしたが、どうにか骨折部位は当初の予想を上回るペースで回復しつつあります。
(たぶん)

ついに、完全に腕の固定具(スリング)を外し、数日前から近距離だけですが、車の運転を再開するに至りました。

とは言うものの、さすがに骨折前と同じというわけにはいかず、悩み抜いた結果、ライブセットリストから、ギターの演奏は完全に削除(ギターのボディが身体と右上腕骨折部位との間に入り、どうしても痛みで弾けないため)。

立ち上がってのピアノ演奏はギターほどではない(重力に逆らわずに済むからでしょうね)のですが、圧が掛かることや何かを押す行為はまだかなりの痛みを伴うため、セットリスト上は1曲だけですね...

その代わりと言ってはなんですが、軽労働で何とかなるミニ打楽器でここぞという時に参加しようかと。
 
そんなわけで、今日(11/1)は新規導入したツリーチャイム(チャイムツリー、ウィンドチャイムその他の名称もあるようです)を使っての会場リハで、セットリスト全曲を通しで演奏してきました。

音響・照明・映像といった設備は、これまで開催してきたライブでは最上級とも言える藤沢ライブ館。

問題があるとすれば出演者だけかと...

トークゲストには直木賞作家・重松清氏が登場し、かわもと作品を熱く語る(予定)のに加えて、素敵なプレゼント(まだ秘密)もありますので、ご興味ある方は是非。

今のところ、ゆったりお聴き頂ける状況です(泣)
 
【報告】10/25 JCOM湘南『デイリーニュース』に出演しました

かわもとバンドのバイオリニスト・仁多理恵(じんだりえ)さんとともに、参加してきました。

その内容はともかく、MCの蒔田藍子ちゃんは相変わらずチャーミング(ポッ)

もう、ある意味、この番組に出させてもらうためだけに音楽を続けてもいいと思うくらいです(笑)
 
 
【告知】タウンニュース茅ヶ崎版11/2号にかわもとライブを取り上げて頂きました

「重松清さんとの絆 歌に乗せ」

https://www.townnews.co.jp/0603/2018/11/02/455717.html

紙媒体は新聞折り込みで配布されたり、ローソンや商工会議所などにも置かれていますので、よかったらお読み下さい。
 
 


#10 骨折日記その9【プチ告知】

10/25(木)18:00〜 JCOM湘南『デイリーニュース』 に生出演します

   
2018.10.23up
 

2018年4月。黒木ちひろさん(中)とともに

スーパーバイオリニスト・仁多理恵[じんだりえ]
右上腕骨折後1か月+α

骨を折った甲斐あって(?)10/25(木)18:00からJCOM湘南『デイリーニュース』に、ライブ告知で生出演させて頂くことになりました。

今回は生演奏はありませんが(骨折したからというわけではなく、生演奏できるシステムそのものがなくなったとのこと)、かわもとバンドでバイオリンを担当してくれている仁多理恵(じんだりえ)さんを引き連れて、11/11(日)のライブについて熱く語ってきます。

彼女のバイオリンを聴いたことのある方なら、「おぉ、あの人かぁ...」と必ずわかる存在感です。

本当は、彼女のバイオリンの生演奏を聴いて欲しかったのですが...

また、「テレビでまでかわもとなんか見たくないんだよ」という方、気持ちはわかります。

でも、MCの蒔田藍子さんは必見です(^^♪

めっちゃチャーミングです(ポッ)

「うちはJCOMと契約してねぇんだよ!」

「住んでるところがJCOM湘南の地域じゃねぇんだよ!」

という方へ。

“ど・ろーかる”というJCOMさんのアプリで、1週間の期限付きですが、『デイリーニュース』をご覧頂くことが出来るようですので、ご関心ある方は是非インストールされて下さい。

 

 

ど・ろーかる
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.jcom.dolocal&hl=ja

お楽しみに(^^)/

 


#9 骨折日記その8
 
2018.10.21up
 
右上腕骨折後1か月

この1か月、温かい人の情けをじんわりと感じてきました。
(「人の情け」という言葉を使うと、いつもアニメ・タイガーマスクのエンディング曲を思い出します...。あの歌、子供心に染み入るものがありました)

「みなし児のバラード」 http://syowa-kayo.net/4546/

まだ、外出時には見た目で「この人は右手を骨折している」とわかるように、アイコンとして固定具(スリング)を着装しています。

 

 
人と接触して、骨折部位近辺にショックがあれば痛むからですが、普通に生活している分には、かなり痛みは軽減されてきました。

車の運転はまだ主治医の許可が下りないため、基本的な移動はバスかタクシーになります。

数日前、やや混み合ったバスに乗ると、優先席に座っていた、私より明らかに高齢のおばあちゃんが「あなた座りなさい」と席を譲ろうとして、声を掛けてくれました。

私は「いや、折れているのは腕ですから、別に立っていても大丈夫なんですよ」と答えたのですが「いえいえ、ご不自由でしょうから」と。

二度断るのは申し訳ないかと思い、「では、ありがたく座らせて頂きます」ということになりました。

その時、近くにいた他の乗客たちの間で安堵の空気が流れたのを感じずにはいられませんでした。

当たり前ですが、彼女は私のどこがどれほど痛むのかはわかりません。

私の方も彼女がどういう気持ちでその言葉を発したのかはわかりません。

ですが、視覚的情報や自らの経験に基づいて、全く見も知らぬどうしが気遣い合うことの結果、バスという閉鎖された空間にホッとするような空気感を醸し出したわけです。

不特定な社会環境下では、人と人との繋がりはどうしても希薄になりがちですし、私はそれで構わないと思いますが、殺伐としているだけでは、生きるのもつらいですから、たまにこんなことがあるのは嬉しいですね。

 
さて、10月20日(土)は骨折してからちょうど1か月。
そしてライブまで3週間というこの日、スタジオ我が家でリハーサルがありました。

いよいよセットリストを決めなければならない時期なのですが、私が当日楽器をどの程度演奏出来るのかによって、曲目や演奏形態が左右されるわけです。

この日のリハーサルで、現在のセットリスト候補曲を次の3タイプに分けてみる必要がありました。

(A)これまで通り楽器を演奏出来る曲
(B)楽器演奏が難しい曲
(C)これまでは私が演奏に加わった楽曲でも、抜けても大丈夫な曲

結果、残念ながら、というか、当然の成り行きというか、ほぼほぼCタイプだという結論に達しました。
(ライブに於ける私の演奏価値の低さに涙を禁じ得ません...)

 
主治医や作業療法士のおねいさんからは「ピアノよりギターの方が負担が軽いのでは?」という言葉を頂いていたのですが、実際にやってみると、ギターは体と腕の間に入り、腕を持ち上げる必要があるため、なかなか厳しいです。

写真では笑顔で演奏しているように見えますが、現実的にはピックを持ってカッティングすることも険しい状況です。

ピアノは座って弾くと、重力に逆らって腕を持ち上げる必要があるので大変ですが、これまでのライブと同様、立って演奏すると、腕に力を入れて持ち上げる必要がほぼないため、意外にスムーズにイケる感じです。

難しいと言われていた11/11ライブでの楽器演奏も、数曲限定でしょうが、弾ける気がしてきました。

この希望を力に変えて、今日もリハビリに励みたいと思います。
 



#7 骨折日記その7
 
2018.10.13up
 



右上腕骨折後3週間。

この1週間、かなり症状は改善されつつあります。

まず、ずっと腕を吊っていたアームスリング(という名前らしい。要するに三角巾のような固定具)を外出時と動く時以外はほぼ外せるようになりました。

そもそも折れた場所ゆえ、ギブスで固めることが出来ず、骨折当初から着けたり取ったりしていましたが、今は家の中では全くしていないという状況となりました。

体が揺れると、まだ痛むので、外へ出る時には必要に応じて装着してはいますが。

リハビリも順調だそうです。

伝聞調になるのは、ただただ前屈みになって脱力し、右腕をぶらぶらさせたり、肩甲骨を前後に出したりするだけなので、実感が湧かないためです。

それでも、右手の肘から先を、右手だけの力で肩のところまで持って来ることが出来るようになりました。

「治る」という希望は人に力を与えるものだと実感するに至りました。

今日はライブの際に販売させて頂く予定のCD『21世紀ベスト』のボーカルを数曲収録してみました。

これは21世紀になってから作った楽曲をアレンジ・ミックスをし直し、ボーカルも録り直すという作業の一環で、茅ヶ崎テレビ総帥の藤川忠彦さんのお力を甚大にお借りして鋭意作成中です。

是非、お楽しみに。

しかしながら、リハビリを担当してくれている作業療法士のおねいさん曰く

「11月11日にピアノやギターを弾いてライブですか?あまり現実的ではないと思いますよ」

 

 
.....そうなの......?

めげずに頑張ります。
(でも、絶対に無理はしないと誓っています)


最後に

先週の服部市長に続き、また悲しいお知らせが...

中学・高校が一緒で、ここ最近のかわもとライブに欠かさず参加してくれていた女性が癌で亡くなりました。

半年前の春のライブでは元気そうだったのに。

訃報を聞いて、この年齢になって歌を作り、歌うことの意味を今一度深く考える一日となりました。

合掌
 



#7 骨折日記その6
 
2018.10.08up
 


右上腕骨折後2週間。

その間Facebook、メッセンジャー、メール、LINE、電話、郵便、道端などでの本当にたくさんの励まし・お見舞いをありがとうございます。

骨折前後、実はいくつかイヤなこと、残念なことが起こりました。

正直、気持ちが澱んだり、あらゆるものを投げ出したくなったりもしました。

でも、投げ出しませんでした。

そもそも、それほど多くの「失くすもの」は最初から持っていない、ということに気づき、さらには、こういう境地から「新しい世界観」を生み出すことが出来るかもしれないと思ったからでした。

『相模線旅情』という歌の中に登場する

“変えられない過去を悔やむことより 
変えられる未来を変えてゆこう”


という自らの言葉に、ちょっと背中を押してもらったというか...

今、荒涼とした中にも、当たり前のことに感謝し、あらゆることを受け容れていこうという静かな気持ちになっています。

 
さて、ついにリハビリを開始しました。

とは言っても、前かがみの姿勢で脱力して、右腕を前後・左右にちょっとだけ振ってみる、肩甲骨を前後に出したり引いたりしてみる...というレベルなんですけど。

痛みそのものは、絶頂期に較べると、かなり和らいだように思います。

無理は禁物という心掛けを持ちつつ、出来ることを懸命にやろうと決意しています。


最後に...

茅ヶ崎近隣の方は既にご存じかと思いますが、現職茅ヶ崎市長であった服部信明さんが、10月3日ロータリークラブの会合に参加していた際に倒れ、そのまま翌朝亡くなりました。

かつて、あるイベントで私の歌を聴いて、「お噂はかねがね。素敵な歌ですね」と声を掛けてもらったのが思い出されます。
(写真がピンボケで申し訳ありません。2011年撮影)

彼は私より1つ年下。

もっとやりたいことがあったろうなぁと思うと、せつなくなります。

ご冥福をお祈りすると同時に、遺されたご家族に謹んで哀悼の意を表します。

 



#6 骨折日記その5

 
2018.10.01up

右上腕骨折後10日。

3日前に較べると、ちょっとした刺激による、跳び上がるほどの鋭利な痛みは薄らいできたような気がします。

鈍くだるい痛みがあるのと、体を動かした後にその反動からか熱が出て、横になると起き上がれない時間がしばらく続くので、長時間の活動にはまだ耐えられませんが。

骨折箇所近辺は、内出血による皮膚の色が黒っぽい紫、濃い緑、黄色といった信号機のようなトリコロールから、徐々に黄色を中心とした「治癒過程の色」(医者やマッサージャーが仰るには、ということですが)になっている模様。

経過良好と言ってよいものかどうかはわかりませんが、水前寺清子が歌うところの「三歩進んで二歩下がる」という状況には到達しているのかと...

 

 

今日(9/30)はお昼に、かなり前から決まっていたライブ用のリハーサルがあり、メンバー5人が台風の予兆がある中、“スタジオ我が家”に駆けつけてくれました。

もちろん、まだ楽器を演奏するには至りませんので、かわもとは歌うことに専念しておりましたが、そのお陰でメンバーの演奏に耳を傾けることも出来て、成果があったかなぁと。

さぁ、10/2(火)からはいよいよリハビリ開始となります。

この骨折日記が早く終わることを祈っていて下さい(^^♪

 


#5 骨折日記その4
 
2018.09.27up
 


右上腕骨折後1週間。

Facebook、メール、LINEその他でたいへん多くの方々から心温まるメッセージを頂きました。

この場を借りて御礼申し上げます。

9/24から予備校業務に復帰しました。

例の「骨折中。触らないで」の告知版をぶら下げていると、膨大な数の生徒たちが「それってフリですよね?」と爆笑しながら尋ねる。

中には「写真撮らせて〜」などと面白がる子もいたり。
(掲載写真は本人たちの許可をもらって載せました)

ま、深刻にならないでもらいたいというメッセージなので、全く嫌ではありませんが(^^♪

問題があるとすれば、内出血がさらに広がって、皮膚が紫というよりは黄色に近い色になりつつあり、痛むということと、発熱がずっと続いているということでしょうか...

で、今朝(9/27)病院で再度レントゲンを撮った結果、従来の方針通り、「手術せずに骨がくっつくのを待つ作戦」で行くことに最終決定。

来週から少しずつリハビリを開始することとなりました。

 


まだ楽器を弾くのは難しいですが、左手だけで出来るDTM(Desk Top Music)の打ち込みで、既にある程度収録してある楽曲にちょっと音を足したり引いたりする作業にトライしてみました。
(かわもと的には「ケバ取り作業」と呼んでいます)

12弦ギターのリフを8小節分考えて、放り込んだだけですが、我ながら結構感動しました。

それがこの曲です。

 kawamotohironobu.com/songs/happybirthday.mp3

タイトルが「Happy Birthday」というのは、やや皮肉にも感じますが…(笑)

11/11のライブ会場にて、この曲を含む新作CD『オールドルーキー』が販売されますので、かわもとを助けると思ってご購入下さいませ。

 


#4 骨折日記その3


2018.09.24up
 
右上腕骨折後4日。

いろいろな人の優しさが身にしみます...

いよいよ明日(24日)から予備校の授業を再開することに。

もちろん板書は出来ないので、ホント生徒たちには申し訳ない。

しかし、その申し訳なさ以上に、人混み・人口密度の高い場所が恐くてたまりません。

だって、ちょっと触っただけで悲鳴をあげるほど痛いわけです。

道端で人とすれ違う時の恐怖を生まれて初めて体験中です。

で、念のため、写真のような「告知板」を被って仕事をすることに。

フリではなくマジなのが、うちの生徒たちに伝わるといいけど...
 


#3 痛いんですけど(泣) 骨折日記その2
 
2018.09.22up
 
さて、骨折のその後ですが、21日夜になって右上腕部が紫っぽく腫れてきました。

明らかにおかしな色になっており、肘から先もちょっと痺れるようになってきました。

処方された痛み止めの薬も呑んではいるのですが、骨折直後よりもさらに耐え難い鈍痛に苛まれております。

ボーカルだけなら録音も可能かと思っていましたが、骨折由来と思われる発熱も伴っており、簡単に事が運びません。

いつも使っていたカミソリでは髭も剃れないので、致し方なくAmazonで2万円もする電気シェーバーを買うことに...

 

痛み、不便さ、恐怖心(道を歩いたりしている時に、人とぶつかりはしないかと恐ろしいわけです)といったものに加えて、経済的な損失までとは...トホホ

というわけで、ボーカルの録音は今のところ1mmも進んでいません。

ご容赦を(^-^;

 


#2 誕生日と悪夢の骨折

2018.09.21up

9月17日、誕生日を迎え、めでたく58歳となりました。

Facebook、メール、LINEなどでお祝メッセージ下さった多くの方、ありがとうございました。

ワンマンライブ#10『58歳。オールドルーキー』の名にふさわしい年齢であり、これを機に“柔軟体操”を始めるという、決意に満ちた(どこが)一日だったわけです。

「三日坊主にならないようにしないとなぁ」と思いつつ、どうにか三日やり続けた19日のことでした。

夜半、ちょっとほろ酔いの状態で自転車(これも長らく前輪がパンクしていて乗れなかったのを、自らの誕生プレゼントとして修理したばかりだった)に乗っていたら、前方から車が来たので、避けようとしたその瞬間です。

私と自転車は無残にも転ばされ、咄嗟に右手をついた私の右肩付近に激痛が走りました。

どうにか帰宅後、救急外来で茅ヶ崎市立病院へ行き、レントゲンを撮ると

 

いやぁ上腕がキレイに折れてますねぇ。手術が必要かどうか、明日朝イチで来て頂いて、整形外科の専門の先生に診て頂きましょう」

その女医さんの性格なのか、極めて明るく言われ、その場は帰りました。

その時既に午前3時を過ぎており、もらった痛み止めの薬を呑んでも痛みは治まらず、とても眠れそうになかったので、「どうせならこの状況をなるべく楽しんでやれ」と思いたち、三角巾で腕を吊っている写真などを撮って気を紛らわせていました。

20日朝、整形外科の先生はこともなげに

「まー手術はいいでしょ。ただ、ギブスとかできない場所だから、骨が固まるまで2〜3週間は腕を布で吊っているだけだから。そこからまた2〜3週間リハビリね。楽器の演奏とか板書?ま、5〜6週間はムリでしょ

 

だいぶ困りました。

ライブに向けても、予備校講師としての仕事にも強烈な影響は出るかと予想されますし、そもそもの日常生活にも多大なる支障が出ています。

パソコンのキーボードやスマートフォンは左手だけでもどうにか操作可能なので(時間は異常に掛かりますが)、このレベルの発信は出来そうですから、気晴らしのためにも更新して、今どんな状況なのかはお知らせしていこうと思っています。

既に、ずっと腕を吊っているため、それを支える首が尋常ではない痛みを伴っていることを告白しておきます…..(泣)

ちなみに、誕生日を機に始めた柔軟体操が文字通り「三日坊主」で終わったのは言うまでもありません(-_-;)

 


#1 ご挨拶
 
2018.09.12up
 
ついに自らの名前を冠とするウェブサイトを立ち上げるに至りました。

2ケ月後の11月11日(日)に藤沢ライブ館に於ける「かわもとひろのぶワンマンライブ#10 “58歳。オールドルーキー”」を控え、様々なものを一度見直してみよかと一念発起して、これまでのサイトを一新することとなりました。

このページは旧「管理人ゆるゆる音楽日記」を引き継ぐ形で、かわもとの音楽観やその他諸々について発信させて頂くことになろうかと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

さて、そのライブ#10では、二十代前半に都内で行われていたかわもとライブに足繁く通っていた、直木賞作家の重松清氏をトークゲストに迎えることになりました。
※重松清Wikipedia

かわもと作品がのちの重松作品にどれほど影響を与えたか、また、かわもと最新楽曲でどれがお気に入りか、といったことについて熱く語る予定となっています。
(あくまで予定ですが)

このタイミングでかつて重松氏が聴いていた楽曲をアレンジし直したり、このライブに向けての“重松清に捧げる新作”を創ってみたり...
(中身はまだ秘密です(^^♪)

ライブ用リハーサルも9月9日より始まりました。

そして、ライブチケットもいよいよ販売開始となりました。

我こそは、と思われる方は下記アドレスにメールを頂くか、何らかの方法でかわもとまでご一報下さいませ。

  ticket@kawamotohironobu.com

今後、このサイトを通じて、ライブ情報だけでなく、だいたい週1回は様々なことを発信してゆく所存です。

是非、ぶらりと立ち寄って頂ければ嬉しいです。

 
 

旧「管理人ゆるゆる音楽日記」は以下からお読み下さい
 
180427 #56 かわもとひろのぶライブ#9 満員御礼ご報告 180409 #55 ついにYouTubeデビュー!?
180407 #54 4/12(木)黒木ちひろさんとJ:COM湘南「デイリーニュース」にて生演奏
 180325 #53 4/22(日)かわもとひろのぶワンマンライブ#9『漕ぎ出す57歳』
17111 #52 かわもとライブ アンケート結果と今後への意気込み 171106 #51 かわもとひろのぶライブ#8『泣けるほど,夕陽』無事終了
171022 #50 10/21(土)湘南スタジオオープンマイクに思わず出演  171007 #49 悶絶の日々を超えて
170918 #48 自分と対話した一日 170903 #47 かわもとサポートメンバー仁多理恵(バイオリン)出演コンサート告知
170811 #46 かわもとひろのぶワンマンライブ#8『57歳。泣けるほど,夕陽』告知
170506 #45 同〜後編〜  170501 #44 かわもとひろのぶライブ#7『僕の中にいる少年』無事終了〜前編〜
170427 #43 雨にも負けず、湘南祭にも負けず、ポールにも負けず  170405 #42 4/10〜14 J:COM湘南『湘南人図鑑』に出ます
170309 #41 ライブ#7『56歳。僕の中にいる少年』チケット販売開始 170211 #40 かわもとひろのぶライブ#7 ちらし出来ました
170205 #39 『キッチン馬鈴薯』漫画版が「思い出ごはん大賞」に掲載されます
170122 #38 ヤノヨシヤさんライブレポート再び! 161222 #37 今年の演奏納め 12/22 於:鎌倉プリンスホテル
161118 #36 ファンクラブ会長からの熱血ライブレポート 161116 #35 たくさんのお客様,ご来場ありがとうございました
161111 #34 最終リハーサル終了。ライブ会場で会いましょう! 161107 #33 新作CD『日々是黄昏』出来ました!
161028 #32 JCOM湘南『デイリーニュース』で歌ってきました 161023 #31 JCOM『デイリーニュース』 演奏曲決定!?
161002 #30 J:COMテレビ『空から紀行』と『デイリーニュース』に出ます
160930 #29 我が友に贈る新曲『スタートライン』 160918 #28 ライブ『日々是黄昏』チケット絶賛在庫中!
160901 #27
ライブ『日々是黄昏』チケット前売り開始記念 160813 #26 『日々是黄昏』チラシ・チケット原稿出来!
160808 #25 ワンマンライブ#6 告知 160530 #24 CD売上82,738円を「くまもとエンタメ支援金」に送ります
 160424 #23 ライブ@スタディオ・ベルソー ご来場ありがとうございました
160422 #22 4/23ライブでのCD販売売上を熊本地震被災地に送ります
160418 #21 レディオ湘南 ヤノヨシヤ「オトでつながるキミとボク」 に出演しました
160416 #20 ライブ初披露の新曲紹介2『いとでんわ』 160411 #19 ライブ初披露の新曲紹介その1『ポール・ハリスへの手紙』
160329 #18 『キッチン馬鈴薯』ついに漫画化&全国発売 160314 #17 ヤノヨシヤさんのライブプチレポート
160220 #16 珍品発見! 160219 #15 単独ライブちらし出来! 160207 #14 4月23日(土)ライブ告知
151123 #13 11/22ライブ報告@大塚welcome back 及び ラジオ・テレビ番組につきまして
151116 #12 あざみ野「ジャングルポケット」ライブ報告
151110 #11 【緊急告知】かわもと楽曲 ついにテレビ進出 〜J:COM「空から紀行」〜
151030 #10 =告知=かわもとソング,レディオ湘南で流れる(予定)
151015 #9 2015.10.10ライブ『55歳の午後』@なんどき牧場 ご報告と御礼
151008 #8 ライブチケット完売。今回もありがとうございました! 150920 #7 ラグビー日本代表,W杯で強豪南アフリカに勝利
150820 #6 懲りないおじさん,4度目のライブ決行 150405 #5 格闘する54歳 150228 #4 4か月ぶりに更新します
141103 #3 SOLD OUT! 141013 #2 なんとなくライブ演奏曲が決まりました 140929 #1 表現者として 「2014.11.15ライブ告知」

 



#56 かわもとひろのぶライブ#9 満員御礼ご報告&アンケート結果
 <やや長文>
 
2018.04.27up
 
4月22日、茅ヶ崎駅北口エメード沿いの湘南スタジオにて、かわもとひろのぶライブ#9「漕ぎ出す,57歳。Revolution No. 9」が無事終了しました。

単独ライブ史上最大のお客さんに来てもらい、たいへん幸せでした。

この時期としてはかなり暑い1日でしたが、熱中症を起こす人もなく安心しました。

また、私自身もぎっくり腰の兆候があり、ずっと立っての演奏はかなり危惧されましたが、どうにか大丈夫でした。
(但し、左足中指と左手薬指は激しくつりましたが...)

今回のライブは茅ヶ崎テレビさんの全面的なバツクアップを頂き、初めての試みとして

@茅ヶ崎在住の若手シンガーソングライター(Densonくんと黒木ちひろさん)とのコラボ
Aインターネットテレビによる生中継
BプロのPAエンジニア(小林真大さん)によるミキシング

を実施してみました。
 

 

 
茅ヶ崎テレビさんのサイトからかわもとひろのぶライブ#9の始まりから終わりまでを見ることが出来ます[リンク先は こちら
動画がやや重いので、開くまでに少し時間が掛かることもありますので、ご了承を
 
 
 
Densonくんとは『相模線旅情』、黒木ちひろさんとは『Goodbye Mr. スローバラード』をコラボさせてもらいました
 
 
さらに言えば、茅ヶ崎テレビさんで作って頂いたYouTube動画(ライブ宣伝用)も初めてでしたし、4/12(木)ゲストの黒木ちひろさんと二人でJ:COM湘南「デイリーニュース」で『Goodbye Mr. スローバラード』をデュエットしたのも初めてでした。
 
4月12日(木)J:COM湘南「デイリーニュース」の映像より
 
今回のライブは「次回が第10回の節目になるから、ここで思い切った冒険もして、試行錯誤しておこう」という気持ちが強かったと言えましょう。

それでも、プロデューサーを務めて頂いた茅ヶ崎テレビ総帥の藤川忠彦さんから提案された「路上ライブ」にまでは手が回りませんでした。

演奏曲の音源を作り、メンバーとリハーサルで擦り合わせをし、新作CD『漕ぎ出す』用の録音をし、Facebookなどの媒体やメールその他のツールでの集客をし、当日配布する印刷物を作成し....

気が遠くなるような作業を必死にこなして、当日を迎える頃には既に疲労困憊。

でも、とても楽しかった。

たぶん、自分の存在意義を賭して準備してきたから。

まさしくもって『スタートライン』の歌詞のように

「諦めという文字は僕の辞書にはない あの時消したんだ そして 待ち伏せる試練にも打ち克ってみせるから ずっとそこで僕を見ていて」

というピュアな気持ちでした。

楽器の弾き間違い、歌詞の歌い間違いはもちろんありました(笑)
(歌詞カードを見ているにも拘らず、です)

諸々ご容赦下さい。
 

 
 
さて、最近では恒例となった「ライブでよかった曲アンケート」ですが、今回もまた、予想を覆す結果でした。
(ゲストとのコラボ曲である『相模線旅情』と『Goodbye Mr. スローバラード』はアンケートには含まれていません)
 
〜アンケート結果のご報告〜
 
  1位 約束の歌(2017年作品)
  2位 キッチン馬鈴薯(2015年作品)
  3位 桜の花が咲く頃に(2016年作品)


  4位 父娘日和(2017年作品)/5位 京浜賭博地帯(1988年作品)/
  6位 モザイクの町(2018年作品)/7位 ひまわり通信(2017年作品)

 
 
前々回は『桜の花が咲く頃に』、前回は『キッチン馬鈴薯』がトップでしたが、今回はその2曲を押えて『約束の歌』がナンバーワンとなりました。
(『キッチン馬鈴薯』とは1票差、『桜の花が咲く頃に』とは2票差)

この曲は昨年春に完成し、今回のライブで3度目の登場でしたが、これまでは上位7曲に入ることもなく、今回も『愚か者のバラード』からの連続だったこともあり、MCでも全くこの曲に触れていなかったので、上位に来ることすら予想できなかったわけです。

もちろん、作った時には「オレはこの歌を作るために生まれたのかもしれない」と思いつつ、ほぼ全ての作品が出来上がるわけですが(笑)、この『約束の歌』も例に漏れず、推敲段階で極限まで贅肉を削ぎ落して完成した時の達成感は半端ではありませんでした。

ま、歌の内容は「しがない歌うたいが好きな女性のために歌を作るが、その歌が出来上がった頃には相手が冷めてしまっている」という、かわもとソングにはありがちな風景ではありますが...

かわもとバンドでシンセサイザーを担当する小貫ますみ嬢は、この歌がかわもとソングの中で一番好きだと言っておりました。
もしかしたら、こういう歌を好きな人もいてくれるのね、と安堵した次第です。

そして、ちょっと嬉しかったのは新作の『モザイクの町』が6位に入ったことです。

構想30余年。
その世界観が定まるのに、異様とも言える歳月を要した作品なので、何かが伝わったならよかったなぁと。

出だしの「無口な男とよく笑う女 巡り会う因果律 モザイクのこの町」という歌詞とその部分のメロディ、及び“核ボタンが押されたあとの世界で巡り会う二人が新たな世界を創る”という物凄く大雑把なデザインだけが30年以上前から存在していました。

その中身は、ある高校の入口前で自分が勤める予備校のビラ配りをしている際に急に思いついたものでした。

ビラを配りながら、持っていたスマホのメモ機能に歌詞を書き留めました。

一昔前なら、筆記用具のない場所では必死に覚えるという作業をしたものでしたが、うんざりするくらい便利なツールも増えましたね。

「僕の名はアダム 彼女の名はイヴ 巡り会う因果律 モザイクのこの町」という歌詞をはめ込んだ時、この曲は絶対いい曲になると確信しました。
(あくまで個人的感想ですが)

さあ、これから第10回ワンマンライブに向けて、いろいろとアイデアを構築していきたいと思います。

既にいくつかの構想はありますので、実現出来そうなものは順次このサイトやFacebookで発表してゆきますね。

 
 
 

かわもとひろのぶワンマンライブ#9 「漕ぎ出す,57歳。Revolution No. 9」セットリスト
 
【第一部】
@You are my musician Aひまわり通信 Bセブンスターの箱が空になるまで CB side Love
D桜の花が咲く頃に EYesterday物語 F叫び

【第二部】
Gスタートライン H京浜賭博地帯 Iモザイクの町 J愚か者のバラード
K約束の歌 Lキッチン馬鈴薯 M父娘日和

【アンコール】 紙飛行機のラブレター
 
 
4月22日発売 新作CD『漕ぎ出す』 収録曲
 
 @叫び

 Aモザイクの町

 BYou are my musician

 Cスタートライン[rearrange版]


 どうしても入手したいという方は、何らかの方法でかわもとまでご一報下さい。
 
 郵送も可能ですヨ(^^♪
 


#55 ついにYouTubeデビュー!?
 
2018.04.09up
 

4/22のライブ告知動画を茅ヶ崎テレビさんが作ってくれて、現在YouTubeで見ることが可能です。

映像の中で『相模線旅情』『Goodbye Mr. スローバラード』『父娘日和』『ひまわり通信』が流れます。

たったの2分間なので、何かのついでにご鑑賞あれかし(^^♪
 


さて、ライブが段々と近づいて、いよいよセットリストもほぼ決まりました。

音楽活動に復帰した2014年以降、少しずつ作品を作ってきて、ライブで演奏する楽曲のうち、半分以上が2014年以降の作品となっています。

それで、ちょっと悩むことも多くなりました。

必然ではありますが、20世紀に作った曲がライブのラインナップから少しずつ消えてゆくという現象が起こります。

もちろん新しい楽曲は「作りたい」という意志があって生まれてきたものですから、聴いてもらいたいわけですが、かつて作った楽曲たちにも同じことが言えるわけで、セットリスト設定の際、自分の中の気持ちのバランスを取るのが難しくなってきました。

なので、最近のライブでは主に1980年代に作った楽曲で、これまであまり陽の目を見ていないものを敢えて取り上げることで、バランスを保とうとしています。

前回のライブで言えば『みゆき』『てんびん座の女』『異国の友』『宴の前夜』といった楽曲がそれに当たります。
(今回のセットリストからは全て漏れてしまっています...)

今回は『叫び』という曲(1981年作成)を歌おうと思います。

この曲の歌詞に“誰かの心に影を落としていたい 死ぬためばかりに生まれてきたわけじゃない”という一節があります。

自分が音楽をやる意味がわずかでもあるとすれば、これこそが原点なのかと思います。

ライブのちらしに毎回【あなたの心に突き刺さりたい】と謳っていますが、それはそういうことだったのです。

ま、ちょいと暗めの歌ではありますが、けして絶望的な歌でもありませんので、目を閉じて私と繋がって下さい。

 
 


#54 4/12(木)黒木ちひろさんとJ:COM湘南「デイリーニュース」にて生演奏
 
2018.04.07up
 
いよいよあと2週間あまりに迫ったかわもとひろのぶライブ。

その前宣伝も兼ねて、標記番組に黒木ちひろさん(4/22ライブのゲスト)とともに出演させてもらうことになりました。

演奏楽曲は『Goodbye Mr. スローバラード』

ご存じの方はよくご存じの“中森明菜のために作った”歌。

黒木さん曰く「中森明菜にはなれませんが、黒木ちひろ風で歌わせて頂きます」とのことです。

楽しみです(^^♪

◆2018.4.12(木)18:00〜18:20
 ※21時と23時に再放送
◆J:COMを直接視聴出来ない方はJ:COMアプリ“ど・ろーかる”にてスマホ等で試聴可能です
 https://www2.myjcom.jp/special/dolocal/


ちなみに、黒木ちひろさんのオリジナル曲映像は以下からどうぞ

https://www.youtube.com/watch?v=c0BLcYeBiOk&feature=youtu.be

で、実は出演前日が初めての二人でのリハーサルなので、現時点ではどんな演奏になるのか想像も出来ません(^^ゞ

ま、適切に頑張ります(笑)
 
2月に「茅ヶ崎生テレビ」でご一緒させて頂いた際の黒木ちひろさんの写真
 
『モザイクの町』という楽曲が出来上がりました。

この楽曲は「巨大な権力を握る個人・組織により核ボタンが押されたあと、世界が再び始まるまで」をテーマとしていて、実は30年以上もそのタイトルと世界観を温めていた(というか、作品に至らしめるモチベーションがなかった、というのが正しいかも)のですが、昨今の世界情勢にちょっとした恐怖を覚えたことをきっかけに、“どうしても作り上げなければ”と思った次第です。

しかし、30年以上眠ったままであった作りかけの作品が、簡単に仕上がるほど甘くはなく、「もうすぐ出来上がりそうなのに、なかなか出来上がらない」とじりじりしながらの約1週間。

ツラいけど、至福の時間を過ごし、遂に楽曲の完成に至りました。

何かを世に送り出すというのは、大変ではありますが、ものすごい自己満足感があるものですね。
(聴いた人が満足するかどうかについて、責任は取りかねますが...)

早速4月22日(日)のライブでも演奏する予定になっています。

予習されたい方は是非こちらをお聴き下さい。⇒モザイクの町(仮録音)

冒頭に核実験の効果音が出て来るので、びっくりしないようにして下さいね(笑)

 
ちなみに、4月22日のライブチケットは売るほど余っていますので、万一お越しになりたいという奇特な方は、かわもとまで何らかの方法でご一報を(^^)/

メールは kawamototaicho@gmail.com 宛によろしくお願い致します。
 
 


#53 4/22(日)かわもとひろのぶワンマンライブ#9『漕ぎ出す57歳』 告知
 
2018.03.25up
 

4ケ月ぶりの更新になりますか...

いよいよ恒例のかわもとひろのぶワンマンライブ#9が1ケ月後となりました。

今回は『漕ぎ出す57歳。Revolution No. 9』と題しまして、新旧楽曲を織り交ぜ、“あなたの心に突き刺さる”ライブにしたいと考えています。

◆4/22(日)16:20開場 17:00開演
◆場所 湘南スタジオ ※茅ヶ崎駅北口 エメロード沿い エメラルドプラザ3F
 0467-86-4466  http://www.shonan-studio.com/
◆チャージ \3,000[税込・全席自由・ドリンク別]

今までにない試みとして

@インターネットテレビ「茅ヶ崎テレビ」とのコラボ

A地元茅ヶ崎の若きシンガーソングライターたちとのコラボ
Denson 17:00〜 黒木ちひろ 17:30〜 かわもと 18:00〜

を用意しています。

@について
既に2月には、茅ヶ崎テレビの『茅ヶ崎“生”テレビ』にも前振りで出演させてもらいました。
そして、今回のライブプロデュースを茅ヶ崎テレビの総帥・藤川忠彦さんにお願いして、大小様々な初の試みをやろうと思います。

Aについて
茅ヶ崎・湘南を軸足に活動する若手のシンガーソングライター2人には、自作曲に加えて、それぞれかわもとソングを1曲ずつ歌ってもらう予定です。

@Aいずれについても、詳細未定なところがありますので、わかり次第このページで紹介させてもらいますね。

ちらしはオモテ面の写真を茅ヶ崎在住の朝倉誠さんに拝借しました。
また、ウラ面には友人で直木賞作家の重松清氏が熱筆をふるってくれましたので、是非一読されてみて下さい。

ちなみに、チケットは現在絶賛在庫中(泣)

皆さん、是非友人・知人・愛人をお誘い合わせの上、お越し下さいね。
行ってみようかな、という方は kawamototaicho@gmail.com 宛にご一報下さいませ。

「来てよかった」と思って頂けるライブにするよう、適切に頑張ります。

 
 
 


#52 かわもとライブ アンケート結果と今後への意気込み

 
2017.11.11up
 
11/4(土)スタディオベルソーライブを終えて1週間。
ようやく少し落ち着きました。

そして、会場で取らせてもらったアンケート(ライブでの演奏した17曲中、好きな楽曲を5つまで書くという方式)の結果集計も出ましたので、報告させてもらいますね。

1位 キッチン馬鈴薯<2015年作品>
2位 桜の花が咲く頃に<2016年作品>
3位 スタートライン★<2016年作品>
3位 京浜賭博地帯<1988年作品>


5位 父娘日和★<2017年作品>  6位 Yesterday物語★<1977年作品>
7位 ひまわり通信<2017年作品> 7位 相模線旅情<2017年作品>

(★はアンケート上位初登場。3位と7位は同票数)

アンケートへのご協力ありがとうございました。

ちなみに、前回(2017年4月29日@虎丸座。演奏楽曲数は今回同様アンコールを含めて17曲)の順位は

1位 桜の花が咲く頃に  2位 キッチン馬鈴薯
3位 相模線旅情      4位 京浜賭博地帯
5位 ひまわり通信     6位 紙飛行機のラブレター
7位 希望の船出      8位 Oh My Friend

でした。

上位初登場の曲について

3位『スタートライン』
アレンジを変え、ニューバージョンでお届けする初回だったので、反応が気になりましたが、ご好評を頂いて嬉しいです。
また、この歌のモデルとなった高橋清悟くんが初めてライブでこの歌を聴いてくれて、何となく約束を果たせた感じもしました。
「諦めという文字は 僕の辞書にはない あの時消したんだ」という歌詞に感動しましたという言葉を複数の人から頂き、こちらが感動しました。

5位『父娘日和』(おやこびより)
ある意味で同世代のおっさんたちへの応援歌でもあり、“理想の娘”(笑)を願う歌でもあります。
若い世代にはウケない楽曲かもしれませんが、最早そこは私のターゲットではないという確信もあり...
長い歌なのに(『桜の花が咲く頃に』も同様ですが)、 皆さんよく聴いて下さり、本当にありがたいです。
何人かの方から「聴きながら泣いた」というコメントを頂き、この歌を作ってよかったなぁと。

6位『Yesterday物語』
40年前に作った曲を、57歳になっても歌える喜びを感じます。
「いつかビートルズがクラシックと呼ばれるようになるまで 二人で聴き続けようと レコードを抱えてソファーに寝転んだね」 という冒頭の歌詞は今考えると予言的ではありました。
これからも、高校時代に作った曲を時々ライブでも歌いますので、お楽しみに。

こうしたアンケートに於ける順位は、聴く人の楽曲そのものへの愛着はもちろんですが、ライブでのMCによっても結構左右されるのかもしれません。
いずれにしても、大いに参考とさせて頂き、これからのライブや録音作業への糧としていく所存です。
 

ライブアンケートに多大なるご協力をありがとうございました
 
 
予備校での現役の教え子たちが作ってくれた応援うちわ。感動しましたが、造りがやや雑であることは否めません(笑)
さて、これから年末年始に向かい、いろいろ慌ただしくなりそうですが、その中でも、どうしてもやりたいことがいくつかあります。

@新曲を完成させる
現在作りかけの歌(楽曲の一部分だけの詞とメロディーが出来ている、メロディは出来ているが詞の世界観が構築されていない、など)が相当数あるので、そのうちのいくつかは完成させたいなぁと。
全く新しい歌も作りたいです。

A新しい録音用音源ソフトを使いこなす
そして、その新作を録音するのに、新たに導入した音源ソフトやエフェクタを使いこなしたいとも願っています。
特にDTM(デスクトップミュージック)では最も難しいとされるギター音源のソフトを使いこなせるようになるのが最大の目標です。
頭の中に浮かんでいるギターフレーズを思い通りの音で鳴らせると、曲作りのイメージや作り方そのものも広がると確信しています。
ただ、とにかくそういった類のことをやるのに、時間が掛かるタイプなので、というか、音楽知識そのものが“まだら”な状態なので、実戦的に使ってみつつ、理論も構築していこうかと。
人間いくつになっても勉強ですなぁ(笑)

Bコード理論の再認識
思うがままに曲作りをしていると、どうしても自分の好みの「型」に嵌ることが多いので、意識して「こう展開したらどうなのかな」とか「こういうコード運びだと聴こえ方がどう変わるかな」といったことを考えるようにしています。
特に、さりげなく転調するテクニックを身につけようと密かに画策しているところです。
(公表してしまえば、ちっとも「密か」ではありませんが...)

C「歌う」ことについて、少しだけこだわりを持つ
何度か口にしていることですが、かわもとひろのぶ本人の中では「シンガー」と「ソングライター」との比率が3対7くらいだとずっと考えてきたわけです。
自分よりうまく歌ってくれる人がいれば、歌はその人に委ねて、自分は作る側でいたいと願っていると言いますか...
ですが、『Goodbye Mr. スローバラード』を作ってから35年間、中森明菜に歌ってもらえないという非情な事実を鑑み、自分の歌唱スキルをもう少し上げる必要があるかも...と考えています。
それには発声法についても、もう一度自分の声質に合ったものを正しく取り入れたいと、日頃の練習でも取り組んでいます。

D録音にも注力する
@〜Cを少しずつ全体的にアップさせて、脳内で鳴っている音で表したいなぁ。
そして、1980年代を中心に作った楽曲たちに、今一度強い力を与えることと、新しい楽曲たちには自分の持つあらゆるスキルを惜しみなく投入して、録音作業にも時間と労力を割きたいと思っています。

Eついに映像とのコラボを考える
もうずっと前から、かわもと楽曲と映像のコラボについては考えていましたが、一歩踏み出そうかと。
既に試験的に『桜の花が咲く頃に』などで、映像もつけてみましたが、まだこなれていない印象です。
何でも自分で出来るわけではないので、そういうことに秀でた人と一緒に作っていけたらと願っています。
誰か手を挙げませんか?(結構マジ)
 

 
 
シンガーソングライターとして、@の「楽曲作成」とCの「歌う」以外を斬り捨てて活動を継続するというのも一つの手でしょうが、自分としては“よりImagine & Create”的な方を常に選んで生きてきたつもりなので、ABDも含めて頑張りたいと思います。
(ちなみに私の座右の銘は二十歳の頃からずっと“Imagine & Create”です)

もちろん、よい楽曲を作るためには、そうした実働を伴う作業も不可欠ですが、日常生活の中の些細な出来事をいかに切り取るか、また、映画や本、他の人たちの音楽などから刺激を受けることも必要だと、常日頃から感じています。

特に最近はライバル(?)重松清の作品をじっくり読む機会がなかったので、彼の作品からいろいろな絵を想像してみようかと。

彼は「古本屋で買ったり、図書館で借りたりせず、お金を払って買って」と切望しているので、そうしようかと思います。

それが作者へのリスペクトでしょうし、自分のCDを買ってくれる人がいたら、めちゃめちゃ嬉しいですもんね。

 
ライブ後、季節外れのガリガリ君ソーダを食べてみて、びっくり。
「1本当り」が出ました(^^♪

これはミュージシャンかわもとひろのぶへの後押しと都合よく解釈して、音楽に取り組んでみますね。

 


#51 かわもとひろのぶライブ#8『泣けるほど,夕陽』 無事終了
 
満員御礼。ありがとうございました & ファンクラブ会長の熱烈ライブレポート
 
2017.11.6up
 
スタディオベルソーへ本当にたくさんの人においで頂き、楽しく過ごさせてもらいました。

今回は、ライブ1ケ月前に突如会場変更を余儀なくされるという経緯もあり、そのことを告知している時間があまりなかったので、お客さんが集まってくれるかどうか、心配もありましたが、天気にも恵まれ満席となり、たくさんの人たちに聴いて頂けて嬉しい限りです。

東京・埼玉・千葉・静岡といった遠方よりおいで頂いた方々もいて、本当に感謝致します。

会場を間違えて、江の島方面へ行かれた方がいなければ幸いです。

また、前回に引き続き、後援頂いたJ:COM湘南様・栄進予備校様、ありがとうございました。
是非、次回もよろしくお願いします(^^♪

江ノ島の虎丸座が使えないということになって、代わりの場所・日時・演奏メンバーを再度1から考え直さなければならない状態になった時、絶望的な気持ちにもなりましたが、「転んでも絶対にタダでは起きない」と心に誓い、スタディオベルソーライブへと漕ぎつけました。

そのプロセスで、サポートメンバーが皆、「どういう形ででもライブをやろう」と励ましてくれたことが、もしかすると一番嬉しかったことかもしれません。

また、会場では前回に続き「好きなかわもと楽曲アンケート」を取らせて頂きました。

その結果は近日中に書かせて頂きますね。

ひとまずお礼と、ファンクラブ会長・為本雄司氏の「熱烈ライブレポート」をお届け致します。

次回ワンマンライブは来年4月の予定です。

もしかすると、それまでの間にもう少し小規模なライブもやるかもしれませんので、決まり次第また告知させてもらいますね。

 
アンコール「みゆき」演奏風景
  
穏やかな秋晴れに恵まれ、たくさんのお客さんにお越し頂きました
  
サポートメンバーに恵まれ、このライブに辿り着けたことを誇りに思います
 
かわもとひろのぶライブ#8 『泣けるほど,夕陽』 セットリスト
 
<第一部>
ひまわり通信/異国の友/古いラブソングは似合わない/Goodbye Mr.スローバラード/
Yesterday物語/桜の花が咲く頃に/僕等について

<第二部>
スタートライン/てんびん座の女/父娘日和/約束の歌/相模線旅情/京浜賭博地帯/
キッチン馬鈴薯/宴の前夜

アンコール
みゆき/You are my musician

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 
かわもとひろのぶ Liveレポート 2017年11月4日@茅ヶ崎スタディオベルソー

by ファンクラブ会長・為本雄司
 
かつて井上陽水が「50歳を過ぎるとこの先どんなことがあるかよりもこれまでどんなことがあったかの事象の方が圧倒的に多くなって、常識的には自分が一番輝いていた頃を振り返ることが嬉しい年代にさしかかってきている」と語っていました。

懐しむという心理は確かに過去を追う心の作業に違いないのでしょうが、その作業現場である ひとり海を見たり、雑踏を歩いたり、友達と会話したり、ライブでメロディーに浸ったりというそれぞれの時間は また自分の中の新たな1ページでもあって、今日一日もささやかでもそんな大切な時間だったように思います。

今日何より嬉しかったのは かわもとさんがご健在のご両親を会場に招かれていて、お父さんとお母さんの心の中にも新たな1ページが加わったであろうこと。兄妹からご両親への最高のプレゼントだったと思います。親孝行、立派ですね。


1曲目 ひまわり通信

終の棲である施設の窓から一人眺める景色というモチーフ。シチュエーションはやや違いますが比較的早く両親を亡くした私も、切り取られた病棟の窓景色に多くを感じ学んだ記憶があります。安らぎや幸せは結局その人の気持ちの持ち方次第。ひまわり通信は向き合うテーマが重たいのでそこだけひとり歩き・・と思いきやメロディも素晴らしく、会場でのアンケートではこの曲に1票投じました。

3曲目 古いラブソングは似合わない

古くとも聴く度に新鮮な不思議な一曲。マーチンさんのギターのフレーズと音色が素敵でした。マーチンさんがギブソンのギターを弾くと少しややこしいですが、ギブソンを弾いていたのはかわもとさんでした。

4曲目 Goodbye Mr.スローバラード

岩佐さんとの禁断のオッさん男性二部合唱が青少年に悪影響を与えていないか疑惑はさて置き、やはりコンテストをこの曲で勝負していたら優勝した槇原敬之の「NG」と互角に戦えた、少なくとも票は割れたはず、と強く強く思うのです。槇原敬之のラブソングとも小田和正のラブソングとも違う、かわもとひろのぶのラブソング。今日改めてそう強く感じさせてくれたのは、シンセサイザーが素晴らしかった!ことで曲の雰囲気が一段と引き立ったからでしょう。中森明菜に届くと信じて?歌い続けましょう。

5曲目 哀愁の一曲、Yesterday物語。

時間のレールを過去から走る・・
70年代にレコーディングされていればそれなりのセールスがあったのではと思うくらい切なくもキャッチーなメロディ。高校時代になんとはなしに作って歌った曲をまさかこの歳になってまで。。素敵な展開じゃないですか。埋もれた実力派フォークソングだと思います。

7曲目 僕等について

バリバリのかわもと作品だと認めつつも、小田和正が歌っていたらミリオンセラーになったであろうと感じる一曲。タラレバには健全な類としみったれた類があると思いますが、しみったれを寄せつけないくらい説得力のある名曲でしょう。事前のハプニングでガラス窓越しに海の見える江の島の会場が使えなくなってしまったことがこの曲を聴く上では残念でしたが、不幸中の幸い、本日の音楽ホールの音響素晴らしく、目を閉じるとメロディに合わせて潮騒が聴こえるようでした。


8曲目 スタートライン

陸上競技とはもう駄目かもしれないとの思いが擡げる弱い自分と戦うスポーツかもしれません。陸上部主将経験を持つかわもとさんからの わかるぜその勇気、頑張れ!の一曲。中学・高校時代1,500M選手だった私もこの曲を聴く度、ラスト1周を告げる鐘の音がトラウマのように耳に響きます。

9曲目 てんびん座の女

余分な形容は要らないでしょう。
素晴らしかったです。この曲もシンセの効果が素晴らしかったですね。ピアノもいつものby本人ではなくby充代さんなので安心して聴けました(^^)。一音一音細かく使い分けられたピアニシモ、フォルテシモでグイグイ歌のシチュエーションに引き込まれました。バイオリンとギターが重なり消えて行くときの切ないモノトーン感。この曲を会場の若者がどんなふうに聴いたのか知りたいです。

12曲目 相模線旅情

ふと横をみたら リズムに合わせているのか、歌詞に頷いているのか、しきりにアゴを上下させながら嬉しそうに聴いている女性が何名もいらっしゃいました。ご当地ソングなんですね。埼玉県人にはややハードルの高い一曲です。

15曲目 宴の前夜

冬の風に雲はちぎれ悲しくもないのに涙が出て 終わるものと始まるもの、、
抒情フォークですね。きれいな心象風景です。結婚式の歌ということなどすっかり忘れて 冬になるとこの歌い出しだけを口ずさんでいることが時々あります。今年ももうすぐそんな季節です。

今日もキャパ100名程の会場で立見が危ぶまれるほどの盛況。

日常にまた新たな1ページをくださったかわもとさん、ご出演の皆さま、ありがとうございました。
 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 


#50 10/21(土)湘南スタジオオープンマイクに思わず出演
 
2017.10.22up
 

茅ヶ崎テレビの藤川忠彦さんに誘われ、湘南スタジオのオープンマイクで歌ってきました。

 ※茅ヶ崎テレビ https://www.chigasaki.tv/
 ※湘南スタジオ http://www.shonan-studio.com/

藤川さんとは以前からFacebookでは友達でしたが、9/29(金)に行われた茅ヶ崎ロータリークラブの行事である「茅ヶ崎市市政70周年&ホノルル姉妹都市締結3周年記念モニュメント寄贈除幕式」の際に取材に来られていた藤川さんを目ざとく見つけ(彼の髪の色が赤紫なので、すぐに認識出来ました)初めて直接会話した次第でした。

その後、自分の音源を聴いてもらったり、11/4のライブの会場の件などで相談させてもらっていました。

ちなみに、私は勝手に藤川さんに対して親近感を抱いていました。

というのも、私が初めて自分のメールアドレスを所有した時の管理会社が藤川さんが設立した“KIWIインターネット”というところだったからです。

kawamoto@m78.comというアドレスを使っていましたが、「m78.com」というのは言わずと知れたウルトラマンの故郷の星の名前です。

このドメインを取得した人は「先見の明と遊び心のある人」だと思っていたわけです。

その人がよもや同じ茅ヶ崎に暮らしていようとは思いもせず...

そんなわけで、茅ヶ崎北口エメロード沿いにある湘南スタジオでのオープンマイクに出掛けてきました。

演奏したのはピアノの弾き語りで「Goodbye Mr. スローバラード」と「異国の友」の2曲。
もちろん、初めての場所であるし、ほとんどの人は初めて会うという状況なので、緊張しましたが、楽しくやらせてもらいました。

余談ですが、私が初めてライブハウスに見知らぬ人のライブを聴きに行ったのは20歳の頃でした。
(それが一部でのみ有名な「いとでんわ」というわずか5坪のお店)

その際、ライブ出演者の演奏が終わると、ライブハウスのマスターがいきなり「お客さんの中で誰か歌いませんか?」という、ある意味無謀な誘い水に、連れていた“恋が芽生えそうな”女の子の手前、思わず歌ったことを思い出しました。
(もっと詳しい話は「出て来い!重松清」をご参照あれ)

あれは「オープンマイク」とは呼ばんのだろうなぁ...

正規の出演者には気の毒なことをしたような気もします。
だって、彼のギターまで借りて演奏したんだからね...

さて、私はオープンマイクの掟とかも全くわからないので、ひとまず他の演奏者の歌を聴いていましたが、そこでわかったことは「どうやら2曲交代」なのかな、ということと、湘南スタジオに来る人たち(演奏者側もお客として来る人も)はとても紳士的である、ということでした。

似たようなイベントはおそらく様々な会場で行われているはずですが、他の人が演奏している際に聴いていない人が多いところもあります。

あれはなかなか厳しいものがありますね。

私も何度か「全く演奏を聴かない客」の前で歌ったこともありますが、せつなく、気持ちの萎えるものです。

お客さんが少なくても、その人たちが聴いてくれるとしたら、演奏者も幸せな気持ちになれますもんね。

ま、それほど聴く気のない人をいかに聴きたい気持ちにさせるか、というのも腕の見せ所ではあるのでしょうが...
 

  
左からマナカマサのお二人、ワタルくん、デンソンさん
 

さて、私の直前に演奏したのは小学5年のワタルくん。
それでスピッツとか尾崎豊とかギターの弾き語りで歌うので、シブすぎて負けそう...

私は小学校5年くらいの時には変声期を迎え、人前で歌うなどというのは考えもしないし、流行歌の意味もほとんど理解出来ていなかったかと。

その他にも、親子ほど齢の離れたフォークデュオ「マナカマサ」さんはボーカルのマナカさんとその同級生の父親であるマサじぃさんの2人組。

「紙風船」(伝説のフォークグループ「赤い鳥」が分派したうちの1つ。「ハイファイセット」も素晴らしかった)の『冬が来る前に』など、選曲がモロに昭和。

真っすぐな声で沁みました。

歌心溢れるボーカルのデンソンくんはどうやら茅ヶ崎市立鶴嶺中学の後輩。
彼のような声質で我が拙曲『相模線旅情』が歌われたら、自分が歌うよりもいいよなぁ、などと考えつつ、聴かせてもらいました。

その他にも興味深いミュージシャンがいっぱい。
また折あらば伺わせて頂きます。

開場の湘南スタジオさんには11/4(土)のかわもとひろのぶライブのちらしを置いて頂いたり、貼ってもらったりして感謝の念に堪えません。
ありがとうございます。

ちなみに11/4(土)スタディオベルソーライブのチケットは絶賛在庫中です。
万一お越しになりたいという方は、私に何らかご一報下さいませ(^^♪

本日(10/22)はこれからライブのリハーサル予定ですが、台風の影響でどうなることやら...

茅ヶ崎に「避難準備」という告知がありました。
音楽やってる段ではないのかも...?

 


#49 悶絶の日々を超えて


副題 11/4(土)ライブ、茅ヶ崎駅南口スタディオベルソーにて代替開催
 
2017.10.07up
 
実は1週間ほど前に、地道に準備を重ねてきた「かわもとひろのぶライブ#8 @江の島虎丸座 57歳。泣けるほど,夕陽」が会場側の問題で開催不能なことが判明しました。

それはあまりにも唐突で、激しく動揺しました。

既にチラシ・ポスター・チケットは印刷&配布済み、サポートメンバーの都合も無理を言って押えてもらった上の話だったので...

そこから今に至るまで、様々な経緯があり、ようやく皆さんに日時を変えずに別の場所での開催する旨をお知らせできる状態になりました。
(詳しい経緯は興が乗ったらライブMCでお話します)

もう済んでしまったことなので、あれこれ言うのは精神衛生上もよろしくないですし、前向きに取り組みたいと思っていますので、今後とも何卒よろしくお願い致します。
会場が変わっても、是非お越し下さいませ。

で、代替会場となるのは2016年4月に「かわもとひろのぶライブ#5 Early & Latest」でお世話になった、茅ヶ崎駅南口のスタディオベルソーさんです。

奇蹟的に11/4だけポッカリ空いていたところに滑り込む形で、引き受けて頂くことになりました。

会場が変わったことによって、ライブスタイルも変えざるを得なくなるので、現在は楽曲セットリストの再考、アレンジの見直し等をやっています。
適切に頑張りますので、ライブに来られる方は是非お楽しみに!

 
 
話題は変わりますが、去る9/21(木)にJ:COM湘南の「デイリーニュース」に、茅ヶ崎市市政70周年&ホノルル姉妹都市締結3周年記念モニュメント寄贈除幕式(タイトル長すぎて覚えられませんでした...)を広報するために、主催者である茅ヶ崎ロータリークラブを代表して出演させてもらいました。

せっかく出るからには歌のひとつでも、ということになり、『4,000マイルの友情[ハワイ語タイトルは“e komo mai”]』という1分少々の楽曲を当日の朝に仕上げて(-_-;)、歌い、そして広報してきました。
(締め切りはきちんと守りましょう...自分に言い聞かせているところです)

MCの蒔田藍子さんは相変わらずチャーミングで、ドキドキ(^^♪
ま、彼女に会うために出ているようなものなので、第一目標はしっかりコンプリートしたということになります。

9/29に茅ヶ崎駅北口ペデストリアンデッキにて行われた除幕式には服部信明茅ヶ崎市長、コールドウェルホノルル市長はじめ多くの来賓と、そして本当のたくさんの市民の方においで頂き、盛り上がりました。

私も部活ネット繋がりで、鶴嶺高校吹奏楽部の皆さんにファンファーレをお願いし、花を添えてもらえてよかったなぁと、ひと安心です。

 
 
 
実はペデストリアンデッキで準備をしていた時に、ちょっとした嬉しい出来事もあったので、それはまた後日書きますね。

この記事を書いている現在、ただならぬ風邪の諸症状で体調もあまり冴えないのですが、明日10/8は大学時代(って、いつからいつまでの話なのか本人にもわかりませんが)に所属していた抒情フォーク研究会というサークルの「同奏会」で4曲ほど歌うことになっています。

まず、会場である新橋に辿り着けるか、ということから心配ではありますが、もしひどいコンディションで歌うことになっても、サークル関係者しかいないようなので、ご容赦頂こうかと(笑)。

皆さんも寒暖差には注意して下さいね。



#48 自分と対話した一日


[とりあえず9/21(木)18時からJCOM湘南デイリーニュースにチラッと出ます]

 

2017.09.18up


9月17日(日)は57歳の誕生日でした。

日頃の無精にもかかわらず、Facebook等でたくさんのお祝いのメッセージを頂き、恐縮、また感謝致します。

さて、生きてさえいれば、年に一度必ずやってくる日ではありますが、いろいろと考えた日でもありました。

夕刻、昨年からかわもとライブの際、バイオリンを担当してくれている仁多理恵(じんだりえ)さんのコンサート(於:茅ヶ崎ハスキーズギャラリー。ピアノとバイオリンによるデュオ)に出掛け、彼女とピアニストの飯田俊明さんの超絶技巧に甚く感動しました。
 

プロの楽器プレーヤーとして演奏することのプレッシャーは、もちろん尋常ではないでしょうし、楽曲的にもチャレンジしているものもあった(と思う)のでしょうが、そこを感じさせず、むしろ表情豊かに弾くあたりは、技術と経験の裏打ちなしには成し得ないものかと。

目をつぶって聴いていると、バイオリンに弦が4本しかないという事実が信じられないほどです。

翻って自分のことを考えますに、楽器や歌唱の技量でそんな人たちに対抗するなど、そもそも口に出すべきことですらありません。

それでも自分が楽曲を作り、歌うことに何らかの意味があるとすれば、それは一体何なのか...

明確な答えなど存在しないかもしれませんが、おしゃべりとは違い、絵画とも違い、小説とも違う“波の伝わり方”かもしれないと思ったりもします。

脳内に確実に存在する「絵」や「動画」を絵や動画ではなく、音(言葉も含む)で伝える直接的あるいは逆に間接的な手法で、人の心に訴えかけることは、自らを実験台として、自作楽曲で自分の心が本当に震えるかという基準で確認するほかなく、常にもどかしさを伴います。

 


しかし、超絶技巧だけが人の心を震わせるわけではない、ということも数多く経験しています。

私は正直、ジブリ作品はあまり好きではありませんが、作中の挿入歌はなかなか素晴らしいと唸ってしまいます。

「風の谷のナウシカ」(歌唱・安田成美。実際には挿入されておらず、イメージングという位置づけ)「耳をすませば」(『カントリーロード』歌唱・本名陽子)「崖の上のポニョ」(歌唱・藤岡藤巻&大橋のぞみ)といった楽曲は、背景の演奏部分が相当しっかりしているのに対して、敢えて舌足らずなボーカルを配しているように聴こえます。

しかし、だからダメかと言えば全くそんなことはない、ということはわかって頂けるかと思う次第です。
(加えて言えば、『カントリーロード』などはもとの英語による歌詞のノリを明らかに破壊しているにも関わらず、却ってそこに価値があるとすら思えます)

仁多さんのコンサートを聴きながら、私はそんなことを考え、かわもとひろのぶ楽曲の原点を再確認するに至りました。

それにしても素晴らしい演奏でした。

彼女のようなプレーヤーがなぜ私と一緒に演奏してくれるのか、やや不安にもなりましたが(笑)、彼女だけでなく、サポートしてくれるメンバーたちが「是非一緒にやりたい」と思える楽曲を作ってゆきたいと切望する誕生日でした。
 

 
あと、サブタイトルに書いた通り、ほぼ1年ぶりにJCOM湘南「デイリーニュース」に出ることとなりました。

◆9/21(木) 18:00〜18:30 ※再放送 21:00〜/23:00〜

今回はシンガーソングライターとして、というより、私が所属する茅ヶ崎ロータリークラブが9/29(金)に茅ヶ崎駅北口ペデストリアンデッキにて「茅ヶ崎市政70周年及びホノルル市との姉妹都市提携3周年」を記念したモニュメントを寄贈するイベントの告知、という役割です。
 
歌を歌うかどうかは現時点では未定。
でも、よかったら観て下さいませ。
 
 


#47
かわもとサポートメンバー仁多理恵(バイオリン)出演コンサート告知
 
9/17(日)14:00〜/17:30〜 @ハスキーズギャラリー
 
2017.09.03up
 

来たる9月17日(日)、茅ヶ崎駅北口ハスキーズギャラリーにて、かわもとひろのぶライブでいつもバイオリンを弾いてくれている仁多理恵(じんだ・りえ)さんが、ピアノの飯田俊明さんと二人で「秋のきままなコンサート2017」を催します。

当日は私の57歳の誕生日でもありますので、自分へのご褒美として出掛けて、1曲弾いてもらおうかしら...(笑)

かわもとライブ で彼女の演奏を聴いたことのある人なら、その技巧はよくご存じかと思いますが、私自身も彼女がかわもとソング以外を演奏するところはあまり聴いたことがないので、興味津々です。

皆さん、よかったら是非お出掛け下さいね(^^♪

◆9月17日(日) @ハスキーズギャラリー
◆第一部 13:30開場 14:00開演 ¥2,000
  第二部 17:00開場 17:30開演 ¥2,500[ワインつき]

◆出演 仁田理恵[バイオリン]&飯田俊明[ピアノ]

 


かわもとひろのぶワンマンライブ#8 『57歳。泣けるほど,夕陽』告知


11/4(土)開催決定 於:江の島「虎丸座」


2017.08.11up
 
長きに亘る沈黙を終え、3ケ月ぶりにこのページを更新します。

とにかく4月のライブが終わってからというもの、栄進予備校での仕事がとてもタイトになった関係で、音楽そのものに触れていられる時間もなかなか確保できない状態が続いています。

野球や吹奏楽の取材に出掛けたり、記事を書いたりするのも結構ギリギリで回していました。

今思うと、冷や汗ものです...

生徒が増えてくれたのはとても嬉しいですが、1つ1つの授業や教材の質を保つのに四苦八苦しています(-_-;)

しかし、そんな中でも創作意欲だけは失っていません。

ついに禁断の(?)“部活の歌”作成にも着手しております。
(まだ内容は秘密。出来上がらなかったら相当カッコ悪いし...)

可能な限り、これまでの誰とも違う視点からの曲作りをしたいと強く念じています。

次回ライブで披露出来たら幸せ至極です(^^♪

 
 
さて、そのライブですが、以下のような要綱にて開催することになりました。

是非是非友人・知人をお誘いの上、沈む夕陽を見つめつつ、かわもとワールドを堪能して下さいませ。
 


かわもとひろのぶワンマンライブ#8 『57歳。泣けるほど,夕陽』

 
◆場所 江の島「虎丸座」 http://www.toramaru.net

◆日時 11月4日(土)15:45 OPEN 16:30 START

◆料金 ¥3,000(税込) 
※予価
 
 
万一参加希望という方は、何らかの方法でかわもとまでご一報下さいませ。

メールの場合は

kawamoto@imagine-create.sakura.ne.jp

または

kawamototaicho@gmail.com

宛でお願いします。

今回のチラシも、写真は茅ヶ崎市在住の横田英彦さんのものをお借りしました。

これまではずっと「海」側の絵を採用してきたのですが、この写真に想像力を掻き立てられ、「街」側の絵を使うことを決意しました。

横田さん、今回もありがとうございました。

これからはもう少し頻繁に更新出来るよう、鋭意努力致しますので、お見捨てなきよう、何卒よろしくお願い致します。

 


かわもとひろのぶライブ#7『僕の中にいる少年』無事終了〜後編〜

アンケート1位は意外にもあの歌...  
2017.05.05up
 

今回お客さんとしてご来場頂いた人たちは年齢層・住居が相当振り幅が大きかったかと。

年齢は判明している分だけで0歳児から88歳。
実際には臨月の妊婦さんもお越しになっていて、「うちはマイナス1ケ月です」という珍記録もありました(笑)

お客さんの中には様々な年齢の教え子たちも来てくれていて、そのうちの44歳軍団の一人は「ま、平均値ってことで(笑)」などと言ってました。

しかし、教え子がもうそんな年齢に達するかと思うと、感慨深いものもあります。

また、地元の人がもちろん多数派でしたが、県境を越え、静岡・東京・千葉・埼玉、果ては長野から駆けつけてくれた人もいて、それだけで感動ですね。

【予想外のアンケート結果】
前編でも少し触れましたが、今回は今後のライブでの演奏曲やCD収録する楽曲を決める参考とさせてもらうために、「好きなかわもとソング」(とりあえずライブ演奏曲から、ですが)を5つまで選んでね、というアンケートを取らせてもらいました。

70数名の方がアンケートにお答え下さいました。
ご協力ありがとうございました。

で、その結果ですが、トップ5は以下の通りです。
 


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 
5位:「ひまわり通信」(2017年作)
ライブ初披露で、かつ幕開けの曲でした。
妻を亡くして呆然自失の男が、終の棲家と決めた老人ホームの窓から見える景色に少し生きる勇気をもらう、という状況設定です。

その状況設定を「説明しないで」伝えるために、言葉の選び方に細心の注意を払って作りました。
しかし、その真意とか描写が1回聴いただけでどこまで伝わるのか、ということについてはやや疑わしいような気持ちも正直持っていました。

かわもとライブの客を甘く見てはいけませんでした...
「1曲目から泣いた」という言葉も頂き、ありがたかったです。

この歌をもっとうまく歌えるよう尚一層努力したいと思います。
自分で作っておきながら、自分が歌うにはかなり苦労しています...

4位:「京浜賭博地帯」(1988年作)
おなじみ“槇原敬之に負けた歌”ですが、根強い人気で「この歌を聴きに来たよ」という方も結構いらっしゃるとわかりました。

ちなみに、この歌のタイトルを「ろくでなし」だと思い込んでいた人がいることも判明。
ま、確かに歌に登場する人物はろくでもない奴ですが...

バブル時代の鉄火場の異様な活気は、忘れることが出来ません。

3位:「相模線旅情」(2017年作)
地元愛に根差した歌も作りたいという欲求がずっとありました。

その甲斐あってか、2月のある寒い夜、風呂に入る臨戦態勢が整ったところ(つまり素っ裸ですね)でサビの歌詞とメロディが降って来て、慌ててICレコーダに録音したことを忘れられません。

「オレはこの曲を作るために生まれたのかも」と思いましたが、実はしばしば「この曲を作るために生まれた」と思う傾向にあるため、興奮を鎮めるように、自分に言い聞かせつつ、歌詞の細部を構築しました。

2位:「キッチン馬鈴薯」(2015年作)
ライブMCでも言いましたが、私が長らくバイトさせてもらっていたこの食堂のマスター夫妻の行方は杳として知れず...

ラジオやテレビで語り、さらにはマンガとなって「思い出食堂」(少年画報社・刊)にも掲載されたにも関わらず、連絡がつかず。
もはやメジャーデビューしてこの歌を歌うしかないか(笑)
読者の皆さんも何か情報があれば小さなことでも教えて下さいね。

最近この歌は「お客さん参加」で最後の“ラララ キッチン馬鈴薯”というフレーズを歌ってもらっていますが、いかがでしょうか?
いろんなお客さんから「耳に残る」と言ってもらったので、どうせならついでに歌ってみちゃどうだろうか、という軽い気持ちだったのですが、この頃は定番になりつつありますね。

1位:「桜の花が咲く頃に」(2016年作)
意外な結果だと言ったのは、この曲がトップだったということです。
しかも、群を抜いて...

中学に入学してから卒業するまで、そしてその後の同窓会を紙芝居仕立てにした歌で、単純だし5番まであるし...
自分が卒業した茅ヶ崎市立鶴嶺中学の同窓会のために作った歌だし、チェリオのことや浜降祭といった地元のことも歌詞に入れていて、もちろん思い入れもいっぱいありますが、主役になるタイプの曲ではないと思っていました。

この歌を演奏する前にMCで、このライブに来れずに亡くなってしまった中学時代の恩師の話をしたからなのか、歌の世界観が多くの人に共通のものだからなのか...
もちろん、単純な1つの理由からではないのでしょうが。

実はこの曲を聴きながら最前列で泣いている人が目に入り、歌いながらこちらももらい泣きしそうになってしまいました。
今後、最前列で泣くのは禁止とさせて頂きます(笑)

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ライブ前、メンバーやかわもと楽曲をよく知る身内の人たちに同じようなアンケートをやった時には、圧倒的に1980年代の楽曲を挙げる人が多く、古い楽曲をリアルタイムで聴いていた人たちには、新しい楽曲がなかなか浸透しないのでは、という懸念も抱いていました。
(ちなみに、今回のライブで演奏しなかった曲では「異国の友」「You are my musician」「片田舎のロマンス」「てんびん座の女」「Marigold」「夏の終りに」「宴の前夜」「古いラブソングは似合わない」などの1980年代ソングが好きなかわもとソングとして挙がっていました)

だから、音楽への本格回帰をした2014年以降に作った楽曲たちが劣勢に立たされると思っていたわけです。

そういう経緯からも意外でしたし、新しめの曲では「約束の歌」とか「スタートライン」に票が集まるとも思っていました。
なので、たまにはこうしたアンケートをやってみるのも自分の立ち位置を知るという意味で大切だなぁと感じた次第です。

実は、これから1年くらいを掛けて(あくまで予定ですが)これまで自分が作ってきた楽曲を整理して、音源の再構築とボーカルの録り直しをやってみようかと。

一応の目安としては20世紀に作ったものと21世紀になってから作ったものをそれぞれ10曲程度に絞り、“かわもとひろのぶVery Best, So Far”を作って、これから作る楽曲の世界観への見通しもつけたいなぁと。

そして、既に更なる新曲を鋭意作成中です。
次回ライブ・次作CDもお楽しみに!

ライブ人気ナンバーワン楽曲『桜の花が咲く頃に』mp3版は こちら

 
以下は毎度おなじみファンクラブ会長の為本雄司氏より寄せられたライブレポートです。
併せてお読み下さい。

彼のかわもと楽曲に対する観点(特に1980年代作品に対して)は、明らかに他者とは一線を画しているかと思います。
そこには作品に対する愛情も強くあって、ありがたいのですが、それ故近年の作品がかつての作品に勝てないのではないかとも思っていましたが、その彼に『ひまわり通信』が突き刺さったということが、このライブ一番の収穫だったかもしれません。
 

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かわもとひろのぶライブレポート 2017 年4月29 日@江の島虎丸座

江の島虎丸座でのライブは確か今回で3回目だと思います。

何曲かは同じ曲を聴きながら毎回違ったものを感じている気がするのは演じる側の為せるものなのか、聴き手側の心境なりの違いが故にか...などなど思い巡らす時間はご本人の言葉通り「日常と非日常とが交錯する不思議な時間」でした。

MCもなく始まった一曲目「ひまわり通信」(2017年作品)
これまでの自分の引き出しにない世界観を歌いたかったというのは本人の弁。
果たして聴き手の脳裏に映ったものはといえばおそらく歌の設定とはかなり違う欧州の片田舎の田園風景。
かわもとさんの曲で初めてどこか映画っぽいと感じ、きれいな映像が脳裏に展開したのは仁多理恵さんのシルクのように滑るバイオリンの音色のせいも多分にあるのでしょう。
終の棲家の窓から見える景色という歌の設定。
確かにいままでと違ったアプローチの心動かされる曲でした。

二曲目と三曲目が自身の中では早くも本日のハイライト。
「Goodbye Mr. スローバラード」(1982年作品)
岩佐敏哉さんとの禁断の男性二部合唱。
そしてかわもとさんのピアノ、小貫ちひろさんのシンセが噛み合って、聴きごたえ十分な仕上がりでした。
Goodbye Mr.スローバラードを改めて名曲と感じました。歌、演奏とも素晴らしかったです。

「港で歌う子守唄」(1981年作品)
ギター、ストリングス、コーラスを入れてこの曲の演奏は早稲田祭以来?!
「一番大切な人は離れてみればよくわかる」とストレートなメッセージを載せたこの曲をアンケートで支持した人が多いというのもうなずけます。
この頃の作品は創るという技術面よりも感じたことをよりストレート表わすという面を感じます。
曲の終わりの「明日は晴れるだろう 」も 相手そして自分への捻りなくストレートなメッセージなのでしょう。

今日のライブのMCの中で
「逡巡」という学生時代の漢字テストを思い出させる言葉が何度か使われていました。

様々思い巡らせて、ためらい、迷って、進み、戻り、、。

安心しなよ、みんなそうだよ、と語りかけるところは重松清作品とかわもとひろのぶ作品の共通部分だと勝手に解釈してます。

「Oh My Friend」(1986年作品)
おそらく十回以上聴いているこの曲で今日改めて気付いたことがありました。
二人が一つになったと歌うラブソングは世の中に多々あれど、この曲では「君一人だけが大人になって二人が二つになった」と。

昔懐かしいというだけであの頃の曲が好きなのかと思っていましたが、やはりストレートメッセージの曲は感じるものも大きいです。

「友達」と「恋人」、言葉の間のグラデーションをどう表現すればいいのかいつも混沌としていた、と作曲当時の心境として自身で解説を加えていましたが、友達、恋人、それ以外の単語であれ、後付けの言葉であるそこには初めから答えはなく、曲中最後に出てくる「君が誰よりも好きさ」という真実があるだけ、そういうものなのでしょう。
スルメイカのように噛めば噛むほど味のある曲です。
そして今日この曲では何より充代さんのピアノが素晴らしかったです。
誤解を恐れずに言えば楽器が楽器として聴こえない、ピアノがピアノとして聴こえない、楽曲全体に溶けていながらサビの部分ではおじさん二人の声を二倍にも三倍にも引き立たせるようなエッジの効いたピアノ演奏。
映画だということを忘れて引き込まれる名作映画があるように心地良い演奏は楽器を感じさせません。

何故か?本日も満席の会場。
0才から90才?迄。
何を感じ何を持ち帰ったかは人それぞれ。

東武線の中に「追いこされたって、気にしない、気にしない。人には、それぞれのペースがあるんだから」 明日に、つづく。(神谷バー)という貼り紙広告がありました。

ライブ会場でも電車の中でも そうだよな〜。

相模線沿線も東武線沿線も多感なのは若者だけではないようです^^。

かわもとさん、ご出演の皆様、
今日も素敵な時間をありがとうございました。
 
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かわもとひろのぶライブ#7『僕の中にいる少年』無事終了〜前編〜
 
2017.05.01up
 

 
2017年4月29日(土・昭和の日)
雷雨という予報もあった湘南地方でしたが、どうにかいい天気になってくれました。
ひとまずこれで「雨にも負けず」を達成(全くの他力本願ですが...)。

そして、「行けたら行くね」という、やる側を情緒不安定にさせるタイプの人たちがどれだけ同日開催の湘南祭へ流れてしまうか、という第二のハードルをかなり乗り越え、驚くほどの人たちがライブ会場である「虎丸座」に来てくれました。

第三のハードル「ポール・マッカートニー東京ドーム公演」を本気で相手にすると、自分のことがあまりにちっぽけな人間だと気づかされるので、無視することで(笑)ようやく落ち着いてライブを迎えることが出来ました。

ゴールデンウイーク初日のイベントとしてかわもとひろのぶライブを選んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。

今回のライブでは『僕の中にいる少年』というタイトル通り、このライブに向け、56歳という実年齢とはかなりギャップのある“少年”成分から、自分の多くの部分が構成されているという自覚を抱きつつ、でもそれなりの経験を積んできた大人でもあるという“二律背反”の中、新たな楽曲を仕上げてきました。
もちろん、演奏や歌唱には様々な不安を抱えつつ、本番を迎えたわけですが。

幕開けの『ひまわり通信』は、以前このサイトでもコンセプトだけ紹介した歌で「妻を亡くした男が老人介護施設の部屋の窓から見える景色に、生きてゆく勇気を与えられる」という、これまでにはあり得なかったシチュエーションで、今回のライブの方向づけをする楽曲ということで選びました。

自分で作っておきながら、メロディが難しく、歌唱力不足で断念しようかとも思いましたが、思い切ってピアノ・バイオリン・ギターのトリオで演奏してみました。

『ひまわり通信』mp3版試聴できます ⇒ こちら
 

 

今回はライブの2ケ月ほど前に、かわもと楽曲をよく知る身内(メンバー含む)に「好きなかわもと楽曲」を選んでもらい、その中からライブで演奏する「20世紀に作った曲」を決めたという経緯があります。

新しい楽曲は、演奏・録音するために作っているので、どうしてもライブのメインになるため、古い楽曲のオンパレードとはいかなくなるわけです。

その結果選ばれたのが『Oh My Friend』(1986年作)『港で歌う子守唄』(1981年作)でした。
と言っても、こうした楽曲を知らない人にとっては、ある意味で“新曲”なのですが...

いずれ“Early かわもとひろのぶ”のナンバーだけで、こっそりライブもやりたいと思いますので、お楽しみに。

さて、今回は初の試みとして、ライブ楽曲中のどの曲が気に入ったかをお客さんにアンケートを取らせてもらいました。

回収率が80%を超えるという驚異的な(笑)数値でしたので、ある程度信頼できるものだとは思いますが、実はその結果が自分で予想していたものとは大違い...
アンケート結果については次回号でお話しますね。

何しろ、おいで頂いたお客さんたちに感謝致します。
また、今回のライブを演奏で支えてくれたメンバー、運営をしてくれたスタッフ、会場である「虎丸座」の皆さん、後援して下さったJ:COM湘南さんと栄進予備校さん、本当にありがとうございました。

さらなる詳細は、後日...お楽しみに(^^)/

 

2017.4.29 かわもとひろのぶライブ#7 「僕の中にいる少年」 セットリスト

【第一部】
ひまわり通信/Goodbye Mr. スローバラード/港で歌う子守唄/
Yesterday物語/桜の花が咲く頃に/Oh My Friend/
希望の船出/紙飛行機のラブレター

【第二部】
スタートライン/父娘日和/約束の歌/相模線旅情
京浜賭博地帯/キッチン馬鈴薯/モデラート

【アンコール】
第二章「好きだよ」/僕等について
 
 
  
  
後援頂いた栄進予備校の姉妹社であるサーフショップ「T-STICK」様からお揃いの黒シャツを提供して頂きました
 


雨にも負けず、湘南祭にも負けず、ポールにも負けず

 
かわもとライブ#7「僕の中にいる少年」いよいよ間近!
 
2017.04.27up


いよいよ4月29日のかわもとライブ#7「僕の中にいる少年」が迫ってきました。

ゴールデンウィークの初日を意義あるものにする自信は全くありませんが、日常と非日常が交差する奇妙な時間をお楽しみ下さい。

当日はにわか雨が予想されるほか、湘南祭という近隣のビッグイベントが催され、さらには我が音楽の師匠ポール・マッカートニーがわざわざかわもとライブの日程にかぶせるように(しかも二度目!)日本ツアーを敢行!

幾多の試練を乗り越え、江の島「虎丸座」へお越し頂ける皆さん、本当にありがとうございます。
あなたがたは選ばれた人たちです!

適切に頑張ります(^^♪
会場でお会いしましょう

 
 
5曲入りCD『僕の中にいる少年』も出来ました!
 

このサイトを通じて、既に何曲かはご紹介しましたが、ライブと同じタイトルの5曲入りCDもどうにか出来上がりました。

収録曲は全て今年になってから作成したもので

@約束の歌 A父娘日和(おやこびより) Bひまわり通信 C告白前夜 D相模線旅情

の5曲となります。

ライブにお越しの方はライブ会場にて販売されますので、是非お買い求め下さい。

あなたのその浄財が繊細なミュージシャンの心を癒します!

また、通販可能ですので、万一ご希望の方はご一報下さいませ(^^♪

さて、CDにも収録され、ライブでも初めて披露する楽曲の1つに『父娘日和』があります。

この曲は、もういい歳のおっさんが、子持ちバツイチの女性に恋をして、その恋を成就させるのに、まず女性の娘に認知してもらおうという奮戦記と言えます。

これまでのかわもと楽曲にはない目線とタッチで作ってみました。

で、この曲が出来上がって、タイトルを『父娘日和』と決めたのち、ちょっと気になって「同じタイトルの歌とかがあると嫌だなぁ」とネットを検索してみました。

すると1つだけ、「週刊レキオ」という雑誌の連載シリーズに同名のものがあるとわかりました。

気になってさらに調べてみると、その雑誌というのが沖縄で発行されている琉球新報という新聞の副読本のようなものらしく、ネットで読める範囲で読ませてもらったところ、沖縄在住の素敵なエピソードを持つ父と娘を丹念に取材した記事だとわかったのでした。

しかし、恥ずかしながら「レキオ」という言葉の意味がわからず、これもまたネットで調べたところ、「沖縄、沖縄の人」を指すポルトガル語とのこと。

偶然にもこの曲が出来た直後に沖縄に行く予定になっていたので、厚かましくも出版社(新星出版)を訪ねさせてもらい、歓待を受けました。

そんなエピソードもある『父娘日和』、よかったら仮録音版を聴いてみて下さい ⇒ こちら
 
 
 
左)新旧の編集長とかわもと 右)レキオ誌
 
 


4/10〜14 J:COM湘南 『湘南人図鑑』という番組に出ます
 
ライブチケット絶賛在庫中!人助けが好きな方,是非ご購入を検討下さいませ/新曲『約束の歌』ご試聴可能
 
2017.04.05up
 
実は1か月ほど前に、ひっそりと番組収録を済ませておりました。

「浜辺のフォークシンガー」ことテミヤンさんがMCで2月から始まった『湘南人図鑑』という20分の番組に出させて頂くことに。

同じ世代のシンガーソングライターということもあり、意気投合し、打ち合わせを終えて本番となりました。

この番組は20分間カメラがノンストップというのがウリで、NG的なものがあっても、撮影が止まりません...

一応、私の新曲である『相模線旅情』の音源を聴きながら(流しながら)始まるという予定で、私は「イントロからワンコーラスめのサビくらいまでかなぁ...」などと思っていたら、ナント、Aメロ開始5秒でフェードアウト!

正直、かなり狼狽したことを告白します(汗)

ということで、冒頭でちょっとしたパニックになったため、実は自分が何を喋ったのかあまり記憶がありません。

何かもっと言いたいことがあったような気もしますが、ま、致し方ありませんね(笑)

【放映予定】
J:COM湘南 4/10(月)〜14(金) 午後6時半〜6時50分


ご視聴可能な方はご覧下さいませ。
但し、前述の通り、歌は5秒しか流れませんので(涙)、予めご了承下さい。
 
テミヤンさんとのツーショット
 
で、この1か月沈黙を保っていましたが、その間、着々と新曲を作っていました。

以前、こんな歌を作っているということで、以下のようなことを書きました。

■@妻に先立たれ、老人ホームの一室から亡き妻への思いを手紙に書き留める男の歌

■A相模線の車両で偶然一緒になった二人が恋に落ちる話

■B見てくれの悪いおじさんが密かに好きな女性と暮らすための家を購入する話

■C第三次世界大戦の翌日、導かれるように出会う男女が新しい世界を構築する物語
 
■D今まさに女に別れを告げる男の歌

■E今まさに女に別れを告げられる男の歌

■Fゆとり世代の生活と心理を代弁する歌

■G自分の歌で人を少しでも慰め、励ます決意の歌


この中でE「今まさに女に別れを告げられる男の歌」というシチュエーションの作品をどうにか成就させ、つい2日前に仮録音にまで至りました。
(ほかにも仮録音まで済ませた曲もありますので、後日アップ致しますね)

4/29(土)のライブでも演奏予定です。
 

遅れて来た抒情おじさん
 かわもとひろのぶ ライブ#7
『僕の中にいる少年』

4月29日(土)午後6時開演 江ノ島「虎丸座」 
3,000円[税込・ワンドリンク付き]
 
 
万が一ご希望の方は、かわもとまで何らかの手段でご一報下さい(^^)/

ライブの予習をされたい方、ライブに行くかどうかをこの曲を聴いて決めようという方、是非お聴き頂いて、感想などお聞かせ下さいませ。

感想・称賛・誉め言葉などは kawamoto@imagine-create.sakura.ne.jp  までお願いします。

イントロがなく、唐突に歌が始まりますので、心臓の悪い方は十分にご注意下さい(笑)

『約束の歌』mp3版
は こちら

ライブでは『約束の歌』『相模線旅情』をはじめ、新曲を収めたCD(予価千円)も販売されますので、大金を持ってお越し下さい。
 
 


ライブ#7『56歳。僕の中にいる少年』チケット販売開始
 
感謝のしるしに“サンキューの日”(3月9日)にリリース!/新曲『相模線旅情』試聴可能です
 
2017.03.09up
 
“サンキューの日”というのは、本当はただの偶然です...(汗)

4月29日(土)午後6時開演 江ノ島「虎丸座」 
3,000円[税込・ワンドリンク付き]

万が一ご希望の方は、かわもとまで何らかの手段でご一報下さい(^^)/
 

 
 

ちなみに、写真の人物は15歳のかわもとひろのぶです。
(ちらしの裏面にも使ったものです)

当時(1975年)は今とは違い、写真に撮って記録を残すということが日常的ではなかったこともあり、私が演奏している写真は、実は20代の時のものもほとんど現存していません。

どなたか持っていたら、譲って下さい(^^♪

さて、ここ2ケ月ほどは大学入試の指導や高校の学年末テストの対策授業といった不可避の仕事を懸命にやりつつ、許された時間のほぼ全てを楽曲の作成と録音に注いできました。

時間を掛ければよいものが出来るというわけではないでしょうが、時間や労力を掛けずによいものは出来ないかと...

私は自分のことを天才だと思ってはいますが(ちょっとは遠慮しろよ)、それでも曲の始まりから終わりまでの歌詞・メロディ・楽器演奏その他全てが舞い降りてきてはくれません。

というか、曲の取っ掛かりのワンフレーズだけが最初に浮かび、そこからの膨大な構築を繰り返す日々が続いていると言えましょう。

歌の世界観を大切にしたいので、特に詞についてはかなり苦慮しています。

数日前に『相模線旅情』(仮題)という歌がどうにか仕上がったのですが、サビの「相模線は走る〜」という箇所だけが、なぜか風呂場で浮かんだのちは、書いては直しの連続でした。

そもそもは『相模線物語』というタイトルで、高校生の恋を歌おうとして、気が遠くなるほどの長い時間を掛けて詞とメロディだけでなく、イントロ・エンディングまで完成して録音までしたにも関わらず、それをゼロから書き直すという経緯があったので、尚更きちんと、でも素朴に作らねばという気持ちでした。

いつも、詞を書き終えたあと、「本当にこれがこの旋律を最高に引き出す歌詞なのか」という自問自答があります。
(逆に「本当にこれがこの言葉の力を最も引き出すメロディなのか」という問い掛けもしますが...)

なるべく冷静になって、自分以外の人物の目線になって、といった作業もしてはみるのですが、所詮最後には良くも悪くも「消すことの出来ない自分らしさ」は残るものですね。

この曲はライブのラインナップに入ると思われますので、“予習 ”されたい方は是非お聴き下さい。

よかったら、感想をお聞かせ下さい(^^♪

『相模線旅情』mp3版は こちら
 
 


かわもとひろのぶライブ#7 ちらし出来ました
 
『56歳。僕の中にいる少年』 4/29(土)18:00〜@江ノ島「虎丸座」
 
2017.02.11up
 
前回も書きましたが、只今かわもと史上最大の“創作ビッグウェイブ”がやって来ています。

それがどういう感じなのか、うまく説明することは難しいのですが、「ある言葉とそれに最も相応しいメロディを出会わせることの出来る確率がとても高い状態」とでも言いますか...

そうした状況が訪れたのは、おそらく偶然ではないのだと考える次第です。

創作活動に本格復帰して丸3年。

日々世の中で起きていることや、自分の周囲のありふれた事柄の中にこそ“歌の素(もと)”はあると思って、それを作品として世に送り出せるように自らに言い聞かせてきた結果、今ようやくそういう時期になったのかと。

楽曲の基礎になる詞やメロディ、アレンジを考えている時は明らかに脳内物質が相当量放出されていると感じます。

ですが、実際に脳内完成した楽曲を録音して人が聴ける状態にする(そうしないとサポートメンバーにも伝わらないし、CD作成も出来ませんから...)のには尋常でない時間を要するため、現在睡眠時間を削って頑張っています(泣)

せっかくなので、そうしう新曲も4/29のライブでは出来るだけお客さんには聴いてもらいたいと願っています。

そのライブのちらしが出来上がりました。

◆テーマ『56歳。僕の中にいる少年』
◆2017.4.29(土「昭和の日」) 17:20開場/18:00開演
◆江ノ島「虎丸座」
◆3000円[税込・ワンドリンク付き]


今回、J:COM湘南さんの後援を頂いた関係で、ライブ前に告知のテレビ出演や、当日のテレビカメラ入りもあるかもしれません。
その際はまた改めて告知させてもらいますね。

かわもとワールド全開で行くことを誓いますので、是非、ご来場下さいませ(^^♪
 
Special Thanks
 
今回のちらしを作るのに当たりまして、前回ライブで素敵な写真をご提供頂いた横田英彦さんより再び写真を拝借させて頂きました。
七里ヶ浜から富士山と江の島を撮影したものですが、手前に佇む女性とのコントラストにノックアウトされそうです。
本当にありがとうございました。
 
 





170205 #39 『キッチン馬鈴薯』漫画版が「思い出ごはん大賞」に掲載されます
 
2017.02.05up
 
今日(2月4日のことですが)はほぼ終日音楽部屋に閉じ籠って、楽曲作成ならびに録音作業をしていました。

現在、ちゃんと数えてはいませんが、おそらく10を超える楽曲を同時に作成しているところです。

どうしてこんなことになるかというと、余りある才能...と言いたいところですが、フレーズ(大概の場合、曲の一部の歌詞とメロディが同時に湧き出てきます)が溢れ出すスピードがそれを整理して、きちんと仕上げる能力を上回っているようで、必然、こういう事態になってしまうのです。

楽曲の世界観も1曲ずつ違うので、時折本人も混乱します...(汗)

現在手掛けている主なものは

■妻に先立たれ、老人ホームの一室から亡き妻への思いを手紙に書き留める男の歌

■相模線の車両で偶然一緒になった二人が恋に落ちる話
 (この歌は茅ヶ崎北陵野球テニス部の女の子に橋本高校野球部の少年が恋をする、というイメージです)

■見てくれの悪いおじさんが密かに好きな女性と暮らすための家を購入する話

■第三次世界大戦の翌日、導かれるように出会う男女が新しい世界を構築する物語
 
■今まさに女に別れを告げる男の歌

■今まさに女に別れを告げられる男の歌

■ゆとり世代の生活と心理を代弁する歌

■自分の歌で人を少しでも慰め、励ます決意の歌


....などなど。

何とか形にして、お届けできるのが何曲あるでしょうか。

楽しみでもあり、不安でもあります。

さて、そんな脳内がよじれそうな中、気分転換にちょっと外の空気も吸わねば、と思い、買い物に出掛けてきました。

帰宅後、暗い中、郵便ポストに手を突っ込んでみると、何か分厚いものが入っていて、「まさか爆弾?」とややビビリつつ家の中に入ると、それが少年画報社から届いた漫画本だとわかりました。

昨年3月に少年画報社発行の「思い出食堂」というムック本に、『キッチン馬鈴薯』の歌を下敷きにして漫画化され、掲載された「ジンギスカン定食」という作品が、どうやら再度「思い出ごはん大賞」という新編集の本に掲載されることになり、見本を送ってくれたようです。

この「ジンギスカン定食」という漫画は若きかわもとひろのぶと現在のかわもとひろのぶをほんの少し盛って、ほんの少し美化してありますが、ほぼ真実と言えます。
(作画は偶然にも私と同じ名前のフジヤマヒロノブさんです)

かわもとライブに行ってみようかな、という奇特な人がいらっしゃいましたら、スクロールしたところに貼ってみましたので、是非予習のために読んでおきましょう(笑)。

私のもの以外にも全部で35作品も掲載されて476円(税別)はお買い得と見ました。

2月6日発売とのこと。よかったら購入してみて下さいね。
(私には一銭も入りませんが...)

ちなみに4月29日(土)のかわもとひろのぶ単独ライブ#7の詳細は2月第2週に発表致しますので、是非お誘い合わせの上お越し下さい。
 
 
 
 
 
 
 


170122 #38 ヤノヨシヤさんライブレポート再び!
 
2017.01.22
 
ヤノヨシヤ LIVE “Winter Melody”
 

 

 
すごく遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

今年も細々と「ゆるゆる日記」を続けてゆく所存ですので、何卒よろしくお願い致します。

昨年の大晦日から三が日に掛けて、ついに風邪をひいてしまい、たいへんせつない新年を過ごしていましたが、ようやく音楽に対する気力も復活してきました。

さて、1月21日(土)茅ヶ崎市民文化会館小ホールにてミュージシャン仲間かつロータリークラブメンバー(所属クラブは違いますが)でもあるヤノヨシヤさん(以下ヤノちゃん)のライブに出掛けてきました。

昨年3月以来2度目のお邪魔でした。

今回はアコースティックサウンドを前面に出した演奏で、演奏者はヤノちゃんを含めピアノ(永村かおるさん)・アコースティックギター(古澤衛さん)・打楽器(関口源八さん)の計4名。

打楽器はシンバルもスティックではなく、素手で叩いているのが印象的でした。

十分に厚い音で、しかも安定度高し。
さらにそれを支える音響・照明も素晴らしかったと思います。

そして何よりも称賛すべきは(昨年も同じようなことを言いましたが)ここに至るヤノちゃんの周到な準備かと。

ワンマンライブを開催するというのは、相応のプレッシャーが掛かるというのは言うまでもなく、音楽そのもの(選曲・アレンジ・ステージ構成・リハーサルなど)に加えて、大量の雑務も生じるものです。

そうした大小のハードルを乗り越えつつ、当日にちゃんと歌える状態でたどり着く大変さは私にも少し理解は出来るつもりです。

ホント、お疲れ様でした。


では、ヤノソングについて少しお話をさせてもらいましょう。

あくまで個人的な感想ですが、ヤノちゃんが描くのは「白い画用紙にパステルカラーの水性絵具で色つけをして、余白も残す」という世界のように思えています。

そして、辛い或いは悲しい歌であっても、その色のままではけして終結させない決意も垣間見えています。

 

少しシャイでありながら、大いなる包容力があり、それは彼の声質や歌い方にも反映されています。

なので、彼の歌が好きな人たちは安心してそこに気持ちを委ねられるのではないでしょうか。

私はヤノソングの中では『夏の迷子』という楽曲がお気に入りですが、おそらくその理由は「歌詞から無駄な言葉を削いだことによって、聴く側の絵画的想像力をくすぐる」ということにあります。

♪風の強いまちで 君にはぐれて
♪迷子の子供のように さみしかった
♪そばにいるだけで うれしすぎて
♪はしゃいでたら 見失ってた

[アルバム「100年先には」より]

これこそが「パステルの水性絵具を使いつつ、余白も残す」というヤノちゃんの真骨頂ではないかと思う次第です。

けして強烈な具象感を漂わせず、かと言って抽象的過ぎず...。

その微妙なバランスを保つことは簡単ではないでしょうが。

そしてライブですが、ウィンターソングとしてかつてヒットした楽曲のカバーやアンコールを含め、約2時間をほぼMCらしいMCもなく(この辺りは私とはスタンスがかなり違いますが...)歌い続けました。

ご存じの人も多いかと思いますが、ヤノちゃんは毎週日曜日にレディオ湘南で自らが司会進行を務める「オトでつながるキミとボク」という番組をやっていて、そこで自らの音楽観やライブへの想いなどは語れるので、敢えてライブの時にはMCを短くしているという側面もあるのかもしれません。
 

※ヤノヨシヤライブ セットリスト※
 
1. 君が好き / 2. Love and Pride / 3. 信じるままに
4. ただ会いたくて / 5. 夏の迷子 / 6. 夏服
7. なごり雪[イルカ]/ 8. スノースマイル[Bump of Chicken]
9. Winter Melody /10. 冬が来る前に[紙風船]
11. ヒロイン[Back Number] /12. 君を抱きしめて
13. Happy Birthday /14. 世界は終わらない /15. 明日をつかめ
16. たしかなこと[小田和正] /17. オトでつながるキミとボク
アンコール:今 君に/100年先には

 
 
「ただ会いたくて」は昨年も聴かせてもらった曲ですが、途中変拍子になるところがリフレインする歌詞も含めて印象に残ります。

♪高い高い高い高い 空を飛び
♪ゆるいゆるいゆるいゆるい 雲に乗り
♪広い広い広い広い 海を渡り
♪熱い熱い熱い熱い くにを超えて

また、「Happy Birthday」とアンコール曲である「100年先には」の両曲はヤノちゃんの“時間の繋がり”に対する思いがパステル調に描かれていて、胸が温かくなります。

♪今日も世界中で 多くの花が咲く
♪生まれ来るいのちの すべてに会えない

[Happy Birthday]

♪いつか僕が立ち止まるとき うしろ姿を見守るよ
♪もしも君が立ち止まるなら うしろ姿を見ていてほしい

[100年先には]

ヤノヨシヤがヤノヨシヤたるライブで、会場に足を運んだ人たちもその空気感を満喫したと思います。

ライブ後、私は思いました。

まさしく「オトでつながるキミとボク」だと。

音楽を介して伝わるものはたくさんありますが、ヤノちゃんが頑張っているという事実が、かわもとひろのぶをも奮い立たせる、ということが自分には一番大きなことなのかもしれません。

素敵なライブをありがとう!
お疲れさまでした。

この記事を書きつつ、 CDを聴いて復習しつつ、ヤノヨシヤ評論家になりつつあります(笑)。

もし4月29日(土)のかわもとライブ#7で何か熱いものが伝わったとしたら、その幾ばくかはヤノヨシヤの成分で出来ているのだと確信します。

かわもとファンの皆さん、乞うご期待!
(ライブ詳細はまもなくお伝えしますね)

 
 
右はライブ終了後、美女に囲まれるヤノちゃん。お疲れ様でした(^^♪


#37 今年の演奏納め 12/22 於:鎌倉プリンスホテル

 

11月のライブ後、激しく忙しい状態が長く続き、この「ゆるゆる日記」も1ケ月更新していなかったことに、先程気がつくという有り様です...。

音楽に携わる時間を必死に確保しようともがいてはいますが、日によって10分歌うだけだったり、思いついたメロディをICレコーダーに4小節吹き込むだけだったり...

それでも必ず日々何らかの作業に触れ、感覚を研ぎ澄ませるように努力はしています。

新しい楽曲の構想も山ほど湧いているので、少しずつ形にしていきたいと考えています。

さて、限られた人たちしか参加出来ないイベントだったため、まったく告知もしていませんでしたが、12月22日(木)鎌倉プリンスホテルにて年内最後の演奏をしました。

茅ヶ崎ロータリークラブという私自身も所属する団体の「クリスマス家族会」というイベントで、百名ほどの参加者の方々に聴いて頂くことになりました。

@スタートライン 
A覇気あれ我がクラブ ※かわもと作のクラブオリジナルソングです
B京浜賭博地帯
C聖しこの夜
Dポール・ハリスへの手紙
Eキッチン馬鈴薯


 
 
 
 
今回のライブの最大の問題は、会場である鎌倉プリンスホテルにPA専属の方がつかず、さらに会場に設置されているミキサー(YAMAHA MG4)がエフェクター内臓ではないため、私が所有するほぼ30年前に購入したリバーブYAMAHA SPX90を外部接続させて使わざるを得ないという状況で、しかもそのミキサーの操作を演奏しながら自分自身でやらざるを得ない、という点でした。
(ここまで読んで意味不明な場合は読み飛ばして結構です(^^♪)

しかし、奇跡的に従業員でSPX90を使った経験のある方がいらして、その方と泣きながらセッティングした結果、意外とバランスもとれていたようでした。
 

 
 
 
私はPA周囲に関してはわからないことだらけなので、エンジニアの方が立ち会わないライブではいつも恐怖を感じながら演奏しています...(汗)

今回もいろいろと勉強になりました。

さぁ、来年は4月下旬にワンマンライブ#7を開催予定です。

正確な日時・場所がわかり次第、このサイトやfacabookでお知らせしますので、是非是非友達・知人をお誘いあわせの上、お越し下さい。

必ずやちょっと奇妙で、懐かしく、それでいて新しい「かわもとワールド」をお聞かせしたいと思います。

では、皆さんよいお年を!
(と言いつつ、年内にまた更新するかもしれませんが...)
 


#36 ファンクラブ会長からの熱血ライブレポート

 
2016.11.18up
 
11月13日のライブについて、本当にたくさんの人から温かいお言葉を頂き、音楽の持つ「力」をあらためて感じます。

そして、その言葉に勇気づけられます。

その代表として、長らくかわもとひろのぶファンクラブ会長を務めてくれている為本雄司氏(早稲田大学抒情フォーク研究会の後輩)が書いてくれた熱血ライブレポートをご紹介させてもらいますね。
 
 
かわもとさんのライブに出かけるときは、いつもなにかしら あの曲が聴けたらいいな と思って足を運びます。

今回その曲は『Yesterday物語』でした。

前回茅ヶ崎でのライブでこの曲を録音していたのですっかり覚えてしまい、今日は一緒に口元で歌詞をたどっていました。

個人的にすごく好きな曲調です。
フォークソングが大好きだった中学生や高校生の頃の感情へ連れ戻されるような感じがします。

♪時間のレールを過去から走る電車に乗って終着駅まで行くはずだったのに
 君はひとりで僕を残して降りて行くんだね ビートルズさえも卒業したんだと
 誰かが乗っては降りて行く 悲しいYesterday物語♪


この曲のメインボーカル・岩佐さん(今日は髪型が変わったのかあんまり大竹まことに似てませんでしたが)とかわもとさんのオジサンコンビで 禁断の ”耳に吐息吹きかけないで”とハモった『Goodbye Mr. スローバラード』 聴きごたえがありました。

サッカーなどでも大切な一戦に監督がなぜかいつもと違った作戦にうって出る奇策がありますが(たいてい失敗)、今更ながらコンテストの応募作品が『京浜賭博地帯』という奇策ではなく、バラードの歌い手としてこの『Goodbye Mr. スローバラード』であったら、とタラレバを思ってしまいます。

いつかこの『Goodbye Mr. スローバラード』が女性の歌声で聴ける日を楽しみにしています。


曲紹介のMCで陸上女子短距離の宮澤有紀さんへのエールも送られた『スタートライン』

※編集・注
宮澤有紀さんは、かわもとや為本氏が所属していた「抒情フォーク研究会」の創始者である、宮澤良裕先輩の娘さん。
リオデジャネイロ五輪女子100Mの代表候補にもなっていた富山大学医学部所属のアスリート。
来春の医師国家試験を経て、いよいよお医者さんになるとのことですが、陸上競技は継続されるとのこと。
皆さんも文武両道の彼女にご注目を!



恋歌よりも題材として難しいのかな、と思って聴いていましたが、スポーツ選手が勝負や記録、何より自分に立ち向かい続ける心の強さと弱さの繊細さ(うまく言えなくてスミマセン・・)の部分を、元陸上部主将のかわもとさんが その勇気わかってるよ、ガンバレ!と歌っているのが伝わってきました。 


そして、

みなさんもあるでしょ、 
あの時あの人にちゃんとお礼を言っておけばよかった、
ちゃんと謝っておけばよかったということ、、というMCの後

『キッチン馬鈴薯』


他の曲ではなんでもなかったのに、今日はこの曲が始まると なぜか目が真っ赤になってしまいヤバかったです。
ベタな言い回しですが早稲田界隈で過ごしたあの頃が走馬灯のように一気にまぶたの裏にきちゃって貯水量オーバー。。

そういう年齢になりました^^”。


たぶん今日も百名を超えるお客さんだったのだと思います。満席でした。

同じ楽曲を聴いても それぞれの人がそれぞれの心のフィルターを通して、今日の江の島でのライブの想い出を持ちかえったのだと思います。

かわもとさん、ご出演のみなさん、素敵な時間をありがとうございました。

TAME


<本日の曲目>
いとでんわ
僕の心の腕時計
ローゼンダール
Goodbye Mr.スローバラード
Windless City
Yesterday物語
桜の花が咲く頃に
少女恋唄
紙飛行機のラブレター
愚か者のバラード
希望の船出
ポール・ハリスへの手紙
スタートライン
京浜賭博地帯
キッチン馬鈴薯
モデラート
(アンコール)第二章「好きだよ」

 

句読点等、一部編集してあります
 


#35 たくさんのお客様,ご来場ありがとうございました
 
2016.11.16
 
かわもとひろのぶ単独ライブ#6『日々是黄昏』 無事終了致しました。

今回もたくさんのお客さんにおいで頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

初めてのお客さんには、気に入ってもらえる曲が1つでもあったなら幸いです。

メンバー・スタッフ・お客さん・天気のいずれにも恵まれ、自分としてはベストパフォーマンスが出来たと思います。

本当にありがとうございました。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

来てくれてありがとう 細い糸で繋がろう さあ、歌うよ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

幕開けの『いとでんわ』という楽曲の歌詞の一節ですが、その歌詞に込められた気持ちをそのまま歌わせてもらい、ライブを始めました。

実はライブ前、3曲目の『ローゼンダール』と5曲目の『Windless City』の2曲のピアノ演奏に多大なる不安を持っていたため、相当な緊張感もあるにはありました。

しかし、『いとでんわ』を歌っているうちに、もうあるがままにやるしかないよなぁと、自分に語り掛けていました。

あとは何かを考えるというよりは、この日のために準備してきたことを最大限発揮しようと。

そして、出来る限りのことをやりました。

1つ1つの楽曲に込めた思いを脳内再生させつつ歌いました。

特に今回のライブにとても来たがっていた中学時代の恩師が、病のためどうしても来られず、その無念さをしたためた書簡をもらったこともあって、せつない気持ちで『希望の船出』を歌いました。

この歌は作った当時(2005年)、倒れてしまいそうになっている人のために作ったものでしたが、特定のモデルがいて作った楽曲も、歌い続けるうちにちょっとした普遍性を持つようになるのかなぁ、というのを肌で感じました。
 


また、自分の中では『キッチン馬鈴薯』のラストフレーズである ♪その店の名前は ラララ キッチン馬鈴薯♪ の部分をお客さんに歌ってもらえたのが今までにない経験で、とても嬉しかったです。

合唱(?)参加の皆さん、ありがとうございました。

この歌が、杳として行方の知れないキッチン馬鈴薯のマスターご夫妻に届いて欲しい、という気持ちを楽曲作成以来ずっと持っています。

いずれ歌を突破口に、何かのきっかけでお会いして、お礼を言いたいです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

今、ライブを終えて、高揚感と達成感と寂寥感が波のように襲ってきます。

新しい楽曲への着想も既にいろいろとあり、自分がこれから紡ぎ出す新しい世界に対して、自分でも少なからず期待も持っていますし、必ずや聴いてくれる皆さんに胸を張れるものにしたいと思います。

またライブ会場で会いましょう!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

かわもとひろのぶライブ#6『日々是黄昏』セットリスト

=第一部=
いとでんわ/僕の心の腕時計/ローゼンダール/Goodbye Mr. スローバラード/
Windless City/Yesterday物語/桜の花が咲く頃に/少女恋唄

=第二部=
紙飛行機のラブレター/愚か者のバラード/希望の船出/ポール・ハリスへの手紙/
スタートライン/京浜賭博地帯/キッチン馬鈴薯/モデラート


アンコール
第二章「好きだよ」
 
 
 
 


  #34 最終リハーサル終了。ライブ会場で会いましょう!
 
2016.11.11up
 

本日(11/10) 、11/13(日)ライブ本番に向け、会場である江の島「虎丸座」にて、通しリハを行いました。

もちろん、問題多発(泣)

特に私が30年以上に亘って愛用してきた家具調のエレアコ(Takamine製)が様々な難点を抱え、本番での使用に至らず...

今年になってからリペアに出して、シールドを差し込むジャックの接触不良を直したのですが、再度接触に問題が発生。

さらには「6弦に触れると低くブーと鳴る異様なノイズ」も聞こえ、静寂な楽曲に全くふさわしくない状況となってしまいました。

おそらく本番では別のギターを使うことになろうかと...

そもそもこのギターは電池を取り換えるのに、いちいち弦を全部外さないと出来ないという構造上の問題もあり、最近では単なるアコースティックギターと化しておりましたが、せっかくメンテしたのになぁ...

そんなことも含めてライブの前になるといろいろと起こるものです。
それも 楽しんでしまおうと思います。
(結構ムリヤリですが)

 
当日晴れたら素敵な江の島のサンセットが一望出来ますので、かわもとの歌をBGMに不思議な世界を経験してみて下さい。

では、ライブ会場にてお待ちしています(^^)/


P.S.
CDの通販希望者数名からご連絡を頂きました。ありがとうございます。

ライブ終了後にお届け致しますので、ちょっとだけお待ち下さい。

それにしても、通販ってやってみるもんだなぁ...(笑)

 
 


#33 新作CD『日々是黄昏』出来ました!
 
ライブ会場でも販売します。旧作もよろしくお願いします
 
2016.11.07
 

【収録作品】
1977年作・・・「Yesterday物語」「Windless City」「僕の心の腕時計」
2016年作・・・「愚か者のバラード」「スタートライン」

 上記楽曲の全てをライブでも披露します

あと1週間となったライブ(11/13江の島虎丸座)に合わせて相当な時間を掛けて作ったCDですが、結局出来上がりはいつもバタバタです(^^ゞ

コンセプトは“Old But New & New But Old”です。

作成が1977年(高1の冬〜高2)という楽曲(全てライブでも演奏予定)に新たなアレンジを加え、もとの歌を知っている人が聴けば、「えっ、この曲はあの曲だったのか」と思うような展開にしてみました。

特に「僕の心の腕時計」については、作った当時も自分で歌うことがなく、主に女性デュオがカバーして歌ってくれていました。

正直に言うと、それほど強い思い入れがある曲というわけでもなく、高2で作って以降一度も自分のライブで歌うこともありませんでした。

この曲をライブでも演奏しようと決意し、さらには完全に新しいアレンジで録音してみようと考えたきっかけは「伝承者」の存在でした。

作ったことさえ忘れていた歌を、今もずっと歌い継いでいてくれる人たちがいることを知り、何とかして彼らに報いることをしなければと思い、古い歌に新しい命を吹き込むため、ピアノ基調に弦楽器を加えて泣ける仕上がりにしました(あくまで自己評価)。

ライブでは弾き語りの予定ですので、ご了承を。

「Windless City」も完全に埃を被っていた曲でした。

高校1年の夏、期末テスト帰りに平塚の七夕の脇を通ると、どこからかアコーディオンの音が聞こえました。

アコーディオンを奏でていたのは傷痍軍人と思しき片足の男性で、私は瞬間この国の歴史の縮図を見たような気持になったのを憶えています。

それがモチーフとなって詞が出来たわけですが、その詞にメロディをつけたのが岩佐敏哉という男で、16歳から21歳までの間、私と「在日日本人」という奇妙な名前のデュオを組んでいました。
(基本的には市役所勤めのおっさんです)

彼がスゴイのは、私が書くどれほど字余りの詞や、どこまでがAメロだかわからないような詞に対しても1文字も変えることなく、そのままメロディをつけるという特異な才能のあるところです。

前回のライブから彼が参加するようになり、この曲も思い出し、作った当初とはかなりコードも変えてアレンジしてみました。

ライブではギター2本とピアノで演奏しますが、練習中も常にアクシデントが起こる曲なので、無事に終えられることを祈っていて下さい。(笑)

また、2016年の夏以降に作った楽曲は、「新しいけど、明らかにかわもとソングだよね」となるよう適切に頑張ってみました。

「愚か者のバラード」という楽曲は私が時々書く“特に意味のない歌”に当たります。

どうしても何か意味のあることを書きたくなってしまうのですが、とりあえず言葉遊び(今回は頭韻をやたら踏んでいます)と、おっさんやおばさんでも恋はするよね、というメッセージのつもりではあります。

ま、聴いて「いいじゃん」と思って頂くのが何よりですが。

CD『日々是黄昏』はライブ会場での販売と地味な通販を予定していますので、我こそはという方はご一報下さい。
(税込¥1,000です)

旧作CD(『54歳。楽団,ひとり』『せつないナマガワキ』『Latest』)も同時発売していますので、お金に余裕のある方は是非(^^♪

ライブチケットはまだまだ絶賛在庫中!

皆様のドタ参を心待ちにしていますね。

 

 

 

 


#32 JCOM湘南『デイリーニュース』で歌ってきました
 
2016.10.28up
 
というわけで、予告通り『スタートライン』を音源で流しつつ、この曲の創作エピソードや音楽をやり始めた経緯などの話、ライブ告知をさせてもらったあと、『キッチン馬鈴薯』を弾き語りで歌ってきました。

だいたい、ライブでもこの歌は弾き語りではなく、バックにピアノ・ギター・バイオリン・シンセサイザーがいて、私はボーカルのほかは間奏で呑気に鍵盤ハーモニカを吹くだけというスタイルなので、かなり緊張しました(^^ゞ

それに、実際は4分半くらいの曲を3分で歌うため、イントロ・間奏・2コーラスめの歌などを削除。
歌い慣れていない尺であることも、緊張感を倍加させました。

自宅では何度やっても、必ずどこかでピアノの弾き間違いや歌詞忘れなどのアクシデントが起こっていましたが、本番では意外に大丈夫でした。

それにしても、番組MCの蒔田藍子さんはめちゃめちゃチャーミング。

思わず、本番前だというのに「番組終わったらツーショットの写真を撮らせて下さい」と切実なお願いをしたほどです(笑)

ここでは、本人許諾を得て、アップ致しました。

JCOMの皆さん、いろいろありがとうございました。
よかったら、また呼んで下さいね。

さて、いよいよライブも近くなってきました。
最終的なセットリストもほぼ決定し、現在細かなアレンジなどを進めています。

また、新作のCD(タイトル未定。5〜6曲入りの予定。たぶん1,000円)はもちろん、旧作も販売予定ですので、ライブに来られる方は是非ご購入下さいませ。

CDを買って帰ると、「かわもとひろのぶ歌の世界」の復習が出来ます。

既にかわもとCDをお持ちの方は、予習してからライブに来られると、いっそうの高揚感を得られること間違いなし!
(それほど嬉しくないかもしれませんが...)

では、ライブでお会いできることを楽しみにしていますね(^^♪
 
 
 

 
#31 JCOM『デイリーニュース』 演奏曲決定!?
 
2016.10.23up
 
迫りくるナマ放送でのナマ演奏...

JCOM「デイリーニュース」の放送が目前の10月27日に迫ってきました。

当初、弾き語りで2曲という予定でしたが、1曲は先日紹介させてもらった『スタートライン』の音源で流す方向になりそうです。

『スタートライン』のモデルとなった、高校の同級生・高橋清悟くんはハワイで行われた世界最高峰のアイアンマンレースで、最初のスイムを昨年(55〜59歳の部世界2位)をかなり上回るペースで終えたのですが、バイクのレース中に痛めていた箇所が再発し、無念のリタイアとなりました。

彼が途中棄権するのは30回を超えるレース経験の中で初めてであり、その無念さは余人には計り知れないところかと...

リタイアする際、『スタートライン』の ♪鉄人になれずに涙しても 立ち上がり僕が君を守る♪ というフレーズが脳裏をよぎったとのこと。

そして、傷心の中、再起に向けて頑張るというメッセージももらいました。

若い頃は「世代」というものをさして気に留めることもありませんでしたが、56歳という年齢に至り、うっすらとしたその括りがありがたいものに思えてきました。

間違いなく、同世代の人たちから発せられる熱をもらっている自分がいます。

自らを振り返り、自分の歌に何かしらの熱があり、誰かの心を突き刺していることを祈ります。

さて、「デイリーニュース」の残された1曲は、かつてこのページでもちょっと紹介させて頂いた『キッチン馬鈴薯』をピアノの弾き語りで歌う予定です。

貧乏学生時代、バイトさせてもらっただけでなく、言葉で表せないほどお世話になっておきながら、ロクな挨拶もしないまま疎遠になってしまった食堂のマスターご夫妻に捧げる歌です。

この歌をテレビで歌うことで、万一ご夫妻と連絡が取れたらなぁ、と切望しています。

尺の関係でフルコーラスは歌えないと予想していますが、気持ちを込めて歌いたいと思いますので、お楽しみに。

心配事...

(1)歌詞を忘れる、間違える

(2)ピアノを弾き間違える

(3)公共放送に耐えられないファッションセンス


などなど多々ありますが、寛容の精神でお赦しを!
 
 


#30 J:COMテレビ『空から紀行』と『デイリーニュース』に出ます
 
『空から紀行』10/3スタート  『デイリーニュース』10/27生出演・弾き語り
 
2016.10.02up
 
告知を忘れていました(汗)...

実はケーブルテレビのJ:COM神奈川で放映される『空から紀行』という番組に、昨年11月に引き続き、かわもと楽曲を使って頂けるということになりました。

この番組はヘリコプターで空撮した神奈川県各地の風景とともに、音楽を流すというもので、今回は私のプロフィール紹介やライブの宣伝もして頂けるとのことで、急遽決まりました。

放送は25分間、10月の1ケ月間ずっと流してくれるというチャレンジャーな番組です。

【放映時間】
平日・・・10:30〜10:55、14:00〜14:25 ※曜日ごとに深夜等にも放映される場合もあるようです
土日・・・地域により不定期に放映される模様


使ってもらう楽曲は、この春リリースした“Latest”というCDに収録された3曲で、『ポール・ハリスへの手紙』『桜の花が咲く頃に』『いとでんわ』になります。

ちなみに番組前半の10分は他のミュージシャンの楽曲が使われるそうですから、始まりのところを見て「なんだ、かわもとの曲出て来ないじゃん」とお怒りにならぬよう、よろしくお願いします(^^♪

そして、さらに恐ろしいことに、ライブを2週間後に控えた10月27日(木)、午後6時からの『デイリーニュース』という生放送の番組では弾き語りで2曲ほど披露するという、極めて危険度の高い行為に至ることに...

...放送事故にならないことを切望しています。
 
これは昨年放送された際の画面です
 
『デイリーニュース』では時間の制約もあり、フルコーラスは歌えないということと、弾き語りということもあって選曲に難儀しそうですが、せっかくのチャンスでもあるので、楽しくやれればなぁと思います。

ちなみに22:00からと24:30から、再放送もありますので、よかったら見て下さいね。

番組の性質上、放送地域は神奈川県全般と町田市限定で、J:COMに加入していないご家庭では見られませんので悪しからず(^^)/
 


#29 我が友に贈る新曲

ライブ初演奏曲紹介B「スタートライン」
 
2016.09.30up
 
この曲を聴いてみたいという方は「こちら」からどうぞ
 
皆さんは「ハワイアイアンマンレース」というのをご存じでしょうか。

これは1978年に当時アメリカ海軍中佐であったジョン・コリンズ氏がひょんなことから提唱し、ワイキキに集まった15人の選手が「スイム3.9キロ〜バイク180キロ〜ラン42.195キロ」で争ったのが始まりだそうです。

1982年からはハワイ島に場所を移して開催されるようになり、現在では世界各地でのトライアスロンレース上位者が10月に行われるこのハワイアイアンマンレースの出場権を得るという図式が成り立っています。

で、なんでそんな話をするのかと言えば、私の高校時代(平塚江南高校)の同級生が毎年このレースにチャレンジし、彼のために新しい曲を作ったからなのです。

彼の名は高橋清悟
トライアスロンの世界ではかなり有名な人です。

私と同級生なので、当然彼もまた56歳ということになります。

昨年は10時間15分59秒という記録で55歳〜59歳の部で世界2位となり、今年もこのレースに備えてきました。
(ちなみに、昨年は高校のかつての同級生女子3名が応援にハワイまで行くという暴挙に出たことを加えておきます(^^)/)

今年のレースは現地時間10月8日に行われる予定です。

もちろん、現時点ではその結果はわかりません。
しかし、あることを心に決め、着々と準備を重ねてそれに挑む、というのは簡単なことではありません。

その彼に敬意を表して作ったのが、「スタートライン」という曲です。
 
写真は昨年のアイアンマンレースでのゴール風景
 
7月末から作り始め、当初は彼を称賛する歌を書こうとも思ったのですが、陳腐になりすぎて挫折...

そうこうしているうちにレースが近づいてきて、内心脂汗が流れる中、9月24日(土)今度自分自身もライブをやる江の島虎丸座に教え子数名を含むNHJO(北陵高校吹奏楽部のOBたちのジャズバンド) を聴きに行ったその夜、突如神が降臨(笑)

彼からの目線で、これからアイアンマンレースに向かう際の心のありようを書こうと。
(このアイデアももちろん以前から温めてはいましたが...)

どうにか歌詞・メロディ・アレンジの全てを同時進行で行うという、あまり今までに経験のない方法で、仮録音にまで至りました。

その作業が佳境に入ると、ある種の“ゾーン”状態になるわけですね。
どこからどこまでが現実なのか、という境界線もよくわからなくなります。

断片的だった歌詞や、居心地の悪かったメロディもスムーズに繋がり始め、脳内に様々な化学物質が放たれた結果、どうにか作品と呼べるものとしてこの世に生まれます。

最後に。歌の中にどうしても入れたかった言葉が2つありました。

1つは

「支えてきてくれた友や仲間 そして誰よりも君を想う」

という部分で、レースを続ける環境は自分一人では作り得ない、ということ。
特に彼の奥さんに対する感謝の気持ちの代弁ということです。

もう1つは

「諦めという文字は 僕の辞書にはない あの時消したんだ」


という部分です。
たいへんタフなレースゆえ、 アイアンマンレースには「ヤバい。もうやめたい」と思う時間帯が訪れるもののようですが、そこでやめてしまった時の悔恨は計り知れないものがあります。

そのことを彼自身が『諦めたらそこで試合終了ですよ』というスラムダンクの安西先生のセリフを使い、戒めていることも、何らかの形で表現したいと思いました。

ま、何にしても、「対象に憑依する」ことは出来たと思います。

一面はアスリートの歌であり、一面は究極のラブソングにしたいなぁという思いがありました。

あとは聴く人が上記のような戯言がどうあれ、聴いてみて感じてくれれば...

ちなみに、昨年ハワイにまで追っかけした3人娘は今年も彼の応援にハワイに行くとのこと。

願わくば、アイアンマンレースのスタートの際、清悟そして3人娘の頭の中に、この「スタートライン」が流れんことを。
 


#28 ライブ『日々是黄昏』チケット 絶賛在庫中!
 
ライブ初演奏曲紹介A「瓶詰めの優しさ」
 
2016.0918up
 
既にチケット購入を申し出て下さった義理堅い皆さん、本当にありがとうございます。

お金と時間と慈悲の心が無駄にならないよう、適切に頑張ります。

また、私事ですが、ライブタイトルの『56歳。日々是黄昏』に相応しく、昨日(9月17日)で齢56歳となりました。
最早、誕生日を迎えて“嬉しい”という感情は全く芽生えてきませんが、「生きているうちで今日が最も若い日である」ということを少しは考えようかと思います。

facebook・メール等でお祝の言葉を多数頂き、ありがとうございます。
この1年もどうにか適切に生きていきたいと切望しています。

さて、今日ご紹介する『瓶詰めの優しさ』ですが、先日登場した『僕の心の腕時計』よりもさらに早く、1977年7月に作ったとの記載が残っています。
(実は本人もあまりよく覚えていない)

そして、この歌こそが“かわもと黄昏ソング”の幕開けだったも言えるでしょう。
 
 
この歌も友人が好きだった女の子が何かの都合(それが親の仕事のことだったか、本人が留学するんだったのか、ということすら思い出せませんが)でロサンジェルスへ渡ることになった、というのが作るきっかけになったと記憶しています。

当時は実感できる恋愛は自らの中というよりは他者の中にこそあったのでしょう。

それにしても、今落ち着いて読むと、相当“観念的”に作られているかと...(汗)

「あなたを乗せた船の吐き出す煙の長さは愛した髪の長さ」という比喩は明らかにおかしいし...

ま、それでも16歳の少年かわもとは結構真剣に歌詞を作っていました。
40年前の自分と対峙するのはちょっと照れますが、少なくとも恥じてはいません(笑)

当時は茅ヶ崎や平塚の海岸で好きな女の子で夕陽を見るというシチュエーションには激しい妄想も抱いていました。

いつの頃からか“「海+夕陽+恋心」=歌が出来る”というめちゃめちゃシンプルな方程式が私の中には宿っていたようです。

しかし、「僕の心の腕時計」「瓶詰めの優しさ」を本当に演奏するんだろうか...

実はちょっと逡巡していたりもします.......
 


#27 ライブ『日々是黄昏』チケット前売り開始記念

ライブ初演奏曲紹介@「僕の心の腕時計」

 
2016.09.01up
 

ついに9月となりました。

そして、かわもとひろのぶ単独ライブ#6『日々是黄昏』のチケットの販売が開始となりました。

先にお断りしておきますが、前売りだからちょっと安いとか、特別なプレゼントつきということは一切ありません(きっぱり)。

さらに、特等席を確保できる保証も全くありません。

それでも「買ってやろうじゃないか」という心ある方は、何らかの手段でかわもとまでご一報下さい。

さて、チケット販売開始に伴いまして、不定期にではありますが、かわもとライブで初披露となる楽曲(現時点ではあくまで予定ですが)を紹介させて頂きますね。

記念すべき第1作は『僕の心の腕時計』。

1977年10月に作ったという記録が残っています。

友人が好きだった女の子にフラれた直後、その子と江ノ電に乗って北鎌倉へデートに行った話を切々と話すのを聞きながら着想したものでした。

 
 
今この歌詞を読むと赤面します。

作ったのは17歳になったばかりの頃で、とにかくあらゆる面に於いて「実体験」が不足しているため、歌詞がやたら抽象的ですし、ある意味でシュールですらあります(笑)。

だいたいタイトルの『僕の心の腕時計』っておかしいだろっ。

ま、それは置いておくとしても(置いておくなよ)、自分が歌を作り歌う人(=シンガーソングライター)で「その僕が作った歌を『君』に贈るよ」という過剰な意識が出ています。

これは歌を贈られた側にとってひどく重たい状況ですね...

私はこれを20代半ばまで懲りずに続けておりました(汗)

まさしく「愛の押し売り」!

それでもこの歌を愛唱してくれる人がいたりするのはありがたいです。

作った頃も自分が歌うことはなくて、当時かわもと主催「茅ヶ崎自己陶酔の会」に所属していた唯一の女性デュオ“Air Mail”が歌っていた曲でした。
(そう言えばAir Mailの二人は元気にしているだろうか...)

本番も赤面しながら歌う予定ですので、お楽しみに!
 

 
#26 『日々是黄昏』チラシ・チケット原稿出来!
 
2016.08.13up
 
というわけで、チラシとチケットの原稿が出来ました。

しかし、ステージ構成や演奏楽曲はほぼ未定であることに変わりはありません(やや力強く)

毎回思うことですが、選曲はとても難しいですね。

あまりに名曲が多くて絞り切れないッス... (笑)

ま、今回はタイトルが『日々是黄昏』ですから、黄昏感を前面に押し出してやってみます。
(黄昏感ってナニ...?)

ちなみに、チラシのもとになった写真は茅ヶ崎在住のHidehiko Yokotaさんが撮影された「茅ヶ崎市営球場からの夕陽」です。

この写真を茅ヶ崎情報さんで初めて見た時、影絵のようでいて、油絵のようでいて、甚だしく心に突き刺さるものがありました。

色も構図も本当に素晴らしく、我がまま言って使わせて頂きました。

Yokota様、本当にありがとうございました。

写真も音楽も、基本的には「発信者vs受信者」の個と個の気持ちのやり取りなのだと考えています。

なので、今回もライブでは“あなたの心に突き刺さりたい”が最大のテーマではあります。

ちょっと不思議な時間を過ごしたい方は、一度お越し下さい。
 

 

 
#25 ワンマンライブ#6『日々是黄昏』 告知

2016.11.13(日)江の島「虎丸座」にて
 
2016.08.08up
 
以下の概要にて開催する予定ですので、是非お友達・ご家族・近所のおっさんなどお誘いの上、お越し下さいませ。

◆日時:11/13(日)午後4時開場・4時半開演
◆場所:江の島「虎丸座」
 http://www.toramaru.net
 江ノ島ビュータワー7F
◆チャージ:¥3000[税込・ワンドリンク付き]
◆ライブタイトル:56歳。日々是黄昏(仮)

会場である「虎丸座」は2014年4月、私が長期ブランクから復帰後初回のライブをやらせてもらったライブハウスであり、2年半ぶりの開催となります。

「江ノ島ビュータワー」という名称から、想像に難くないでしょうが、江の島を一望出来るライブハウスです。

その会場で、サンセットタイムに“世界一夕陽の似合う男”と呼ばれる(誰に?)かわもとひろのぶの「夕陽ソング」の数々をお楽しみ頂ければ幸いです。

完全予約制ではありませんので、当日気が向いたら来るというのも一手ですが、事前にお声掛け頂けると、会場設営上助かります。
 ※かと言って予約特典は何もありません(きっぱり)

楽曲などあらゆることが未定ですが、皆さんに楽しんでもらえるよういろいろと企画してみます。

今後、詳しくはこの『管理人ゆるゆる音楽日記』にてご報告致します。

万が一リクエスト曲なとがありませば、ご一報下さい。

実際にお受けできるかどうかは別として、必ずや検討はさせて頂きます。

新作CDも販売予定(楽曲未定)ですので、大金ご持参の上お越しにならんことを切望しています。
 

 


CD売上82,738円を「くまもとエンタメ支援金」に送ります

 
2016.05.30up
 
4月23日のライブ後、激しく忙しかったため、ご報告が遅れました。

ライブ当日のCD売上65,588円に加え、その後通販(笑)を含め、さらにCDを購入してくれた方々がいましたので、現時点で総売上が82,738円となりました。

皆さん、ご協力ありがとうございました。

この浄財を標記の「くまもとエンタメ支援金」宛てに送金することとしました。

「くまもとエンタメ支援金」というのは、震災によって甚大な被害を受けた文化ホールなどの修復・再建に目的を指定して、使ってもらうものです。

http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=12552#danraku5
(コピーペイストして閲覧して下さい)

微力とはいえ、一応音楽によるお金なので、なるべく音楽に関わることに使ってもらえれば、と考えました。

ひとまず、ご報告まで。

実は5月19日(木)、私が所属する茅ヶ崎ロータリークラブ創立55周年記念式典のアトラクションに思わずゲストとして招かれ、20分のステージを務めてまいりました。
(場所はコルティーレ茅ヶ崎という結婚式場)

ちゃんと聴いている人は2割程度という阿鼻叫喚の中(こうした行事ではいつものことなのでさして驚きませんが)、『キッチン馬鈴薯』『覇気あれ我がクラブ』『ポール・ハリスへの手紙』『モデラート』の4曲を演奏しました。

『覇気あれ我がクラブ』というのは、私がロータリークラブに入ってまもない1998年に茅ヶ崎ロータリークラブのために作った歌ですが、今回の演奏を機に、ピアノ・バイオリン・ストリングスでの編成にアレンジして(アレンジしたのはストリングス担当のかつての教え子)の初演でした。

ボーカルに私に加えて、クラブの会員の中から大箭剛久さんにも参加してもらい、『覇気あれ我がクラブ』『ポール・ハリスへの手紙』の2曲は“大人のデュエット”も聴いてもらいました。

一般のお客さんが入れない演奏だったので、事前告知などはしていませんでしたが、少なくとも演奏する側は楽しくやらせてもらいました。

おそらく10月か11月に第6回単独ライブを開催致しますので、詳細が決まり次第、この「ゆるゆる音楽日記」にてご連絡致しますね。

とにかく、作りかけの曲をどんどん仕上げたいのですが、思うようには時間が取れず(言い訳なのでしょうが)、ちょっとせつない気持ちにもなっています。

適切に頑張りますね。


※お詫び
4月11日付の記事の中で、「ポール牧と言えば“あぁやんなっちゃった...”」の人、と書きましたが、「それは牧伸二の間違いだ」という、言い訳の出来ないミスを指摘されております(汗)。
ポール牧さんは指パッチンの芸で一世を風靡した人ですね...

お二人とも自殺という形で亡くなったとのこと。
この場をお借りして、ご冥福を祈ります。


ポール・ハリスのお面をつけて歌っていますが、けして悪ふざけではありませんので、ご了承を


ライブ@スタディオ・ベルソー ご来場ありがとうございました
 
CD売上65,588円を熊本震災被災地へ送ります
 

2016.04.24up

4月23日(土)茅ヶ崎駅南口スタディオ・ベルソーでのかわもとひろのぶ単独ライブ#5“Early & Latest”、どうにか無事終了致しました。

ご来場頂いたたくさんの皆さん、ありがとうございました。
また、趣旨に賛同頂き、CDを購入して下さった皆さん、重ねてありがとうございました。

ライブ当日時点での売上は65,588円でした。

会場に持参したCDが完売してしまい、申し訳ありません。

facebook等を通じて「買います」と申し出ている方もいらっしゃいますので、正確な金額がわかりましたら、またこの「ゆるゆる音楽日記」にてご報告させて頂きます。
今しばらくお待ち下さいね。

ライブの詳細なども後日書かせてもらいますが、既にかわもとひろのぶファンクラブ(そんなものがあったのかい)会長のためもとゆうじ氏より、ライブレポートが届きましたので、掲載させて頂きますね。
 

 
  

ファンクラブ会長からのライブレポート
 
今日は汗ばむくらいに暖かい一日でしたね。

茅ヶ崎スタディオベルソーで行われたかわもとさんのライブに行ってきました。

いつも不思議に思うのですが、かわもとさんのライブ、会場の大きさにかかわらず”ナゼか”いつも満員なんです。

最近はラジオに出演したり漫画の原作になったりしているらしいので、私の知らないところで女子高生あたりを中心にもうひとつのファンクラブが組織され、いまどきLINEなんかを駆使して怒涛の集客が行われでいるのではないかとの疑惑が浮上しましたが、会場の光景を見渡す限りそうでもなさそうでした ^^”。

会場でCD販売と併せて行われた募金は熊本地震被災地へ送られるとのこと。こういうこと、多寡にかかわらず大切なことですね。

Early&Latestと題して新旧全14曲が歌われた本日のライブ。曲目も終盤近くになると一緒にオンステージした同級生のギターサポートメンバーにかわもとさんが「チューニング大丈夫か?」ではなく「血圧大丈夫か?」と声掛け。会場は共感の笑い声が溢れ、和気藹々とした雰囲気の中で歌とトークを楽しみました。

今回のライブトピックスのひとつは、いつにもまして充実したサポートメンバーがステージを盛り上げ、美しい音色、歌声を聴かせてくれたこと。
ギター : 和田正昭さん(通称マーチンさん)
ピアノ : 河本充代さん
バイオリン : 仁多理恵さん
ボーカル・ギター : 岩佐敏哉さん
キーボード : 小貫ちひろさん


オーケストラや室内楽で活躍されている仁多さんのほんとに素晴らしいバイオリン、充代さんの格調高く繊細なピアノの音の味付けとギター、シンセのポップな味付けとがほどよく調和され、馴染みの曲もまた違った鮮度で耳に届けてくれました。

実はかわもとさんの曲には とっても古い曲、ごく最近の新しい曲、その中間があって我々が大学時代に聴いていたのは ”その中間”にあたるところなのだと ファンクラブ会長を自称している私が最近知りました^^”。。 

そのとっても古い曲、、の中にもすごく良い曲があって、今日もその中の一曲 1977年作”Yesterday物語”にちょっと感動。この曲は今日のステージではなんとかわもとさんがサイドボーカルにまわり、大竹まことソックリの岩佐さんがメインボーカルでしたが、フォークソングファンには堪らない曲調の名曲でした。
地元の高校で知らず知らず歌い継がれているというエピソードもすごく理解できました。

音楽はいいですね。
かわもとさん、ご出演のみなさん
素敵な時間をありがとうございました。

TAME

かわもとひろのぶ 本日の楽曲 (プログラムより)
@ 異国の友 
A You are my musician
B 大いなる坂道
C Goodbye Mr.スローバラード
D いとでんわ
E 片田舎のロマンス
F Yesterday物語
G 桜の花が咲く頃に  ・・・この曲、今日良かったですね!
H Oh My Friend
I ポール・ハリスへの手紙
J キッチン馬鈴薯
K 京浜賭博地帯
L モデラート
アンコール : 紙飛行機のラブレター
 
 


4/23ライブでのCD販売売上を熊本地震被災地に送ります
 
2016.04.22up
 

まだまだ先だと思っていたライブが、いよいよ明日に迫ってきました。

17日に本番の会場であるベルソーでリハーサルをやった際、スピーカーから音が出るまでに2時間半掛かるという恐ろしい事態になったこともあり、当日に対する不安感は拭えないものもありますが、もうやるしかありませんね...(汗)

さて、皆さんも熊本を中心に起こっている一連の地震については心を痛めていることかと思います。

「音楽をやっている場合ではない」という気持ちも一方にはありますが、「なるべく自分の一日を普通に過ごす」ことも大切だと思う次第です。

今回のライブではロータリークラブ[外部リンク コトバンク の創始者であるポール・ハリスの名を冠した『ポール・ハリスへの手紙』という歌を歌うこともあって、彼の名を出して恥ずかしくないようにはしたいとも考えていました。

そこで、本当に微々たるものですが、今回のライブ終了後、会場にてかわもとひろのぶオリジナルCDの販売を実施させて頂き、その売上を熊本を中心とする被災地に送りたいと思います。

CDは全部で3種類あり、もちろん全てオリジナルです。
何とか、1枚につき500円以上でご購入頂きたいと願っています。

もちろん、1枚だけでも結構です。
3枚とも買っちゃう、という人にはハグのプレゼントつきです。
(それは要らない、という場合は静かに申し出て下さい)

そして、その売上を被災地に何らかの形で送りたいという次第です。
(売上詳細その他はまたこのサイトで報告させてもらいますね)

ご理解・ご協力頂ければ幸いです。
 

左のジャケットは出来たばかりの『Latest』というCDのもので

@ポール・ハリスへの手紙
A桜の花が咲く頃に
Bいとでんわ


の計3曲(全て新曲)が収録されています。

 
左は既に昨年作成された2枚のCDです。

2015年4月リリース『54歳。楽団,ひとり』
@セブンスターの箱が空になるまで
A赤い靴
B希望の船出
C少女恋唄
D夏の終りに
Eキッチン馬鈴薯


2015年10月リリース『せつないナマガワキ』
@京浜賭博地帯
A港で歌う子守唄
BOh My Friend
C第二章「好きだよ」
DGoodbye Mr. スローバラード
E紙飛行機のラブレター
Fモデラート
 
CDは全て拙宅に於いて、かわもと自身がアレンジ、楽器の演奏・歌唱はもちろん、レコーディングディレクター役も一人でやっているので、正直、すごく完成度が高い、というものではありませんが、その歌の持つ世界観の原型はわかって頂けるのではないかと思っています。

では、ライブに来られる皆さん、会場でお会いしましょう。

来られない方は、今度の機会(があれば、の話ですが)にお会い出来ることを願っていますね。
 
 


レディオ湘南 ヤノヨシヤ「オトでつながるキミとボク」 に出演しました
 
2016.04.18up
 
この「部活ネット」では事前告知出来ませんでしたが、4月17日(日)午後7時からのレディオ湘南“ヤノヨシヤ「オトでつながるキミとボク」”という番組に、おこがましくも「ゲスト」として出演させてもらいました。
[番組のサイトはこちら

聴かれた方がどれほどいるのかはわかりませんが、私の音楽との関わりをちょっとはお話し出来たように思います。
いろいろとホストのヤノさんが気遣ってくれたお陰だと感謝致します。

昨年J:COMでは掛けてもらえなかった(笑)『京浜賭博地帯』 を思い切って放送。
また、『キッチン馬鈴薯』についても、マスターとママさんを探しているという話もさせてもらいました。

ヤノさんも早稲田大学の出身ということで、放送前後も「早稲田学生会館」のネタなどで盛り上がりました。

新曲の『ポール・ハリスへの手紙』も掛けて頂き、嬉しい限り。
本当にありがとうございました。

打ち合わせの際、事前に「影響を受けたミュージシャンや楽曲の音源を持って来て下さい」と言われていたので、何枚かCDを持参したわけですが、そのうちの1枚が『チェリッシュ ベスト』であったため、ヤノさんが「あの〜、これは何がよかったんですか...?」と明らかに戸惑い気味に訊くわけです。

他がビートルズやユーミン、或いはムソルグスキー『展覧会の絵』であったりする中、飛び抜けて異色の“昭和歌謡”という印象だったのかと思います。

音はスカスカだし、ドラムも今では考えられないフレーズを叩いたりしていますから、無理もありません。

でもね、皆さん、『若草の髪かざり』という歌を一度聴いてみて下さい。
私は13歳の時、この歌を聴いて泣けました。

 あなたが髪に結んでくれた 芽生えたばかりの草の髪かざり 
 優しい春の日射しの中で 私はあなたの胸で夢見てる
 ほんの普段着のウェディングドレス ベールの代わりの若草の髪かざり
 ひばりの歌がのどかに聴こえ ふたりはいつしかそっとくちづける


中1だった自分の感受性というものを今うまく説明することが出来ないのが残念ですが、歌い手(松井悦子。通称えっちゃん)の透明な声質を含めた表現力を想定したとしか思えない世界観は素晴らしく、誰がこんな詞を書けるのかなぁと思っていたら、それが阿久悠だったわけです。

彼はチェリッシュのシングル曲はこの歌以外全く書いておらず、だからこそ余計際立っている印象です。

私はその時以来、阿久悠は「プロ」だなぁと思うようになりました。
(後年、私はこの歌の世界観に惹かれ、『賢者の贈りもの』という曲を作ったほどです)

おっと、余計な話になってしまいましたが、私・かわもとは言葉を大切にする表現者でありたいと願っている、ということをお伝えしようかと思い、ちょっとしたエピソードを語ってみました。

...ちなみに、『若草の髪かざり』は残念ながらオンエアされませんでした(笑)
 
  
 


ライブ初披露の新曲紹介その2『いとでんわ』
 
2016.04.16up
 
「いとでんわ」というのは、私が初めて出演し、その後我が家のように過ごしたライブハウスの名称です。
(詳しい経緯は『出て来い!重松清』に書かれています)

1981年に生まれ、1983年の11月で幕を閉じました。
わずか2年半という命だったわけです。

広さは、今思うに5坪ほどしかなかったような。
客が20人入ると、かなり息苦しい感じがしました。

ステージ脇を通らねばトイレに行けない構造で、静寂な歌の最中に水の流れる音がして、興を削ぐこともしばしばでした(涙)

私はこの「いとでんわ」で、ある時からほぼ無給でバイトをしていました。

というのも、客がいない時間帯はお金を払わずに使用できる練習場であり、ライブがある時にはお金を払わずに様々なミュージシャンの音楽が聴けたわけです。

また、ライブのない時間帯にはおかしな連中が集まり、トランプやサイコロでギャンブルに興じたり、昼間から酒を飲んだりしており、青少年の教育にはあまりいい環境とは言い難いものでもありましたが。

ある日、開店準備をしていると、地方出身のシンガーソングライターで私と同じ年頃のヤツがふらりと現れて、「かわもっちゃん、俺、明日故郷(くに)に帰るわ」と唐突に言いました。

彼の目にはうっすらと涙が浮かび、それを懸命に堪えて別れを告げに来てくれたのでした。

そして、「あの歌、歌ってよ」と言い、当時私が中森明菜に歌ってもらいたいと願って作った『Goodbye Mr. スローバラード』という曲をリクエストしたのでした。

歌っている途中で、私も彼も泣けて泣けて...

わずか5坪ではありましたが、そこは野望を持って東京に出て来た若者を受け入れてくれる夢舞台だったのです。

『キッチン馬鈴薯』もそうでしたが、いとでんわについても絶対に作品にしておかねば死にきれない、という思いがありました。

構想はずっとあったのですが、誰の視点から歌うか、とか、本当に「いとでんわ」という名前を出すのか、とか、 考えているうちにひどく膨大な時間が経過してしまいました。

作っては捨て、作っては捨て、ようやく「店の内部から、ビッグになろうという野望を抱えた若者を静かに見守るマスター目線」で、1人称・2人称を一切使わない、という歌詞で、コラージュのような作品にしてみました。

もしかすると、これは完成形ではなく、まだまだ変わってゆくのかもしれません。

音楽的にも人間的にも未熟であった私を快く受け入れ、時には叱咤し、時には一緒に悲しんでくれた、マスターの紺野宏(こんのひろし)さんに捧げたいと思います。

でも、この人もキッチン馬鈴薯のマスター同様、探しても見つからないのです。

万一、行方を知っている人がいたなら、是非教えて下さい。

4/23のライブではギターの弾き語りでお届けする予定です。
お楽しみに。
 
これは昨年10月「なんどき牧場」でのライブです
 
 
いとでんわ

(時代遅れのライブハウス
 
早稲田通り沿いのしけたライブハウス
狭い客席は埋まらない日もある
ギターケースの中 夢を詰め込んでさ
東京(ここ)へ来たんだ 今は帰れないよ
儚く響く 名は「いとでんわ」
来てくれてありがとう 細い糸で繋がろう
さあ歌うよ

宴 恋の終り 風は花を散らす
激しい歌声に涙する日もある
時代遅れ それは 傷を癒す薬
少し立ち止まり 生きる意味を探す
今宵も更ける 空に三日月
いくら酔い潰れても いつかはたどり着ける
待っているよ


明日、故郷(くに)へ帰る 洒落た別れ歌を
胸に届けてよ また会える日もある
騒めく街は 今日も暮れ急ぐ
さよならを重ねても 大人になれはしない
来てくれてありがとう 細い糸で繋がろう
さあ歌うよ


早稲田通り沿いのしけたライブハウス
狭い客席は埋まらない日もある...
 



ライブ初披露の新曲紹介その1『ポール・ハリスへの手紙』
 
◆副題:ロータリーをもう少しポップに
 
2016.04.11up
 

ポールと言えば「ポール牧」という友人もいました。

あぁ...やんなっちゃった...あぁ...驚いた


というワンフレーズでお笑い界を何年も生き抜いたレジェンドですから、その気持ちもわからなくもないのですが(笑)、ここでは1905年、アメリカのシカゴで「ロータリークラブ」という団体を立ち上げたポール・ハリスという人を指すものとして下さい。

もちろん、ロータリークラブというものの存在を知らない人にとっては“Paul, Who?”といった反応もありがちでしょう。

私もロータリークラブに入っていなければ、このおっさんのことを知ることもなかったと思う次第です。
 

 

1905年のシカゴというのは、経済状況も悪く、ひどく殺伐としていたそうです。

田舎者(ニューイングランド出身)のポールは、当時36歳の青年で、そのシカゴで弁護士を開業していました。
はじめはうまくいかなかった仕事も順調になったのですが、冷えた人間関係に疲れ、簡単に言うと「群衆の中の孤独」といったものを感じていたのでした。
(私の想像を含みますので、ご了承を)

ポールはそうした中、自らの自然の摂理として「友だちが欲しい」と願いました。

そして、そもそもは地域の実業家が相互扶助と親睦を深める組織として、「一業種一人」という理念も掲げつつ、最初は4人でロータリークラブを創設したわけです。

ちなみに、ロータリークラブという名称は、「会員の事業所や家で順番に会合を持って食事をする」というところから付けられたものです。

私自身は1997年に入会し、週に一度開催される例会の開始時に、いつもロータリー精神がほどよく詠み込まれた歌を歌うのにも徐々に慣れてきましたが、そのうち、自分が所属しているクラブ(私の場合は茅ヶ崎ロータリークラブ)のオリジナルの歌があってもよかろうと思い立ち、『覇気あれ我がクラブ』という曲を作りました。

これが意外にウケて、長らくクラブソングとして歌い継がれています。

包み隠さず言えば、今のところ、この『覇気あれ我がクラブ』こそが、ミュージシャンかわもとひろのぶの最大のヒットかもしれません(笑)

ところが、時を経るごとに「ロータリーの歌はロータリーの中だけで完結している」という思いが強くなり、どうにかして、せっかくの素晴らしい理念を、歌を通じてロータリー関係者以外にも伝えられまいか 、と考えるようになりました。

構想し始めてから、おそらく10年は経過したかと思いますが、ようやく歌が完成しました。

ポールの心の内側を丹念に探り、しかし、曲作りのツネではありますが、「何を斬り捨てるか」にも配慮しました。

簡単に言うと、以上のような経緯で出来上がった歌なのですが、ロータリークラブの関係者であるかどうかということを抜きにして、この歌を聴いてもらえたら、そして口ずさんでもらえたら、ちょっと嬉しいです。

もちろん、4月23日(土)のライブでも熱唱しますよ〜
 


ポール・ハリスへの手紙

淋しがり屋のポールはいつも悩んでいたのさ
誰か僕の友だちになって欲しいと願った
暗い時代に疲れて 見上げたシカゴの空は
泣き出しそうだったんだよ 独りぼっちだったんだよ
温もりなしには暮らせない  そう思い知ったんだよ


淋しがり屋のポールはある日心決めたのさ
友を集め 手を繋ぎ 風を起こすと誓った
志をともにして 見上げたシカゴの空は
誇らしげだったんだよ 踏み出せそうだったんだよ
温もり誰かに伝えたい そう思い立ったんだよ

行ったり来たりのロータリー 吹き出した風は海を渡り
世界に慈愛の雨が降る 静かに慈愛の雨が降る


唇、歌を宿して 見上げたシカゴの空は
どこまでも続くよ 果てしなく続くよ
あなたの想いに寄り添って 誰かが続くよ

淋しがり屋のポールが漕ぎ出した小さな船は
いくつも波乗り越えて 今日も静かに進むよ
今日も静かに進むよ
 


仮録音の音源を聴きたいという方はこちらへどうぞ ⇒『ポール・ハリスへの手紙』
 

 
『キッチン馬鈴薯』ついに漫画化&全国発売
 
2016.03.29up
 
3月21日(祝)茅ヶ崎北陵高校吹奏楽部の定期演奏会、26日(土)藤沢西高校吹奏楽部「夢笛管隊」の定期演奏会。

テイストはかなり違うものの、真摯に音楽に取り組んでいる指導者と生徒たちの演奏に心打たれ、自分の音楽についても引いた位置から考えられたような気がします。
ありがとうございました。

 <北陵高校定演プチレポート> <藤沢西高校定演プチレポート

他の高校からも聴きに来て欲しいというありがたいオファーを頂いていたのですが、体が1つしかなく、顔を出せずにごめんなさい。
でもね、本当に心から応援しています。
定期演奏会を以って、部活を引退する新3年生も多いようですが、たまには楽器と戯れて欲しいですね。

 音楽 は言葉を超える

と私は思う次第です。

さて、以前この「ゆるゆる日記」でもお伝えしていた『キッチン馬鈴薯』漫画化の件ですが、3月26日に見本が届くまでは「本当に作品化されて世に出るのだろうか?」と疑心暗鬼であったと正直に告白します。

3月28日、ついに店頭に並んでいました!

「思い出食堂」という本は、自分の楽曲が原作になることとは関係なく、毎号コンビニで買って読んでいて、癒されたり、レシピとして活用していたので、とても嬉しいです。

特に、私が中学時代に愛聴していたなぎらけんいちさん(1973年、中1の時にラジオで聴いた『悲惨な戦い』は相撲取りのまわしが落ちて大変なことになる、というギャグソングではありましたが、子供心にただのバカな歌ではないと感じていました)の連載「バチ当たりの昼間酒」の隣に掲載されたのは光栄です。

ちなみに、作画してくれたのはフジヤマヒロノブさんという方で、偶然にも同じ「ひろのぶ」!
 
 
漫画のタイトルは『キッチン馬鈴薯』の歌詞にも出てくる「ジンギスカン定食」。
ストーリーはかなり簡略化&美化されてはいますが、基本的には事実に即しています(笑)。

また、少年画報社の編集の方々は『キッチン馬鈴薯』の詞の中身や時代背景も丹念に拾い上げてくれている上、ずっと連絡の取れないままのマスターやママさんの行方も欄外で尋ねてくれています。
(さすがにコンテストで槇原敬之に負けたことまでは描かれていませんでしたが)

本当に、馬鈴薯のマスターとママさんに会って、彼らの前でこの歌を歌いたいなぁと思います...。

たぶん泣けてしまって歌えないか...

それにしても、歌と漫画のコラボは相当面白い。

これまでに作った楽曲、これから生まれ来る楽曲も漫画とコラボ出来るといいなぁ。
っつーか、画策してみます。

 
ヤノヨシヤさんのライブプチレポート
 
2016.03.14up
 
3月13日(日)茅ヶ崎市民文化会館小ホールにて、茅ヶ崎在住のシンガーソングライターであるヤノヨシヤさんのLive“Next Stage”を聴かせてもらいました。

ヤノさんは私と同じくロータリークラブ(ヤノさんは茅ヶ崎湘南クラブ、私は茅ヶ崎クラブなので所属クラブは違いますが)のメンバー。FMラジオのレディオ湘南で「ヤノヨシヤ オトでつながるキミとボク」という番組のMCも長く続けている。facebook上の友だちでもあります。

それにしても小ホールとは言え、茅ヶ崎市民文化会館でライブをやるってのは、相当な覚悟も必要だと推測する次第です。客席は400ありますから、もしもお客さんが10人しか来なかったら、390席は無人という恐ろしい状態になりますから。

私は自らが「客より出演者の数の方が多い」とか「300人入れる会場に客がひとケタ」といったせつない体験を一度ならずしているので、まずそれを心配していましたが、さすがヤノちゃん、お客さんもたくさん来ていて、私も安心しました。よかったね〜。

ま、彼は文化会館でやるのが3度目だそうなので、あまり心配はしていなかったかもしれませんが...

演奏スタイルとしては、ピアノとギターを彼が弾き、バックにはドラムス・ギター・ベース・キーボード・コーラスという豪華な顔ぶれで、途中コーラス隊も登場するなど、趣向が凝らされていました。私はバンドリーダーと思しきギタリストの冷徹な(そう見えただけなのでしょうが)演奏と、それとは真逆なキーボードのハイテンションな演奏が、見ていても聴いていても楽しかったです。

 

このライブで私が何よりも素晴らしいと思ったのは、こうしたメンバーをヤノちゃんが率いて、この日に漕ぎつけたことでした。それは彼の人間性の為せる業ですし、日頃からの積み重ねがあればこそ、ということでしょう。

彼の歌を真剣に聴かせてもらうのは初めてなので、「部活ネット」の吹奏楽取材で使用しているノート(実際はただのB5の紙を挟んだだけですけど)を持参し、取材メモを取ろうとしたのですが、会場が暗くて、自分の書いた文字が読み取れない(涙)というやや絶望的な時間帯が多かったので、一部だけ残っているメモと記憶を頼りに、簡単なレビューを書かせてもらいます。

ヤノヨシヤの歌の世界が何をテーマにしているのかなぁ、ということを思いつつ聴いていました。私自身も表現者であり、他の表現者が何を伝えようとするのか、ということはつとに興味があるわけです。

あくまで、個人的な感覚を言うと「ボクとキミ、二者の距離感をまさぐる」ということでしょうか。ある出来事により、二人の距離が縮んだり、広がったりするという心象を繊細に描こうとしているのかなぁ、と。
(違ったらゴメン)

もちろん、そんなひとことで片づけられるものではありませんが、1つや2つでなく、たくさん作品を残していくうちに、無意識のうちにもそうした色は残ってゆくものでしょうから。

印象に残ったのは『風の強い街』(でしたっけ?実は楽曲名がよく聞き取れませんでした...)『世界は終わらない』『Next Stage』といった作品です。“希望”がたくさん感じられ、思うに、ヤノヨシヤの歌が好きな人たちは、そうした世界観を愛し、そこに癒されているのかと。

それと、何となくですが、歌い方がマッチ(近藤正彦)に似ているなぁ、とも。

彼が歌うのを聴きながら、『愚か者』とか歌ったら、結構ハマるのではないかなどと余計なことも考えてしまいました(笑)

ひとまず、お疲れ様でした。
4月には、私もライブがあるので、よい刺激をもらいました。

これからもお互い、ちょっとずつ頑張りましょう。

 
 


珍品発見!

=ボクと槇原敬之を繋ぐかなり細い糸?=
 
2016.02.20up
 
4月のライブとはほとんど関係はないのですが、何気なくネット検索をしていたら、強烈なノスタルジーを感じさせてくる「商品」と出会ったので、ご報告します。

先月「ミュージックステーション」に出演した槇原敬之くん(私は勝手にライバル視している)が“激ヤセ”していると聞き、ちょっと心配になって槇原くん周辺の記事を探していると、 槇原くんがデビューするきっかけとなった「AXIX Music Audition '89」のデモテープというのが販売されていることを知りました。

※ 詳しくはこちら⇒ http://genka-market.jp/?cn=100125&shc=10012797

[URLをコピーしてお訪ね下さい]

実は、私もこのオーデションに出ていたのです!

当時(1988〜89年頃)、私は「出て来い!重松清」にも登場する“Y崎T彦くん”とともに、東京中野にあった彼の家兼スタジオで、8チャンネルのオープンリール型のマルチトラッカーで楽曲の録音を進めていました。

私は「あくまで副業、一時的にやっているだけ」というつもりの塾講師の仕事が終わってから、夜中の2時頃にそのスタジオに到着し、楽器やボーカルの録音をしたものでした。

というのも、私も彼もはまもなく30歳という大きな節目を迎えることになり、この「AXIX Music Audition '89」に照準を絞って、一度は大きな勝負を賭けようと考えたわけです。

何せ全国から第一次審査には1万曲の応募があるようなオーデションだったので、我々は「第一次審査が勝負の鍵になる」という読みに基づき、「とにかくインパクトのある曲を」ということで、『京浜賭博地帯』という曲をブラスを多用したアレンジにして応募しました。

目論見は当たり(?)、第一次から第三次(もしかしたら第四次だったかも)審査を見事に掻い潜り、ついにわずか15曲しか進めない全国大会への切符を手にしたのでした。
正直な話をしますと、この時点で「グランプリはもらったね」と思ったものでした。
グランプリ賞金の100万円を私とY崎くんとでどう配分するか、という白熱の議論が夜を徹して行われたこともありました。

そして、決戦当日、もちろんのことながらグランプリは槇原敬之という汚いシャツを着た二浪の関西青年が獲得し、私の商業音楽に於ける闘いは一旦フェードアウトしたわけです。

オーデション終了後、パーティが催され、図らずも槇原くんと話す機会がありました。
私が塾の先生をしていると知ってか、「ボク今二浪してるんですよ〜。勉強のしかた教えてください」などと気さくに話し掛けるキャラは今も面影がありますね。

ちなみに、彼は当時から友人軍団に「マッキー」と呼ばれていました。

今に至るまでに彼もいろいろと苦しんだ時期もありましたが、押しも押されもせぬトップシンガーソングライターとして活躍しているのはただただ敬服致します。

激ヤセしたという写真を見て、ちょっと心配していますが、彼にしか歌えない世界をこれからも作り続けてもらいたいと願っています。
そして、私も少しは頑張りますネ。
 
AXIA MUSICAUDITION '89[オーディションデモテープ]
【収録曲目】
1. Route299
2. ハッピーバースデイ
3. CALL
4. 河よりも長くゆるやかに
5. 京浜賭博地帯(かわもとひろのぶ)
6. 天使のふる街
7. 白のペイジ
8. Mr John is dead
9. 絶頂!
10.ABSTRACT
11.バカンス
12.NG(槇原敬之)
13.ROOM225
14.Something blue
15.GOLD
 
紹介ページには「槇原敬之がデビューするきっかけとなったと言われるAXIA主催のオーディション用デモテープ。現在入手困難です」と書かれています。

ま、そりゃ入手困難でしょう。
出演した私ですら、こんなものが存在していたとはつい数日前まで知りませんでしたから(笑)

ちなみにお値段は¥16,800(税込)、送料¥210。現存数「1」。

もちろん、カセットテープです。

購入するという勇気のある人がいたら、是非教えて下さい。
友達になりましょう(笑)
 


単独ライブ#5 配布用チラシ出来ました

=ライブタイトルを“Early & Latest”に変更=
 
2016.2.19up
 
先日、A4サイズの配布用チラシが出来ました。

これまではオモテ面に自ら撮影した写真を使っていたのですが、今回は「茅ヶ崎情報」というサイトに掲載された“夕陽のような朝日”の写真をお借りして、作ってみました。

この写真をfacebookで初めて見た時、「今回はこれでいくしかないでしょ」と確信し、撮影された朝倉誠さんの許可を頂き、作成に至りました。

ウラ面には、またしても直木賞作家・重松清氏にちょっとメッセージを書いてもらいました。
興味のある方は是非ご一読を。
(なぜ重松清?と思われる方はこちらをご参照ください⇒「出て来い!重松清」

只今、ライブに向けて、というより、脳が勝手に次々に新しい歌を生み出そうとしています。

そういう時期がしばしば訪れてくれないと、新しい歌も出来ず、それはそれで困るわけですが、その勢いがあまりにも激しいと、収拾がつかなくなり、脳が焼き切れそうになります。

今、同時に7曲を並行して作っています。
うち何曲がモノになり、ライブで演奏されるでしょうか...
場合によりゼロということも、もちろんあり得ます。
そうならないよう、曲の世界観・視点をしっかりと保ちつつ進めていこうと思います。

乞うご期待!
 
 

 
 

 
かわもとひろのぶ単独ライブ#5「遅れてきた抒情おじさん,55歳」告知
2016.4.23(土)@スタディオ・ベルソー
 
2016.02.07up
 
また2か月半ご無沙汰してしまいました。

懲りることなく5回目の単独ライブを敢行することとなりました。
概要は以下の通りです。

******************************

◆タイトル:遅れてきた抒情おじさん。55歳
◆場所:スタディオ・ベルソー
 JR茅ヶ崎駅南口下車、西に向かって徒歩2分弱
◆日時:2016年4月23日(土) 開場15:30/開演16:00
◆チャージ:¥3,000[税込]

※電話は0467−38−8133ですが、月曜・水曜の10:00〜17:00の時間帯しか通じません(泣)
※出来てまもないホールということもあって、ホームページがありません(泣)
 なので、お問合せは河本宛てメールでお願い致します
 kawamoto@imagine-create.sakura.ne.jp

ライブハウスではなく、ホールですので、飲食不可となっています。
また、館内禁煙、ローラーシューズやピンヒールでのご入場は出来ませんのでご了承下さいませ。


******************************

新曲披露はもちろんですが、高校時代に作った楽曲も1〜2曲演奏させてもらう予定です。

また、サポートメンバー総勢4名の中に初の試みでバイオリンが入ることになっています。
これまで、録音上は弦楽器もかなり使っていたのですが、ライブだとどうなるのか、自分でもちょっとワクワクしますね。

いろいろとお伝えしたいこともあるのですが、ひとまずは4月のライブの告知ということで...。

なるべくこまめに更新しますので、万一「読んでるよ」という方がいらしたら、是非ご期待下さいませ。
 
左側の茅ヶ崎サザンCをモチーフとした写真は、ウェブサイト「茅ヶ崎情報」代表の藤川忠彦様撮影のものをご本人の許可を得て、使わせてもらいました。写真の上に文字がかぶっているのが申し訳ないほど素晴らしい構図だと思います。[by かわもと]
 

 
11/22ライブ報告 @大塚welcome back 及び ラジオ・テレビ番組につきまして
 
【副題:音楽は伝承だA】 2015.11.23up
 

本日は私が早稲田大学に本当に所属していたことを唯一証明出来る可能性が若干残る“早稲田大学抒情フォーク研究会”という今は既に消滅したサークルのOB会に相当するライブでした。

演奏曲は『僕等について』『Goodbye Mr. スローバラード』『キッチン馬鈴薯』『港で歌う子守唄』の4つ。割と静かめの曲が続きました。
『港で歌う子守唄』は私がピアノで初めて作った曲であり、サークルで初めて歌った曲であり、高田馬場にあった“いとでんわ”というミクロのようなライブハウスのオーディションで歌って、初めてライブハウスなるものに出演することを決定づけた曲でもありました。

そうした思い出もあり、今回はピックアップしてみました。

実は一昨日くらいから、喉に嫌な感じのイチモツがあり、ついに風邪の魔手が私に及んだかと思いましたが、ライブではどうにか及第レベルで歌うことが出来ました(たぶん)。

 
先ほど帰宅したら、喉が絶望的な症状を呈しており、まともに声が出ません。これでよく耐えられたなぁと自らの根性にちょっと労いの言葉を掛けてあげたいほどです。
(しかし、仕事には確実に影響が...)
 
それにしても、4曲くらいしか歌う時間がないと、選曲に困ります...。
30分前後が持ち時間、ということの多い対バンのライブでは、これからもそこに悩みそうです。

さて、先週あざみ野でのライブ報告で“かわもと楽曲伝承者”という話を書きましたが、ナント本日も新たなる伝承者が登場して、またしても激しく驚きました。

大学同期であった彼・西村くんは『大いなる坂道』というやや暗めの楽曲を“ナッシュビルチューニング”という、私が一度もやったことのない変則チューニングでギターの弾き語りをしてくれたわけです。

自らの楽曲に他の人の手で別の切り口を作ってもらえるのは、幸せですね。

(但し、ナッシュビルチューニングについて、私に一切説明を求めてはいけません)

いずれこの曲も、再び自分でも演奏したいなぁと思うに至りました。
(ちなみに、「この曲、知ってるよ」という人は“コアかわもとファン”に認定致します)

で、金曜朝10:30から放送されているレディオ湘南「J:COMの時間」が2クールめに入り、20日放送分は『モデラート』でした。以下のURLにアクセスして頂くと、エンディング部分を聴くことが出来ますので、よかったら聴いてみて下さい。

http://www.bukatsu.net/kanrinin/151120radio-shonan-ending.mp3

16日からケーブルテレビで「神奈川 空から紀行」も始まりました。自分でも見させてもらいましたが、映像を見て、ディレクターさんの選曲意図がわかったように思います。
(放送に選ばれたのは『港で歌う子守唄』『希望の船出』『紙飛行機のラブレター』『僕等について』『モデラート』です)

自分の曲が空撮画像に合うとは、まったく想像出来なかったので、ここでも“別の切り口”を見せてもらったようで、素直に嬉しい気持ちです。
可能性というのは、まだまだいろいろなところで引き出せるのかもしれません。

それにしても、ディレクターという立場にある人は、常に視線のズームが自在でないといけませんね。
私も楽曲を作る際は、以降そうした視線をもっと持てるように心掛けます。

 


あざみ野「ジャングルポケット」ライブ報告

 

【副題:音楽は伝承だ】 2015.11.16up
 

 

11月15日(日)あざみ野のライブスポット「ジャングルポケット」で30分の演奏をしてきました。

楽曲は『僕等について』『京浜賭博地帯』『キッチン馬鈴薯』『モデラート』の4つ。
お越し頂いたお客さんたち、どうもありがとうございました。
心に残る曲があればよかったですが...

このライブには私のユニットを含め5組登場したわけですが、その出演メンバーを主に招集したのがmikoさんという女性で、今回私のユニットでギターを担当してくれたマーチンの高校時代(鶴嶺高校フォークソングクラブ)の後輩に当たります。

今年4月平塚カナフで行われた私のライブに来てくれたご縁で今回お誘い頂きました。
ありがとうございました。とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

ちなみにマーチンは私と同学年で、高校時代に私が主宰していた“茅ヶ崎自己陶酔の会”という恐るべきネーミングの音楽サークルに何の因果か参加していた一人です。
中学も高校も一緒ではないので、まさしく音楽が結んだ縁だと言えましょう。

さて、午後2時から始まったライブは終始アットホームな雰囲気で進み、5時半頃お開きとなったのですが、その後、私のもとへやって来たある男性から驚くべき話を聞きました。

 
「かわもとさんの作った『瓶詰めの優しさ』『Yesterday物語』『僕の心の腕時計』を鶴嶺高校フォークソングクラブのOB会で演奏しました」

『瓶詰めの優しさ』『Yesterday物語』『僕の心の腕時計』というのは、私が高校2年の時に作った歌のタイトルです。
(これらの歌を知っている人は“コアかわもとファン”に認定致します)
そして、彼は鶴嶺高校でマーチンより4学年後輩とのことです。

話を総合すると、私が高校時代(1976~78年)に作った楽曲をカセットテープに収めたものが、恐らくダビングされ、マーチンの代に伝わり、彼らがそれをコピーして演奏した曲をその後輩たちが聴き、さらにその後輩たちが演奏するのをその後輩たちの後輩たちが聴き...その後は歌い継がれていったのかと。

そして齢50を超えた“かわもと楽曲伝承者”たちが、2年に一度行われているというフォークソングクラブのOB会で、今も歌ってくれている、ということのようです。

時空を超えて、自分の生み出した楽曲を歌ってくれる人がいるというのは、とても幸せです。
それは自分が生きていたという証でもあります。
いずれ、そうした「超earlyかわもと作品」も演奏できる機会があればと願っています。

今、自分が作り、歌っている楽曲たちが、また誰かに歌い継がれていくといいなぁ。
そういう歌を作り続けたいと、謙虚な気持ちで思っています。

P.S. いよいよ16日からJ:COM「空から紀行」が始まります。見ることの出来る環境にある方は、是非一度ご覧あれかし。私自身も楽しみにしています。
 


#11 【緊急告知】かわもと楽曲 ついにテレビ進出 〜J:COM「空から紀行」〜
 
2015.11.10up
 

世の中にはチャレンジャーなテレビ局も存在するなぁと、自分のことながら感心しています。

つい先日「55歳の午後@なんどき牧場」なるライブをやったばかりですが、その後どうしたものか、ライブをきっかけにFMレディオ湘南に続き、ケーブルテレビでもオイラの楽曲を流すという暴挙に出たJ:COMの今後を心配しています。

11月6日(金)にはレディオ湘南午前10:30〜11:00の「J:COMの時間」のエンディングで『キッチン馬鈴薯』が本当に流れてきて、ちょっとした感動がありました。

今後は毎週金曜(12月11日まで)の同時間帯で『モデラート』『Oh My Friend』が放送される予定です。

※11月6日放送 「J:COMの時間」エンディング部分は「こちら

放送を聴き逃した、或いはそもそも聴取不能地域に住んでいる、または聴く道具を所有していない、といった不幸な方々のために、上記にアクセスしてもらえれば、放送の臨場感が味わえるようになっています。

番組全体を聴きたい方は、以下にアクセスしてみてね。
ループチャイルドというバンドのライブ音源のあとに“抒情おじさん”として紹介されます。

※11月6日放送 「J:COMの時間」番組全体は「こちら

そして恐ろしいことに、11月16日(月)からは『J:COM「空から紀行」』という、神奈川県各地を空撮した映像を流す番組(放映地域は神奈川県全域+町田)にて、かわもと楽曲を続けざま5曲流すという前代未聞の企画も始まります。

◆放映時間[湘南エリア]
月〜金 10:30〜11:00/14:00〜14:30
土・日 14:00〜14:30/21:00〜21:30


 地域によって放送時間が異なることもあるようなので、「死ぬまでに一度は見たい」という方は、ネット等でご確認あれかし。

採用された楽曲は『港で歌う子守唄』『希望の船出』『紙飛行機のラブレター』『僕等について』『モデラート』のようです。
ラジオとはあまりにも違う選曲にやや戸惑いもありますが、当然担当されているディレクターの感性や番組の性質によって変わるのもわかります。
ちなみに、『紙飛行機のラブレター』と『モデラート』は複数バージョンありますが、どのバージョンかは不明です。

ま、いずれにしても『京浜賭博地帯』は生涯採用されることはないでしょう...

添付した写真(J:COMから頂きました)は、番組にクレジットが出るところなのかと想像しています。
J:COMに加入している人で、余程暇な人で、オイラの楽曲をそれほど嫌ではない人で、つまらなかったとしてもけして怒ったりしない寛容な人は、何気なく見てくださいまし。

では、取り急ぎ失礼します。
 

こんな感じの画面になるとのことです

#10 =告知= かわもとソング,レディオ湘南で流れる(予定)
 
2015.10.30up
 

ライブはやってみるものですね。

去る10月10日に開催したかわもとひろのぶ単独ライブ#4「55歳の午後」(於・なんどき牧場)を聴いて下さった、ケーブルテレビのJ:COM関係者の方のご厚意により、以下のスケジュールで私の歌が公共の放送(レディオ湘南)で流れるという事態へ発展することになりました。

◆レディオ湘南 FM83.1
◆11月6日(金)〜12月11日(金)
◆毎週金曜午前10時半〜11時
「J:COMの時間」という番組のエンディング

どうやら流れる楽曲は『キッチン馬鈴薯』『モデラート』『Oh My Friend』の3曲で、2週ずつ計6週間掛けて下さるとのこと。
本当は『京浜賭博地帯』(槇原敬之くんに敗北した曲です)も流したい意向があったようですが、歌詞にやや問題があるためNGになった模様です。
(要するに放送禁止措置、ですね)

万一、金曜の朝、ラジオを聴ける状態にある人は、ちょっとレディオ湘南に耳を傾けて下さいませ。

『キッチン馬鈴薯』がまんがの原作になるのに続き、少しずついろいろな人に歌を聴いてもらえるのは嬉しい限りです。
ま、朝の爽やかさに全くそぐわない曲で申し訳ない限りですが...
 


 

ちなみに、以下の日程でライブも決行される予定です。

◆11月15日(日)16:10〜16:40
 あざみ野「ジャングルポケット」

 ライブチャージ\1,000+ドリンク
 ピアノ・ギター・鍵盤ハーモニカのトリオ
 演奏予定曲:「僕等について」「京浜賭博地帯」「モデラート」「キッチン馬鈴薯」

◆11月22日(日)17:35〜18:00
 大塚「ウェルカムバック」

 ライブチャージ不要。ドリンクmust
 ほぼピアノ弾き語り
 演奏予定曲:「キッチン馬鈴薯」以外は現在未定

万一お越しになりたいという方は、事前にご一報頂けると助かります。

また、来春は5度目のワンマンライブを挙行する予定ですが、どなたか湘南エリアでよい箱(ライブハウスじゃなくても構いません)があれば、教えて頂けないでしょうか。

キャパ100人くらいが好ましいかと考えています。

オススメがあれば 

  musician@imagine-create.sakura.ne.jp

までご一報下さいませ。
 


#9 2015.10.10ライブ『55歳の午後』@なんどき牧場 ご報告と御礼
 
2015.10.15up
 
職場での「私以外の全スタッフが風邪をひいている」という劣悪な環境にも関わらず、どうにか風邪もひかず、4回目の単独ライブを無事(?)終了しました。
なんどき牧場に足を運んでくれた皆さん、ありがとうございました。

2回公演というのも初めてですし、ライブハウスではない普通のレストランで、会場の設営からやるというのも初めてなので、正直ちゃんと出来るのかどうか、音質はどんなものか、という不安を抱きつつ当日を迎えたわけです。

義理堅い人たちや辛抱強い友人、騙されやすい教え子、恐いもの見たさの人などに支えられ、チケットは完売してしまったため、もう「やるしかない」という心境に達していたわけですが...

 
心の支えになったのは、高校時代の偉大なる同級生・高橋清悟くんが時を同じくしてハワイでアイアンマンレース(トライアスロン)を闘っているということでした。
(ちなみに彼は55歳〜59歳の部で世界2位という結果を叩き出しました)

彼 がこの日のためにしてきた準備に較べれば、ま、この程度のことはね。
(皆さん、驚いてはいけないが、ナント高校時代は私が陸上部のキャプテンであり、彼はバスケ部のキャプテンでした。)

演奏の結果は、自分で言うとあれですが、ようやく「音楽で空間を支配する」に少し近づけたように思います。
ライブ後、いろんなお客さんから感想を頂き(メールやFacebook等も含め)、こちらの意図したことが概ね伝わっていると感じました。

今回来場できなかった人も、是非次回(があれば、の話ですが)お越し頂けたらと願っています。

日常と非日常の境の微妙で奇妙な時間、通称“かわもとワールド”をお届けしますよ。

左)前回ライブ時リリースのCD『54歳。楽団,ひとり』(キッチン馬鈴薯など6曲入り) 右)今回ライブ記念にリリースしたCD『せつないナマガワキ』(京浜賭博地帯など7曲入り)。いずれも税込千円、絶賛在庫中! 下)思い出食堂シリーズの1冊 
 
今回のライブでは立ってピアノの弾き語りを2曲やりましたが、これはなかなか楽しいです。
これまでのライブハウスにはグランドピアノが設置されていたため、そういう発想にはなりませんでしたが、間近にお客さんの顔を見ながら歌うことに快感を覚えてしまいました。

やや不自然な体勢となる関係で、10曲はムリでしょうが...
(実は2曲でもかなり腰にきてました)

尚、ライブMCではお伝えしましたが、今年4月のライブで初披露した『キッチン馬鈴薯』という曲が少年画報社から発刊されている「思い出食堂」(この本読むと温かい気持ちになれますよ)という料理漫画を集めた本に、原作として採用され、来年漫画となって掲載される予定です。
いよいよ作家デビューして、音楽と漫画のコラボでひと山当てようと思います(笑)

本当に発行されたら、またご一報致しますね。

また、11月15日(日)にはあざみ野「ジャングルスポット」、22日(日)には東京・大塚「ウェルカムバック」にて単独ではない他流試合ライブにも出演して、腕を磨いてきます。

昨春以降、これまで地元で開催した4回のライブは全て単独でのものでしたので、他の出演者との共演は、ある意味では緊張はしますが、ある意味では気楽でもあります。
自分一人に掛かるプレッシャーはかなり小さくなりますし。

楽しんでやってこようと思っています。
終了後にはまたご報告させて頂きますね。

なんどき牧場でのライブは食事も雰囲気も素晴らしく、たいへんご好評頂きました。
なんどきさん、本当にありがとうございました。

おそらく遠からぬ未来に再度ディナーライブもあろうかと思います。
その際はまたこのサイトで告知させてもらいますので、よろしくお願い致します。

お楽しみに!

 

#8 ライブチケット完売。今回もありがとうございました!
 
2015.10.08up
 
何としたことか、今回もライブのチケットが完売してしまうという、ありがたい結果になりました。

義理堅い人たちや、我慢強い友人らに助けられ、何とか4回目のライブを迎えられそうです。

今回は私の歌というより、なんどき牧場の料理目当てという人もかなり高い割合で混ざっていると察していますが、もののついでに私のライブもお楽しみ頂ければと願っています。

前回のライブからほぼ半年。
新たな武器として、スズキとハモンドが協力して作ったという“HAMMOND PRO-44H”なる鍵盤ハーモニカを入手しました。

ライブではマイクで音を拾う予定ですが、ラインアウトも可能という「エレアコ」なヤツで、今回のライブを記念して発売させてもらうCDでもリアルタイムで数曲演奏しています。
(先に断っておきますが、豚に真珠、という説もあります)
 
CDに収録したのは「京浜賭博地帯」「港で歌う子守唄」「Oh My Friend」「第二章『好きだよ』」「Goodbye Mr. スローバラード」「紙飛行機のラブレター」「モデラート」の7曲(いずれも新アレンジ)です。

と言っても、世に知られているものが含まれているわけではないので、知らない人にとっては何がなんだか、というところですね。

一応コンセプトは“ライブでも再現可能な演奏形態”ということで、必然私のリアルタイム演奏が入ってしまうという恐ろしいものに仕上がっています。

CDタイトルは『せつないナマガワキ』。

かわもとの「ナマ」演奏がせつないのは言うまでもなく、「出来たて」という意も含みます。
(出来た後に本当はもっと修正を加えたかったのですが、時間に切迫して出来なかった、という言い訳も含みます)

ライブ会場ならびに「通販」(笑)でのみ買うことが可能です。
余程怖いもの好きという人だけ、ご一報下さい。

それと、ライブ直前にかなり衝撃的な話が舞い込んで来ました。
めちゃめちゃ嬉しい話なのですが、それについてはライブのMCでお話させて下さい。

では、10月10日(土)ライブ@なんどき牧場 へお越しの方、お楽しみに。

かわもとは、現在職場の自分以外のほぼ全ての同僚が風邪を引いているという劣悪な状況の中、必死に抵抗し、今のところどうにか難を免れています。

何とかこのまま押し切りたいところです...

#7 ラグビー日本代表,W杯で強豪南アフリカに勝利
 
2015.09.20up
 
近頃は仕事と自らの音楽活動のことでほぼ脳内がテンパッています。

で、たまたま19日夜のスポーツニュースで、ラグビーのワールドカップが開幕し、日本が初戦、強豪の南アフリカと戦うということを知りました。

正直に告白すると、日頃ラグビーを強い関心を持って見ているわけではなかったので、ワールドカップが開幕したことやどこでやっているのか(どうやらイギリスらしいのですが)ということも知りませんでした。

J-Sportsというチャンネルで生中継をしていたので、何気なく見ていたのですが、少なくともフィジカルでもハンドリングスキルでも、またキック力や状況判断に於いても、日本が南アに劣っているようには感じられません。

以前であれば圧差と言って過言ではないほどに押されていたスクラムも全く負けていません。

印象で話すことになってしまいますが、少し前まで日本のラグビーというのは、ほぼ「鎖国」しているかのように思えたものでした。

高校・大学ラグビーまでは人気も高い(但し、競技人口は野球やサッカー、バスケッットなどに較べるとかなり少ない)のですが、社会人ラグビーが世界に通じる気配はなく、ワールドカップでの通算成績も今日を迎えるまで1勝21敗2分とのことです。

1995年のワールドカップでは、ニュージーランド相手に21トライ、145点を奪われるという屈辱も味わってきました。

当時私は日本のラグビーはもう国内リーグで楽しめばいいじゃないかとすら思っていました。

そもそもラグビー先進国とは体格も経験も明らかに違っていて、その差を縮めるのに100年掛かるのではないかと思えたからです。

テレビで観戦している限りでは、少なくともニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・イングランド(いずれもワールドカップ優勝経験のある国です)には勝てるようなイメージが持てませんでした。

しかし、きっと実際にラクビーに携わっている人たちは、そうは思っていなかったのですね。

思い起こせば、この「部活ネット」と同じく2003年にラクビートップリークが誕生し、積極的に強豪国の選手を迎え入れ、プロ化も進め、代表チームのヘッドコーチにも経験豊かな外国人を招聘してきました。
(現ヘッドコーチはオーストラリア出身のエディ・ジョーンズ氏。私と同じ1960年生まれだ)

ラグビーの日本代表31名の中には10名の外国人選手が含まれているのですが、これはラグビー独特の「本人が日本生まれ」「両親または祖父母のうち一人が日本生まれ」「本人が3年以上日本に住んでいる」のいずれかを満たせば、日本国籍がなくても代表になれるというルールに基づきます。

私はこうした状況を見て、日本の近未来の縮図のように感じていました。

つまり、日本がほぼ日本人のみの構成で世界と太刀打ちすることが難しく、いろいろな意味でのグローバル化が避けられない、ということですが。

国籍は勿論、育ってきた環境・言語・文化・習慣といったものが異なっていても、目指そうとするものが明確であれば、少なくともその目標を共有している間は、強く結び付くことが可能だということでしょう。

今日、ラグビー日本代表がW杯で南アに勝利した事実は、ラグビー界にとっても大きな出来事でしょうが、日本という国が将来、どうやって少子高齢社会という現実に立ち向かうのか、ということに対する一つの答えをもたらしてくれた、とも言えるのではないでしょうか。

と、ここまでかなり冷静に書いてきましたが、ラストワンプレーで同点となるペナルティゴール(3点)を狙わず、あくまで逆転となるトライ(5点)を狙いに行き、そしてそれを成就させる精神力も見事で、感動しました。

番組の解説に登場されていたラグビージャーナリストの小林深緑郎氏は「生きて日本代表が南アに勝つのを見られてよかった」と感無量に語っていましたが、それほどの快挙だったわけです。
(ちなみに氏は1949年生まれなので、冥土の土産というほどではないとは思いますが)

私も自らのことに鑑み、ライブに来てくれる人たちに「来てみてよかった」と、何とか、ちょっとは思ってもらえるようなステージにしたいなぁと思っています。

ま、とは言っても、所詮かわもとひろのぶですので、それを楽しんで頂ければ幸いです。

音楽とは関係のない話になってしまいましたが、ご容赦下さい。

ちなみに、9月17日、めでたく55歳となりました。

ライブタイトル『55歳の午後』にちょっとした説得力が加わりました...
 

#6 懲りないおじさん,4度目のライブ決行
 
2015.08.20up
 
またしても4ケ月間、このページを更新しないという結果になっていました。

本人的にはさして驚くほどのことではないのですが、果たして読んでくれている人がいるのかどうかは、ほんのちょっぴり不安です。

さて、標記の通り、シンガーソングライター・かわもとひろのぶの復帰第4弾ライブが2015年10月10日(土)、茅ヶ崎の産業道路沿いにある『なんどき牧場』にて催されることと相成りました。

 「なんどき牧場」ホームページは「こちら

“ディナー&ライブ”という形式で、午後6時からと8時からの2回公演となります。
(演奏時間はそれぞれだいたい80分くらいの予定です)

料金はおいしい肉料理込み・税金込みで¥3500。

けしてお安い値段というわけでもなく、申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

食事はライブの1時間前から可能ですので、ゆっくり食事をしたあと、酒でも飲みながら聴いて頂けるとありがたいです。

会場のなんどき牧場は、実は管理人の中学時代の同級生がやっている店で、地元湘南の肉と野菜をメイン食材としたオリジナルメニューがウリです。

昨年は“茅ヶ崎メンチ”という新作品で神奈川グルメコンテストグランプリ、神奈川フードバトル金賞などを受賞するという輝かしい経歴もあります。

ま、ライブがハズレでも、食事は満足、ということでお許し頂こうという気持ちも微かにある、ということは告白しておきましょう。

4月のライブで初披露した『キッチン馬鈴薯』という曲が、お陰様でご好評頂き、今回も演奏する予定です。

この曲についてのエピソードはいずれお話させてもらいたいと思います。

部活ネット読者の方で、万一、ご来場を希望される場合は、2度ほど深呼吸されたのち、それでも気が変わらなければ、以下のアドレスに来場希望のメールを下さいませ。

musician@imagine-create.sakura.ne.jp

その際、ご来場の人数と、1回目の公演(18:00〜)か2回目の公演(20:00〜)のどちらを希望されるかをお知らせ下さい。

また、ライブを聴くほど暇ではないが、CDだけなら致し方なく買ってもいいよ、という人もご一報下されば、何らかの方法でお届け致します。
(これまでメールでCD購入希望を申し出た人がナント3人もいる、という事実に私自身が最も驚いていますが)

ちなみに、CDは6曲入り¥1000です(税込)。

万一、10月のライブに間に合うようなら、第二弾CD即売会も考えてみます。
(お客さんにとってはいい迷惑でしょうが...)

では、また可能な限り書いてみますので、お見捨てなきよう、よろしくお願いします。
 
 

#5 格闘する54歳
 
自らの呼称を「私」に変更することをご報告致します(このページのみ)
2015.04.05up
 

 
 
2枚の写真が意味するところを即座にわかる人はなかなか立派。

上はYAMAHA−KX88という年代もののMIDIキーボード。

その上に乗っかっているのはSUZUKIのMELODIONという息を吹いて鳴らす「鍵盤ハーモニカ」。
4月25日のライブでは、こいつをちょっとだけ吹く予定です。

下はパソコン上で楽曲を組み立ててゆくソフト(のディスプレイ上に現れる画面)です。

このようなソフトを使って音楽を作ってゆくプロセス(或いはその行為そのもの)をDTMと呼ぶようです。

これはDesk Top Musicの頭文字で、パソコンを使って音楽を作成・演奏する人が増えてきたので、その名はかなり定着していますね。

ちなみに、私が使っているソフトは“株式会社インターネット”という会社が製造した“シンガーソングライター10”という製品です。

このソフトを選んだ理由は間違いなく、その命名センスにあります。

会社の名前もファンキーではあるが、ソフトの名前の唐突感も実に素晴らしい(笑)

数多く流布する類似ソフトの中で、私のハートを射止めるのに相応しい名前で、機能面の検討をする前に、ほぼ購入を決めました。

買ったあとにわかったことでしたが、日本でこうした楽曲作成ソフトを作っている会社はほぼここだけであり、私の度重なるトーシロー質問にも必ず応えてくれるアフターサービスはなかなかのものです。
(他社の製品・対応については全くわかっていませんが...)

このソフトのお陰で、新曲の録音は勿論、かつて作った曲のリニューアル、ライブサポートメンバーへの音源配信などが可能になり、たいへん助かっています。

KX88は、簡単に言うと「弾いた音をソフト上のバーチャル楽譜に書き込む」役割を担っており、使用25年余り、劣悪な環境に置かれ続けているにも関わらず、故障を知りません。

数あるMIDIキーボードの中で、これを選んだのは、当時ピアノタッチのマザーキーボードをこれ以外に知らなかったという恐ろしい理由からでした。

現在のようにどこにいてもインターネットに接続できるような環境があれば、情報もたくさんあるから、別の機種を買っていたかもしれないが、もちろん後悔などしていません。

むしろ、少ない情報から様々探り、ある時点で「よっしゃ、これでいくか」と決断するのは嫌いではないようです。

その老体キーボードから送られる音の情報をめちゃめちゃ高い精度で読み取り、記録するのが「シンガーソングライター」というわけです。

と言って、この話が伝わるのは、DTMについてある程度わかっている人だけでしょうかね...

齢54にして、新たなソフトの使い方を習得するというのは難事ではありましたが、この私がどうにか使えるようになったという事実は、ある意味、私が音楽活動を再開したということよりもずっと同世代の皆さんにちょっとした勇気を与えられるかもしれませんね。

ま、もちろん、完璧にわかったというのは、おそらく程遠いのかと想像しますが、どうにか脳内で鳴り続ける音をかなり忠実に再現してくれるレベルにまでは来たのかなぁと思います。

そして、このソフトを使って作成した楽曲を4月25日のライブで歌い、大金持ちになる一歩目として(笑)CD販売会を行う予定ですので、会場に来られる方はよろしくお願いします。

尚、不思議なことに、今回もチケットが売り切れるという恐ろしい事態になってしまいました。

万が一、「行こうと思っていたのに...」という奇特な方がいらっしゃいましたら、本当に申し訳ありません。

また、いずれお会い出来ると嬉しいです。
 

#4 4か月ぶりに更新します 性懲りもなくまたライブをやります...

2015.4.25(土)16時開演 平塚「カナフ」  チャージ:¥2000 『54歳。楽団,ひとり』
 
2015.02.28up
 
紆余曲折などと呼べるようなものはほとんどなく、復帰後3度目のライブを敢行することになりました。

時々「なぜ3度目のライブをやるんですか?」という本質的かつ哲学的な質問をする人がいますが、答えは簡単です。

「だって3回目をやらないと、4回目が出来ないでしょ」

いやぁ、正直なところ、何かこれと決めた着地点があるわけでなく、ほぼ自らの内なる声に突き動かされるまま(と言えば、ちょっとカッコいいですが)作り、歌うという行為に至っています。

しばらくはそういう流れに身をまかせて、続けようと思います。
(続かなくなる可能性は常に多分にあります)

ライブをやるたび、これが最後かもしれない、と思う心境というのは、今年ヤンキースの巨額の契約を蹴って、広島に戻って来た黒田投手に、ほんのちょっとだけ似ているかもしれません。
(いや全く似ていない、という意見もあることは承知してはいます)

これから、何とか週1度くらいは、このページも更新して、抱えている問題なども吐き出しつつ、自らとも対峙したく思います。

改めて、よろしくお願いします。

ひとまず、ライブ告知ということで、チラシを掲載しますので、売るほど暇があるという人は読んでみて下さい。

では、次回いつとは約束出来ませんが、またお会いするのを楽しみにしています。
 

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#3 SOLD OUT! 皆さんの義理・人情に感謝致します
 
2014.11.03up
 
う〜ん...どうしたのだろうか...

本人がかなり驚いていますが、11月15日(土)のライブチケットが完売してしまいました。

ま、今更欲しいという人もいないでしょうが、万一入場したいという場合、最早出演者側に回って、ステージから聴いて頂くか、ライブハウスのバイトとして潜り込むほかありません...(笑)

ただ、問題があります。

管理人は3週間ほど前、自宅で柔軟体操をしている際に「ぎっくり腰」になってしまいました。

それがずっと治らず、日によっては歩行するのも困難という絶体絶命のピンチとなっております。

何しろ、立ってギターを演奏することが出来ません。
(それ以前に、座って弾いてもかなりヘタレではありますが)

この状況を鑑み、楽曲を一部変更する決意も致しました。

でも、この腰痛のせいで外出もままならず、先日の久しぶりの休みに、終日音楽部屋に閉じ籠もり、新曲を完成させました。

それをいきなり、ピアノの弾き語りとは言え、ライブで披露しようというあたり、昔の習い性が変わっていません。

以前はライブ当日にやっと出来上がった曲をやったことすらありましたので、自分ではあまりびっくりはしませんが。

いずれにせよ、お越しになる方は「かわもとワールド」というちょっと奇妙な気持ちになる時間を味わって下さいね。

MCも全開で飛ばす予定です!

ちなみに、この「部活ネット」 の告知記事を読んで、チケット購入されるという奇特な方が複数いらっしゃったことをご報告致します。

あんたたち、気持ちの準備とか大丈夫かね?

では、また。

#2 なんとなくライブ演奏曲が決まりました(但し、まだ内緒)
 
2014.10.12up
 
11月15日(土)に行われる、管理人復帰第2弾ライブ『諦めの悪い54歳』での楽曲と演奏スタイルがほぼ決まりました。

前回は管理人の歌・ピアノに加え、ギター+コーラス、シンセサイザーという編成でしたが、今回はギタリストが呆れた末にひっそり逃亡。

代わって、フルートが入るという編成となる予定です。

何しろ、まだ一度たりとも全員(と言っても3人)が集まって練習したことがないという、いつも通りの恐ろしい状態ではありますが、何とか頑張ってみます。

音楽をやる、ということは、実際には楽器を弾いて歌えば済むというものではなく、会場を確保したり、渉外活動も勿論多々あり、様々な時間が必要です。

仕事が仕事ですし、時期が時期なので、今は推薦試験やAO入試といった高3生の指導に加え、各高校のテスト対策といった仕事も泣くほどあります。

ま、それでも授業そのものはそれほどでもないのですが、そこに至る準備がなかなか大変なわけです。

どんな仕事でもそうでしょうが、よき準備なきところによき結果なし、と肝に銘じていますので、老体にムチ打って頑張っています。

仕事で得たことを音楽に、また、音楽で得たことを仕事に相互にフィードバックしていければ、と思う今日この頃です。

ちなみに、ライブチケットは今のところ「売るほど余っている」状態ですので、是非お気軽にご一報下さいませ。

連絡先 musician@imagine-create.sakura.ne.jp

4月のライブのことを取り上げてくれた方もあったので、ご紹介させて頂きます。
 

為本雄司氏(かわもとひろのぶファンクラブ会長)寄稿
 
4月最後の日曜日。

風の強かった午後の湘南の海が夕焼けのオレンジ色にきれいに染まって江の島の島影も富士山のシルエットも同じひとつの窓枠の中で夕闇に溶けてゆく、なんとも贅沢な時間の中ではじまったサンセットライブ。

眠れる獅子とうとう起きる。やはり本物は本物。これが聴きたかった。

今日来られなかった方に “ソチ五輪 浅田真央のフリーの演技だった”と言えば伝わるだろうか?

窓の外の夕暮れの絶景とグランドピアノを奏でて歌うステージのかわもとひろのぶに交互に目を配りながら 満員の客席は1曲目「僕らについて」を味わった。

 恋をしてた二人はいつのまにか大人になっていた・・♪

「異国の友」、「京浜賭博地帯」、「賢者の贈りもの」、「希望の船出」、軽快なトークを挟みながら第T部のピアノ弾き語りの最後は「You are my musician」

 せつなく囁くバラード 疲れた私を二十歳に戻す歌・・♪

そしてギターとシンセサイザーが加わっての第U部の一曲目、「片田舎のロマンス」がはじまるとその頃にはとっぷりと陽も落ちた夜闇の中で誰もが あの頃へタイムスリップ。

 流れる流れる 時の川は流れゆく 片田舎のロマンスのみ込みながら・・♪

土田遼太郎くんのギターとコーラス、妹さんのシンセサイザーの素晴らしかったこと。

いろいろな想いを重ね 「古いラブソングは似合わない」、「Oh My Friend」 と曲目を聴いてゆくうちに もしかすると今日が生涯Best Actなのではないか?と感じていたのは私だけだろうか? 
まさに浅田真央のあの演技を見ていたときのように 感動しながらも行け、行け、このまま行け と応援していたのだった。 
なんと言っても 不思議と言えば不思議だが、今夜はあの頃と同じように ”ストレートで抜けの良いかわもとひろのぶの声”を聴くことができた。

「SA・YA・KA」、「あの娘に横恋慕」、そして第U部の最後は 「モデラート」。

 愛の意味がわかる 失くしてから・・♪

アンコールの「紙飛行機のラブレター」に手拍子をする会場のひとりひとりの楽しそうな顔、満足そうな顔を 演奏中は会場が見渡せなかったであろうかわもとさんに見せてあげたかった。

そして 最後の最後が 「港で唄う子守唄」

この曲だけは練習してこなかった・・との言葉とは裏腹に 今夜のステージを象徴するかのようにいとでんわ時代からの数々の演奏を超えた Best Act 。 

 拒み続けたくちびるに 今鮮やかに紅をひき・・♪


開演が夕方なので、午後の江ノ電に揺られて花の寺 長谷寺へ。
稲村ケ崎の海を一望する高台の境内には初夏の紫陽花の開花を待つかのように牡丹の大きな花が静かに咲いていた。

色とりどりのフインドサーフィンが浮かんだ午後の湘南の海。
そしてかわもとひろのぶサンセットライブ。

槇原敬之の歌もいい、重松清の作品もいい、
でもやはり かわもとひろのぶ の詩と唄が好きだ!

今夜は言葉が見つからないくらい バッチリでした。
かわもとさん、素晴らしい時間をありがとうございました。
 


この文章を書いてくれたのは、大学時代の音楽サークルの後輩で、管理人のファンクラブ(おいおい、そんなものがあったのかね)の会長を永年に亘り務めてくれる為本雄司氏。

彼もまた、管理人のちゃんとしたライブを聴くのは23年ぶりだったわけです。

ま、そういう立場の人だから、話4分の1くらいに受け止めて頂ければと思いますが、11月のライブにお越しの方には、このライブでの音源の一部をお土産として差し上げますので(どうしても不要な方は小さい声で申し出て下さい)、聴いてみて下さいね。

その他に、「りんごのブログ」というサイトでも紹介してもらったので、関心のある方はご覧になって下さい。

「りんごのブログ」 http://ameblo.jp/apple012345/theme6-10074443757.html
※このページを下に進むと見られるかと...

このブログの筆者は、30年ほど前、一緒にライブに出演した仲でもある外山学氏。

外山氏も、ライブちらしの紹介文を書いてくれた作家の重松清氏も、管理人とメジャーデビューを争った槇原敬之氏も、皆相応に齢を重ねました。

ただ、誰も現役の表現者であることを辞めていない、ということがちょっとした心の支えでもあります。

「諦めの悪い54歳」でいたいと思います。
 
 

#1 表現者として
 
2014.09.29up
 

◆日時:2014年11月15日(土)午後5時開演 午後4時20分開場

◆場所:JR平塚駅南口徒歩3分 ライブハウス「カナフ」
 http://www.kanafu.jp  0463-57-2268

◆料金:2000円[税込]

◆ライブタイトル:「諦めの悪い54歳」
 
 

ひとまず、11月15日(土)に平塚のライブハウス「カナフ」で行われる復帰第二弾ライブの告知をさせてもらいますね。

っつーか、そもそも「復帰」って何?という方も多いかとは思いますので、ものすごい早送りで管理人と音楽との関わりを述べさせてもらいます。

【幼稚園時代】1964年4月〜1966年3月

親がヤマハの音楽教室なるものに通わせてくれたのだが、集団指導の中でどうしてもじっとしていられず、すぐに放校処分。

以来、けして私に音楽関係の習い事をさせようとしなかった。

【小学生時代】 1966年4月〜1973年3月
ヤマハ放校事件の影響か、音楽の授業にもまじめに取り組もうという姿勢は皆無。
(但し、小学生離れした言語センスによる替え歌作りは、我ながら芸術的だったと思う)

ひたすらオリンピック選手かプロ野球選手になることを夢見て、スポーツに勤しんでいた。

ところが、小6の時にテレビで聴いた「結婚しようよ」(よしだたくろう)「教訓T」(加川良)「学生街の喫茶店」(ガロ)といった楽曲にいたく感動し、なぜか突然『俺も歌いたい』と思うようになった。

【中学生時代】1973年4月〜1976年3月
純粋に『歌いたい』という気持ちに、『歌うことで女の子にモテたい』という不純な動機も加わり、中1の時には既に自作・自演も始めた。

中2の時、ビートルズの“I want to hold your hand”(邦題「抱きしめたい」)の歌詞を全く聞き取れなかったにも関わらず、突如『英語の歌を歌いたい』と決意。

これがのちに英語教師となる第一のきっかけでもあった。

中3の文化祭の日が台風で、様々な行事が中止となり、行くあてのなくなった多くの生徒たちが、致し方なく体育館で行われていた管理人率いるバンドの演奏を聴きに来た。

この時が今も破られていない、かわもとひろのぶ史上最大の観客動員数(たぶん450人くらい)となる。

ちなみに、観客動員数史上第2位は、4月に行われた江の島・虎丸座でのライブで、有料入場者数71名であり、このペースだと生涯、中3の時の記録を破ることはないと予想される。

【高校生時代】1976年4月〜1979年3月

“茅ヶ崎自己陶酔の会”というお下劣な名称の集団を組織し、年に2〜3回地元でコンサートを開く。

この頃になると、演奏する楽曲の大半がオリジナルで、まさしく“自己陶酔”を体現する。

何しろ、陸上部の主将でありながら、こんなこともやっていたし、それ以上に「恋」に心血を注いでいたのであるが、一体いつ寝ていたのだろうか...

と、ちょっと考えてみたのであるが、もちろん授業中だったことが即座に思い出された。

先生、ごめんなさい。

おかげで浪人したのは言うまでもない。

【大学生時代】1980年4月〜終着点不明

管理人にとって、大学に入ることは、すなわち、音楽を自由にやれる身分を確保することを意味していた。

大学で音楽サークルに入るとともに、高田馬場近くに新たに開店した「いとでんわ」というライブハウスに出演するようになる。

そこで今や売れっ子作家となった重松清と出会ったりもした。
(詳しくは『出てこい!重松清』をご参照あれ)

当然、自分の歌は売れるものと、全く根拠のない自信にのみ支えられ、大学には麻雀のメンツを探す以外には行かず。

幼少の頃にヤマハ音楽教室を放校になったのと同様、せっかくどさくに紛れて入学した早稲田大学からも放校処分を言い渡される。

しかしながら、いつの時点で放校になったのか、あの頃も今も不明のままである。

【プータロー時代】始発点不明〜1990年3月
食堂・コンビニ・土方・麻雀荘店員・家庭教師・パチンコ...

音楽生活の傍ら、というより、そうしたバイト生活の傍ら、音楽も細々と続ける歳月が長かった。

サラ金からの借金がかさみ、様々追い詰められる中、ひとまず借金を返すために、学習塾の先生となったら、これが意外に天職であった。
(1988年夏の話)

音楽と塾の先生とを天秤にかけ、ある時「音楽コンテストに出て、グランプリ獲れなかったら商業音楽とは訣別する」と決意して迎えた、運命の1990年3月、“AXIA MUSIC AUDITION 89”の全国大会本選。

『京浜賭博地帯』という楽曲で参加し、グランプリ賞金100万円の使い道すら決めていたにも関わらず、大阪からやって来た、汚いシャツを着た槇原敬之という男の『NG』という曲にグランプリを持って行かれた。
『京浜賭博地帯』mp3 / 『NG』youtube)

そこが運命の分かれ道。

槇原はその後、『どんなときも』などのヒット作を世に送り出し、管理人はその後、敗者復活戦の如く、仕事に邁進してきた...

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...というわけで、4月にやったライブは何と23年振りのものだったわけです。

ま、それで「復帰」と言ってみたりするわけです。

11月15日(土)に第二弾を開催するというのは、まだもっと何か表現したい、という声が自分の中から聞こえて来るからです。

やりたいことがあって、それを叶える環境が少しでもあるなら、やってみようかと。

ある意味、「壮大な自己満足」ということなのかもしれませんが。

もし、管理人の直接の知り合いでなくとも、「1回くらい肝試しで聴いてみるか」という超絶決断をされた方は、是非ご一報下さいませ。

ちなみに、抒情的楽曲が多く、ピアノの弾き語りを基本として、それにいくつかの楽器が混ざるという編成です。

 ご連絡先 musician@imagine-create.sakura.ne.jp

お書き頂く内容は自由ですし、悪ふざけでない限りは必ず誠意を以ってお返事致します。
(但し、一応本名と年齢くらいはお願いします)

ライブ当日は、ちょっとした奇妙な時間を過ごせることだけは保証致します。

若い世代の人たちも是非。

前回は下は中2、上は84歳までお越し頂き、最早どこに焦点を当ててよいやらわからなかったくらいですが、少なくとも私は楽しんでやっております(笑)